古内一絵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
マカンマラン、いつも心温まる話で、つかれたときに読むとほっこりする。
みんなそれぞれ、生きにくい社会で、それぞれ悩みを抱えている。
勇気をつける言葉と、元気のつくご飯、ちょっとした居場所があれば人を元気づけることができるんだと思った。
シャールの言葉は、悩んでる人が忘れている言葉を思い出させるきっかけみたいなもので、悩んでる人自身がすでに持ってる答えを思い出させてあげるようなものだと思った。
みんな分かってるけど、生きづらいこの世界で生きていると当たり前のことも忘れてしまうんだな。しんどくなったときにたまにマカンマランを読んで、この世界に浸りたい。 -
Posted by ブクログ
大好きなシリーズの番外編。めちゃくちゃ嬉しい!!
久しぶりにシャールさんの言葉や優しさに触れられる幸せを噛みしめながら読みました。
今回は台湾を舞台に、旅気分を味わえたうえに台湾の歴史も知れたのも良かった。
それぞれの抱える悩みが人と関わることで何らかの気付きや救いにつながり、少しずつ良い方向へと向かっていく。
作品に流れる空気が優しくて癒される。
柳田とシャールさん二人の何でもないひとときが穏やかで心地よくて、とても満ち足りた気分。
ラストもとても良かった。
先日、著者と山脇りこさんのトークショーに参加して、ますます作品への愛が深まりました。
まだまだこれからも続いてほしいシリーズです -
Posted by ブクログ
遂に手元に届きました〜♪
番外編 マカンマランボヤージュ
今回は主にシャールさんが台湾を旅するお話。
そこに少しだけさくらとジャダも。
今までの登場人物達がお話の其処ここに現れ、とっても楽しく読み進められました。気になってたからね、その後。
そして何よりも台湾の食べ物や飲み物の美味しそうな事美味しそうなこと。
この本に出てきた全部食べたい!!
台湾に行きたいっ!!
ってなります笑
でもね、この物語の中にも書かれてたけど台湾と日本の歴史を私はあまりにも知らなかった。
親戚に台湾の方がいるのに…。
自分を恥じたい。
歴史の教科書じゃないけど、物語の中に歴史の話があるとスッと入って -
Posted by ブクログ
ネタバレブクトモさんのレビューでマカン・マラン繋がりの本書の存在を知りました
水泳部に所属する龍一は、部長をしていたタケルが事故で亡くなったことをきっかけに部長代理として部存続のために部員集めに奔走します
今まで個人競技にしか関心がなかった龍一が個性派揃いの部員をまとめ、大会に出るまでの過程はテンポがよく、青春そのものです
性同一性障害の美少女、襟香の生きにくさを感じながら私も胸がギュッと痛くなりました
誰にも自分を理解してもらえないってとても辛いと思います
ポンコツ部員が多い中で一際目立つ有人!
彼はムードメーカーで私が1番好きな部員です
水泳では息継ぎができないのですが彼も素晴らしい成長を -
Posted by ブクログ
◆この本を手に取った理由
近々、生まれて初めてアフタヌーンティーに行くので(しかもこの小説の舞台!)、少しでも知識を深めたく、大好きなマカンマランシリーズの古内作品なら楽しみながら知識も得られそうと思ったから。
◆この本のあらすじ
主人公は、老舗ホテルのアフタヌーンティー部門に念願叶って異動。来るイベントに向けて、溢れんばかりの情熱を注いた企画を提案するも有能なパティシエにより玉砕。
主人公には親しい祖父がいる。幼い頃、戦後をたった一人で生き抜いた祖父の口癖は、「おかしはご褒美」。そんな祖父の影響で興味を抱き、なによりも心惹かれたのがアフタヌーンティーだった主人公。
個性あるラウンジス