【感想・ネタバレ】隣人の愛を知れのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

どんどん繋がっていくのがおもしろかった
ここまで繋がっていなくてもいい気もしたけど、フィクションなので。でも道行く人それぞれに膨大な人生があることを分かるようになる

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2024年03月30日

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1.おすすめする人
→恋している、忘れられない人がいる

2.内容
→一人一人の視点で話が進んでいく。
 そしてどこかで繋がっている。
 第5章でどんでん返し。
 愛とはなんなのか、とっても考えさせられる。
 エモい気持ちになった。

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2024年03月30日

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私はまだ経験したことがない大人の恋愛模様が書かれていて、将来の妄想が広がりました! 主人公の名前全員が結びついた瞬間、鳥肌がたち、飽きることなく、常にワクワクして読み終えることができました!

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2024年02月17日

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尾形さんのキャッチコピーが好きなので読んでみたら文章の中にも素敵な言葉がたくさんありました。最終的には全てがつながる素晴らしい作品でした。
十人十色の人生、色々なことを感じました

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2024年01月08日

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ネタバレ

好きだと思える自分になればいい
自分で好きだと思えないのに隣にいる人に愛してもらおうなんて矛盾してる。
隣人の愛を知れ自分の愛を知れだと思った
なりたいと思えたならあきらめるのはもったいない
思うようにはなれなかったとしても本気でなりたいと思えば遠ざかることはない

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2023年11月14日

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尾形真理子さんは初読みだった。
デビュー作の『試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。』が貸出中のため、新作のこちらを手に取った。

『隣人の愛を知れ』
コピーライターをされているだけあって、こちらもタイトルセンスが抜群!
更に本作は、装丁のイメージで既に仕掛けがなされているのが何とも上手い。油断していた私も見事に引っ掛かってしまった。様々な恋愛模様がみえる小説かなぁと軽い気持ちで読み始めたが、個人的にかなり好みの作品だった。


主人公は、ヨウ・青子・知歌・ひかり・美智子・莉里の6人。
冬至からこどもの日に渡り、彼女たちの日常がそれぞれの目線で平行して綴られる。均等に流れる時間を、日付に加えて時刻までさりげなくイラストで載せているのが上手い演出だ。

6人の相関図が頭の中に描けた頃には既にのめり込んでいたので、400頁程の本作だが、読み終わるのが勿体無く感じる程だった。特に終盤あたりから、彼女たちが悩みながら決着を付けていく様子は、私自身の人生にも重なる部分があったりしてとても感慨深かった。

みな自分の人生の中で、誰かを大切に想いながらも、寂しさや苦悩、焦りや戸惑いを感じて生きている。どれもなんだか妙なリアリティがあって感情移入してしまった。きっと、知らないだけで現実の社会でも同じような事が日々どこかで起きているからだろう。そして彼女たちが進んで行く道にエールを送りたいと思った。

特に、ヨウと青子の生き様は格好良くて素敵だった。2人に共通しているのは謙虚にして驕らずの姿勢。そして大切な人を抱きしめられる強さとしなやかさ。
私もそんな風になりたいなぁと思った。

また、知歌の父親が話してくれた3人の王子のお伽話。
色々な捉え方があって、沢山の学びを秘めていて神秘的なお話だった。きっと答えを自分で考え、そこに自分を導いていくことに意味があるのだと思った。

本作は、自分なりの愛の形を考えるきっかけとなる作品だと思う。(こんな感想は、恥ずかしくて口に出しては言えないが笑)
たまにはそういう時間を持つのもいい。
また時間をおいて再読したい作品だった。


以下、作中で印象に残ったフレーズ

「抱きしめられる人間になりたい。心の中でどれほど愛情を膨らませたところで、自分から胸を開いて腕を伸ばさなければ、人を抱きしめることはできない」

「思うようにはなれなかったことの方が多いですけど、本気でなりたいと生きていれば、近づいても遠ざかることはないんじゃないかな。」

「好きだと思える自分になればいい。自分で好きだと思えないのに、隣にいる人には愛してもらおうなんて矛盾している。相手の愛情に不安になる前に、わたしが信じられるわたしでいること。それでも裏切られるなら、自分の愛に悔いはない。」

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2023年11月09日

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人それぞれの人生に
それぞれの正解があって
その正解が同じで交わりあった人同士が
運命の相手同士なんだろうな。
だから自分の中の正解が何かを探し求めて確立しておく必要が今の若い私に必要なことな気がする。

“好きだと思える自分になればいい。自分で好きだと思えないのに、隣にいる人には愛してもらおうなんで矛盾している。相手の愛情に不安になる前に、わたしが信じられるわたしでいること。それでも裏切られるなら、自分の愛に悔いはない。”
この最後の文を読んで
この小説に出会えて良かったと心から思った。
長い人生、悔いなく、生きたい。
これから起こるすべての事を受け入れて歳をとっていきたい。

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2023年10月22日

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珍しく、ヘビーでディープな本を読んでしまった。
読み終えた直後は、頭が回らず気が滅入ってしまった。
そのくらいに自分を愛し相手を愛することと、周囲の人を幸せにすることを両立させることが難しい。
本当の幸せとはなんだろうか。

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2023年09月27日

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ネタバレ

『不倫が罪なのは、ふたりでは完結しないからだ。どんなに猾な言い訳を並べても、過失の浮気など存在しない。愛する人から「傷つけてもいい」と心の片隅で思われていたという事実は、裏切り以上に深い傷となる。』

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2024年05月27日

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青子さんの強くて脆く、愛情深い人間性が、虚しかった。
不倫されても、「謝るのは相手にだよね、夫婦の冷めた空気をあなたは彼女にあたためさせた」というセリフ消えない。
本当に旦那が大好きで愛おしいかったんだろうな、それなのに素直になれない天邪鬼。幸せでいてほしい。

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2024年03月29日

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『風はすべて追い風。
わたしがどこを向くかだ。』

好きだったフレーズ。

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友達から反対されるような相手とは上手くいかないは真理だし、ひかりの生き様には全く共感できなかったが、それでも自分の愛を貫き通そうとする姿は目を見張るものがあった。

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2024年03月27日

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ネタバレ

「隣人の愛を知れ」まさにこの通りだと思った。
初めは、なんの関係もない5人の女性が出てくる短編小説かな?と思ったが読み進めるうちに全部が繋がってきて伏線回収のようで面白かった。
ヨウについてがいまいちよくわからなくて、掴めない存在だったが美智子が「お父さんはゲイだったの」と言う発言で理解した。ヨウが男だということも、淳也がそこそこ歳のいった人だということも以外すぎて結構驚いた。
最後の最後まで、登場人物同士のつながりが描かれていて、徹底しているなと思った。
知歌は最後いい感じに書かれていたが、やはり直人とは別れて欲しいと思った。

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2024年03月05日

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ネタバレ

オーディブルで聞きました。
登場人物の関係性を予想しながら読むのが面白かった。ヨウが男性っていうのは最初の方からなんとなく予想していました。ただ最後の方で美智子が淳哉が同性愛者って言った時に、私はてっきりヨウが性同一障害で精神は女性だと思っていたのでん?ってなりました。
印象に残ったのは青子が記者会見で関戸の不倫だけが夫婦の全てではないと言ったところでした。
すごくよくわかるなぁって思いました。不倫って言うだけで拒否反応示すような人には向かない小説かなと思います。
完全に偏見ですが、1番かわいそうだなっと思ったのはひかりで1番幸せそうだと思ったのはヨウでした。自分が誰になりたいかと言われると小鳥です。
読む人の立場で共感できる人も違うんだと思います。

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2024年02月21日

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6人の主人公がどこで誰かとつながるのか、頭の中で相関図を書きながら、ワクワクして読んだ。
6人の主人公はそれぞれに不器用に生きているけれど、自分に正直に生きているなと思った。
私はヨウの生き方が好きだな。
この物語に出てくる男性たち(ストレートな)は、ダメ男の部類に入る人なんだろうけれど、淳哉だけは、誰も傷つけず、みんなを労わりながらも、自分の気持ちに正直に生きていて、理想だなと思う。

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2024年01月29日

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人生は自分が主人公だけど、みんな一人一人ドラマがあって、私の隣人はどんな恋愛をしてるんだろう…なんて考えながら読み耽ってしまった。美智子がまるで自分の母を見てるようで放って置けない気持ちになり、自分がこの中だったら青子っぽいなーなんて考えたり、読み手によって誰に感情移入するか違ってくるのも面白い!

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2024年01月11日

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周りの人間から見たら理解できない形かも知れないけど、自分の考え方で、折り合いの付け方で生きてるんだと思った、

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2023年11月19日

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ちょっと綺麗事だなあ、ドラマだなあと思うところもあるけど、綺麗に割り切れないのが人間だなってところがすごく上手く表現されてたと思う。
愛されたいじゃなくて、愛される自分になろうって気持ちは今の自分にすごく必要だと思った。
大事にしてくれる人と大事にしたい人を大事にできる人になろうとも思った。

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2023年11月07日

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誰かの幸せは誰かの苦しみの上に成り立っていて、
でもその誰かの苦しみを、踏み潰す人が1人もいないことが悲しく綺麗な話だった。
1本の線で繋がっているようなオムニバス作品。

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2023年10月29日

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自分の幸せと他人の幸せの両方を取ることは難しい。どちらかが折れあって認め合って我慢して生きているんだなと改めて考えさせられた。
出てくる人物皆んなが苦しみを背負って幸せになろうと前向きに進んでいく姿に感動した。

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2023年10月04日

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ネタバレ

年齢も職業も異なる6人の女性たち。
日付と下の名前と時間が最初に描かれ、数ページごとに視点が変わっていく。
バラバラな女性たちが読み進めるごとに交わっていく。
不倫したりされたり現在の状況も様々。
読み終わって改めて表紙を見て、表紙の言葉が内容を上手く言い表してる。
《人生でいちばん好きな人となら、幸せになれますか?》
《恋してないと、弱くなる。恋ばかりだと、脆くなる。》
《切なく揺れる“恋”のその先を描いた物語》
帯から
《なりたい自分に向かって歩き出す6人それぞれの道》
最初、タイトルがよくわからなかったけど“隣人”の愛ってことなんだよね。
恋愛は2人でするけど、その向こう側、相手もいろんな考えや思いを抱えながら生活をしていて、2人だけで完結する訳じゃなくて隣人が必ず存在する。
前作みたいに読み終わって読後感が言い訳じゃないけど、読み終えたあとにもじんわり残って考えさせられる。

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2023年09月03日

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ネタバレ

気づいたら一気読みしていた。ばらばらだった登場人物6人が繋がっていって、まさかこことここが?な展開もあって面白かった。自分の信念を持って生きている人はやっぱりかっこいい。

同性パートナーは法的な家族ではないからか、様々な弊害が出てくる世の中ってなんだか悲しいな〜〜医療関係は難しいのかもしれないけど、もう少し生きやすくなるといいなあ

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2023年08月14日

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読み進めると徐々に分かってくるそれぞれの関係性。不倫の話ばかりで嫌だな〜って思ってたけどそれぞれの想いがしっかりかかれていて、感情移入できたり。最終的に読んで良かったと思えた。
短編に分けられているけど話は纏まっていてすごく読みやすかった。

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2023年07月10日

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ネタバレ

全員繋がってるのは割と序盤でわかる。面白い。けど最後ひかりが自分が好きな自分でいればいいで終わるのはちょいチープかなと思った。

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2024年04月24日

Posted by ブクログ

6人それぞれのストーリーが最後にはしっかり繋がっていた。
タイトルの意味がわかるとき。隣人の愛を知れ。
相関図を頭の中で繰り広げながら。後半は、夢中になって読んだ。

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2024年03月13日

Posted by ブクログ

しばらく人物がごちゃごちゃになっていたけどなんだかすっきりする読み終わりだった、
色んなところで良くも悪くも繋がりがあっておもしろかった。

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2024年02月29日

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伏線回収したときのええっ!まさか!てなる感じすき。共感はできなかったけど、すぐそこらへんで起きてそうな物語だよね。人それぞれ色んな形の愛がある。深い

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2024年01月24日

Posted by ブクログ

歳も世代も系統も全然違う一見なんの関係も人たちの話が時系列もなかなかバラバラに書いてあった.
最初は誰目線の話なのかも分かりにくかったし、いつの話をしてるのか分からなかったけど慣れるとすぐにわかる.
読み進めてると徐々に繋がってきて、良くも悪くも最終的に全部繋がってた.
内容は不倫とか浮気とか恋愛とか結婚とかスッと入ってくる内容ではなかったけど、読みにくくはなかった.
個人的には前作の【試着室で思い出したら本気の恋だと思う】の方が読みやすかったし内容も入ってきやすかったような気がする.

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2024年01月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

隣人の愛を知れ、の題名と、登場人物の可愛らしいイラストに惹かれて読みました。
6人の大人から子どもの人生が交じり合う場面を季節とともに描かれていて、面白い。
読みやすくあっという間に読み終えました。
人の幸せを奪ってまで幸せになりたいか?
幸せかどうかは自分がきめる。
人が決めることではない。

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2023年12月25日

Posted by ブクログ

どの人も憎めないというか、、不倫ばっかりであったけど
ドロドロしか感じというより、あっさりとした感じだった気がする。莉里ちゃんが料理に対してどんどん知識を増やしてることがなんだか、すきだった。

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2023年12月18日

Posted by ブクログ

久しぶりにどっぷりと女性の群像劇を楽しめました。女って面倒くさい。でも、その思慮深さが面白い。
女性の暗がりに、弱さと強さが見え隠れして、読み応えがあります。

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2023年10月28日

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