古内一絵のレビュー一覧

  • きまぐれな夜食カフェ マカン・マラン みたび

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    ネタバレ

    今回もほっこりしながら読みました。
    とくに「妬みの苺シロップ」は一話目から度肝を抜かれた。。。現代社会における深刻な問題とも言える匿名での誹謗中傷の根本に切り込んでる。SNS疲れしてる現代人みんなに読んでほしい。
    「風と火のスープカレー」もよかったなー。
    シャールさんへ思いを寄せる燿子さんの胸の内に、こちらも胸がきゅっとなった。

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    2026年08月15日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    ドラァグクイーンの方を実際に見たことはないけれど、自分も登場人物たちと同じような反応をする気がする。「多様性」と言われるけど、心のどこかで特別視してしまうと思う。
    そういう苦しみを抱えたからこそ、シャールさんの言葉はまっすぐ刺さるんだと思う。
    自分と似た立場の登場人物に共感できた。

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    2026年08月14日
  • 百年の子

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    とても良かった。なぜこれが、各賞受賞して映画化されて超話題作になってないんだ。個人的にはぜひ、朝ドラにして欲しい。

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    2026年09月07日
  • 女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび

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    SNSの拡がりや、あるべき論が蔓延することで、コミュニティが細分化され、境界から少しでも外れると、自分の居場所がわからなくなったり、意にそぐわないと攻撃や無視されることに恐怖を抱きながら、生きることに疲れ果てた人たちがたどり着く夜のカフェ。

    一生付き合わなければならない病を背負ったカフェのオーナー、2作目も健在でホッとするストーリー。

    カフェにたどり着き、オーナーの沁みるコトバと、身体に染み渡るマクロビオティック料理、しがらみや、見栄や、虚勢、生臭いことを脱ぎ捨て、ありのままの自分でいていいことに気づき、前を向き始めた主人公たち、今回も心地よい。

    そんなオーナーも、本当のことを何も話せないまま父親を見送って、辛かったろうに。

    刺さった一文
    •自分のことを「ただの」とか「つまらない」とか言っちゃ駄目。
    それはあなたが支えている人や、あなたを支えてくれてる人たちに対して、失礼よ。
    •ここは、まるで深い海の底のようだ。
    形も色も違う魚たちが、思い思いに揺蕩っている。
    少しでも弱いものを皆で突きまわそうとする殺伐さがどこにもない。
    •年齢も境遇もまったく違うのに、豊かな語らいが淀みなく続く。
    •親であることも、子であることも、まごう事なき大いなる冒険だ。

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    2026年08月13日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    シャールの人柄にドンドン惹かれて、近所にこんなお店があったら良いのにと思ってしまう。
    お店に集う人、それぞれの視点からのシャールとの出会いのストーリーも読み応え有り。

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    2026年08月11日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    以前行った台湾旅行で行った場所や食べたものを思い出しながら読みました。
    舞台がマカンマランから台湾に変わっても、シャールさんもジャダも変わらずそのままで良かったです。魯肉飯は自分でも時々作るのですが、作中に出てきた素肉飯は知らなかったのですごく食べてみたくなりました。
    また台湾珈琲も知らなかったので、シャールさんと同じく珈琲は苦手なのですが、飲んでみたくなりました。
    台湾旅行の楽しさだけでは無く、台湾のこれまでの大変な歴史も改めて知ることができました。
    シャールさんが、これからも元気でいてくれることを願いつつ、またいつか次作が出ることを待っています。

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    2026年08月09日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    いつか台湾行こう。そう思わせてくれるほど、素敵な作品でした…美味しそうなのもはもちろんのこと、台湾の歴史のことも知ることができて、面白かった。古内一絵さんのマカンマランシリーズ最新作も、最高です!死ぬまでに行きたいところに、台湾がランクインしました。

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    2026年08月08日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    好きな話だった!
    満月珈琲店の星詠みが好きな人は好きだと思う。
    でも、満月珈琲店よりも人間味があるというか(実際そう)もうちょっと身近な感じで、自分の街の路地裏でも探したら見つけられるんじゃないかと思える。

    何かしらを抱えた人たちが、マカン・マランに引き寄せられ、シャールさんが愛を込めた料理やお茶に癒やされて、次の1歩を踏み出していける。
    シャールさんは本当に魅力的。
    自身も様々な経験をしてきたからこそだけど、シャールさんのことも心配。でもきっと大丈夫なんだろうなと読み終わった今は思える。

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    2026年08月08日
  • 女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび

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    マカンマラン、2冊目。
    街中にあるマクロビオティックを用いたカフェを営む店主シャールさんと、お店に集まるお客さんのお話し。
    シャールさんの優しいお料理と考え方と言葉に、優しい温かい気持ちになります。
    生活してるとだんだん心が疲れてくる。
    その疲れを、シャールさんの言葉が洗い流してくれるかのようです。
    お店に夜食を食べにくお客さんが悩み苦しい時、なんだか答えがでず道が開かず苦しい。そんなときに、シャールさんと話しながら落とし所が見つかってみつかっていく。
    短編集で、2冊目は4人のお客さんが登場します。
    ①丸の内で働くOL女性
    ②旅館を突然継いで欲しいと言われた小説家になりたい男性
    ③子供の発達に悩む主婦
    ④親子の関係に頭を悩ませる父
    どの人も、周りにいそうな人で悩みもリアルで、自分のことのように感じます。

    ①は、分かるなーと思いながら読みました。
    女性同士の関係性の中で嫉妬心がうまれてしまう、とてもリアルな表現がされてました。グループの中のリーダー的な人が、嫉妬心からグループの1人の悪口を日々いってしまったり、いじめてしまったりする。だいたいそういうリーダーは立場が周りより少し上で仕事ができて、上司から認められている。なのに、虐めてしまう。自分の持ってないものを持っていると羨ましくなってしまうんだろう。
    もう充分、優秀だから自信を持てばいいのに。何を恐れているんだろう。仕事だけを見ればいいのに、人のことが気になってしまい虐めてしまう。
    そして、そんな人間性に男性たちは気が付かない。
    その人間性と人間模様がリアルに表現されていた。こういう人、いるよねーと思いながら読みました。

    「人は皆、寂しいのよ」
    なんか刺さった。周りに人が集まっている人でさえ、寂しいから集まってる。寂しいから虐めてしまう人もいる。でも虐めちゃいけないよね、、、
    人はみんな個性がある。マジョリティとマイノリティが複雑に絡み合っている。その中で自分で生きていかないといけない。だから孤独で寂しい。そういうもんなんです。

    「恐怖と不公と理不尽が溢れる世の中で、誰もが一筋縄ではいかない己の道をあるいていかなくてはならない」

    人は孤独だけれど、ひとりじゃない
    周りの人たちに囲まれて、それぞれが孤独だけど誰かと支え合って生きている
    読み終わり、改めて気付かされました。

    シャールさんとジャダさんと柳田さんのやりとりが、面白くてクスッとなります。
    私もシャールさんやジャダさんに会ってみたいです。
    次の作品も楽しみ。

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    2026年08月08日
  • きまぐれな夜食カフェ マカン・マラン みたび

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    今回のキーワードは素直になること、かな。

    心が疲れてきてどうにもこうにもいかなくなって、手に取りました。完結してほしくないゆえに、ゆっくりゆっくり読んでいるマカンマランシリーズです。

    その時々に伝えなければいけない言葉、自分に嘘をついて選んだ未来はいつか自分を苦しめる。でも素直に伝えることで、思ってもみない未来が見える。疲れ切った心に染み渡る暖かさ、今回も沢山泣きました。

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    2026年08月06日
  • きまぐれな夜食カフェ マカン・マラン みたび

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    「妬みの苺シロップ」
    「藪入りのジュンサイ冷や麦」
    「風と火のスープカレー」
    「クリスマスのタルト・タタン」

    4話収録の連作短編集でシリーズ第三弾。

    今作も濃密な人間ドラマ+シャールの魅力が詰まっていた。

    一話では自分を不幸だと決めつけ『わたしはあなたが嫌いです』──通称ワタキラブログで誹謗中傷を撒き散らす女性が主人公。
    そんな彼女に対してシャールが選んだ行動が見事で、静かな感動が残る。

    三話では、身勝手な夫の提案で離婚式を開くことになった仮面夫婦が描かれる。

    シャールの優しさに癒され、ずっとこの物語を読んでいたくなった。

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    2026年08月05日
  • さよならの夜食カフェ マカン・マラン おしまい

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    「多様性」という言葉が叫ばれ始めてだいぶ経つが、言葉が一人歩きしている部分があったり、世間の認識不足もあり、まだまだみんなが理解して受け入れるには程遠いのだろうなと思う。
    自分らしさを自分自身が認めることは、容易ではないということをこのシリーズを通して改めて考えた。自分自身が自分らしさを自己認知していなかったら、周囲に理解してもらうことは到底難しい。自分のことは、誰しも1番視えないのかも知れない。
    シャールさんのようにあるがままでよいと認め、他者を解放し、肯定してくれる存在に出会えたら素敵だが、現実はみんな自分自身のことで手一杯なのだと感じる。みんなが自分自身のことを認めて、肯定してあげられれば、他者へ目を向ける余裕も生まれるのかも知れない。

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    2026年07月31日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    出会えて良かった一冊。シャールさんの温かくて柔らかな言葉と優しい料理で包み込まれた世界観。登場人物ごとに描かれた孤独、不安、虚無感はどこか他人事ではなくて世の中綺麗事だけでは生きていけないと思わされる。それでもシャールさんの存在感が圧倒的で読後は優しい気持ちになれる。時々この本を開いてシャールさんの言葉を思い出したい。

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    2026年08月02日
  • 女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび

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    今作も良かった‥!
    親子関係についてのエピソードが多かったんだけど、子育てに悩む今の自分の心にどれも刺さりまくって‥泣きながら読んだ。
    たとえ家族であっても、すべてを分かり合えるというわけではなく、深く思い合っているからこそ、うまくいかないこともある。
    「親子は一番近くにいる他人」っていうシャールさんの言葉に頷きすぎて首もげそうになった。
    あと、全然関係ないけど、ジャダさんと柳田のケンカが好き。笑
    続きが気になる〜!このシリーズは全部読むぞ!

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    2026年07月26日
  • 最高のウエディングケーキの作り方

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    読んでる私も腹が立つような理不尽なことも、真っ向から斬りつけるのではなく違う形でスッキリさせてくれるので、読み終わった後は充足感に浸ることができます。
    (他の作品でも共通して言えるのですが)

    加えて、出てくるお菓子が美味しそうすぎる。

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    2026年07月26日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    学生時代は生徒会長をし、男女問わず圧倒的な信頼を得ていた元エリートサラリーマンが、とある理由で仕事を辞めて都会の一角に、夜食カフェを営む。その店主シャールさんと従業員のジャダさん、クリスタさん、そしてそこに通う人々のそれぞれの人生を描いたお話。

    シャールさんの言葉に、私も救われた。
    「苦しかったり辛かったりするのは、あなたがちゃんと自分の心と頭で考えて、前へ進もうとしているからよ。」と。
    自分が苦しくて辛くて、この辛さはいつまで続くんだろう。ずっとなんだろうかと思うこともある。シャールさんの言葉により、自分が答えを出せないことがそれでもいいんだと、少し心が軽くなった気がする。

    「空っぽだと思ったら、そこを足せばいい。」
    本を読んでいて、何で足そうかという答えは出なかったけど、きっと自分のやりたいことをやるということが、足すということなんだろうと思う。他にもいっぱいありそうな気がする。2作目3作目を読み進めながら、見つけられたらいいなぁ。
    毎日、必死に生活をして自分の意思とは関係なくやらねばならないことをこなしていると、疲れてきてしまう。それはきっと、通り過ぎた時になんだか空っぽのような気がするからなんだろうな。

    この本の中で、時折出てくるお料理がなんとも美味しそうで、私も食べたくなった。
    春のキャセロール
    金のカレーパン
    あわもちとかぼちゃのスフレ
    秋にんじんと豆乳のポタージュ
    トマトゼリー
    などなど、、、、
    全部、美味しそう!
    私もマカンマランに行ってみたい。
    そして、シャールさんジャダさんクリスタさんに会いたいな、、、
    お話ししてみたい

    刺繍を施したドレスも気になるところです。
    お針子さんたちの一つ一つ丁寧な刺繍を施したドレス。きっと綺麗だろうな、、、

    この一冊の最初から最後まで優しさがいっぱい。
    こころ温まるお話でした。
    心が優しい気持ちになりました。
    面白かった!2作目が楽しみです。

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    2026年07月25日
  • 百年の子

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    すごく素敵な話だった。戦争中も子どもたちに読み感じることを続けるために奔走した人々がまぶしい。スエさんの聡明さと心の豊かさ、そして娘と孫への愛情に胸が熱くなりました。

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    2026年07月25日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    シャールが発する言葉や作る料理が優しくて、読んでいて優しい気持ちになる作品。

    家の近くにこういうカフェ欲しい、切実に。

    シリーズ物なので続編買いに行かないと!!

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    2026年07月22日
  • きまぐれな夜食カフェ マカン・マラン みたび

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    シャールさんのやさしさが沁みるわあ。
    正直離婚式は意味わからんが、失恋の理由はうわーっとなってしまう。でも繋がりがなくならなかったことは悪いことではないと思う。
    あと比佐子さんはいい人だなあ。受け入れてくれる人は嬉しいね。
    生きてることを悩むのは意味がないと思ってるので、わからんくはないがもっと建設的に生きろよ、と思ってしまう。生きるのが下手くそなのは皆同じだけど、方向に迷いまくるのは現実でもどうしようもないしな。

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    2026年07月20日
  • さよならの夜食カフェ マカン・マラン おしまい

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    マカン・マラン4作目。
    以前の作品で少し登場してきた人物が主役となっており、別の視点から描かれているのが面白かった。
    「傷つくのって楽」「自分で自分の機嫌を上手に取る。それが大人の嗜み」「信頼があってこその儲け」など、今作もハッとさせられる言葉がたくさんあった。
    本心で話せる友人がいる有り難みと、仕事をするうえで相手へのリスペクトを大切にすることをしっかり心に刻もうと思った。

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    2026年07月19日