古内一絵のレビュー一覧

  • 最高のウエディングケーキの作り方

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    ホテルのアフタヌーンティーが舞台の前作とは全く違う内容。
    登場人物の心情が細かく描かれている作品。
    主人公はの涼音はいつもキリッとしていて素敵だけれども、こだわりが強く誤解されやすい。
    祖父の言葉には重みも説得力もあり、心に沁みた。私もお菓子を頂く時は、ご褒美として大切な時間にしようと思う。

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    2025年08月18日
  • 東京ハイダウェイ

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    電子商取引企業パラウェイを中心にした連作短編
    生き方、生きづらさ、不安を抱える人たちが自分の隠れ家=ハイダウェイを見つけて再生されていく物語
    眺めの良い部屋が一番好き。

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    2025年08月18日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    誰かを好きになることと、食に対する気持ちは、深く関係すると思う。1日3食、喜びと美味しさを分かち合う食は思い出とセットだよね。

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    2025年08月17日
  • 山亭ミアキス

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    思い悩んでいる人が、迷い込んで、物語の中心人物に出会って、新たな道に前向きに歩き出す、という物語の構図はマカン・マランシリーズと一緒なんだけど…。

    猫の妖精たちに親しみが持てないのか、深みがないからか、思い悩む人たちに共感しにくいからか、そこまで面白みを感じきれなかった。

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    2025年08月11日
  • 東京ハイダウェイ

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    装丁の爽やかさに惹かれて読んでみました。
    東京を知らない生粋の田舎者の私は、東京という都会には心休まる場所が『隠れて』存在していて、つまりは殆どの場所では心休まらないのかなと疑った解釈をしてしまいました(作者さん及び東京の方ごめんなさい)

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    2025年08月03日
  • 山亭ミアキス

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    なかなか文庫化されない作者さんの文庫化。
    他の方のレビューにもあるように、どうしても「マカン・マラン」シリーズのシャールさんの温かさを期待して読んでみたら、すご〜く裏切れた。
    他の方も書いているように、とにかく怖い。
    根底に流れるものは、再生の物語なんだけど、それまでの過程がホラー過ぎて、感動よりトラウマになる。
    猫が人間になり、迷える人々を導くところは、「満月珈琲店の星詠み」と同じなんだけど、登場する猫たちが怖い…
    舞台となる猫魔ヶ岳も、福島に猫魔と言うところがあるから、そこかな?とか想像しちゃうし、内容より設定の怖さの方が印象に残ってしまった。

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    2025年07月29日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    「わたしたちは平穏」が好きだった。似たような食生活だからかな。白いもの好き。

    1人と2人じゃ同じもの食べても味は違う気がするし、よりおいしく思える気がする。誰かとの食事は思い出も食べているような感じ。

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    2025年07月23日
  • 百年の子

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    2時間ドラマ的な映像化を意識した本の臭いがして、相変わらずの素晴らしい描写力だけと、強制的に下手な演出の芝居の映像が浮かんできて自分の想像力が掻き立てられない。コロナと太平洋戦争という、閉塞の事態を掛け合わせた本。ノンフィクションっぽいフィクション。

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    2025年07月22日
  • 山亭ミアキス

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    大好きなマカン・マランシリーズから、古内一絵さんの作品を他にも読んでみたくて購入。
    心に悩みを抱え、この現状から逃げ出そうとしている人が迷い込んでしまう山の中の「山亭ミアキス」で起こる、猫にまつわる神話や伝説を基にした不思議な体験。
    全体的に暗く、陰鬱な雰囲気もありながらも前に進み出す人々が描かれている。

    ファンタジーのようでありながらも、大円団のハッピーエンドばかりじゃないところが妙にリアリティもあって読みやすかった。
    ただ、全体的に、それこそお話の中の霧のように、なんとなくぼやけた印象があったなぁ、と感じる。

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    2025年06月20日
  • 風の向こうへ駆け抜けろ3 灼熱のメイダン

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    シリーズ完結編ですね。
    可もなく不可もなくという感じですね。
    もう少し波瀾万丈なところが欲しいと自分は感じました。

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    2025年05月19日
  • 山亭ミアキス

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    山奥の不思議なホテルを巡る連作小説。宮沢賢治的な世界観にリアルな問題を抱えた人達が迷い込んだ感じがしました。しんどい描写もありましたが、どの話も出口を用意されているのがよかった。あの子の魂が救われることを祈ります。

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    2025年05月18日
  • 風の向こうへ駆け抜けろ3 灼熱のメイダン

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    地方から中央へそして世界へステップアップ。流れはいいのだかちょっとマンネリ感が否めない。ラストの描写は好みによると思うがもう少しメリハリをつけた書き方をしてほしかった。

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    2025年05月17日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    小説とエッセイで描く10の恋と食のアンソロジー。
    一穂ミチ「わたしたちは平穏」、原田ひ香「夏のカレー」、
    古内一絵「ワタシノミカタ」、山本ゆり「ゆかりと
    バターのパスタ」等を収録。

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    2025年08月24日
  • 風の向こうへ駆け抜けろ3 灼熱のメイダン

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     ドバイレースはドキドキがずっ〜と続き、奥歯の奥が痛くなってきました。

     なんとも言えない感動の余韻にしたってます。

             (本文より)
    「スタート前の胃が焼けつくような緊張と焦りがきれいに消えレースに集中している。
     耳の傍でひゅうひゅうと風が鳴る。
     私たちはいつもこの風の向こうを目指して走り続けてきた。」

    「馬を信じる。」
    「競馬とは人と馬が共に生きること。」

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    2025年04月14日
  • 銀色のマーメイド

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    女の子が男の子として大会に出るという、あり得ない話だとは思うけど、ひとつの目標にひたむきに進んでいくところがよかった。

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    2025年04月11日
  • 山亭ミアキス

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    あれれ??宮沢賢治?!と読み間違えてる?!と錯覚してしまう内容だった。ゾワゾワした。マカン・マカランの古内一絵さん、こういう作品も書くんだーと新鮮だった。

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    2025年02月25日
  • 花舞う里

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    潤を取り巻く澄川の子どもたちの、複雑さがていねいに描かれている。
    都会だと、表面だけでみて判断して適当につきあっておわりにできちゃう感じと、限られた人たちとやりとりせざるを得ず、その中で人への眼差しや情愛が生まれてくる感じ、とてもていねいに描かれていた。

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    2025年02月19日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    新刊情報で見掛けて気になり、手に取った作品。
    装画とテーマがとても好みだった。

    「恋と食」をテーマに描かれた小説、掌編、エッセイのアンソロジー。
    作家さん以外にお笑い芸人さん、料理コラムニストさん、コピーライターさんが参加されていて豪華メンバー。
    山本ゆりさんのレシピには大変お世話になっている。

    本書のタイトルを見て、「心温まる話が多いのかな」と思っていたら、いろんな意味で衝撃的な話が多く、それも含めて楽しめた。

    どの作品も出てくる料理がとてもおいしそうー!
    パエリア、ロールキャベツ、カニクリームコロッケ…食べたい…!
    食欲を刺激されまくりの一冊だった。

    ︎✿「わたしたちは平穏」一穂ミ

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    2026年04月25日
  • 山亭ミアキス

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    暑い夏車の中に置き去りにされた幼い子供。それをみながら何もしてあげらなかった猫。
    自分を見失い自暴自棄になると迷い込んでしまう山亭ミアキス。猫達と人間達と神話が織りなす不思議な場所でもある。青い湖で母を待つ子供を救う事が出来るのか。

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    2024年11月10日
  • 星影さやかに

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    著者自身の祖父と父にまつわる実話を基にした小説とのことだが、それもあってなんだかNHKの「ファミリーヒストリー」みたいなテイスト。

    章によって、一人称が息子→母→父…と入れ替わっていくが、それによって家族の有り様が多面的に立ち現れてくる。
    昭和39年から過去を振り返る序章と終章は、単行本のために書き下ろされたもののようだが、これが加わることで時間的な深みが増す効果を生んでいる。

    「ファミリーヒストリー」を視てもいつも思うけど、自分よりも二世代ほど前のこの時代、現代よりも世の中がずっと不確実で、どの家族も社会状況に翻弄されながら生きていたのだと思い知らされる。
    主人公の家族に限らず、どの家族

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    2024年11月03日