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Posted by ブクログ
こちらの作品についていた帯の「恋してないと、弱くなる。恋ばかりだと、脆くなる。」という言葉に惹かれて、あらすじを確認せずに表紙買いしました。
冬から春へと移り変わっていく季節の描写がとても美しく、その中で登場人物たちそれぞれの「愛」が丁寧に描かれていました。
誰かを好きになること、誰かを大切に思うこと。恋愛における愛だけではなく、自分自身に向ける愛についても考えさせられる作品でした。
共感できる部分もあれば、自分にはなかった考え方に触れて、新しい視点をもらえる部分もありました。
特に印象に残ったのは、「自分を愛するとはどういうことなのか」という部分です。
誰かを愛するためには、まず自分自身を理解し、大切にすることが必要なのかもしれない。自分を知ること、自分を受け入れることが、巡り巡って誰かを理解し、誰かを愛することにつながっていくのだと感じました。
恋愛小説でありながら、それだけでは終わらない。自分自身のあり方についても考えさせてくれる一冊でした。
Posted by ブクログ
最初は読んでいるといろんな人が出てきて、切り取られた小話を見ているようなんだけれど、徐々にその話の繋がっている点が多く見えてきて、面白い。
そして視点の描かれ方がいくつもの登場人物に切り替わって描かれるから、一つの事実に対しても別々の観点を感じられるので理解が深まる。
途中、どうなっちゃうんだコレ。どう収まりつけるんだ…?てなる場面もあったけれど、登場人物みんなが自分の持てるだけの誠実さを持って、意思決定をしていく姿に力をもらえた。
自分は何が大切にしたいものだろう。誰を想って生きていきたいだろう。そんなことを考えさせられました。
(電子版から移行)
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