古内一絵のレビュー一覧

  • 星影さやかに

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    実話でした。親子三代の様子というよりも戦争に関わった人々の内の三代を描いて知ることだと思います。関東大震災の朝鮮人虐殺も日本を戦争に導いた陸軍に覆い被せて同調したアホな民間人も敗戦国になって報いを受けたのだろうか、秘密警察の真似事をしてまともな人を炙り出したアホな軍人も報いは?否 井出のジジイの様に180度態度を変えて生きて行った筈だ。こういう正しい小説を読むたびに憤るし神様はいないのかと

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    2025年05月09日
  • 最高のアフタヌーンティーの作り方

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    2021年出版。アフタヌーンティーを供する老舗ホテルが舞台、最高のアフタヌーンティーの提供を夢見て実現の階段を登りゆく女性が中心人物。描写視点は中心人物と、「気になる存在」のチーフパティシエの男性。主題は「既存の価値観や常識」に自らを縛り、可能性や幸せを棄てたり、他人を傷付けるのってどうよ?って事らしい。その主題が、少し押し付けがましく感じられる記述が重なって感じたのは、自分のココロの貧しさ故だろうか?
    女性に対する偏見の多さ・深さに関する記述が多め。その点で共感する人も多いかも知れない。
    評価感としては3.5位の印象だが、アフタヌーンティーと云う自分にはまったく縁のない事象世界を間接体験出来

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    2025年05月06日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    恋は、甘くてほっこりだけじゃない、というテイストの本。
    恋のはじまりと、途中と、おわり。そこにある、食の風景。
    恋と食を通して、たとえば、どろりとした部分もしたたかさも葛藤も、いろんな感情が描かれるのが面白かった。

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    2025年05月03日
  • 百年の子

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    ★3.5
    人は誰かの“続き”として生きている。
    百年のあいだ、ある学年誌が見つめてきた、三世代の女たちの物語。


    「百年の時を超えて、受け継がれるもの。」​
    物語は、あるひとつの学年誌を軸に、祖母、母、娘の時間をゆっくり繋いでいく。
    昭和、平成、令和――それぞれの時代の空気が、台詞の端や仕草にやわらかく宿っていて、その生き様に寄り添えるように、静かに耳を澄ましていた。
    物語の構成は少し入り組んでいるが、その“混線”すらも、家族というものの曖昧さを映しているようだった。

    特別に何かが起こるわけではない。
    けれど、登場人物たちの人生の“湿り気”が、ふとした描写のなかに染みていて、読んでいて息が

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    2025年04月17日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    ふたりで「いただきます」
    いろいろな場面でいろいろな立場の二人が
    いろいろな料理を食べる

    記憶とメニューが繋がるのだろか
    同じものを食べると
    当時を思い出すのだろうか

    朝と昼は一人で食べ
    夜はたまにふたりで食べる、ほとんど黙って
    これは寂しい食生活と言えるのかな……

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    2025年04月11日
  • 百年の子

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    まだまだ社会的に弱い立場である女性や子供に焦点を当て、戦争というものの過酷さや理不尽さ、学年誌作りに情熱を傾ける人達の歴史について詳細に書かれている。


    前半、明日香のパートは少し退屈に感じたかが、
    祖母スエや野山さんのパートはおもしろくてどんどん進んだ。

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    2025年04月11日
  • 風の向こうへ駆け抜けろ3 灼熱のメイダン

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    地方競馬から世界へ、夢を追い続けたオンボロ厩舎の挑戦を描いた完結編。
    競馬を知らない人も、レース観戦したくなるきっかけの一冊になるかも。

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    2025年04月07日
  • 山亭ミアキス

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    2025-4

    人の心の奥にある悩みや問題を嗅ぎつけ、霧の奥深い山亭へと導く“何か”。そこで人々は美味しい食事を堪能すると共に、不思議な現象に見舞われ、自分たちが“どう生きるか”の選択肢を迫られる。
    癒される話なのかなと思えば、ゾワッと、ときどきじわっとくる話でした。ダークファンタジー?っぽいですが一応、救いはあるように感じました。

    神話・言い伝えや食事(料理)の描写はワクワクさせられました。人間の欲についてちょっと考えさせられるような話もあり。

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    2025年04月06日
  • お誕生会クロニクル

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    お誕生会なんて懐かしい!今の子たちもやるのね??こどもの頃は美味しいご馳走がたくさんあったりで、やるのも(母には感謝!)行くのもすごく楽しみなイベントのひとつで、今となっては“楽しかったな”というぼんやりした記憶しかない。自分が親になると、めちゃくちゃ気を遣ってしまうだろうし絶対やりたくないと思ってしまう。全面的に中止とした学校を支持するだろうな。

    7編とも主人公は異なるけど絶妙な角度から繋がっており、どれも面白かった。ラストのお話がひときわグッとくるのだが、図工教師が主人公の「万華鏡」と小学生の娘をもつ父の話「ベビードール」も好きだった。

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    2025年04月04日
  • 十六夜荘ノート

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    良かったです!知人の紹介で拝読しましたが、またまた良い作品を紹介してもらったと感謝です。内容としては、戦前から都内一等地に建つお屋敷「十六夜荘」、面識も記憶もほぼ無い今亡き大伯母から突然相続することになった主人公雄哉。とっととこんな物件は売ってしまおうと目論む雄哉ですが、十六夜荘はシェアハウスとなっている為、まずは住人を追い出す計画へ。しかしながら、それら住人達との出会いや、何故大伯母は自分へ相続させたのか、そもそも大伯母とはどんな人物だったのか、ここは一体どんな場所だったのか、まつわる謎を紐解いていく中で雄哉の気持ちにも変化が現れてきて、、という現代のお話と、、、戦前〜終戦までの間、十六夜荘

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    2025年04月05日
  • 最高のアフタヌーンティーの作り方

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    ネタバレ

    アフタヌーンティーって貴族の楽しみだって言うイメージがあった。
    でもこの本読んでいきたくなった。
    自分の生活に幸福を与えてくれる時間を提供する。すごい素敵な空間だと思った。

    アフタヌーンティーの話だけじゃなくて、ホテルスタッフの皆さんの人生の話も満載。
    アフタヌーンティーを提供することに対する情熱とか仕事の取り組み方とかそういうエネルギーもビシビシ伝わってすごい元気もらった。

    カフェ好きお仕事小説好きの私にとってドンピシャでした。読めてよかった。達也シェフかっこよかった。

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    2025年04月03日
  • 風の向こうへ駆け抜けろ3 灼熱のメイダン

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    地方競馬から中央へ第三作。何とドバイワールドカップ出場。勝てるのかフィッシュアイズ、芦原瑞穂。

    やはり面白かった。競馬はやらないが、読むのは本当に楽しい。

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    2025年03月30日
  • 痛みの道標

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    不思議なお話でした
    リアルな話がちょっと変わる
    リアルで辛いところもあって・・・
    どう消化しようかと思っている

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    2025年03月28日
  • 最高のアフタヌーンティーの作り方

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    マカンマランに非常に似た雰囲気のアフタヌーンティーを題材にした本。ほっこりしていい話だった。老若男女問わず楽しめるアフタヌーンティーいいね。

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    2025年03月16日
  • 最高のアフタヌーンティーの作り方

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    本筋の感想と外れているとは分かっていながら書くと、育児の大変さを一気に思い出させてくれました。笑
    本筋もよかったです。

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    2025年03月15日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    どの短編もなかなかの良品で楽しめます。間に挟み込まれたエッセイも箸休めにgood!
    ただ残念だったのは大好きな原田ひ香さんの作品が既読の「夏のカレー」だったこと。まあ2回目でもいい話なので、よしとしましょう。

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    2025年03月10日
  • 風の向こうへ駆け抜けろ2 蒼のファンファーレ

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    競馬に興味がなくても、気づけば「頑張れ!」と祈るように読んでいた。
    最後のレースは、感動で胸が熱くなった。

    ただ、この物語に恋愛要素はなくてもよかったのになー

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    2025年03月04日
  • 風の向こうへ駆け抜けろ

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    やる気もバラバラ、まとまりもゼロの地方厩舎が、中央競馬に挑む奇跡の物語。
    次第に心をひとつにし夢に向かって走っていくこの感動は、競馬に興味がなくてもきっと胸に響くはず。

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    2025年03月01日
  • 赤道 星降る夜

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    ネタバレ

    ブラック企業の理不尽な対応に、死んだ祖父の協力であれこれやって一発逆転ザマア・・・って感じの内容かと思ったら全然違った

    日本の戦争、風化させない為にとお話やテレビで目にする事もたまに有るけれど、大抵は皆こんなに耐えてました、って内容

    逆に日本が加害者だった事実は余り目にする事はなかったので、物凄い衝撃的な作品だった

    間違いなく、大事な事を伝えてくれる良作で、必要な本だと思う

    ・・・けれど、好きか?と言われたら好きではない
    多分読み返す事もない

    本に何を求めているかだと思う、自分はお金と時間を使って、辛かったり切なかったり悔しかったりする読後感の作品を読みたくない、ただただ楽しい時間を

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    2025年02月28日
  • 百年の子

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    小学館の創立百周年を記念して書かれた作品。

    同社をモデルとした文林館を舞台に、学年誌の出版から始まった同社に相応しく、学年誌の盛衰を縦糸、同社に縁のある親子3代の女性たちの心情を横糸に物語が紡がれる。

    戦時下、国威発揚に協力せざるを得なかった黒歴史も忌憚なく描かれ、それに対する反省は本書を通じての1つの大きなテーマとなっている。

    実在の編集者をモデルとした人物が主役となる昭和40年代のエピソードは、作者が実際にその人物から聞いて印象に残ったものらしい。

    実在の人物(をモデルにした人物)は他にも多く登場し、名前などから容易にそれとわかるように書かれている。

    もう1つのテーマである働く女

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    2025年02月19日