吉祥寺ドリーミン ~てくてく散歩・おずおずコロナ~

吉祥寺ドリーミン ~てくてく散歩・おずおずコロナ~

1,331円 (税込)

6pt

山田詠美がコロナ禍を綴る最新傑作エッセイ。

山田詠美さんは本書について「あとがきに代えて」でこう綴っています。
≪この本では、新型コロナの感染が拡大する中でのあれこれを綴りました。と、同時に、日々の取るに足りない、けれども、私にとっての大事なトピックスも取り上げています。そこから生まれる喜怒哀楽は、大きなものでも些細なものでも、確実に私の一部を形作っている。大切な大切な欠片たち。≫

「言葉の小姑」を自認する著者の「怒り」は、想像力の欠片もない、安易に使われる言葉に向かいます。コロナ禍において跋扈した「東京アラート」や「特別な夏」「おうち」、さらには「コロナ禍」も俎上に載せ、「その言い回し、許さん!」と筆を揮うエッセイには胸がすくこと請け合いです。

もちろん美味しい食べものやお酒、夫婦での散歩など、不要不急の愉しい日常についてもたっぷりと!

女性セブンの大人気連載「日々甘露苦露」から、傑作エッセイ100編を厳選。前作『吉祥寺デイズ うまうま食べもの・うしうしゴシップ』(小学館文庫)に続いて、「親愛なる読者の皆さんへ(あとがきに代えて)」は謹製原稿用紙に綴った直筆です。そちらもぜひお楽しみに!

(底本 2021年12月発行作品)

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  • 吉祥寺ドリーミン ~てくてく散歩・おずおずコロナ~
    1,331円 (税込)
    山田詠美がコロナ禍を綴る最新傑作エッセイ。  山田詠美さんは本書について「あとがきに代えて」でこう綴っています。 ≪この本では、新型コロナの感染が拡大する中でのあれこれを綴りました。と、同時に、日々の取るに足りない、けれども、私にとっての大事なトピックスも取り上げています。そこから生まれる喜怒哀楽は、大きなものでも些細なものでも、確実に私の一部を形作っている。大切な大切な欠片たち。≫ 「言葉の小姑」を自認する著者の「怒り」は、想像力の欠片もない、安易に使われる言葉に向かいます。コロナ禍において跋扈した「東京アラート」や「特別な夏」「おうち」、さらには「コロナ禍」も俎上に載せ、「その言い回し、許さん!」と筆を揮うエッセイには胸がすくこと請け合いです。    もちろん美味しい食べものやお酒、夫婦での散歩など、不要不急の愉しい日常についてもたっぷりと!    女性セブンの大人気連載「日々甘露苦露」から、傑作エッセイ100編を厳選。前作『吉祥寺デイズ うまうま食べもの・うしうしゴシップ』(小学館文庫)に続いて、「親愛なる読者の皆さんへ(あとがきに代えて)」は謹製原稿用紙に綴った直筆です。そちらもぜひお楽しみに! (底本 2021年12月発行作品)

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吉祥寺ドリーミン ~てくてく散歩・おずおずコロナ~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    そうだよねえ!と思うことたくさん。
    しかし色々強いなぁ

    コロナで緊急事態宣言のときの話は、、、私もニュースやワイドショーのギャーギャーや家族全員お籠りで参っていたので、、、リアルタイムで読みたかったな。余計滅入ったかな笑


    0
    2023年02月15日

    Posted by ブクログ

    熱血ポンちゃんのシリーズを含め、今までで一番政治に関する話題が多いエッセイの気がした。まぁ、今一番、日本語がめちゃめちゃな業界だからな。
    あと、栃木の山田家の近況を知れてよかった。

    0
    2022年10月05日

    Posted by ブクログ

    いつも、本や映画、漫画をたくさん取り上げて下さるので、それを知りたくて読んでいる感じです。
    今回も読みたくなるものが何冊もありました。

    エッセイの中では、芥川賞を逃した古市さんへのメッセージ、児童相談所建設に反対する地域住民への意見、オシャレになりすぎてラベルが読みにくい年寄り泣かせのドリンクへの

    0
    2022年08月02日

    Posted by ブクログ

    久しぶりの著者のエッセイ。
    コロナ禍下(正しくはね)旦那さんと吉祥寺界隈を仲良く散歩したり、ランチしてるそーな。
    でも、相変わらず間違った言葉使いにはひと言物申す姿勢は作家故かいや、著者の美意識の高さ故だろう。
    いい年した大人が”お父さん””お母さん”、自分の仕事をお仕事、おうち、お魚、”させて頂く

    0
    2022年03月22日

    Posted by ブクログ

    p198手書きの文字は気恥ずかしいです。でも、その恥を知ることが出来るからこそ、抑制が効く。書きたいことより書きたくないことの方が多い私という小説家を理解してくれる若手編集者が、ひとりでもいてくれる内はこのまま書き続けたいです。

    0
    2022年03月24日

    Posted by ブクログ

    「吉祥寺デイズ」に続いて、週刊誌に連載した身辺雑記をまとめたもの。パートナーの「ヒロちゃん」(以前読んだ本でこう呼んでた。いろいろ衝撃的だったから覚えてるのだ)とは変わらず仲睦まじく、ほのぼのとした生活の様子が伝わってくる。うーん、「ほのぼの」…エイミーにこんな形容をする日が来るとは!「ベッドタイム

    0
    2022年02月14日

    Posted by ブクログ

    詠美姉さんの嫌いな人がよく分かる本
    うわー実名あげてそこまで言って大丈夫?
    と思うけれど、エッセイだもんね
    言葉のつかいかたが間違っていると厳しいのは作家のさがでしょう
    すごく軽そうにみさせてすごく真面目で
    このひとの書くテーマはいつもずっしり重い
    好きです

    0
    2024年09月18日

    Posted by ブクログ

    山田詠美さんが同じ時代を生きている…!
    と感慨深く。
    言葉もありのまま。実名批判もありなのね、と。
    思ったよりも歳上なのだな、というのは気付き。

    0
    2024年05月27日

    Posted by ブクログ

    久々読んだ山田詠美さんのエッセイ、吉祥寺デイズがなかなか良かったので、吉祥寺ドリーミンも読んでみました。昔のブラックカルチャー満載の頃が好きだったので、たまに登場するアメリカがやはり嬉しい。あと食の表現が上手くて好きだけど、今回は食の表現が少なかったかな。

    0
    2023年04月14日

    Posted by ブクログ

    うーん。何か主張が強いように感じました。
    まあ、そこが面白いのですが、山田さんの小説の登場人物も多少気が強かったり、自信ありますよね。
    でも、その自信が本作でも小説でも、スカッとする要素になっているのかもしれませんね

    0
    2022年09月23日

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