古内一絵のレビュー一覧

  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    夜カフェを訪れる様々な人達の物語
    4章からなる話は、登場人物が少しずつ重なり
    読み進めると自分もカフェを訪れているような気分になる。
    話の中に出てくる料理や飲み物も詳細に描かれていて食したくなる一冊

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    2026年06月17日
  • きまぐれな夜食カフェ マカン・マラン みたび

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    シリーズ3作目!
    期待を裏切らない、ココロ暖まる素晴らしい作品。

    シャールさんみたいな人が友達なら最高!

    「自分の足で立っていればそれが居場所。
    自分が何をしたいではなく、何を守りたいか。」

    「本心を隠すことも悪くない。本心の隠し場所がわかっているから。」


    人生の指針となるような人に対して暖かい考え方。辛くなった時に戻ってくるような、そんな作品。

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    2026年04月01日
  • 最高のウエディングケーキの作り方

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    ホテル椿山荘をモデルにした物語。主人公の、自分が納得できるまであきらめない強さに心を揺さぶられる。社会、人の目線に負けてしまうこともあるけれど、ひとつひとつに疑問を抱いて生きていくのも大切。アフタヌーンティーに行きたくなった。仕事に情熱を注ぎたくなった。

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    2026年03月28日
  • 百年の子

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    小学校雑誌の歴史が
    すごく丁寧に書かれており
    すこし長いなーと思うところが
    ありましたが...笑

    ここで繋がるのかーとなったりして
    やっぱり古内さんの本は好き。
    読み終わったあとスッキリしました。

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    2026年03月24日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    料理×小説(エッセイ)というと、なんとなく心温まるイメージで読み始めたら、ちょっと違ってびっくりする。
    すべてのお話に美味しそうな料理が出てくるけれど、どれもこれも「ほっこり」した美味しさとは毛色が異なる。
    この読後感は、どんな「後味」と言ったらよいのだろうか。
    でも、悪くない。すっぱい、からい、ほろ苦い……それもまた料理であり、人生なのだ。

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    2026年03月17日
  • 百年の子

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    惹き込まれる。3/10に読み終えたことに、何かしらの縁を感じた。
    コロナ禍の停滞し漂流していたような世情と、戦中戦後を行き来する。

    私も小学生になったら、学年誌を買ってもらって読んでたことを思い出す。

    その学年誌を中心とした戦中戦後、そして今の話。児童文学。大人が関わってるけれど、見つめる先は子ども達。
    子どもにとっての戦後は、8/15からではない。両親が戦死した、その時から完全なる敗北が始まる。戦災孤児。美談化した話が、戦後出たけれど、それは国が、大人が、彼ら戦災孤児を二度殺したようなもの。存在を否定。自分たちの責任から目を逸らしたこと。
    子は、いつか大人になる。どこで、子どもの無垢が無

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    2026年03月12日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    それぞれの終わり方まで凝ってて好き。
    メモるくらいいい言葉があった
    文章も知性を感じ、すごいリラックスして読めた。
    解説も良かった。

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    2026年07月10日
  • 最高のウエディングケーキの作り方

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    「最高のアフタヌーンティーの作り方」の続編。

    たくさんのお菓子とフランスの風景が素敵すぎる。
    そして、マカンマランのあのキャラクターが出てくるのも嬉しい♪


    今回は夫婦別姓についてがテーマとしておかれている。

    私の年代では夫婦が同じことが当たり前とされていたから、正直なんでそこにこだわるのか?
    自分自身も職場では旧姓を使って仕事をしており、不便はなかった。
    ただ、手続きに関しては順番を間違えてしまっては、倍の時間がかかるとされ
    神経も時間も使い、疲労困憊だったのは記憶している。

    ただ、女性が結婚を気に当たり前とされていること(この先もいっぱいある)をいい加減手放していくのもいいのではな

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    2026年03月03日
  • 最高のアフタヌーンティーの作り方

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    ステキ!
    "アフターヌーンティー"から、こんな多角的な視点で山あり谷ありの日常が描かれるなんて。

    普段圧倒的にコーヒー派だし、三段スタンドの下から食べるという初歩的なマナーは持ち合わせていないまま、本場イギリスでアフターヌーンティーを楽しんだという経験をしちゃってるのがすごい悔しい。

    ただそのプティフールの見た目と味を楽しむだけじゃなくて、作り方とか歴史背景も一緒に楽しめたらよかったなあ。

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    2026年02月27日
  • 最高のウエディングケーキの作り方

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    「最高のアフタヌーンティーの作り方」の続編。自分たちのお店を、自分たちの納得する形で開きたい、その目標に向けて今回も切磋琢磨する涼音と達也。

    1話毎にメインの人物がいて、ストーリーは展開されていく。

    結婚は、嫁入りともいわれるが、果たして“入る”という表現は正しいのか。
    涼音の結婚に対する意識や価値観。それらが深まるたび、いつしか自分も一緒に考えていた(正直、そこまで考える?面倒くさいなって思っちゃったけど)。

    恋愛モノはめったに読まないけど、遠回りしながらも目標に向かって、着実に進んでいく二人のストーリーは飽きずに最後まで読めた。

    ホテル時代の後輩・瑠璃の話が、いろいろ衝撃的でいちば

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    2026年02月25日
  • 百年の子

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    「子供と女性の人権の歴史はまだ百年にみたない。」

    戦中戦後を生きたスエの時代に比べて令和の社会は少しは良くなってきたとはいえ、
    女性にとっての不自由さは解消されたとは言い難く、むしろ女性同士を分断するような方向に向かっていくような気すらする。

    すれ違う母と娘。
    同僚の育休取得と職場復帰に伴うもやもや。
    いつの時代も自分以外の家族の都合に振り回されがちな女性の社会生活…。
    ほとほとイヤになるけれど、それでも自分なりに身近なところからでも考え続けなければならないのだろう。

    「どうせ無理だとか、なにをしても無駄だとあきらめる弱い心が、一見勢いのある流れに取り込まれ、いつしか誰も逆らうことのでき

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    2026年02月19日
  • 最高のアフタヌーンティーの作り方

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    少し堅苦しいものだと思っていたけど、アフタヌーンティーの起源やお菓子のお話を詳しく知れたことと風景を楽しみながら楽しむものだと感じ、アフタヌーンティーをいつか楽しみたいと思えるお話でした。また、アフタヌーンティーを楽しんでいた貴族と現代の女性や戦時中のお菓子の存在と現代のお菓子の存在を対比させて変わらない悩み、変わった価値観を知れて良かったです。アフタヌーンティーとは、辛い経験(しょっぱいスコーン)があるから、楽しい日常(甘いお菓子)がより引き立てられて楽しくなる。まさに人生そのものだと思いました。

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    2026年02月15日
  • 東京ハイダウェイ

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    それぞれ生きづらさ、息苦しさを感じている6人を主人公とした連作短編集。サクッと読めるけれど、今を生きる人ならみな登場人物たちの悩みや葛藤、苛立ちや苦しさにどこかしら共感できるのではと思う。
    登場人物たちの「隠れ家」となっている場所が、どれも知っているけど行ったことのないところばかりで、行ってみたくなった。
    お話としては「眺めの良い部屋」が一番好き。

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    2026年01月23日
  • 百年の子

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    ネタバレ

    昭和から令和へ。
    子どもと女性の人権の歩みについて、
    小学生の学年誌の発刊に関わった人たちの視点から描かれる。

    昭和では鮫島スエの視点から。
    戦時に徴兵された男性の代わりに働く女性たちの姿が見えてくる。
    結婚したら家庭に入ることが前提で、
    子どもを産むこと、特に男児を産むことがマウントをとる価値観。
    そして子どもたちが読む誌面には、戦争に身を尽くすことを称えるお話が並ぶ。

    令和では市橋明日花が、
    子育てしながら職場でも家庭でも肩身が狭い同僚女性たちの姿を垣間見る。
    もちろん昭和よりも環境は恵まれているけれど、
    育休制度が他の同僚に負担になることとか、やはりまだまだ社会の仕組みも理解も追い付

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    2026年01月18日
  • 百年の子

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    私も学年誌を読んでいたなと懐かしい。第二次ベビーブーム世代なので学年誌の部数が1番伸びた頃だろう。同級生もたいてい読んでいた。

    小学館の歴史も興味深かったし、今も変わらず女性が社会で活躍することが難しいことが腹立たしかったし、いろいろ考えさせられた。

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    2026年01月18日
  • キネマトグラフィカ

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    とある映画会社の同期入社の群像劇。
    入社からずいぶん時間が経った今でも同じ会社で働き続ける者も、違う道を選んだ者も、少なからず銀活にたくさんの思い入れがあって。
    不穏な始まりとそれぞれの回想後のモヤモヤ感をどう回収するのかなって思ったけど、そういう感じね。
    いい感じに登場人物のキャラクターがバラけててバランスが取れてるのも読みやすくて面白かった。
    映画が観たくなるというより、映画館に行きたくなる、そんなお話だった。

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    2026年01月17日
  • 銀色のマーメイド

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    あおーーーーーーーぃ!

    はるーーーーーーーぅ!

    って思わず叫びたくなっちゃう

    もうこんなの好き!
    「あおい」と「はる」大好き!

    「あおい」と「はる」は登場人物じゃない
    「青」と「春」だ
    そ、青春!

    青春もの最高( ´∀`)bグッ!


    あなたにもありましたよね
    私にもありました
    15歳の中学生のときが

    まだまだ大人とは呼べない
    だけど子どもでもない
    難しいお年頃

    こんなお年頃
    大なり小なり悩みはあります
    腐ってしまった大人とは違い
    言葉にできない苦しい悩みが

    そんな悩みを打ち明ける勇気
    苦しむ仲間にそっと差し伸べ手
    仲間のために必死になるその姿

    これぞまさに青春!

    その頑

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    2026年01月11日
  • 最高のアフタヌーンティーの作り方

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    素敵なアフタヌーンティーをたくさんたくさん想像して読んで、読んでる間も紅茶を淹れて静かにゆっくり読もうと思える本でした。

    育休中の先輩の愚痴と葛藤が生々しすぎて、これは体験した人にしか書けないんじゃないかなと感じた。あの頃を思い出して気持ちが塞ぐほど。

    追記
    読み終えてから一ヶ月経って、あの本よかったな…って思い出すことが何度かあったから☆3→☆4にした

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    2026年01月11日
  • 東京ハイダウェイ

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    短編連作でサラッと読める。驚きや新しさは無いけれど、ちゃんとしたクオリティで、多くの人が抱えているであろう悩みやモヤモヤに寄り添う良い作品だと思った。ちょっと疲れた人の隠れ家になるような本。
    自分は彼ら彼女らのように正しく良い人にはなれないけど、恥じないように生きてる人は、見ていて気持ちがいいよ。

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    2026年01月11日
  • 最高のウエディングケーキの作り方

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    冒頭で、桜山ホテルを退職する鈴音。あの四季折々のアフタヌーンティー空間から遠ざかってしまって、「最高のアフタヌーンティー」ファンとしては何だか寂しかった( ;∀;)
    結婚も、パティスリー飛鳥井のオープンも、素敵なことなんだけどね。

    『たとえ認めることはできなくても、邪魔をするのはやめましょう。私たちが思いつかなかった新しい世界に臨もうとする、若い人たちの挑戦を。…現状の一線上で互いを縛り合うのではなく、一足飛びに駆け出していける誰かを「おめでとう」と心から寿げることこそが、本当の祝福なのだ。-第四話 サマープディング-』
    ホテルラウンジの香織先輩の章から、忘れないように一節を保存。夫婦別姓も

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    2026年01月01日