古内一絵のレビュー一覧

  • きまぐれな夜食カフェ マカン・マラン みたび

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    さらっと読めて、ちょっと時間空いた時にちょっと読むの繰り返しが心地いい本。
    読後はなんだか元気がでてる気がする本。

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    2026年08月28日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    ネタバレ

    久々のシャールさん。お元気そうで幸せ。違う街でであうシャールさんやさくらちゃん、ジャダさんたちが元気で良かったです。いろんな街にいろんな人がいて、いろんな癒しの食がある。
    今は日本でいろんな国の食べ物が食べられるけど、やっぱり地元で食べると違うんだろうなぁ。

    台湾は親日であることは知ってたけど、そうなんだよね。歴史のことは忘れちゃいけない。ちゃんと経緯とリスペクトを持って接することが大切。

    あと柳田先生!我が家も曹洞宗です!!!笑

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    2026年08月26日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    2026/08/24
    日本を飛び出し、台湾へ。
    さくらや真奈の悩みはリアルで、誰もがぶつかって足掻く悩み。シャールさんに話して聞いてもらって、乗り越えて行く勇気と前向きな気持ちを貰う。
    シャールさんはいつも泰然としていて安心をくれる。唯一、料理を作れなかった相手にも毒の出し方を教えてくれる。
    そんなシャールさんがアンジーとの会話で自分の知らなかった自分に気づく。想像力の欠如、無意識のうちに自分の中にあった驕りのようなもの。いろいろなことを知った気になっていたけれど、自分はまだまだだ、ということ。
    今回のシャールさんは、人間くさい。
    導く人の印象が強いシャールさんが、導かれて自分を見つめなおしている。
    そんな人間味あふれるシャールさんが愛おしいと思った。

    クリスタさんが素敵。人を気遣うことを自然にしている。自分を楽しませるものをちゃんと知っている。クリスタさんみたいになりたい。

    台湾の人たちのことを、深く考えずに『親日』って思っていたことに気づいた。それは甘えた考えであることだと、気づいた。
    どんなに綺麗事を並べても、戦争の傷跡から目を逸らしてはいけないと、思った。

    今回の『マカン・マラン』は、癒やされるだけじゃない。
    歴史を、アイデンティティを、未来を、もっとちゃんと考えなくてはと、教えてくれた一冊でした。


    柳田との会話で、シャールさんが言った「幸せこそ、手軽であるべきよ」「幸せって、そんなせせこましいものではないのよ。もっとおおらかで、深いの。だからほんの少しでも充分なのよ」の言葉が染み入りました。
    幸せを限定してしまうのは、確かにつまらない。


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    2026年08月28日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    食と人生にまつわるアンソロジー集。
    「五十の壁が高すぎる」と「真っ赤な林檎のその下で」が自分の家庭環境に少し似ているからかぐっときた。

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    2026年08月22日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    もう完結したと思っていたけど、新刊が読めてよかった!台湾旅行のお話で、台湾旅行の事が少しわかったし、その後の人々の様子が垣間見えてとても面白く読みました。手を掛けた料理をしてみようかと思ったり、明日も頑張ろうと元気をもらえたりの読書でした。
    またはじめから読んでみようかなあ。

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    2026年08月21日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    大好きなマカンマランシリーズの番外編でした。今回は台湾が舞台。今までの登場人物のその後が描かれていてまた第一弾から読み返したくなりました。

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    2026年08月21日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    ネタバレ

    このシリーズを読むとくつくつと煮込んだり素材の味を引き出すような料理を作って食べたくなる
    今作は、番外編だからか 主がさくらや真奈。
    以前の作品に出てきた人々がどのように過ごしているのかが触れられる話が多い。
    今回は 台湾が舞台だったので 戦前の日本が台湾の人に与えてしまった事を忘れずに
    今友好的にしてくれる事を当たり前に思わずにきちんと理解していこうとも強く思った。

    第一話では ガチョウ料理と豆花
    第二話では 九份について 映画『非情城市』みてみなくては!
    第三話では ルーローハン 豚バラが脂きつそうだと思っていたから食べた事なかった 今度食べなきゃ
    第四話では 台湾珈琲 珈琲チェリーって食べられるの初めて知った
    竜眼花茶など気になる単語も
    エピローグでようやく柳田先生が登場してほっとする

    台湾行きたいな
    文章を読んでいても美しいところだということがとても伝わってきた

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    2026年08月20日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    文章だけで美味しそうな食事を想像できて、私もシャールのつくるご飯が食べたくなった
    他のシリーズも読んでみたくなった
    色んな人がハナミズキが咲いているお店に行ってシャールと関わることで少しづつ変化していく様が読んでいてなんかうるうるした

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    2026年08月18日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    大好きな、マカン・マラン。
    「マカン・マラン」シリーズ10周年だったんですって!?
    そんなになるのかぁ〜感慨深い、、


    本作はお店を飛び出して、台湾へ。
    海外という開放感や、異国への好奇心、癒し。
    シャールさん、ジャダ、フリーライターのさくらが各々感じた台湾をおすそ分けしてくれた。


    台湾は親日国家で日本に災害がおこると、いの一番に支援や救援物資を届けてくれる、とても優しい国……
    (つい先日も、2026年熊本地震の際にはすぐに支援や援助を発表してくれていた)

    そういう印象を私はもっていた。
    もちろん間違いじゃない、けれど。

    昔、日本が統治していた時代があった……
    そこをきちんと捉えて、シャールやジャダを通して届けてくれた作者 古内一絵先生の真摯さがこの作品の要だな、と改めて思う。

    日本でお留守番組の常連客、真奈や柳田がマカン・マランを開いてくれているのにも心が落ち着く。
    シャールの身体を私は心配していたけれど、みんなが守ってくれているという安心感でゆったり読書に浸れる。

    この空気、次の10年が経ったとしてもマカン・マランは続いている、そんな風に思わせてくれる。
    、、想像したくないけれどシャールを受け継ぐみんながいるから大丈夫、そんな感じ。

    きっとその間には、新しい悩める子羊たちや台湾からの知人やもちろん常連やお針子のドラファクィーンたちが集っているのだろう。


    読んでいたら、まだ行ったことのない台湾、すごく行ってみたくなった!
    台湾珈琲も飲んでみたい。
    もちろん行く前に映画「非情城市」を観て台湾の歴史を知ってから……

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    2026年08月18日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    シャールさん、さくらちゃん、ジャダさんの台湾旅行記。人も場所も食べ物も新たな出会いがあり、静かにしみる。台湾珈琲、飲んでみたい。

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    2026年08月17日
  • 星影さやかに

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    ネタバレ

    戦前から戦後にかけての、古川という農村の、一家三代の家族史。太平洋戦争下の悲劇を描く小説は数多くあるが、この本は、戦地を描いたものでも、原爆や空襲を描いたものでもなく、戦争の直接的な被害は受けなかった家族の物語だ。今となっては失われつつある農村の風俗や、方言が印象的だった。

    祖母の世代にとっては、戊辰戦争がそう遠くない過去であり、父にとっては、関東大震災から太平洋戦争が一続きの過去であり、子供たちは、戦後の復興と高度経済成長の担い手として、東京で働く。

    総論としては、中島京子氏による解説が素晴らしく、それ以上に私が語る言葉が無い。

    個人的には、登場する女性たちが皆個性的で、好きだった。祖母も、母も、叔母も。内面的に自立しており、激動の時代にも自分の価値観を揺るがせる事なく、それでも現実から目を逸らす事なく、たくましく家族を支えていく。というか、この一家は男性たちが皆、それぞれに、頼りないのだ。愛を貫こうとした祖父はすぐに体を壊して亡くなるし、軍国主義に同調しなかった賢明な父は、それゆえに神経症になり自室に篭り続ける。尊敬できる立派な、でも家族を守る事はできない、か弱い男たちであった。

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    2026年08月16日
  • 風の向こうへ駆け抜けろ2 蒼のファンファーレ

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    続編も期待を裏切らない面白さで一気読みしました。主人公と馬も含め皆んなの成長が感じられました。それが感動のクライマックスへと繋がっていき読後はとても良い気持ちで本をとじました。更なる続編を期待したいと思います。

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    2026年08月15日
  • 風の向こうへ駆け抜けろ

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    先に続編を読んで興味を持ったのだけど、こちらが断然良かった。
    地方競馬の大変さもさることながら、女性ジョッキーに対する偏見や差別にショックを受けた。ここまで?と思ったけれど巻末の藤田菜七子さんの文章を読んで、ほぼ事実なのだと驚きでした。
    今現在は女性ジョッキーも増え、最近では今村せいなさんがG1で優勝。これからも応援したいと改めて思いました。
    緑川厩舎のみんなが大好き。

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    2026年08月14日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    食と人生は切っても切り離せないものなのかもなぁ。人は食べないと生きていけないし、周りには食が溢れてる。テレビも本も漫画も本当に多いよな。
    タイトルにしあわせ?とあるように、ほっこりというよりは少し苦めの短編集だった。
    『フレンチと返報性』と『真っ赤な林檎のその上で』の終わり方が前向きな感じで好きだった。

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    2026年08月13日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    「恋と食」を題材の、10名の方々の小説やエッセイ

    初めて文書に触れる方もいましたが、どのお話も面白く読めました
    特に後半の小説3作品が好きでした
    晩年に思い切って何かするの、憧れるなぁ

    あと、最後の山田詠美さんのこれはノンフィクションなのでしょうか?
    作品は昔読んだことあったのですが、作家さんご本人のことはほとんど知らずだったので、びっくりしたわ。

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    2026年08月12日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    特に大きな事件は起きないけれどジワリと心に沁みるお話。
    普段の余裕がなくなりがちな生活を送る中で、ほんとはマカンマランのようなお店があるといいけれど、ないので代わりに心の栄養を補充してくれるこういう小説は有難いですね。

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    2026年08月09日
  • きまぐれな夜食カフェ マカン・マラン みたび

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    マカン.マランシリーズの3作目
    このシリーズは順番に読んだ方がいいかも
    たまたまあったものから読んだので逆順になったけど、それはそれであの話に繋がるんだと分かる面白さもある
    シャールさんがかっこいい

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    2026年08月08日
  • きまぐれな夜食カフェ マカン・マラン みたび

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    シリーズが進むごとにどんどん面白くなるってすごいよね〜!
    過去のキャラクターたちのその後が分かるから、だけじゃなくて、キャラクターの深掘りというかどんでん返し?のレパートリーが面白い。
    丁寧に作られたご飯を食べる時にしか得られない幸せってあるよね。

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    2026年08月08日
  • さよならの夜食カフェ マカン・マラン おしまい

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    「さくらんぼティラミスのエール」
    「幻惑のキャロットケーキ」
    「追憶のたまごスープ」
    「旅立ちのガレット・デ・ロワ」

    4話収録の連作短編集でシリーズ第四弾にして最終巻。

    一話から、女子高生たちの繊細で痛みを伴う関係性に心がざわつく。
    視野が狭まり、自己中心的なふるまいへと滑り落ちていく描写が秀逸。

    三話では、トロフィーワイフという立場に固執する女性の姿が鮮烈で読み応え十分。

    そして今作でも、シャールさんの懐の深さ、誰に対しても分け隔てなく向き合う姿勢に心を打たれた。

    きっとまた読み返す。
    そんな確信を持てる宝物のような作品。

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    2026年08月06日
  • 百年の子

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    おそらく小学館をモデルにした出版社の、戦前から令和までの物語。
    特に『小学一年生』など学年誌の話が中心。
    初代社長の想いを込めた立ち上げから戦時中の変遷、戦後の児童文学への広がりと読みどころがたくさんあった。
    各時代の働く女性にスポットも当てられ、朝ドラを一本見終えたような満足感。とても面白かった。

    林芙美子らしき小説家、手塚治虫や藤子不二雄らしき漫画家も出てくる。
    『放浪記』がなぜあんなに再演されたのかもこの本で納得。
    手塚治虫が目指して残したものも再認識。
    ドラえもんは当時小学一年生〜六年生まで全学年に合わせ、難易度を変えて6種類を同時に書き分けていたことも出てきた。
    その原稿をドラえもんミュージアムで見たことがある。なんて丁寧な仕事。

    そして児童文学について。『岩山書店』担当者が少年少女文学について自慢して小学館の編集者に絡む場面がある。

    子どもの頃、いわゆる名作に馴染めなかった。自分は本が苦手なのかと思っていたが、今思うと海外文学が苦手だったのかも。
    余談だか山中恒の作品が尾道三部作の原作だと今知る。

    戦後、15年もするともう戦艦や零戦をカッコいいものとするブームが来ていたとは。そこにストップがかかるとウルトラマンと怪獣ブームになったとか。
    この本には今だから背景を知れることがぎっしり詰まっていた。

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    2026年08月04日