古内一絵のレビュー一覧

  • 痛みの道標

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    二冊続けて戦争を描いた本を読んだ。
    ひとくくりに太平洋戦争と言ってもあまりに知らないことが多くて愕然となる。先に読んだ「世界の果ての子供たち」で舞台となった満州については見聞きする機会も少なくはない。だが、この本で描かれるボルネオで繰り広げられた悲劇については全く知らなかった。なんと、太平洋戦争末期では最大規模の上陸戦もあったという。

    この本の主人公はブラック企業に勤める達希。その達希が亡くなった祖父、勉の願いをかなえるためにボルネオに行くことになる。勉にはどうしても会いたい一人の女性がいたのだった。
    達希のおかれた現代を織り交ぜつつ、祖父の過ごした戦時下のボルネオの様子をリアルに浮かび上が

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    2015年08月28日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    不思議な夜食カフェ〈マカン・マラン〉
    懐かしい面々と再会の1冊です。

    休暇に仕入れ旅も兼ねて
    台湾に滞在中のシャールさん。
    ライターのさくらは
    旅行記を書くためその滞在先を訪れ
    お針子のジャダも同行する。

    最初の章はさくら、次はジャダ…と
    視点人物を変えながら知る
    台湾の歴史や現在の姿。
    旅の空で考える自分たちの人生。

    登場する料理ももちろん台湾料理。
    豆花、蜜梅、台湾珈琲。
    日本で留守を預かる真奈の話もあるけど
    ここでも出てくるのは魯肉飯。
    台湾で知り合うアンジーもいいキャラ。
    さりげなく『最高の…』シリーズと
    リンクしているし( ^∀^)

    シリーズ10年目の番外編でしたが
    〈マカン

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    2026年03月01日
  • さよならの夜食カフェ マカン・マラン おしまい

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    不思議な夜食カフェ〈マカン・マラン〉
    とりあえず、お別れです。

    友人関係に悩む女子高生・希実にエールを贈る
    さくらんぼティラミス。
    オーナーシェフに登りつめた庸介を
    挫折から奮い立たせるキャロットケーキ。
    タワマンで孤独を抱える主婦・更紗の
    わだかまりを溶かす、たまごスープ。
    そして、最後を飾るのは
    シャールさんと、みんなのための
    ガレット・デ・ロワ。

    毎回、ちょっと素敵な
    お料理雑学なんかもあるのよね。
    ティラミスに「私を元気づけて」という
    意味があるとは知りませんでした!
    フォーチュンクッキーの大型版?
    フェーブの楽しみ方もいい(*´∀`*)

    これで最終巻とは寂しいけれど
    〈マカン・

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    2026年03月01日
  • きまぐれな夜食カフェ マカン・マラン みたび

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    不思議な夜食カフェ〈マカン・マラン〉
    みたび帰ってきてくれました。

    シャールさんは、狂言回し。
    本編中に語っているように
    運命を変えるのは、自分の中の何か。

    バイトで働く綾のこころの毒を溶かす
    煮詰めた苺のシロップ。
    若き料理人・省吾の挫折と
    みんなで囲むジュンサイ冷や麦。
    セレブの仮面に疲れた燿子の
    本心を呼び覚ますスープカレー。
    実は大家でもある比佐子さんの
    想い出のタルト・タタン。

    いままでの巻に登場していたキャラも
    ちょいちょい顔を出してくれるので
    そろそろ『バンドワゴン』みたいに
    人物関係図が欲しくなってきたわ。

    ちなみにそれぞれの料理に関しても
    いろいろ書き込まれているので

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    2026年03月01日
  • 女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび

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    商店街のはずれにある
    ちょっと不思議な夜食カフェ
    〈マカン・マラン〉のおはなし、ふたたびの4章。

    シャールさん、手術が終わって
    帰って来られたのね(*´∀`*)
    前の巻で登場した常連客も
    あいかわらず通っているもよう。

    今回は…
    派遣社員の真奈を癒すトライフルの魔法。
    漫画家志望の青年・裕紀に訪れた
    選択の試練と背中を後押しする竜田揚げ。
    子育てとママ友の関係に悩む未央の
    不安を和らげるトルコライス。
    娘の進路にとまどう柳田が
    味わう七種のおうどん。

    ふらりと顔を見せるお客たちを
    見守るシャールさん自身も病と闘い
    肉親の死を悼む。

    部屋の窓から見えていたのに
    行ったことがなかった
    小径

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    2026年03月01日
  • きまぐれな夜食カフェ マカン・マラン みたび

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    弓月さんの苺シロップ

    イヤー嫌だ嫌だこんな人!
    出たなぁー。
    3冊めにしてモンスター

    ストカーってまめなのね
    怖いわー。

    こんな人にもご飯を食べさせてあげるの?
    と思っていたらシャールさん
    ナイス!

    "この世に本当に魔法があるとしたら、それはきっと自分自身にしか起こせないもの"



    香坂省吾さんのジュンサイ冷や麦

    全粒粉の冷や麦にジュンサイが入った麺つゆ 万能ねぎ・茗荷・生姜・パセリ・とろろ昆布

    「・・こっちのお仕着せが過ぎたってもんだ」
    で省吾さんといっしょに泣いていました。


    燿子さんのアーユルヴェーダのビーツのスープカレー

    長身のスーツ姿の男性が颯爽

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    2026年02月25日
  • 女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび

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    真奈さんのトライフル

    パサパサ蒸しパンをオレンジジュースに浸してブルーベリーと胡桃を散らして豆乳クリームを盛って仕上げにラム酒


    藤森裕紀さんの竜田揚げ

    さやいんげんと絹ごし豆腐の味噌汁・五分づきの玄米ご飯
    茗荷と若芽の甘酢和え・生姜がたっぷり載った冷奴・爽付き焼き空豆・アスパラガスとピーマン、しし唐、万願寺のソテー・ソイミートの竜田揚げ


    伊吹未央さんのトルコライス

    玉ねぎ・人参・セロリ・大蒜を炒め昆布・シナモン・ナツメグ・クミン・カルダモンを加えて2ヶ月熟成のソース


    シャールの冬至の七種うどん

    ニンジン・レンコン・ギンナン・カンテン・キンカン・ナンキン・ウンドン
    冬至は一陽

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    2026年02月23日
  • 女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび

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    「マカン・マラン」シリーズの2作目。

    1作目同様にまた自分の人生に悩む人が
    偶然に出会うマカン・マラン。
    そして出会ってみんな何かしら答えを見つけていく。
    子供のこと、職場のこと、仕事のこと、母親との関係など
    テーマは様々。でも、あるあるな悩み。

    みんなを癒すシャールも父のために自分を抑えて。
    今回は前回からの復活もあるしで、
    シャール控えめだけど、存在感はありましたね。

    次作も楽しみです♪

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    2026年02月22日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    2026.02.15

    まあるく白いお皿にのった温かそうな料理と、それを際立たせる、落ち着いた濃紺の背景。
    このなんとも洗練されたトーンの装丁からは想像もつかない、まるでビビッドカラーを纏ったような店主シャールの夜食のお店、マカン・マラン。

    派手でゴテゴテした姿とは裏腹に、人を惹きつける魅力と、その人の悩みや奥底に抱える闇をそっと引き出し、今その人に何が足りてないのかを察知してそれを料理にのせて出してくれる。
    見た目とは正反対な繊細な中身は、この装丁と中身のギャップのようで面白い。

    つい最近キッチン常夜灯を読んだので、大枠は似ているなあと感じるが、あちらが正統派なのに対してこちらは異端なの

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    2026年02月15日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    登場する人達の悩みが自分にも当てはまるようで苦い思いで読んでましたが、カフェの店主であるシャールが魅力的です。
    自分が悩んでる時にその気持ちをそっと包み込んでくれる人に会っちゃったら私も通い詰めるかも。
    すっかりシャールのファンになりました!
    シリーズが続いているようなので、また読んでみようと思います。

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    2026年02月11日
  • 山亭ミアキス

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    猫がこわい。
    表現が独特なところが多くて古内さんの中でもクセ強めな印象。
    冒頭の女の子の話が子持ちにはつらすぎる。

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    2026年02月11日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    旅先の様々な文化が、心の中に落ちてくる作品。うまくいかないことって、とことんうまくいかない。それでいい、それがいい。そう思える今があるから、あの時の「うまくいかない」は必要だったな、と思える作品だった。

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    2026年02月09日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    恋と食のある10の風景

    小説新潮掲載作品から編まれた、
    人気作家陣による〈恋〉と〈食〉をテーマにしたアンソロジー。

    顔ぶれはなかなか豪華。

    「わたしたちは平穏」 一穂ミチ
    平穏なふりをする平穏が好きなふたり。
    波風を立てず、壊さない距離を選び続ける関係性が、食卓の静けさとともに描かれる。
    元妻の生霊だか怨霊だかの存在だって平穏

    「ワタシノミカタ」 古内一絵
    シングルマザーの漫画家と、その息子。
    忙しさと不安を抱えるふたりのもとに現れたのは、救世主のような若いイケメンアシスタント。
    外見だけでなく、心までイケメン。
    仕事にも生活にも、さりげなく手を差し伸べる存在は、ふたりにとって確かに“

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    2026年02月09日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    ドリアンさんの解説が良かった。グッときた。
    人生における人との出会いの大切さを教えてくれる。自分なりに真面目に、真剣に人と向き合う気持ちがあれば、思いがけない人との出会いや言葉に出会えると思う。きっかけをもらえたら、少しだけでも良いから何か新しいことや初めてのことをやってみようかなと思わせてくれる様なそんな小説だった。

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    2026年02月06日
  • 最高のアフタヌーンティーの作り方

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    タイトルに惹かれて読んだ。
    スイーツはご褒美、苦い人生を生きるには甘いものが必要、と言う言葉が心に残った。
    アフタヌーンティーを軸に年代や性別や国籍が様々な人の人生の悩みが描かれていて、人生の苦さと美しいアフタヌーンティーの対比が印象的だ。

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    2026年02月04日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    久しぶりの「マカンマラン」シリーズ!
    ゆるゆると楽しませていただきました。
    相変わらずの圧倒的オアシス・シャールと、その仲間たち♡
    躓き、もがきながらも、地道に進んでいく姿に、毎回励まされます。
    このシリーズは、いつまでも続いて、ずっと私のそばにいてほしいものです。

    (実用書の遅読っぷりに比べて、なんとスルスル読めたことか!)

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    2026年02月01日
  • 最高のウエディングケーキの作り方

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    なぜそんなに結婚して男性の苗字になることに拘るのかが違和感。私は結婚して旦那の苗字になることが嬉しかった。
    2話目だけが楽しく読めた。

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    2026年01月26日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    今回はシャールがもてなすというよりかは、台湾にもてなされているように見えて、いつもながらのほっこりしつつ、新鮮な感じがした
    まだ続いてほしい

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    2026年01月22日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    堂々と自己表現し、回りを気遣えるシャールさん。所謂マイノリティと言われる側かもしれないけどカッコいい生き方。


    登場する料理も派手なものではないけど、食べる人それぞれのことを考えたもので素敵。物語を通して温かみを与えてくれてました。

    最後気になる終わり方したなぁ‥。

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    2026年01月22日
  • キネマトグラフィカ

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    ネタバレ

    映画を作る会社で営業として働く同期が久々に集まって昔に思いを馳せ、それぞれこれからのことを考えたりする話。頑張りすぎなひと、楽するひと、もってるひとなどいますが、悩みやコンプレックスはいろいろ。それでも最終的には未来に目を向けていくところがいいです。続きもあるようなので気になります。

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    2026年01月17日