古内一絵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
恋と食のある10の風景
個性豊かな短編とエッセイがぎゅっと詰まった一冊
収録作品は以下のとおり
一穂ミチ 「わたしたちは平穏」
古内一絵 「ワタシノミカタ 」
君嶋彼方 「ヴァンパイアの朝食 」
錦見映理子 「くちうつし 」
奥田亜希子 「白と悪党」
尾形真理子 「SUMMER STREAMER 」
原田ひ香 「夏のカレー」
《エッセイ・掌編》
田辺智加 「初恋と食事」
山本ゆり 「ゆかりとバターのパスタ」
山田詠美 「恩響の彼方のトマトサラダ」
私は特に、錦見映理子さん、尾形真理子さん、原田ひ香さんの作品が好みだった。
ある作品では、涙がじんわり浮かんでくる。
また -
Posted by ブクログ
ネタバレマカン・マランシリーズ最終巻。シリーズを読み始めてから読み終わるまであっという間だった。4巻通して色々な人の人生の断片を見てきたけれど、どの人も最初は地獄の中でやっと立っている状態だった。そしてその全員がシャールという名前の女王様に救われる。彼女の紡ぐ言葉は何故かスッと体に染み渡る。
私は基本的に大勢でいるより1人の方が好き。1人の世界を自然と確立できるから、それが本が好きな理由の一つでもある。それはあの高校時代が終わっても変わってない。この本にあと数ヶ月早く出会えていれば少しは変わったのかな。たらればの話だし、考えなくても私がそんな簡単に変われるとは思えないけど。この最終巻の1話に出てくる -
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