古内一絵のレビュー一覧

  • 風の向こうへ駆け抜けろ3 灼熱のメイダン

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    レースシーンの描写は胸が高鳴り風の音が聴こえるようで圧巻!世間が期待する成功でなくとも、着実に1歩ずつ自分なりに進んだ先には成長の手応え。そしてそこに新たに生まれる光。柔らかく希望に満ちたラストだった。

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    2026年07月04日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    食を通じて人との繋がりを描く短編&エッセイ集。

    一穂ミチさん、山本ゆりさん、原田ひ香さんがよかった。大谷翔平が云々という小説は興味がなさすぎて飛ばしてしまったのだけど、それ以外は全般良かった。

    特に原田さんの「夏のカレー」は、主人公の年代や時代背景にそこはかとない切なさを感じて、久々に泣いてしまった。そんなにものすごく特別な話じゃないのに、しかも短編なのに、読み終わるときには二人の幸せを願う気持ちにさせられる。映画一本見たような感覚。筆力がすごいな。

    小説とエッセイを一度に楽しめるのが贅沢。

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    2026年07月03日
  • 最高のアフタヌーンティーの作り方

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    東京で初めて本格的なアフタヌーンティーを提供したと言われている由緒正しい『桜山ホテル』を舞台に、憧れのアフタヌーンティーチームに配属された『涼音』と取っ付きにくい若きチーフ、シェフ・パティシエの『達也』を中心としたスタッフとゲストが織りなす物語。

    アフタヌーンティーと聞けば心躍らずにはいられない。三段トレイに乗せられた美しく美味しい軽食やスイーツ、薫り高き紅茶、そして何よりゆったりと贅沢な時間。
    そんなアフタヌーンティーに関われる部署に異動になり張り切るあまり少々空回り気味な『涼音』。華やかな舞台裏は中々に厳しいのだ。特に女性がキャリアを築いていくことの難しさ、差別…社会は甘くはない。だから

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    2026年07月01日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    特におすすめするほどではない。

    何名か好きな作家さんがいたので読んだが、
    普段の本の方がだいぶよく、
    テーマ縛りのリレーでこの短さだと
    まとめるのが難しいのかなと思った。

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    2026年06月28日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    食にまつわるアンソロジー。
    古内一絵「ワタシノミカタ」、奥田亜希子「白と悪党」、田辺智加「初恋と食事」がお気に入り。
    田辺智加って、ぼる塾の田辺さん!
    尾形真理子は、好きだけど今回のは特に好みではなかった。期待してただけに残念。
    それにしても偶然なのかなんなのか、食にまつわるどころか幽霊にまつわる話もいくつかあって、不思議〜。

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    2026年06月26日
  • さよならの夜食カフェ マカン・マラン おしまい

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    良かった。マカン・マランシリーズ最終作だそうで。しばらく読む機会がなかったけれど(3巻を読み飛ばしてる気がするけど… )歳を経て、シャールさんの言葉がとても沁みるようになった気がする。
    『孤独を楽しめるのは自分が一人きりじゃないと知ってるから』 こんな風になれたらいいな。

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    2026年06月25日
  • 最高のウエディングケーキの作り方

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    ネタバレ

    面白いんだけど…ごはん系小説大好き+アフタヌーンティー大好き人間からするととても良いのだけど…
    とってつけたようなその恋愛要素は蛇足なんだよ〜〜〜

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    2026年06月24日
  • 百年の子

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    小学館がモデル?
    世代的に学年誌に親しみは無かったけれど、子ども起点で学年ごとに少年誌を通して学びを届けようとする学年誌の姿勢ってすごく素敵だなと思った。
    無垢である子供のうちに、一方的に偏った価値観をインプットさせるのではなく、幅広く、興味を持たせてたくさんの扉を開かせる状態にしておくことが、本来の意味で自分らしく子どもを育てることに繋がるのだと思う。

    本作では、戦時中、国からの統制もあり、戦争に好意的な記事を通して子どもたちを洗脳してきた事実をありありと描いていた。
    今見るとおかしいでしょうと思うけれど、当時のように意識を植え込まれていると、なかなかこの異常性には気づけないのだろう。

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    2026年06月21日
  • きまぐれな夜食カフェ マカン・マラン みたび

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    ネタバレ

    今回は、人生における逃げ方の物語。

    学校でも会社でも、逃げた方がいいシーン、というのはあったりするのだけれど、何となく逃げるのはいけないこと、と言われて育った気がする。

    息子が小3のときに、初めて「クラスに苦手な子がいる」と言い出した。確かそのときには「じゃあ距離を取ればいい」とをアドバイスしたんだけど、それを、息子の担任ももっていた保育園の先生(ちょうど下の娘が通っていた)との雑談で話したら、「そういうアドバイスができるなんて、いいですね」みたいなことを言われたのだ。

    みんな仲良くなんで幻想なのだ。無理をせず、逃げればいい。

    かといって、あらゆる嫌なことから逃げ続ければいいともいかな

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    2026年06月16日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    日々のルーティーンの中少しのしあわせ。気に入ったカレー屋さん、大学で知り合った裕福な友人の話がよかった。かなちゃんと友だちになれて本当によかった、と言う桃華。経済格差があると難しいけどふたりが仲良くいられますように。

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    2026年06月14日
  • 東京ハイダウェイ

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    読みやすく、さらっと読めた

    人それぞれよいと思うものは違って
    違うよねー、ですめばいいけど、
    社会では、
    それをひとつにしなくちゃいけないときがあるから
    大変なんだなー

    そのときに、
    相手を下げて自分を上げるとか
    絶対譲らずなんなら譲らない相手を怒るとか
    そういうのでトラブルになるんだろうな

    自己主張はもちろん大事なんだけど、
    自分はここちょっと引くんで、
    そちらさんも少し引いてください、とか
    こことここ合わせて、こうしてみましょうか
    とか
    そういう合意形成がいろんなところでうまくいけばいいのにね。大きなところ、アメリカとイランも。
    そんな簡単なことじゃないんでしょうけど。

    いろんな考

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    2026年06月14日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    台湾珈琲にかかる日本人の話しとか台湾の食や店屋さんとかよく調べて本にしたなぁ〜と感嘆しました。
    ただこんな感じの本だったかと思うことも。
    タイトルから休日なので、良いのかもしれません。
    前巻まで読んでいたような味はありませんでしたが。

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    2026年06月10日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    ネタバレ

    伊吹さん目当てで読んだが、藤野さんがおもしろかった。
    伊藤さんはよく分かりませんでした。
    「食べて」はよく出てきましたが「寝て」がピンときませんでした。

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    2026年06月10日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    シャールの休日と「マカン・カラン」メンバーのそれぞれの旅を描いたもの。台湾編ではあったものの、しっかり「マカン・カラン」を感じることが出来た。次回作が出るのが今から待ち遠しい。

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    2026年06月07日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    《マカン・マラン》シリーズ、久しぶりの続編。
    番外編とはいえ、またシャールさんたちに会えるのは嬉しい。

    舞台は台湾。
    《マカン・マラン》をお休みして台湾で休暇を楽しむシャール、取材で台湾に来たライターのさくら、同行しているジャダ、《マカン・マラン》の留守を守る真奈、4人それぞれの視点で話が進む。

    久しぶりのシリーズ作品だが、彼らを取り巻く環境はそれほど変わらない。
    仕事や私生活が順調でも悩みはあるし、さらに一歩踏み出す勇気も要る。
    ドラマ的にはもっと劇的な変化がある方が良いかもしれないが、このシリーズのこうした堅実さが好きだ。

    台湾で出会ったアンジーが強かで、癪に障るくらい気配り出来て優

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    2026年06月03日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    温かいお話だった。
    ごはん系小説は、ここ数ヶ月でたくさん読んだので、読む前からお腹いっぱいだった。そのため、内容があまり入ってこなかった。仕事やプライベートで疲れているときに読むといいかもしれない。

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    2026年05月25日
  • さよならの夜食カフェ マカン・マラン おしまい

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    ネタバレ

    シリーズ最終巻。
    今回も心温まる作品ばかりでした。
    前作の登場人物との繋がりもあり、面白かったです。
    最後の「明確な答えのない毎日を懸命に生きている我々は、それだけで勇敢だ」という言葉。
    辛くなったときに思い出そうと思います。

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    2026年05月21日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    食べ物を囲む二人の間柄も境遇も様々。ほっこり穏やかばかりではない。
    丁寧で淡白だったり、舌が痺れるほどジャンクな味わいだったり一筋縄でいかない閉じた空間は止まらない味わい。

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    2026年05月20日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    文庫化して話題になっていたのと、解説をドリアン・ロロブリジーダさんが書いているのに引かれて購入。三大欲求の中でも裏切らないのは食欲だと思っているので、食を通して身体的にも精神的にも満たされていく描写がかなり好きだった。実際にあるなら是非とも行ってみたい。本から匂いがしてくるんじゃないかと思う程ご飯の表現が凄かった。

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    2026年05月20日
  • 東京ハイダウェイ

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    タイトルに惹かれて
    最初の短編読んでいる途中で
    前にも読んだことがあることに
    気づいたけど
    心地よいリズムで読めて
    ちょっとほっこりする
    上質な作品でした

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    2026年05月19日