古内一絵のレビュー一覧

  • 女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび

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    「蒸しケーキのトライフル」
    「梅雨の晴れ間の竜田揚げ」
    「秋の夜長のトルコライス」
    「冬至の七種うどん」

    4話収録の連作短編集でシリーズ第二弾。

    本作もとても良かった。

    タイトルから料理小説を想像しがちだが物語の核にあるのは人間ドラマ。

    今回は”自分がない”と葛藤する女性や、小学1年生の息子の発育に悩みつつ、完璧を求めてしまう専業主婦が登場する。

    ドラァグクイーンのシャールさんは軽々しく『分かる』とは言わない。
    相手の言葉に耳を澄ませ心と身体に優しい料理を差し出し寄り添ってくれる。

    胸の奥に清々しい風が通り抜ける至福の一冊。

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    2026年08月03日
  • 女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび

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    前作を読んで少し時間が空いてしまったが、読み進めて行くうちに、あーこんな感じだったな。あ、ここでも出てきた!など、繋がる感じが好き。夜の穏やかな時間を過ごす。自分を労る。自分の心に寄り添う。なんか、癒される本だった。この名残を持ったまま、次作を読みたいな。

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    2026年08月02日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    終わりなんかじゃない。私たちの旅は、まだ始まったばっかりだ-。シャール、ジャダ、さくらが訪れたのは、台湾。食、物、歴史、そして人との新たな出会いがあり…。「マカン・マラン」シリーズ番外編。

    台湾に行ってみたくなった。

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    2026年07月25日
  • 女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび

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    前回に引き続き今回も泣きました。本を読んで泣いたのはこれで二回目です。

    特に「秋の夜長のトルコライス」で、主人公の母親と教員をしている自分が重なり、色々考えさせられるところがありました。
    子の幸せを願うからこそ一方的に押し付けたり、結果を求めてしまう気持ちもわかるし、でも子どもはただ純粋に自分のことを見てほしくて、褒めてほしくて、ありのままの自分を認めてもらいたくて、、
    一生懸命になりすぎて忘れがちなことをこの本が思い出させてくれました。そしてシャールさんの「みんな寂しくて、一生懸命。それでいいじゃない。」「あなただって、そう思い詰める必要はないのよ。一旦力を抜かなきゃ、新しい力は湧かないの

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    2026年07月25日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    もう5冊目なんですね。時を経ても場所を移しても、世界観、マスターの人間性は変わらず楽しめました。また、いつかどこかでお会いしたいです。台湾行きたい!

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    2026年07月23日
  • 最高のアフタヌーンティーの作り方

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    アフタヌーンティーというものに憧れこそあったが、この本を読んでより楽しみたくなった!女性だけのもの、複数で楽しむもの、そういった概念を覆される物語。アフタヌーンティーに限ったことじゃないけど、なんか素敵だなあと思った。
    登場人物それぞれの視点でスイーツと自分に向き合う姿が印象的だった。
    香織さんと境遇が重なるので、復帰したあとのストーリーも読みたくなった!

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    2026年07月22日
  • さよならの夜食カフェ マカン・マラン おしまい

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    陳腐な言葉だが、本当は人それぞれ多かれ少なかれ悩みがあるのが他の人の目線では分からないものだなぁと思った。
    過去に読んだことのある主人公の、関係する人が今回の主役だった。

    小さい頃青が好きで、青い服が欲しいとお願いしたが「青は男の色だから」という理由で買って貰えず、大人になってからも服を選ぶ時は青を手に取りがちで、いつも「男の色」というのが脳を過ぎる。
    そういう小さい頃からの刷り込みというのはなかなか抜け出せなくて、どんどん勝手にがんじがらめになってしまうなと思いながら読んだ。

    特に最初の話は、自分が今の時代の高校生だったら生きていけないなと思った。
    一挙一動を呟くツールや、人と比べられる

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    2026年07月20日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    食と恋のアンソロジーなんて、好きに決まってる。

    私の好きな料理家の方のコラムもあって、さらに嬉しい。やっぱり、奥田亜希子さんの小説が好きみたい。

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    2026年07月20日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    スルーしたくなる内容のもありましたが、日々の積み重ね、日常の食事等。
    見逃しがちなことが、大切なのだと感じられる作品集でした。

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    2026年07月20日
  • きまぐれな夜食カフェ マカン・マラン みたび

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    優しい話の中に出てくる、ドレスや料理を想像しながら、楽しみながら読めた。
    元気のない時に読むと、気持ちに寄り添ってくれる様な柔らかい雰囲気のあるストーリーが魅力的だ。

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    2026年07月19日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    ネタバレ

    【あらすじ】

    人気作家6人による、ほろ苦くて味わい深い「食」と「人生」を描いた短編集。

    ■収録作

    ・幸せのカレーライス(伊吹有喜)
    雨足が強い中、空腹に耐えきれず入ったお店で――。

    ・四十歳の栄養(中西智佐乃)
    美容室で働く麻美。あまりの忙しさにバランス栄養食品をかじる日々……。

    ・フレンチと返報性(藤野恵美)
    かなは大学で突然、それほど親しくない友人からフランス料理の食事に誘われる。

    ・二代目のミンチョさん(伊藤朱里)
    アイス屋でよく見かける女性は、いつも違う男性と来店していた。

    ・五十の壁が高すぎる(古内一絵)
    よく訪れる店で食事をしたときに、茂樹が感じた異変とは。

    ・真っ

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    2026年07月17日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    心穏やかになれる一冊
    相手のことを想ってつくる食事は本当に幸せを感じさせると思う。
    たまには丁寧に料理をしようと思わせてくれる。

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    2026年07月16日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    美味しいご飯を食べて、しっかり寝てというのが幸せの基本だなと改めて感じる本。そこが崩れてしまうと、たとえ充実していたとしても幸せとは言えない気がする。
    6編の物語は、どれも日常の「美味しい」が詰まった作品。特に好きだったのは藤野恵美さんの「フレンチと返報性」。自分のスタイルを崩さないゆかは、見ていて気持ちいい。つい周りに合わせがちなのに、女子大生でこれが出来るのはすごい。友達になりたいタイプだなぁ。そして、キャビアのお茶漬を食べてみたい。

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    2026年07月14日
  • 女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび

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    この作品は、前作があり、その2作目の様だが、こちらから読んでしまった。
    個人的には、第3話のトルコライスの話が印象的だった。
    どの話も生きていく上でのやるせなさや寂しさが描かれているが、最後は温かい気持ちにさせてくれた。

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    2026年07月13日
  • 風の向こうへ駆け抜けろ

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     古内一絵さんの「風の向こうへ駆け抜けろ」は、地方競馬教養センターで2年間の訓練を終え、騎手免許試験に合格した18歳の女性騎手が地方競馬でデビューし、弱小厩舎で数々の試練に立ち向かいながら中央競馬を目指す物語です。女性騎手への偏見や厩舎経営の厳しさ、馬との信頼関係など、競馬の華やかな舞台の裏側も丁寧に描かれていました。
     2026年5月24日、東京競馬場、芝2400mで行われた3歳牝馬の頂点を決めるクラシック競走「優駿牝馬(オークス)」では、今村聖菜騎手が騎乗するジュウリョクピエロが、並み居る強豪を後方から一気に差し切って優勝しました。今村聖菜騎手は日本人女性騎手として初めて中央競馬(JRA)

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    2026年07月10日
  • 最高のアフタヌーンティーの作り方

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    アフタヌーンティーに並々ならぬ愛情を持つ涼音
    念願のホテルの担当になり人との出会いを通じて変わっていく
    古内一絵さん流かどうかはわからないけど
    なのかしらのハンデ?(この言葉が適切とは思えないけど)を持った人を幸せに導くことが僕の涙を誘う

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    2026年07月10日
  • 女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび

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    前作に続き、今回も夜食の描写がとても美味しそうで、読んでいるだけでお腹が空いてしまった。

    一話完結なので読みやすく、それでいて過去の登場人物がさりげなく再登場するのも嬉しいポイント。みんなそれぞれ悩みを抱えながらも、自分なりの答えを見つけてカフェへ集う姿に、読んでいて元気をもらえた。

    特にカフェのオーナーがかける一言には、思わず心に刺さる場面が何度もあった。優しく背中を押してくれるような言葉が印象的で、この作品の大きな魅力だと感じる。

    シリーズ作品とのことなので、次作もぜひ読んでみたい。

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    2026年07月07日
  • さよならの夜食カフェ マカン・マラン おしまい

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    「自分を憐れみたくなったら、誰かに八つ当たりしたり、甘えたりしないで、自分で自分の機嫌を上手に取って元気になる。それこそが大人の嗜みというものよ」
    マカン・マランシリーズには、書き留めておきたい言葉がたくさん出てきます。
    マカン・マラン名言日めくりカレンダーが発売されたらぜひとも買いたいくらい。
    シリーズ四作を通じて登場人物達がゆるりと繋がっているのがファンとしては嬉しいですね。
    歳の差を超えて仲良くなってる!とか、あの人とあの人がいい感じに?とか。
    連作短編集では、前のお話で意地悪だったあの人も、次のお話では色々なものを抱えていたことが分かる‥‥という展開が多かったりすると思います。実は密か

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    2026年07月04日
  • 最高のウエディングケーキの作り方

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    結婚の在り方について考えることができた。

    たしかに日本だけが結婚するとどちらかの性にしないといけないのはおかしい。

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    2026年07月03日
  • 女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび

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    本当に本当に当たり前で陳腐な言葉になってしまうが、目に見えているものが全てでなく、自分の思っていることをみんな素直に吐き出せているわけじゃなくて。
    誰しもが何かしら抱えている状態で、何も背負わなくていい空間というのがどれだけ人々の支えになっているのだろうかと思う。

    漫画家志望の話が印象深かった。
    自分の殻を破れたというか、そもそも殻なんかなかったと思わせてくれるというか。
    自分にもそんな場所が欲しいと思った。

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    2026年07月02日