作品一覧

  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)
    3.7
    1巻781円 (税込)
    ふたりの食卓に並ぶのは、決して甘いばかりのお菓子ではなかった。睦まじく見えるふたりの不穏な秘密。本能がかき乱される出会い。一言では言い表せない関係性、どうしても忘れられない人のこと──。食べて「なかったこと」にはならない濃厚な物語が気鋭の作家たちと食のエキスパートたちの手によって饗される。小説、エッセイに仕立てた10品の「恋と食」をどうぞ召し上がれ。
  • 隣人の愛を知れ
    3.9
    1巻742円 (税込)
    【あらすじ】 『試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。』から7年ぶりの2作目。 期待していなかった日常を変えた、出会いと別れの物語。 人生でいちばん好きな人となら、幸せになれますか? 不倫と仕事に一生懸命なパラリーガル、初恋の相手の同棲を続けるスタイリスト、夫の朝帰りに悩む結婚3年目の妻……。誰かを大切に想うほど淋しさが募る日常は、予想外の“事件”をきっかけに一変する。 自分で選んだはずの関係に、どこで決着をつけるのか? 素直になる勇気を得て、新しい人生を踏み出す6人の軌跡を描いた恋愛小説。
  • 試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。
    値引きあり
    4.2
    1巻364円 (税込)
    年下に片思いする文系女子、不倫に悩む美容マニア、元彼の披露宴スピーチを頼まれる化粧品会社勤務のOL……。恋愛下手な彼女たちが訪れるのは、路地裏のセレクトショップ。不思議な魅力のオーナーと一緒に自分を変える運命の一着を探すうちに、誰もが強がりや諦めを捨て素直な気持ちと向き合っていく。「あなたといたい」と「ひとりで平気」をいったりきたりする女心を優しく励ましてくれる物語。ルミネの広告コピーから生まれた恋愛小説。

ユーザーレビュー

  • 隣人の愛を知れ

    Posted by ブクログ

    大好き。

    この作品が伝えたかった核心は、“当たり前だと思って見落としている他者の優しさや愛に気づくことの大切さ” なのかも知れない。

    作中で描かれる愛は、恋愛・情熱・大きな犠牲のような派手なものではなく、
    そばにいてくれること、見守ってくれていること、存在を認めてくれること といった静かな形。

    題名にある、隣人とは単なる隣に住む人ではなく、
    家族でも親友でも恋人でもないけれど、自分を救っていたり、気づかないうちに支えてくれている存在。

    この物語は、相手が愛を“くれるか”ではなく、自分が愛を“知れるか・感じられるか”の物語 。

    みんな愛し、愛され、繋がっている。
     

    0
    2025年11月30日
  • 試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    〜1周目〜
    2022.04.05
    共感できることが多くあって、あっという間に読み切ってしまった。
    言葉の選び方や、全ての主人公の考え方に思いやりがあってよかった。

    0
    2025年11月04日
  • 隣人の愛を知れ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    〜1周目〜
    2022.05.06
    人と人は繋がっていないようで繋がっているということを感じられた一冊。
    誰かにとっていいことは、誰かにとって悪いことで。
    思ってもみないことで。
    そんなことを感じさせられた。

    0
    2025年11月04日
  • 試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。

    Posted by ブクログ

    どの恋愛も肯定してくれる、前を向けるお話でした。
    女の子が好きなテイストがたくさん盛り込まれていてわくわくキラキラした気持ちで読むことができました。
    最近読んでいた恋愛小説は性描写が多く胸焼けをしていたのですがこの小説にはそのような描写がなく気持ちよく読み終えることができました。

    0
    2025年10月16日
  • 試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。

    Posted by ブクログ

    めちゃめちゃよかった。
    大人の恋の短編集。
    新しい服を買いに行きたくなった。
    そして試着する時誰を思い出すかなって試したくなった。
    試着室で思い出す恋って、服も適当な服じゃなくて、本気の服。恋も本気。
    大人って難しいけどいつまで経っても恋はしててもいい、そんなふうに思えてよかった。

    0
    2025年10月04日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!