古内一絵のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
お話がとても好きな内容でした。
お菓子やアフタヌーンティーに対しての熱意が強く、念願叶ってアフタヌーンティーチームへと異動が決まった涼音。初めてのアフタヌーンティーの企画を考える際に達也に「爪痕残さなくていいから」と言われ、"最高のアフタヌーンティーを作りたい"と考える涼音のお話です。
読んでる中で「お菓子はご褒美 ━━ 」と書いてあり確かに……!!と感動しました。アフタヌーンティーが最高のご褒美、なんて言葉を聞いて居たらアフタヌーンティーに行きたくなってきました。もうさっきからそれしか調べてないです(՞⸝⸝o̴̶̷̥᷅ ̫ o̴̶̷̥᷅⸝⸝՞)笑
表現がとても美しくて -
Posted by ブクログ
「朝ドラみたい」とレビューで見かけ、それは読んでみたい‼︎と思い手に取りました。読み終え、本当に朝ドラみたいでした。じんわりと心に響いてくるお話でした。
出版社の文林館で働く、令和の明日花、昭和40年代の野山、昭和20年前後の明日花の祖母のスエの三人の視点で話が進みます。それぞれの時代を生きた三人の話を読むと、戦時下の出版社の苦労、表現の自由、戦争とは何か?など考えさせられることばかりでした。
特にスエの話は悲しかった。スエたちがラジオで敗戦を知った時、みんなで大泣きした場面は苦しかった。日本はもう負けると分かってても、現実から目を逸らし日本は勝つと言い続けた。そうしないとみんな心が折れて -
Posted by ブクログ
文庫化をずっと待ってた作品!
お誕生会に関するお話。
だけれど、生命の物語でもあるなと感じた。
どの話も繋がっていないようで繋がっていて、
とても読みやすく一気読み!
その中でも6章「あの日、この日から」のお話は
涙が出てきてしまった。
3.11に産まれた双子の男の子。年に一度の大切な日を心からお祝いしたい母。しかしその日は日本の震災の悲しみが根付いている。
私も同じ立場の母なら、その日だけは沢山楽しい事をさせてあげたいし、思い出に残るお誕生会をしてあげたいと思った。
古内一絵さんの作品は登場人物たちの心情が
柔らかく細かく書かれているので、
感情移入してついつい涙したり、
笑ったりして -
Posted by ブクログ
本屋さんにて【絶対読得】のポップを見て、手に取った一冊。読み終わった今、本当に読んでよかった。大好きな作品になりました。
人も月も満ち欠けがあるのが自然。欠けている時も大事な時期。
玉青は戦時前から戦後にかけての壮絶な時代を、世の中の価値観や権力が好きで自分がない不気味な人々に流されず、確かな自分を持って生き抜いた。おそらく描かれていない時代もさまざまな満ち欠けを経て生き抜いたのだ。そして玉青の確かな自分を支えたのは、共に過ごした周りの人や、離れでの思い出なのだろう。
情報が溢れて、様々な意見を発信しやすく、その意見に流されやすい今の時代において、確かな自分を持ち、大切にしたいもの、やり