尾形真理子の作品一覧
「尾形真理子」の「いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)」「試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「尾形真理子」の「いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)」「試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
大好き。
この作品が伝えたかった核心は、“当たり前だと思って見落としている他者の優しさや愛に気づくことの大切さ” なのかも知れない。
作中で描かれる愛は、恋愛・情熱・大きな犠牲のような派手なものではなく、
そばにいてくれること、見守ってくれていること、存在を認めてくれること といった静かな形。
題名にある、隣人とは単なる隣に住む人ではなく、
家族でも親友でも恋人でもないけれど、自分を救っていたり、気づかないうちに支えてくれている存在。
この物語は、相手が愛を“くれるか”ではなく、自分が愛を“知れるか・感じられるか”の物語 。
みんな愛し、愛され、繋がっている。