古内一絵のレビュー一覧

  • 東京ハイダウェイ

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    東京の社会で揉まれる人々の話。あらゆる登場人物に共感し、視点が変わるとあれ、と印象が変わったりとまるで知り合いかのように錯覚する。人間って多角的で、見てるのは一面だけで、見せてるのも一面だけなんやろな。揺蕩い、惑い、けれどそれも良いよと肯定されたよう

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    2025年12月20日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    他のシリーズの登場人物もチラッと登場していた。
    魯肉飯が食べたくなった。
    台湾珈琲も飲んでみたい。

    気になった誤表記:
    P. 158 & 258
    お待ちどうさま→お待ちどおさま

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    2025年12月16日
  • 東京ハイダウェイ

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    2025.12.12
    ハイダウェイとは、閑静な場所、隠れ場所という意味。
    日々いろんなことが起こる日常から隠れ場所で時々休みながら生活する人たちの話。
    完全な人間はいない。
    惑星だって、夜空を惑うように位置を変えるから惑星と呼ばれるのに、そこに住んでいる人間が完全で完璧な人間でいられるわけがない。
    完璧じゃなくていいんだと思えたら気が楽。

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    2025年12月14日
  • 東京ハイダウェイ

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    東京の隠れた素敵な場所にスポットを当てた作品でした。淡々とした文章の中に込められた意思や想いが星空のように散りばめられていました。

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    2025年12月11日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    着たい服を着て、居たい場所に居る。
    ”自分が好きな自分”でいることに、はやく理由や説明が要らなくなればいいのにな、と思う。受け取ってしまった悲しみや理不尽は、自分のなかで調理して、誰かの心に添うようなやさしい言葉に変えていきたい。決して感情や個性を否定せず、相手の内側から言葉があふれるのを待つシャールさんの姿勢には、学ぶところばかりだった。

    ドリアン・ロロブリジーダさんの解説が一言一句素晴らしく、ドラァグクイーンについてより詳しく知ることができて嬉しかった。

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    2025年12月10日
  • 銀色のマーメイド

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    中学校の水泳を舞台にした話。
    スポーツを題材にした作品らしく、次の試合のことなど次の展開が気になり楽しく読めました。
    重いものも含めて、少し色々な要素が詰め込まれ過ぎていて、それぞれの深みは感じにくいかなと思いました。ただその分スピード感があり、読みやすく、面白かったです。

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    2025年12月08日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    「おおまかな合意っていうのはね、たとえ完全に満足できなくても、とりあえずみんなが受け入れられる合意のこと。それは、少数派を切り捨てる多数決とはまったく違う概念なの」
    「そこには、全てが思い通りになる勝者もいないかわりに、なに一つ受け入れられずに取り残されてしまう敗者もいないということなのね」
    オードリー・タン(とは明記されていないが)の発言が、「すてきなこと」として紹介されていて、嬉しくなってしまう。
    私は多数派こそ正義という考え方が怖い。民主主義とは、多数決のことではない。相手を打ち負かそうとするのではなく、落としどころを見つけようとする成熟した社会であって欲しいのだ。
    しかし、世界を飛び回

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    2025年12月05日
  • 最高のウエディングケーキの作り方

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    涼音と達也のパティスリー開業と結婚を主軸に夫婦同姓やLGBTQ、固定概念、女性のキャリアなど様々な問題をテーマにした作品

    十人十色の受け止め方と意見が存在する

    『好きな人と一緒に新しい人生を始める』
    本当にシンプルなことを望むだけなのに、なぜこんなにも難しいのか。

    共感はできるんだけど…と前半はなかなか入り込めずにいましたが、後半からは惹き込まれました。

    『いつまでも変わらないものは、この世にはない』
    固定概念にとらわれがちなので、私自身も改めたいなと思った一文でした
    柔軟に変化を受け入れたい。

    涼音のおじいちゃんがカッコいい

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    2025年12月04日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    食事と恋をテーマに編まれた短篇集。現代を代表する作家による 7編と、3編のエッセイを収める。
    お気に入りはラストの原田ひ香「夏のカレー」。近付いたり、離れたりを繰り返す運命の男女の物語語。最後にあっと思わせる趣向も見事だが、それは小説としての体をなすためだけに付けられた結末で、そこを除いたとしても十分に傑作。
    次点は古内一絵「ワタシノミカタ」。昴のお兄さんっぷりが子気味よく、主人公の葛藤もよく描かれていて、プロットも良い。
    他は平凡か。

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    2025年12月03日
  • 最高のウエディングケーキの作り方

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    前作の『最高のアフタヌーンティーの作り方』が良かったのでこちらも読みました。
    自分自身が結婚するとき、名字を変える手続き等々大変でした。
    主人公もそんな流れでマリッジブルーなのかな?と思いきや、
    段々読み進めるにつれて、夫婦別姓や戸籍制度についてなど、政治的な思想が強く出てきていました。
    私とは反対の考えだったため、あまり共感出来ませんでした。

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    2025年11月01日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    一穂ミチさんが好きで手に取りました。短編集は気になっていた作家さんをパッと読めたり、触れたことない作家さんに出会えるのでたまに読むようにしています。
    どの短編も読みやすかった。

    今回は前から気になっていた原田ひ香さんを次読みたいなと思いました。

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    2025年10月30日
  • 最高のウエディングケーキの作り方

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    アフタヌーンティーラウンジで働いていた涼音はパティシエの達也と二人でお店を始める為奔走していたが婚姻届の筆頭者と世帯主の欄を記入する所で涼音は疑問を持つ 結婚して男性の籍に入るのではなく二人で新しい籍を作るのではないのかと 戦災孤児の祖父の言葉が涼音を励ましてくれる

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    2025年10月26日
  • 百年の子

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    おばあちゃんとお母さん
    お母さんと主人公
    おばあちゃんと主人公
    いろんな時代背景や立場でそれぞれの人生模様

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    2025年10月14日
  • 星影さやかに

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    地方の方言を話す登場人物たちの様子がイキイキ描かれている。戦争終結から、東京オリンピックの頃を生きた父の人生。

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    2025年10月11日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    恋と食のある10の風景
    個性豊かな短編とエッセイがぎゅっと詰まった一冊

    収録作品は以下のとおり

    一穂ミチ 「わたしたちは平穏」

    古内一絵 「ワタシノミカタ 」

    君嶋彼方 「ヴァンパイアの朝食 」

    錦見映理子 「くちうつし 」

    奥田亜希子 「白と悪党」

    尾形真理子 「SUMMER STREAMER 」

    原田ひ香 「夏のカレー」

    《エッセイ・掌編》
    田辺智加 「初恋と食事」

    山本ゆり 「ゆかりとバターのパスタ」

    山田詠美 「恩響の彼方のトマトサラダ」


    私は特に、錦見映理子さん、尾形真理子さん、原田ひ香さんの作品が好みだった。
    ある作品では、涙がじんわり浮かんでくる。
    また

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    2025年10月09日
  • 十六夜荘ノート

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    面白いようなそうでもないような。

    十六夜荘を残した戦時中の叔母の想いと、十六夜荘を相続した現在を生きる甥?の物語。

    だんだん人の気持ちに寄り添える人になっていくところは良かったかな。

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    2025年10月04日
  • さよならの夜食カフェ マカン・マラン おしまい

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    ネタバレ

    マカン・マランシリーズ最終巻。シリーズを読み始めてから読み終わるまであっという間だった。4巻通して色々な人の人生の断片を見てきたけれど、どの人も最初は地獄の中でやっと立っている状態だった。そしてその全員がシャールという名前の女王様に救われる。彼女の紡ぐ言葉は何故かスッと体に染み渡る。

    私は基本的に大勢でいるより1人の方が好き。1人の世界を自然と確立できるから、それが本が好きな理由の一つでもある。それはあの高校時代が終わっても変わってない。この本にあと数ヶ月早く出会えていれば少しは変わったのかな。たらればの話だし、考えなくても私がそんな簡単に変われるとは思えないけど。この最終巻の1話に出てくる

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    2025年09月13日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    食がテーマであること、と、
    こんなに豪華な作家さんが集まった文庫本、読むしかないでしょ?!
    と、手に取りました。
    期待通りです。
    食と恋がテーマの短編小説でしたが、それぞれのシチュエーションでこんなにもバリエーション豊かに物語が紡がれていけるんだ、と。

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    2025年08月31日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    食事が出てくるお話を読みたくて、借りた一冊。古内一絵さんとか一穂ミチさんの短編が入っていて、いろんな【ふたり】が食とからみながらお話が進む。
    尾形真理子さんの大谷翔平が出てくる話に、小説にまでご本人で出てくる大谷翔平のスゴさんを感じた。
    個人的には原田ひ香さんの『夏のカレー』が切なくて好きだった。

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    2025年08月25日
  • 最高のウエディングケーキの作り方

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    ホテルのアフタヌーンティーが舞台の前作とは全く違う内容。
    登場人物の心情が細かく描かれている作品。
    主人公はの涼音はいつもキリッとしていて素敵だけれども、こだわりが強く誤解されやすい。
    祖父の言葉には重みも説得力もあり、心に沁みた。私もお菓子を頂く時は、ご褒美として大切な時間にしようと思う。

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    2025年08月18日