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Posted by ブクログ
4、50代の人に刺さるんじゃないかな。
短編は内容は違うけど、共通するのはこんな人物像。
(男子も女子も出てくる)
【地方で高卒の専業主婦の母親にめっちゃ勉強させられて塾行って、慶應卒。企業に入るけど心病んで退職して田舎に戻る。または働いているけど、もう頑張れてないとか。
裏ではキラキラしたSNSに東京男子!的な姿をアップしてるんだけど、そんなにもフォロワーもいなくて、そうこうするうちに若者に煙たがられるオジサンになり、静かに老いていく。今更変われない。】
私も地方→東京だから、心の中にしまってある部分を取り出されているようで、なんかすごくムズムズしてます。人間って認められたくてたまらないけど、評価される成功者はごく一部。他者と比較して苦しんでいる大半の中年は、なんとか正気を保たなければ生きていけなくて、でもどうしていいか分からなくなってぼやーっとしてしまう。
若い、高収入、モテる= 人生の成功
と考えていると誰でも詰む。
それ以外に自分がハッピーになる方法を日頃から地味に進めておいたらよいのにね。
SNSを見ないのが1番いい!
⚫︎ポッドキャスト
味な副音声
「東カレって何? 麻布競馬場」
も面白かったです!
Posted by ブクログ
リズムが小気味よかった。純文学っぽく、どこか志賀直哉っぽい感じもした。Tinder、商社マン、シャウエッセン、アニエスベー、NIKE、ユニクロ。普段なら何も考えずに通り過ぎる言葉が、妙に生き生きして見える。芝浦(潮臭い)、大門、新丸子といった具体的な地名もそうで、現代の東京が異様な解像度で立ち上がってくる。Twitter出身の作家だからこそできた書き方なのかもしれない。
今までの小説のリアリティなんて甘いんだよ」と挑発されている感覚。固有名詞をぼかさない。街、服、職業、恋愛、年収、見栄といったものにまとわりつく価値観まで一緒に入ってくる。30代の自分が知っている現実を、何度も何度もぶつけられているようだった。
「東京クソ街図鑑」のような容赦のない偏見がそうだ。みんなが羨む街にも平気で偏見をぶちこむ。そんなん言ったらあかんやろと思いながら、心のどこかでは共感してる。嫌な共犯関係にひきずりこまれた。
狙われているのは単純に見栄を張る港区女子そのものではないように感じた。むしろ、そこに憧れている人間、少しでも上に行きたい人間、街やブランドや職業によって自分の価値を確かめようとする人間のほうが残酷に描かれている。
最初の「3年4組のみんなへ」からすでに嫌だった。お前らの協調性のなさも、嫌な部分も全部丸裸にしてやると言われているような始まりだった。そこから街、仕事、恋愛、階級意識へと対象が広がっていく。
逃げ場がない。巻き込まれた。
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小説・文芸
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