あらすじ
「男とか女とかじゃないのよ、文学に魅入られているか、いないか、なのよ」。女性作家が「女流」と呼ばれた時代、文学に身を捧げた女たちの創作の業を描く、著者40周年記念作。
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Posted by ブクログ
山田詠美だからかけたというか、書くのを許されてる空気感というか、なんかそんな感じでその世代の人たちをよく知らなくても面白かった。いい意味でドラマみたいで。
Posted by ブクログ
昭和の香りがするような…
詠美先生の過ごしてきた当時の文壇と呼ばれる世界の生きづらさや人間関係などりあるすきて魔窟を恐るおそる覗き込んでいるようで落ち着かない。何に対してなのかわからず恥ずかしくなるほど。
Posted by ブクログ
三人称視点で描かれた物語。当時『女流作家』と呼ばれ、女性文学の礎を築いた3人の死をもって、彼女らの人生を振り返る。河合理智子、高柳るり子、森羅万里…モデルが気になる設定。互いの敵愾心が凄まじい。外野で3人を見続けた編集者や山下路美らの立ち振舞いにも注目。