麻布競馬場の作品一覧
「麻布競馬場」の「それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~」「#ハッシュタグストーリー」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「麻布競馬場」の「それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~」「#ハッシュタグストーリー」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
【感情旅行】一穂ミチ
片思いしていた男性が病死。男性の息子は既に17歳。自身は社会で上手く通用しない現実。上手くいっていない恋愛。理想と現実が人生のやさしさと厳しさを感じさせてくれる。
【独身の女王】麻生競馬場
独身のカリスマと呼ばれていた女性の結婚。
カリスマ女性のような存在に憧れ、
自身も独身を貫いていたが、
周囲の変化が自身に葛藤をもたらしてくる。
独身も悪くないと思わせる。
【オレンジシャドウの憂鬱】砂村かいり
33歳のバリキャリOLが
恋愛による自身の市場価値と
他者との評価で揺れ動く。
【さみしがりやの恐竜たち】こざわたまこ
ピュアそうに見えてドロドロ。
欲に流されている不思
Posted by ブクログ
人はいつ、「自分はもう何者にもなれない」と気づくのだろう。この本の主人公たちは、まるでかつての自分のようで、読んでいて少し恥ずかしかった。
「朝活」「成功者の思考」「年収1億」──そんな自己啓発本を読み漁り、マーカーを引いて満足していた自分。
YouTubeの履歴は「成功者の習慣」「日本はオワコン、海外へ」。でも、本当の成功者は、きっとそんな動画すら見ていない。
35歳になった今、私は気づく。
私もまた、何者にもなれなかった。
私の部屋からも東京タワーは、永遠に見えない。
でも、見えなくてもいい。そんな人生も、悪くない。
この部屋から見える景色を、大切にしていこう。
Posted by ブクログ
昔から気になっていた本の文庫本があったので買ってみた。解説にもあるように、固有名詞を形容詞的に使うことでリアリティのある文章が描けることに驚いた。「慶應」「商社」と聞けばどことなく華やかな、エリートな、といった属性を持つし、「JRの終着駅」「コンビナートが立ち並ぶ沿岸部」と聞けば田舎なのかなといった印象を受ける。
こういった固有名詞が持つ固有の属性を最大限に引き出した書き方で臨場感もあり面白かった。
東京で生まれ育ちながらも、SNSの浸透によって本来面前で見ることの無いエリートの姿が見えるようになり、その比較で押しつぶされそうになる自分の脆い感情がズキズキと蝕まれる小説でもあった。
小説として