古内一絵のレビュー一覧

  • 十六夜荘ノート

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    古内さんの著書は初でした。
    現代に生きる元華族のお屋敷を大叔母から遺産として譲り受けた主人公雄哉と、大叔母の玉青が生きた戦時中出来事、2人の人生を交互に描いた物語。

    どうして面識もない自分に、必死に守ってきたお屋敷を遺産として残したのかを、超合理主義な雄哉は調べていくが、そのうちに玉青の人生にも興味がわいてくる。
    理不尽的に辞めさせられた仕事、社会の名声という背後立がないと離れていく女性、無職になり今の十六夜荘の状況を考え屋敷を解体し土地を売る手続きに入る予定が、十六夜荘の住人達との交流の中で自身で自覚するほど気持ちが変わり始めていく。
    玉青の生き方と覚悟がどれほどものか。
    「私は身の程知ら

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    2026年03月27日
  • 最高のアフタヌーンティーの作り方

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    紅茶が好きなので、紅茶が出てくる小説が読みたくて。SNSでこちらの小説が紹介されていたので手に取りました。

    主人公の涼音は祖父から「お菓子はご褒美。だらしない気持ちで食べてはいけない」と言われて育ちます。
    アフタヌーンティーに心惹かれ、アフタヌーンティーブームの先駆けともいえる「桜山ホテル」に入社し、入社8年目で念願かなってアフタヌーンティーチームへ異動します。しかし、なかなか想像していた通りにはいかず…時にスタッフとぶつかりながらも最高のアフタヌーンティーを作るために奮闘する物語です。

    広大な庭園を持つ「桜山ホテル」をホテル椿山荘のイメージで読んでいたのですが、巻末に取材協力先として椿山

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    2026年03月25日
  • 東京ハイダウェイ

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    ある会社に関わる色んな立場の人達が、抱えている焦燥と向き合う形が描かれている
    すっきりした解決やきれいごとで終わらないところに好感がもてた

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    2026年03月23日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    色々な恋愛があった。でもそこまで食がメインという感じではないかな。あくまでも恋愛メイン。
    私は恋愛が得意ではないので(特に色々複雑な感じ)あまり惹かれなかった。

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    2026年03月19日
  • さよならの夜食カフェ マカン・マラン おしまい

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    秋元希実さんのさくらんぼティラミス

    ココナッツミルクに白味噌と甘酒を加えて作るティラミス

    お父さんとお祖母ちゃんの育て方間違えた?
    精一杯育てたのよね。
    希実ちやんも頑張ったのにね

    自分を憐れみたくなったら、誰かに八つ当たりしたりしたり甘えたりしないで、自分で自分の機嫌を上手に取って元気になる。
    それこそが、大人のたしなみというものよ。



    芦沢庸介のキャロットケーキ

    ホワイトキャロットかぁ~

    儲けって字は信じる者って書くのね。
    信頼があってこその、儲けなの



    平川更沙さんのたまごスープ

    不安と戦うのは、筋トレみたいなものだと思っているの
    心の筋力。


    あなた、人の幸せを祝

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    2026年03月02日
  • さよならの夜食カフェ マカン・マラン おしまい

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    不思議な夜食カフェ〈マカン・マラン〉
    とりあえず、お別れです。

    友人関係に悩む女子高生・希実にエールを贈る
    さくらんぼティラミス。
    オーナーシェフに登りつめた庸介を
    挫折から奮い立たせるキャロットケーキ。
    タワマンで孤独を抱える主婦・更紗の
    わだかまりを溶かす、たまごスープ。
    そして、最後を飾るのは
    シャールさんと、みんなのための
    ガレット・デ・ロワ。

    毎回、ちょっと素敵な
    お料理雑学なんかもあるのよね。
    ティラミスに「私を元気づけて」という
    意味があるとは知りませんでした!
    フォーチュンクッキーの大型版?
    フェーブの楽しみ方もいい(*´∀`*)

    これで最終巻とは寂しいけれど
    〈マカン・

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    2026年03月01日
  • きまぐれな夜食カフェ マカン・マラン みたび

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    不思議な夜食カフェ〈マカン・マラン〉
    みたび帰ってきてくれました。

    シャールさんは、狂言回し。
    本編中に語っているように
    運命を変えるのは、自分の中の何か。

    バイトで働く綾のこころの毒を溶かす
    煮詰めた苺のシロップ。
    若き料理人・省吾の挫折と
    みんなで囲むジュンサイ冷や麦。
    セレブの仮面に疲れた燿子の
    本心を呼び覚ますスープカレー。
    実は大家でもある比佐子さんの
    想い出のタルト・タタン。

    いままでの巻に登場していたキャラも
    ちょいちょい顔を出してくれるので
    そろそろ『バンドワゴン』みたいに
    人物関係図が欲しくなってきたわ。

    ちなみにそれぞれの料理に関しても
    いろいろ書き込まれているので

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    2026年03月01日
  • 女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび

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    商店街のはずれにある
    ちょっと不思議な夜食カフェ
    〈マカン・マラン〉のおはなし、ふたたびの4章。

    シャールさん、手術が終わって
    帰って来られたのね(*´∀`*)
    前の巻で登場した常連客も
    あいかわらず通っているもよう。

    今回は…
    派遣社員の真奈を癒すトライフルの魔法。
    漫画家志望の青年・裕紀に訪れた
    選択の試練と背中を後押しする竜田揚げ。
    子育てとママ友の関係に悩む未央の
    不安を和らげるトルコライス。
    娘の進路にとまどう柳田が
    味わう七種のおうどん。

    ふらりと顔を見せるお客たちを
    見守るシャールさん自身も病と闘い
    肉親の死を悼む。

    部屋の窓から見えていたのに
    行ったことがなかった
    小径

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    2026年03月01日
  • きまぐれな夜食カフェ マカン・マラン みたび

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    弓月さんの苺シロップ

    イヤー嫌だ嫌だこんな人!
    出たなぁー。
    3冊めにしてモンスター

    ストカーってまめなのね
    怖いわー。

    こんな人にもご飯を食べさせてあげるの?
    と思っていたらシャールさん
    ナイス!

    "この世に本当に魔法があるとしたら、それはきっと自分自身にしか起こせないもの"



    香坂省吾さんのジュンサイ冷や麦

    全粒粉の冷や麦にジュンサイが入った麺つゆ 万能ねぎ・茗荷・生姜・パセリ・とろろ昆布

    「・・こっちのお仕着せが過ぎたってもんだ」
    で省吾さんといっしょに泣いていました。


    燿子さんのアーユルヴェーダのビーツのスープカレー

    長身のスーツ姿の男性が颯爽

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    2026年02月25日
  • 女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび

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    真奈さんのトライフル

    パサパサ蒸しパンをオレンジジュースに浸してブルーベリーと胡桃を散らして豆乳クリームを盛って仕上げにラム酒


    藤森裕紀さんの竜田揚げ

    さやいんげんと絹ごし豆腐の味噌汁・五分づきの玄米ご飯
    茗荷と若芽の甘酢和え・生姜がたっぷり載った冷奴・爽付き焼き空豆・アスパラガスとピーマン、しし唐、万願寺のソテー・ソイミートの竜田揚げ


    伊吹未央さんのトルコライス

    玉ねぎ・人参・セロリ・大蒜を炒め昆布・シナモン・ナツメグ・クミン・カルダモンを加えて2ヶ月熟成のソース


    シャールの冬至の七種うどん

    ニンジン・レンコン・ギンナン・カンテン・キンカン・ナンキン・ウンドン
    冬至は一陽

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    2026年02月23日
  • 女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび

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    「マカン・マラン」シリーズの2作目。

    1作目同様にまた自分の人生に悩む人が
    偶然に出会うマカン・マラン。
    そして出会ってみんな何かしら答えを見つけていく。
    子供のこと、職場のこと、仕事のこと、母親との関係など
    テーマは様々。でも、あるあるな悩み。

    みんなを癒すシャールも父のために自分を抑えて。
    今回は前回からの復活もあるしで、
    シャール控えめだけど、存在感はありましたね。

    次作も楽しみです♪

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    2026年02月22日
  • 山亭ミアキス

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    猫がこわい。
    表現が独特なところが多くて古内さんの中でもクセ強めな印象。
    冒頭の女の子の話が子持ちにはつらすぎる。

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    2026年02月11日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    恋と食のある10の風景

    小説新潮掲載作品から編まれた、
    人気作家陣による〈恋〉と〈食〉をテーマにしたアンソロジー。

    顔ぶれはなかなか豪華。

    「わたしたちは平穏」 一穂ミチ
    平穏なふりをする平穏が好きなふたり。
    波風を立てず、壊さない距離を選び続ける関係性が、食卓の静けさとともに描かれる。
    元妻の生霊だか怨霊だかの存在だって平穏

    「ワタシノミカタ」 古内一絵
    シングルマザーの漫画家と、その息子。
    忙しさと不安を抱えるふたりのもとに現れたのは、救世主のような若いイケメンアシスタント。
    外見だけでなく、心までイケメン。
    仕事にも生活にも、さりげなく手を差し伸べる存在は、ふたりにとって確かに“

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    2026年02月09日
  • 最高のアフタヌーンティーの作り方

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    タイトルに惹かれて読んだ。
    スイーツはご褒美、苦い人生を生きるには甘いものが必要、と言う言葉が心に残った。
    アフタヌーンティーを軸に年代や性別や国籍が様々な人の人生の悩みが描かれていて、人生の苦さと美しいアフタヌーンティーの対比が印象的だ。

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    2026年02月04日
  • 最高のウエディングケーキの作り方

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    なぜそんなに結婚して男性の苗字になることに拘るのかが違和感。私は結婚して旦那の苗字になることが嬉しかった。
    2話目だけが楽しく読めた。

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    2026年01月26日
  • キネマトグラフィカ

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    ネタバレ

    映画を作る会社で営業として働く同期が久々に集まって昔に思いを馳せ、それぞれこれからのことを考えたりする話。頑張りすぎなひと、楽するひと、もってるひとなどいますが、悩みやコンプレックスはいろいろ。それでも最終的には未来に目を向けていくところがいいです。続きもあるようなので気になります。

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    2026年01月17日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    最後の山田詠美さんのエッセイはなかなか良かった。
    今っぽい?恋愛小説がほとんどなイメージ。心にグサっとくる瞬間がほぼなくて、なんだか戸惑うばかりだった。
    私が古臭いのかもしれない

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    2025年12月24日
  • 東京ハイダウェイ

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    東京の社会で揉まれる人々の話。あらゆる登場人物に共感し、視点が変わるとあれ、と印象が変わったりとまるで知り合いかのように錯覚する。人間って多角的で、見てるのは一面だけで、見せてるのも一面だけなんやろな。揺蕩い、惑い、けれどそれも良いよと肯定されたよう

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    2025年12月20日
  • 東京ハイダウェイ

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    2025.12.12
    ハイダウェイとは、閑静な場所、隠れ場所という意味。
    日々いろんなことが起こる日常から隠れ場所で時々休みながら生活する人たちの話。
    完全な人間はいない。
    惑星だって、夜空を惑うように位置を変えるから惑星と呼ばれるのに、そこに住んでいる人間が完全で完璧な人間でいられるわけがない。
    完璧じゃなくていいんだと思えたら気が楽。

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    2025年12月14日
  • 東京ハイダウェイ

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    東京の隠れた素敵な場所にスポットを当てた作品でした。淡々とした文章の中に込められた意思や想いが星空のように散りばめられていました。

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    2025年12月11日