古内一絵のレビュー一覧

  • 痛みの道標

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    古内さんの本は読みやすくて、心に響く。私たちの祖父は、どうやって戦争の時代を過ごしてきたのか…は、私も考えることが多い。戦争を扱った小説やテレビは、たくさん見てきたが、それが祖父母と結びつかない。戦争を体験した人は、語らないけど、一人ひとりに苦しく辛い物語があるのだと思う。

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    2018年02月17日
  • 痛みの道標

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    素晴らしい一冊でした。目に見えない者を持ってくるのに賛否はあるのかもしれませんが、私はとても深く感じるものがありました。戦争は誰をも幸せにはしない。その戦争は現代を生きる人達の心にもあるんだと。壮絶、凄惨…経験に差はあるだろうけど心に残る傷はその時その時残る重さとして変わらない。昔の人が偉いとか、今は幸せな時代だとかそんなのはどうでも良くて、「今」を生きる人達の戦いはその人の物だし、大問題なんだと思います。勉さんから、いや、その前から脈々と受け継がれる命。大切にして欲しいと思います。勉さん、良かったね…♪

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    2017年02月28日
  • 痛みの道標

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    1943年に起きたポンティアナック事件を題材にした小説。一種の反戦小説、ファンタジー小説、主人公の成長を描く教養小説の要素もあるが、何よりもエンターテイメントとして良く出来ている。週末、一気読みした。

    主人公はブラック企業に勤める27才の平凡な青年。借金に苦しみ、発作的に飛び降り自殺を図るが、15年前に死んだ祖父の霊に助けられる。祖父は生前心残りの「人探し」を一緒にすることを条件に隠し財産で借金の肩代わりを提案。そこから祖父の霊とのボルネオへの旅が始まる。
    祖父は戦時中、軍の命令で農業に携わっていた。そこで出会ったのは、個性豊かな人々と悲惨な戦争の現実だ。
    戦争は、祖父から大切なものを奪った

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    2016年07月16日
  • 花舞う里

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    読み始めはあまりのれなかったけど、潤の成長から作者の紡ぐ言葉がとても優しくあたたかく、読んでいてじんりと心にしみる。
    花祭りは恥ずかしながら知らなかったけど、この作品を読んでとても興味が湧いた。

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    2016年07月12日
  • 花舞う里

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    ネタバレ

    紡がれる言葉は、押し付けもしないけど見放すこともなく、やさしさと力強さがあって、なんだかこっちまでうれしくなる。

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    2016年07月03日
  • 花舞う里

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    誰とも交わりたくないのに、田舎であるがゆえに、人々の注目を浴びてしまう少年。
    古くからその地に伝わる踊りに参加していくうちに、彼の心の中の暗闇が少しずつ溶けていく。
    少年たちの成長物語。

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    2016年06月08日
  • 痛みの道標

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    戦争は絶対に美化されてはいけないと思う。
    どんな戦争だってきっともっともな理由をつけられて
    正当化されて始まったのに違いないのだから。

    第二次世界大戦の末期のボルネオ島。
    そこで起きた正視できないほどの悲惨な出来事。
    亡くなった祖父の死んでも死にきれないほどの心残りを晴らすため、
    孫の達希はボルネオ島への旅に出ます。

    達希とて、日々を安穏と過ごしている訳ではなく
    現代を生きる彼にも死にたくなるほど辛いことがあるわけで・・・
    それでも戦争の狂気の中で必死で生きようとしていた
    祖父たちの思いを知った後は
    逃げ出さず日々闘っていくことを決意するのです。
    自分の命はつないでくれた誰かがいてくれたか

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    2016年03月07日
  • 痛みの道標

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    二冊続けて戦争を描いた本を読んだ。
    ひとくくりに太平洋戦争と言ってもあまりに知らないことが多くて愕然となる。先に読んだ「世界の果ての子供たち」で舞台となった満州については見聞きする機会も少なくはない。だが、この本で描かれるボルネオで繰り広げられた悲劇については全く知らなかった。なんと、太平洋戦争末期では最大規模の上陸戦もあったという。

    この本の主人公はブラック企業に勤める達希。その達希が亡くなった祖父、勉の願いをかなえるためにボルネオに行くことになる。勉にはどうしても会いたい一人の女性がいたのだった。
    達希のおかれた現代を織り交ぜつつ、祖父の過ごした戦時下のボルネオの様子をリアルに浮かび上が

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    2015年08月28日
  • 東京ハイダウェイ

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    「がんばりすぎて疲れたとき、逃げ場所や隠れ家があってもいいんだよ」と、自分の機嫌の取り方を教えてくれるような本でした。

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    2026年07月12日
  • 女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび

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    『品格のあるドラァグクイーン』が夜食をふるまうカフェに、悩みを抱える人が集うという話。
    続編から読んでしまったせいか、あまり感情移入できず。シャールさんはいいとして、元ヤンのジャダの粗暴ぶりが好きになれなかったです。どこかでみたような設定もちょっと退屈でした。

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    2026年07月10日
  • 女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび

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    ネタバレ

    マカン・マランシリーズ第2弾

    シャールさんが復活してきてホッとしました。
    ジャダのバタバタっぷりも、なんだか憎めなくて好きなのだけれど。
    やっぱりシャールさんがいてくれるマカン・マランが落ち着きますね。

    蒸しケーキのトライフル(派遣社員小西真奈)
    梅雨の晴れ間の竜田揚げ(漫画家志望藤森裕紀)
    秋の夜長のトルコライス(タワマンママ伊吹未央)
    冬至の七種うどん(くされ縁中学教師柳田敏)

    冬至の七種(七草にあらず)って聞いた事無かったので新鮮でした。
    ニンジン、レンコン、ギンナン、カンテン、キンカン、ナンキン、ウンドン(うどん)
    一陽来復、陰極まりて、陽に帰る
    一度終わりきったものが再生する日

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    2026年07月08日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    別のシリーズを読んでわりと良かったのでこちらも手に取ってみました

    表紙とタイトルから、ほっこりする癒しの本だと思っていたけれど、ちょっと違いました
    でも、いただきますは、一人じゃなくてふたり、
    そう、だれかと一緒にしたいものですよね

    アンソロジー、良いものですね

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    2026年07月05日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    とうとう読み終えてしまった


    もう会えない?


    埃をかぶったお茶のセットを出してきて、ダンナとお茶会でもしましょうか?






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    2026年07月05日
  • 風の向こうへ駆け抜けろ3 灼熱のメイダン

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    レースシーンの描写は胸が高鳴り風の音が聴こえるようで圧巻!世間が期待する成功でなくとも、着実に1歩ずつ自分なりに進んだ先には成長の手応え。そしてそこに新たに生まれる光。柔らかく希望に満ちたラストだった。

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    2026年07月04日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    食を通じて人との繋がりを描く短編&エッセイ集。

    一穂ミチさん、山本ゆりさん、原田ひ香さんがよかった。大谷翔平が云々という小説は興味がなさすぎて飛ばしてしまったのだけど、それ以外は全般良かった。

    特に原田さんの「夏のカレー」は、主人公の年代や時代背景にそこはかとない切なさを感じて、久々に泣いてしまった。そんなにものすごく特別な話じゃないのに、しかも短編なのに、読み終わるときには二人の幸せを願う気持ちにさせられる。映画一本見たような感覚。筆力がすごいな。

    小説とエッセイを一度に楽しめるのが贅沢。

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    2026年07月03日
  • 最高のアフタヌーンティーの作り方

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    東京で初めて本格的なアフタヌーンティーを提供したと言われている由緒正しい『桜山ホテル』を舞台に、憧れのアフタヌーンティーチームに配属された『涼音』と取っ付きにくい若きチーフ、シェフ・パティシエの『達也』を中心としたスタッフとゲストが織りなす物語。

    アフタヌーンティーと聞けば心躍らずにはいられない。三段トレイに乗せられた美しく美味しい軽食やスイーツ、薫り高き紅茶、そして何よりゆったりと贅沢な時間。
    そんなアフタヌーンティーに関われる部署に異動になり張り切るあまり少々空回り気味な『涼音』。華やかな舞台裏は中々に厳しいのだ。特に女性がキャリアを築いていくことの難しさ、差別…社会は甘くはない。だから

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    2026年07月01日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    特におすすめするほどではない。

    何名か好きな作家さんがいたので読んだが、
    普段の本の方がだいぶよく、
    テーマ縛りのリレーでこの短さだと
    まとめるのが難しいのかなと思った。

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    2026年06月28日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    食にまつわるアンソロジー。
    古内一絵「ワタシノミカタ」、奥田亜希子「白と悪党」、田辺智加「初恋と食事」がお気に入り。
    田辺智加って、ぼる塾の田辺さん!
    尾形真理子は、好きだけど今回のは特に好みではなかった。期待してただけに残念。
    それにしても偶然なのかなんなのか、食にまつわるどころか幽霊にまつわる話もいくつかあって、不思議〜。

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    2026年06月26日
  • さよならの夜食カフェ マカン・マラン おしまい

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    良かった。マカン・マランシリーズ最終作だそうで。しばらく読む機会がなかったけれど(3巻を読み飛ばしてる気がするけど… )歳を経て、シャールさんの言葉がとても沁みるようになった気がする。
    『孤独を楽しめるのは自分が一人きりじゃないと知ってるから』 こんな風になれたらいいな。

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    2026年06月25日
  • 最高のウエディングケーキの作り方

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    ネタバレ

    面白いんだけど…ごはん系小説大好き+アフタヌーンティー大好き人間からするととても良いのだけど…
    とってつけたようなその恋愛要素は蛇足なんだよ〜〜〜

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    2026年06月24日