ファースト クラッシュ

ファースト クラッシュ

730円 (税込)

3pt

初恋、それは身も心も砕くもの
父が引き取った少年が、高見澤家に波紋を呼ぶ。三姉妹も母も心をかき乱されて――。現代最高の女性作家が贈る芳醇な恋愛小説。

※この電子書籍は2019年10月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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ファースト クラッシュ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    はじめての山田詠美さん。
    力強い文体と恐ろしく細かい描写に、江國香織さんが好きそうな感じだなぁと思った(泣かない子供の作中で紹介されていた作家さんが山田さん)。
    とっても女性らしい作品で、こんなに感情を分析でき、文章にできる力量に乾杯したい。文学の力を実感した。
    この作品は本当に「女」っぽい。

    0
    2023年02月09日

    Posted by ブクログ

    久々も久々に山田詠美さんの作品。
    10代に出会った頃の衝撃を思い出した。
    いつも衝撃と言葉と文学、そして恋という感情を教えてくれる。
    そう、恋愛のど真ん中なのに、けして恋愛だけではないのが山田詠美さんだった。
    かっこよくて大人な大人を教えてくれる。
    20代でも、もっと読んでおけば良かったなぁ。

    0
    2025年12月04日

    Posted by ブクログ

    久々の山田詠美。エイミー。僕は勉強ができない、は何度も読んだ。ほかにも、瑞々しくて本能に忠実でちょっと大人な恋の話を、若い頃はドギマギしながら読んだ。綺麗なだけじゃない人と人との関わりの中で生まれる感情、登場人物のそういった感情や考えを、赤裸々にあっけらかんと語るその文章は健在。

    ファーストクラッ

    0
    2025年06月21日

    Posted by ブクログ

    初恋という熱病におかされるのは一度しかないのは幸福であるのと同時に女であることからは逃れられないことだと

    0
    2024年02月11日

    Posted by ブクログ

    父の愛人の子に恋してしまった三姉妹の物語

    父の愛人が亡くなって引き取られてきた男の子、新堂力(リキ)

    裕福な家庭に暮らす高見澤家の三姉妹
    長女の麗子は「お嬢様気質」
    しかしその振る舞いは空回りしているように見える

    次女の咲也は読書家で斜に構えるひねくれ者

    三女の薫子は天真爛漫
    力とは犬仲間の

    0
    2023年08月28日

    Posted by ブクログ

    再読。ハードカバーの時、一回読んでた。
    何度読んでも、父親の愛人の子として高見沢家に引き取られ、みなしごとして憐れみをかけられながら、成長するリキの魅力的なことといったら、そりゃあ家中の女性たち、母、長女の麗子、次女の咲也、三女の薫子、お手伝いのタカさんまでも、それぞれのアプローチの仕方で近づき、振

    0
    2022年12月27日

    Posted by ブクログ

    姉妹三人
    それぞれが語り手
    憐れみ方、優しさ、恋の落ち方、
    物事の捉え方、残酷さ
    三者三様
    面白かった。
    リキの視点のストーリーも見てみたい
    とも一瞬思ったけれど、とても辛いなとも思い。。。
    最後は
    想像し難いが
    悲しみ苦しみ絶望、そしておそらくの喜びを
    自分なりの解釈で、涙がでました。

    山田詠美

    0
    2025年02月09日

    Posted by ブクログ

    居た堪れない気持ちになった箇所が何度かあり、途中読むのを止めようかと思ったくらい。でも、このエンディングは嫌いじゃない。

    0
    2024年05月28日

    Posted by ブクログ

    直接的な心的描写が面白かった。
    でも、本当にこんな考えする人いる?という気持ちが強く、感情移入が一切出来ず、あまり引き込まれなかった。

    0
    2023年09月18日

    Posted by ブクログ

    初恋を3者の視点から描いた本作でしたが、初恋の描き方が凄く印象的でした。

    初恋はしばしば小説のテーマになりがちですが、この作品では恋を知らなかった人が、心のモヤモヤを初恋であると認識した瞬間を実にドラマティックに表現しているように感じました。

    物語の内容については、3者の個性的な性格も相まって、

    0
    2023年03月18日

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