麻布競馬場の作品一覧
「麻布競馬場」の「令和元年の人生ゲーム」「5分後に、虚しい人生。 本当に欲しかったものは、もう」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「麻布競馬場」の「令和元年の人生ゲーム」「5分後に、虚しい人生。 本当に欲しかったものは、もう」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
全話通しておもしろかったです!
2話3話のひょうひょうとした沼田さんから、4話の笑顔はりつき沼田さんへの変貌。3.5話が読みたくてたまらない〜!
そして沼田さんの吉原への愛が切ない…
吉原の代替の寛人さん。沼田さんを裏切らないでほしいな。
以下、3話で印象的だったところ。
世の中には、誰かを置いて去っていった側と、置いていかれた側があって、多くの場合、僕たちは人生の時々によってその両方を、加害者と被害者を兼ねることになる。
人生とは、次々と出くわす交差点をすり抜けて誰かを置き去りにしながら走ってゆく行為の連続なのかもしれない。
恋愛友情職場学校男女問わず、ほんとその通り!と思いました
Posted by ブクログ
麻布競馬場の本は、まだ2作だけどとにかく性格が悪い。そしてこの『令和元年の人生ゲーム』も、好んでいる人の性格がもれなく悪いことが証明されてしまうという厄介な本。「合わなかったな……」という人は、心が汚れていないということなのでどうかそのままでいて欲しい。
「うわっ、このセリフ……」「うわっ、こういう奴……」いるわー!いたわー!嫌いだわー!と、とにかく悪口で盛り上がってしまう。
特に第1話のインパクトが強くて、やっぱり吉原が……うん、ごめん、嫌い。別に悪いことしてるわけじゃないんだけど、なんかこう……エルメスの15万のブレスレットをたかがサークルに着けてくるとかさ……親の金で武蔵小杉のタワマ
Posted by ブクログ
割と裕福な家庭で育ち、高学歴で、上昇志向の強い、今の若者達の、リアルがここにある!
日本という国が、これからの成長を見込めないという事実を知りながら、これからの時代を生きていかねばならない若者達。
何を目標にして生きていけば良いのか、明確な答えは、熟年の大人たちは教えてくれない。
その答えを必死に探している若者達。熱心な教育を受け、日々、お稽古や勉強で忙しい毎日を送ってきた若者ほど、社会人になってこれからどのように過ごして行けばよいか悩むのだろう。
そんな中、達観し、のんびり気楽に過ごしていこうじゃないかと、半ば人生を下りてしまった沼田。
その対比が面白い。
ずっと続いてきた受験戦争は