古内一絵のレビュー一覧

  • 百年の子

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    これはすごい!
    最初は要領の良いデキ婚した同僚に都合よく利用されている主人公にイライラしましたが、読んでいくうちに時代の流れで仕方なかった出版社の事情だったり、貧しくて教育を受けられなかった人のその後の人生、今では考えられない働き方など、3世代の人間の目を通した壮大な群像劇に、あれ?これってもしかしてあの方では?と予想しながら読んだものが当たったり外れたり、意外な所で繋がったりとワクワクしました。特におばあちゃんの話が良い。性格も良いし良き母ですね。
    お話が進んでいくにつれ、出てくるとイライラしていた人物達に対する評価が自分の中で変わっていくのがわかる。1人の視点で見ると、すごく嫌な奴に見えて

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    2025年07月12日
  • 最高のウエディングケーキの作り方

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    ネタバレ

    「認めることや、理解をすることは出来なくても、相手を思いやることはできる。」
    今一番大切なことだと思う。
    いろいろ考えさせられる、とても素敵な作品でした。

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    2025年07月12日
  • 最高のウエディングケーキの作り方

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    いやぁ〜。
    戸惑いました、戸惑いましたとも
    夫婦別姓とかフェミニズム(性差別をなくし、性差別による不当な扱いや不利益を解消しようとする思想や運動のこと)とか…
    肩に力入れて考えなくてもいいのでは?と思ってるんで、延々と語られる問題定義に正直に言って、何度本を投げようかと思ったか分かりません
    作者さま、ゴメンナサイ

    わたしは涼音さんのお仕事するときの立ち居振る舞いが好きだから
    涼音さんと達也さんのその後が気になったから
    とってもすてきなお菓子にふれたかったから
    なんで…
    なんで…
    大好きな世界がぁ〜(泣)って感じでした、本当に。
    瑠璃ちゃんと桜山ホテルラウンジのあたらしい仲間・長谷川俊生くんが

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    2025年07月02日
  • 百年の子

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    素晴らしい本だった

    今の自分が生かされているのは、両親、祖父母、そのずっと前からの血が繋がった人だけでなく、全ての人たちの歩みのおかげ

    時代は違っても、大人も子どもも、女性も1人の人である。
    一人ひとりに人生があり、意思があり、生きる意味がある。

    もっと祖父母の話をたくさん聞けばよかった。
    もっと両親の話をたくさん聞こう。
    大切な人の大切な人に、どれだけ素晴らしい人であるか、伝えていこう。

    未来の人たちへ、希望を持たせ続けること、企業の価値はそこにあると感じた

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    2025年06月21日
  • 東京ハイダウェイ

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     既に懐かしいコロナ禍。当時のIT企業で働く人々が、それぞれの隠れ家で癒されながら日々奮闘する物語。著者の描き出す世界観がとても好きだが、今作は特別良かった。お昼休みに無料で観れるプラネタリウムなんて私も行きたい。東京はストレスが多く溜まりそうだが、その分癒されスポットも充実していて羨ましい。いじめられている少年がボクシングを始めて心身ともに成長する物語が1番スカッとするが、桐人、米川MG、璃子の章が好み。働いているとどうにもならないことの方が多いが、本書のように息詰まったら少し逃げて隠れ家で癒されるといった息抜きも取り入れたい。

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    2025年06月17日
  • 最高のアフタヌーンティーの作り方

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    とても面白くて一気読み!!読んだ後には、ヨーロッパに行きたくなったし、ホテルのアフタヌーンティーを食べに行きたくなった。

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    2025年06月08日
  • 風の向こうへ駆け抜けろ3 灼熱のメイダン

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    瑞穂ちゃんだいすき。
    瑞穂ちゃんの頑張りが本当素敵。
    恋もレースもなかなかうまくいかないけど、瑞穂ちゃんに頑張ってほしいって思って泣きそうになった。もし、瑞穂ちゃんみたいな騎手がいたら絶対応援したい。瑞穂ちゃんに近いのは、菜七子ちゃんだと思ってるからまた、菜七子ちゃんに頑張ってほしい。

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    2025年06月07日
  • 痛みの道標

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    ネタバレ

    青年が労働に蝕まれ、追い詰められた結果ビルから飛び降りたが、昔に死んだはずの祖父が幽霊となり現れ、命を救われたというベタすぎる設定に驚きもしたが、読み進めば読むほど深くなる話。
    話は戦争の話。

    ここに書かれた戦争の話は、沖縄、広島、長崎などの国内の悲惨ではなく、インドネシアでの話。
    戦線を拡大していきオランダを打ち払った日本だが、やがて連合軍に玉砕されるまで。

    連合軍の接近による焦りや動揺からか、現地人による抗日を捏造し、現地人を大規模迫害したのは紛れもなく日本人だった。
    そして次第に雲行きが怪しくなり、やがて突破され続ける戦況のなか、玉砕されている事実すら知らされぬまま、島に見捨てられた

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    2025年06月07日
  • 銀色のマーメイド

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    生徒たちの奮闘ぶりにも心を動かされますが、何より『マカン・マラン』につながるかつての「同級生」コンビのやりとりが大好きです。痛みを知った分だけ、人にやさしくなれる。シャールさんのまかないに、自分も元気をもらえた気分!

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    2025年05月24日
  • 百年の子

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    令和3年春から始まる。
    そして昭和19年へと、場面が交互に入れ変わりながら進んで行く。
    令和3年は、新型コロナの感染拡大真っ最中だった
    主人公明日花は大手出版社、文林館入社5年目。

    学年誌で有名な文林館の今と、昭和19年頃、戦争まっただ中の学年誌出版の様子。

    同時に、明日花と母待子、祖母スエ。
    女三代の葛藤、そして絆。

    児童文学の作家 佐野三津彦曰く、
    一般的には戦後は8月15日から始まる、と言われているが、両親と姉を一度に奪われた3月10日(東京大空襲)こそが、自分にとっての敗戦だ。
    両親を奪われたら、その後の戦況がどうなろうと、子供にとっては完敗だ。

    p269
    戦後「鐘の鳴る丘」っ

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    2025年05月18日
  • 百年の子

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    古内一絵さん著「百年の子」
    著者の作品は今作品が初読み。

    読み応え抜群の作品、とても素晴らしい作品だった。

    まず、もうすぐ50歳となる自分には「小学○年生」という学年別学年誌には思い出がある。書店で母親に買ってもらった記憶も思い出され、付録で母親と一緒に遊んだ記憶、母親との忘れていた懐かしい記憶が温もりとなって押し寄せてきた。
    終始その母の温もりの様な温かさで包まれた自分の幼少期の記憶を想起させられ不思議な感覚での読書になった。
    今まで様々な作品を読んできたがこういう感情を揺さぶられる作品は読んできてなかったのでは?そう思うとそれだけでも充分すぎる作品だった。

    そして当然それだけでは収ま

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    2025年05月07日
  • 風の向こうへ駆け抜けろ

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    同級生に薦められた古内一絵さん。競馬はするので大まかな知識はあるが競馬の物語を読むのは初めてだった。男性社会の中でしかも地方競馬で壁にぶつかりながら成長していく少女に心を打たれます。実際に瑞穂がレースを走るのであれば全部単勝で買うと思います(笑)巻末の藤田菜七子の寄稿がちょっと切なくなりました。

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    2025年04月30日
  • 百年の子

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    久しぶりの大泣き(笑)
    出版社勤務の明日花
    ファッション誌から思わぬ部署に異動
    よくある話だが
    それをきっかけに戦争との関わりを感じ始める。
    予想できうるストーリーなんだけど
    展開に涙が止まらない。

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    2025年04月29日
  • 最高のアフタヌーンティーの作り方

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    老舗ホテルラウンジのアフタヌーンティーチームの一年間 華やかなお茶とお菓子のエピソードだけでなく、ラウンジで働く人々の葛藤、コンプレックス、雇用問題も丁寧に描いた一冊 最高に心から楽しめる空間を提供するために尽力するスタッフ、それぞれの思いを抱えて訪れるゲスト、芳しい紅茶と季節のスイーツが結ぶ最高の時間に思わずうっとり モデルとなった椿山荘のアフタヌーンティーにまた行きたくなってしまった

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    2025年04月24日
  • 最高のアフタヌーンティーの作り方

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    好きなマカンマランシリーズの作家さんなので、読むのが楽しみでしたが、やっぱりこちらも良かったです。
    単純なお仕事小説に終わらず、ディスレクシア、女性の結婚出産育児、差別や偏見など色々な問題が絡ませられていて、読んでいて何度も共感したり、考えさせられました。
    また、アフタヌーンティーやお菓子のことも色々知れて、楽しかったです。(某メーカーの紅茶のペットボトルのラベルの話も知って、すぐ調べてしまいました)
    終わり方も良かったので、早く続きが読みたくなりました。

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    2025年04月15日
  • 風の向こうへ駆け抜けろ3 灼熱のメイダン

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    風の向こうへ駆け抜けろ!

    風の向こうへ駆け抜けろ!!

    フィッシュアイズ!芦原瑞穂!
    風の向こうへ駆け抜けろ!!!

    小さな地方競馬場、鈴田競馬場に爆誕した女性ジョッキー芦原瑞穂とG1ホースフィッシュアイズの物語が感動のフィナーレを迎えました

    もうね、笑っちゃうくらいの夢物語です
    うぉとことうぉんな〜♪です
    ってそれは『夢芝居』です
    梅沢富美男です

    梅沢富美男さんと言えば、かつて中央競馬で馬主をしていたこともあり、関東オークスというレースで2着になったシールビーバックて梅沢富美男の話は今いいですか?話それたように見せかけて競馬の話に帰結させる高等テクニックですが、今いいですか?そうですか

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    2025年04月11日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    「ヴァンパイアの朝食」が良かった。
    祥太を否定されたように感じて元カノさんに怒る文也も、ダメダメ酔っ払いムーブで雰囲気直してくれる祥太も、すごくやさしい。あたたかいもので満たされました。

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    2025年04月06日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    「ワタシノミカタ」古内一絵さん

    女性がバリバリ好きなことで働いている、というところに惹かれた。
    恋人?相手が年下っていうのもなんだか新鮮な感じ。

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    2025年04月05日
  • 百年の子

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    オーディブルで聴きました。
    戦争の悲惨さを様々な人が様々な媒体で伝えているが、どこか他人事な感がぬぐえなかった。この本は刺さった。

    日本が戦争に勝つとは思わなくても、負けるはずはない、と自分たちの本心には気が付かないふりをして、神風がいつか吹くと思わなければ、心の持ちようがなかったであろう人たちの気持ちがかなり身近に感じられた。

    当時の作家たちのエピソードについても、かなりの取材時間を要したことと思う。素晴らしい。

    とにかく、年下や女性に対して、お前と呼ぶのが当たり前の時代じゃなくなって、本当に良かった。100年の子だから⋯とは言え、200年経てば、もっと良い世界になるのだろうか。。は疑

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    2025年03月31日
  • 風の向こうへ駆け抜けろ

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    競馬とジョッキーという新しい世界観。温かみのある登場人物で読みやすく、心地よい内容。2も早く読みたい。

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    2025年03月29日