令和元年の人生ゲーム

令和元年の人生ゲーム

1,599円 (税込)

7pt

「まだ人生に、本気になってるんですか?」
この新人、平成の落ちこぼれか、令和の革命家か――。

「クビにならない最低限の仕事をして、毎日定時で上がって、そうですね、皇居ランでもしたいと思ってます」

慶應の意識高いビジコンサークルで、
働き方改革中のキラキラメガベンチャーで、
「正義」に満ちたZ世代シェアハウスで、
クラフトビールが売りのコミュニティ型銭湯で……

”意識の高い”若者たちのなかにいて、ひとり「何もしない」沼田くん。
彼はなぜ、22歳にして窓際族を決め込んでいるのか?

2021年にTwitterに小説の投稿を始めて以降、瞬く間に「タワマン文学」旋風を巻き起こした麻布競馬場。
デビュー作『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』のスマッシュヒットを受けて、
麻布競馬場が第2作のテーマに選んだものは「Z世代の働き方」。

新社会人になるころには自分の可能性を知りすぎてしまった令和日本の「賢すぎる」若者たち。
そんな「Z世代のリアル」を、麻布競馬場は驚異の解像度で詳らかに。
20代からは「共感しすぎて悶絶した」の声があがる一方で、
部下への接し方に持ち悩みの尽きない方々からは「最強のZ世代の取扱説明書だ!」とも。
「あまりにリアル! あまりに面白い!」と、熱狂者続出中の問題作。

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令和元年の人生ゲーム のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    大人になってからでも楽しめるし、今から大人になる人でも楽しめるのでは。自分を客観視する視点をもてるようになるかも。
    一度きりしかない人生を目一杯楽しむための気づきもらえた気がします

    0
    2025年10月22日

    Posted by ブクログ

    全話通しておもしろかったです!
    2話3話のひょうひょうとした沼田さんから、4話の笑顔はりつき沼田さんへの変貌。3.5話が読みたくてたまらない〜!
    そして沼田さんの吉原への愛が切ない…
    吉原の代替の寛人さん。沼田さんを裏切らないでほしいな。


    以下、3話で印象的だったところ。

    世の中には、誰かを

    0
    2025年10月02日

    Posted by ブクログ

    割と裕福な家庭で育ち、高学歴で、上昇志向の強い、今の若者達の、リアルがここにある!

    日本という国が、これからの成長を見込めないという事実を知りながら、これからの時代を生きていかねばならない若者達。
    何を目標にして生きていけば良いのか、明確な答えは、熟年の大人たちは教えてくれない。

    その答えを必死

    0
    2025年09月21日

    Posted by ブクログ

    面白い、大学生ってこんなに他人を分析してるんだーと他者に対しての評価についての小説だなと私は思った。

    考えすぎかと思うくらいの、1つの行動に対する評価を主人公(先月読みました、名前忘れました、、、)の目線から辛辣に書き連ねていて笑った。やっぱ考え過ぎじゃない?

    「こんな不真面目なやつについていく

    0
    2025年09月14日

    Posted by ブクログ

    苦しくなる本だった。
    自分も誰かに必要とされたい願望はずっとある
    喜びも苦しみもあるけれどもこれからもそうだと思う。誰かを意識して物事を決めるのは、少し抑えよう。
    まれに、この人は私に必要とせれたいし、期待に応えたいんだな と思いが伝わって来ることがある。
    置いてかないように、こちらもその思いに期待

    0
    2025年08月31日

    Posted by ブクログ

    何者にかなると確信している何者にもなれないだろう人たちの物語。
    文体などはとても平易で読みやすいですが、人の生き方を刺す内容なので内容的に受容できない人、理解もできない人(のほうがいい人生ですけど)が結構いると思いますが、氷河期世代で仕事を得るだけでもしんどいのにただ働いてるだけなんて役立たずなのだ

    0
    2025年08月03日

    Posted by ブクログ

    ずっと気になっていた麻布競馬場さんの本をようやく読めました。
    Z世代の社会人にフォーカスした小説ではありますが、同じ時代を生きる自分にとっても色々と考えさせられる一冊でした。
    何が正しいかも分からない・誰も答えをくれない・他の人に構えるほど余裕がない世の中に生きることの難しさを煮詰めたものが、軽快な

    0
    2025年07月27日

    Posted by ブクログ

    だいぶ昔に読んで、
    内容はすっかり忘れてしまったけれど、
    田中康夫の「なんとなくクリスタル」を
    思い出してしまった。
    あの本は何の考えもなしに生きている
    昭和の若者の姿を描いていたが、
    本作は何者にもなり切れない「賢すぎる」
    令和の若者たちの話だ。

    0
    2025年06月11日

    Posted by ブクログ

    のんびりするというただそれだけの怠惰なことが、どうして人間は許せないのだろう、とずっとおもっている。

    0
    2025年11月24日

    Posted by ブクログ

    1章の時点では沼田がどんどん愛おしくなるとは思えなかったし、4章で冷や水を浴びせられるような気分になるとも思わなかった。途中まで、沼田って逆・成瀬じゃん(成瀬は天下をとりにいくの活力に溢れた主人公)とか思ってたら、詳細は語られないまま壊れていた。麻布競馬場の書く話に救いを期待した私がまちがっていた、

    0
    2025年11月10日

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