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Posted by ブクログ 2017年04月26日
1988年に『週刊現代』で連載されたエッセイをまとめた本です。
じつは長い間、著者の作品がちょっと苦手だったのですが、最近になって林真理子や田中康夫、森瑤子といった1980年代という時代を映した小説をまとめて読むことになり、著者が彼らと同じ時代に対してどのように切り結んでいたのかということがよく見...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年09月19日
セイフティボックスのなかで
「今は、色々物事が解って来て、でも、それと同時に、ずいぶん感動する要因が少なくなってきたみたいだ(中略)昔は、そういう感受性をちゃんと引き出してくれるような人々と住んでいたのだ。」
というところがある。
自分に重ねて考えてみてそうだよなと思い当たる。
空を見上げたり、足元...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年07月18日
山田詠美のセイフティボックスを読みました。オジサン向け雑誌の週刊現代に連載されていたエッセイ集です。山田詠美らしい独特の視点からの日本人論、恋愛論が展開されていて面白く楽しめました。でも、山田詠美と言う人は小説やエッセイを読むのは面白いのですが、本当につきあうことになったら大変な人かもしれないなあ、...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年08月15日
なんと30年も前に書かれたものでした!1988年が30年近く前のことになるなんて…。
話題になっていることはちっとも相容れないのに読んでしまうのはやっぱり文章が上手だから?ところどころ芯のところでそうだそうだと思うようなところが度々出てくるのだけれども、またすぐ何処かに離れていってしまう、きっと近...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年11月06日
山田詠美が週刊現代に連載していたエッセイをまとめた一冊。
まだ私は生まれていなかったし、バブルの匂いがする。でも山田詠美の作品から感じる思想はやはりこの本からも感じる。
小説をほとんど書かずに、エッセイと旅行とで過ごした一年間であったらしい。各社の担当編集者との「エイミーズパーティー」や、恋の話...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年05月09日
「私のセイフティボックスの中味はパスポートでも、お財布でも、クレジットカードでもなく、私を取り巻く人間たちのような気がする」
そんな言葉に惹かれて購入。
山田詠美が奏でる文章は、基本的に好きみたい。
「お洒落や男の子のことばかり考えていて、そのこと以外に何のポリシーも持たない私である。」
なん...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年03月14日
山田詠美を薦められてたまたま本屋で目に留まったから買ったら、 小説が読みたかったのにエッセイだった!
エッセイ好きじゃないけど共感できるところが多々あった
気に入ったのは
梅雨で毎日じめじめしててやだなぁじゃなくて、
毎日雨でロマンチックだなぁ
って思えたら素敵なのに
っ感じのと...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年02月06日
読み出し早々、私の言いたいことが書いてあって
まさに同意見で読んでてスカッとさせてくれる~。
考え方が同じなんだよね~。
昔、OLしてた頃、読んだけど結構忘れてるもんね~。
でも今読み返すと、昔よりも彼女の言ってることがわかる。
私も年なのかしら~(苦笑)
彼女のエッセイはパワーを貰いたいとき
...続きを読む
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