古内一絵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
前半のお話が特によかった。
コツコツレビューを書く人と
子育てしながらマネジメントする人と
カフェで働く人の話が特によかった。
でも、人を傷つける、人を見下すキャラクターも何人か出てきて、それがスパイスになるのはわかりながら、嫌悪感があった。その嫌な人の目線がなかったからかな。ただ最後まで力のある人には媚びて、見下す人には横柄で失礼な態度のままでいたからだろうか。
どの章も最後にはメインの登場人物が救われるのだけれど。
私は関西在住なので東京のいろんな地名や商業施設が出てきて、それがキャラクターの棘と絡み付いて
それも読んでいて楽しかった。
夏のプラネタリウム行きたいなあ
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Posted by ブクログ
前作『最高のアフタヌーンティーの作り方』の洗練された雰囲気を保ちつつ、同姓婚や別姓などの問題もテーマの本書。
25年以上前に私も涼音と同じように別姓できないかと悩んだことを思い出した。
いくつかレビューを読んでみたら、このテーマに嫌悪感を抱く人も多いようで、ほんとに色々な考え方の人がいるのだなぁと驚く。
私は職場での旧姓使用を今でも続けているけれど、高齢の方から子どもが可哀想だからやめろと言われることは度々あった。そこで傷つくタイプの人はそんなことはしないので、私も図太かったのだろう。
我が子達は私が旧姓で働いていることを知っているけれど、「なんでわざわざそんな面倒くさいことしてんの?」という感じ。
涼音は、悩んだ末誰の許可もいらない、誰にも迷惑はかけないということでパートナーシップ制度を選ぶという結論を出したわけだけれど、その前提として達也との話し合いが何度も繰り返されたことが素晴らしいなと思う。
結局、私は一人で悩んで一人で決めたわけで…
悩んだプロセスも結論も、涼音と私では似ているようで全く違う。
パートナーとどれだけ話し合いができるか、というのは、その相手とのそれからの人生を大きく左右する肝なのだと思う。
私自身はもう新たに結婚することはないけれど、子ども達が結婚に悩んでいたら、少しはアドバイスできるかもしれないな。
さて、最高のウェディングケーキとは?
私自身は、手作りの結婚式だったから、お菓子作りが得意な友人達にケーキや引き出物のクッキーを焼いてもらった。
今思えば、なんと贅沢なことだったのだろう。
それこそ本書にも負けないくらいの、最高のウェディングケーキだった。
やはり、ケーキやお菓子には人の心が宿るからこそ、最高の味わいになるのだ。
最後に…
印象的だった、祖父滋の言葉。
「幸せってのはな、なるものじゃなくて、味わうもんじゃねえのか」