古内一絵のレビュー一覧

  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    ネタバレ

    『二代目のミンチョさん』と『真っ赤な林檎のその上で』は、どちらも女性が自分の生活を生きる物語。描かれる孤独の質が対照的で印象に残る。ミンチョさんは、他者の期待や視線に合わせず、自分の好みと生活のリズムを静かに守る女性として描かれ、チョコミントを選ばない姿がその象徴となる。他者に取り込まれず、理解されることを目的にしない強さが魅力。後作は、母・道子の孤独を通して、娘の生きづらさが反射のように浮かび上がる。娘は新しい環境で必死に強く生きており、強さの質は母に似る。母娘の二重の孤独が静かに響き合あった。⑤

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    2026年08月24日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    シャールさんたちが訪れる台湾の旅。 台湾マクロビを取り入れた美味しそうなグルメの描写にはもちろん惹かれるけど、ただの観光にとどまらずその土地が持つ歴史や背景まで丁寧に学んでいく姿勢が本当に素敵。「私もこんな風に、心で深く触れ合うような旅がしたい」と思った。 「それでも私たちは、この日常を、簡単にあきらめるわけにはいかない。自棄になったり、無気力になったり、声が大きいだけの流れに安易に取り込まれたりしてはいけない」という一文が心に残った。日々いろいろなことがあるけれど、自分の足で立ち、しなやかに強く生きていこうと背中を押された気がする。

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    2026年08月23日
  • きまぐれな夜食カフェ マカン・マラン みたび

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    今回も心温まるお料理に癒されました。
    ああ、こんなお料理食べたいです。
    そして、前向きになれるお話で、背中を押してくれる本です。

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    2026年08月22日
  • 最高のアフタヌーンティーの作り方

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    とっても読みやすいし、風景や香りが本当に体験しているような気持ちになる
    人の温かさもあり、でもうまくはいかない事もあって...厳しい人生の中で甘いお菓子は最高のご褒美であると。登場人物の成長が私自身も頑張ろうと思わせてくれる。
    アフタヌーンティーを食べてみたいと思った。

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    2026年08月20日
  • きまぐれな夜食カフェ マカン・マラン みたび

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    俺たちが、己の振る舞いも含めて、きっとどこかで直面してるようなリアルな悩み、妬み、吐き出せない本音に、ウンウンと頷きながら読み進めた。

    連作ではないが、シリーズ2作目までに登場した常連たちにまつわるエピソード、常連たちも、生きづらさを抱えて、この夜カフェにたどり着き、マスター「シャールさん」の染み渡るように刺さる優しいコトバと、身に沁みるマクロビオティック料理に心のウミを出しながら前を向き始めた人たちだった。

    第三話、めんどくせぇなぁ、早く折り合いつけて自由になれよ、と読み進めたら、終盤になって、なんと企業人だった頃のシャールさんも関係するエピソード、カッコ良すぎるだろ、と心の狭い俺は妬み

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    2026年08月19日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    今作でシリーズが刊行10thになるなんて!
    久々にシャールさんを始め、個性豊かなみんなに会えて懐かしさと安心感に包まれた。

    今シリーズを読むと毎回思う。
    いつまでも自分自身に誇れる自分でいようって。

    悪態つきたくなる時もあるし、自己嫌悪に陥る時もある。
    でも絶対腐りたくない、最後は誇れる自分に戻る!
    改めて分からされる、マカンマランシリーズとは私にとってそういう作品。

    リアタイで台湾に行きたかったから、ちょい運命も感じたww

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    2026年08月17日
  • 最高のウエディングケーキの作り方

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    スィーツは本当にご褒美。
    その考えは変わらず。でも、時代とともに人の考えは変わっていく。滋じいちゃん最高に進んだ考え方。
    誰かの付属品でなく自分自身を大事にしよう。そして、ごほうひのスィーツを、食べよう!

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    2026年08月17日
  • きまぐれな夜食カフェ マカン・マラン みたび

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    ネタバレ

    今回もほっこりしながら読みました。
    とくに「妬みの苺シロップ」は一話目から度肝を抜かれた。。。現代社会における深刻な問題とも言える匿名での誹謗中傷の根本に切り込んでる。SNS疲れしてる現代人みんなに読んでほしい。
    「風と火のスープカレー」もよかったなー。
    シャールさんへ思いを寄せる燿子さんの胸の内に、こちらも胸がきゅっとなった。

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    2026年08月15日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    ドラァグクイーンの方を実際に見たことはないけれど、自分も登場人物たちと同じような反応をする気がする。「多様性」と言われるけど、心のどこかで特別視してしまうと思う。
    そういう苦しみを抱えたからこそ、シャールさんの言葉はまっすぐ刺さるんだと思う。
    自分と似た立場の登場人物に共感できた。

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    2026年08月14日
  • 百年の子

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    とても良かった。なぜこれが、各賞受賞して映画化されて超話題作になってないんだ。個人的にはぜひ、朝ドラにして欲しい。

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    2026年09月07日
  • 女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび

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    SNSの拡がりや、あるべき論が蔓延することで、コミュニティが細分化され、境界から少しでも外れると、自分の居場所がわからなくなったり、意にそぐわないと攻撃や無視されることに恐怖を抱きながら、生きることに疲れ果てた人たちがたどり着く夜のカフェ。

    一生付き合わなければならない病を背負ったカフェのオーナー、2作目も健在でホッとするストーリー。

    カフェにたどり着き、オーナーの沁みるコトバと、身体に染み渡るマクロビオティック料理、しがらみや、見栄や、虚勢、生臭いことを脱ぎ捨て、ありのままの自分でいていいことに気づき、前を向き始めた主人公たち、今回も心地よい。

    そんなオーナーも、本当のことを何も話せな

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    2026年08月13日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    シャールの人柄にドンドン惹かれて、近所にこんなお店があったら良いのにと思ってしまう。
    お店に集う人、それぞれの視点からのシャールとの出会いのストーリーも読み応え有り。

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    2026年08月11日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    以前行った台湾旅行で行った場所や食べたものを思い出しながら読みました。
    舞台がマカンマランから台湾に変わっても、シャールさんもジャダも変わらずそのままで良かったです。魯肉飯は自分でも時々作るのですが、作中に出てきた素肉飯は知らなかったのですごく食べてみたくなりました。
    また台湾珈琲も知らなかったので、シャールさんと同じく珈琲は苦手なのですが、飲んでみたくなりました。
    台湾旅行の楽しさだけでは無く、台湾のこれまでの大変な歴史も改めて知ることができました。
    シャールさんが、これからも元気でいてくれることを願いつつ、またいつか次作が出ることを待っています。

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    2026年08月09日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    いつか台湾行こう。そう思わせてくれるほど、素敵な作品でした…美味しそうなのもはもちろんのこと、台湾の歴史のことも知ることができて、面白かった。古内一絵さんのマカンマランシリーズ最新作も、最高です!死ぬまでに行きたいところに、台湾がランクインしました。

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    2026年08月08日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    好きな話だった!
    満月珈琲店の星詠みが好きな人は好きだと思う。
    でも、満月珈琲店よりも人間味があるというか(実際そう)もうちょっと身近な感じで、自分の街の路地裏でも探したら見つけられるんじゃないかと思える。

    何かしらを抱えた人たちが、マカン・マランに引き寄せられ、シャールさんが愛を込めた料理やお茶に癒やされて、次の1歩を踏み出していける。
    シャールさんは本当に魅力的。
    自身も様々な経験をしてきたからこそだけど、シャールさんのことも心配。でもきっと大丈夫なんだろうなと読み終わった今は思える。

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    2026年08月08日
  • 女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび

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    マカンマラン、2冊目。
    街中にあるマクロビオティックを用いたカフェを営む店主シャールさんと、お店に集まるお客さんのお話し。
    シャールさんの優しいお料理と考え方と言葉に、優しい温かい気持ちになります。
    生活してるとだんだん心が疲れてくる。
    その疲れを、シャールさんの言葉が洗い流してくれるかのようです。
    お店に夜食を食べにくお客さんが悩み苦しい時、なんだか答えがでず道が開かず苦しい。そんなときに、シャールさんと話しながら落とし所が見つかってみつかっていく。
    短編集で、2冊目は4人のお客さんが登場します。
    ①丸の内で働くOL女性
    ②旅館を突然継いで欲しいと言われた小説家になりたい男性
    ③子供の発達に

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    2026年08月08日
  • きまぐれな夜食カフェ マカン・マラン みたび

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    今回のキーワードは素直になること、かな。

    心が疲れてきてどうにもこうにもいかなくなって、手に取りました。完結してほしくないゆえに、ゆっくりゆっくり読んでいるマカンマランシリーズです。

    その時々に伝えなければいけない言葉、自分に嘘をついて選んだ未来はいつか自分を苦しめる。でも素直に伝えることで、思ってもみない未来が見える。疲れ切った心に染み渡る暖かさ、今回も沢山泣きました。

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    2026年08月06日
  • きまぐれな夜食カフェ マカン・マラン みたび

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    「妬みの苺シロップ」
    「藪入りのジュンサイ冷や麦」
    「風と火のスープカレー」
    「クリスマスのタルト・タタン」

    4話収録の連作短編集でシリーズ第三弾。

    今作も濃密な人間ドラマ+シャールの魅力が詰まっていた。

    一話では自分を不幸だと決めつけ『わたしはあなたが嫌いです』──通称ワタキラブログで誹謗中傷を撒き散らす女性が主人公。
    そんな彼女に対してシャールが選んだ行動が見事で、静かな感動が残る。

    三話では、身勝手な夫の提案で離婚式を開くことになった仮面夫婦が描かれる。

    シャールの優しさに癒され、ずっとこの物語を読んでいたくなった。

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    2026年08月05日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    シリーズ番外編。シャルルさん弟分のジャダさん雑誌記者のさくらさんと台湾へ。九分や台湾文化を感じられる場所や食べ物を満喫。シャルルさんの心遣いはどこに行っても変わらないのですね。これで完結なのは寂しい。。

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    2026年08月02日
  • さよならの夜食カフェ マカン・マラン おしまい

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    「多様性」という言葉が叫ばれ始めてだいぶ経つが、言葉が一人歩きしている部分があったり、世間の認識不足もあり、まだまだみんなが理解して受け入れるには程遠いのだろうなと思う。
    自分らしさを自分自身が認めることは、容易ではないということをこのシリーズを通して改めて考えた。自分自身が自分らしさを自己認知していなかったら、周囲に理解してもらうことは到底難しい。自分のことは、誰しも1番視えないのかも知れない。
    シャールさんのようにあるがままでよいと認め、他者を解放し、肯定してくれる存在に出会えたら素敵だが、現実はみんな自分自身のことで手一杯なのだと感じる。みんなが自分自身のことを認めて、肯定してあげられれ

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    2026年07月31日