【感想・ネタバレ】三頭の蝶の道のレビュー

あらすじ

「男とか女とかじゃないのよ、文学に魅入られているか、いないか、なのよ」。女性作家が「女流」と呼ばれた時代、文学に身を捧げた女たちの創作の業を描く、著者40周年記念作。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

山田詠美だからかけたというか、書くのを許されてる空気感というか、なんかそんな感じでその世代の人たちをよく知らなくても面白かった。いい意味でドラマみたいで。

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2025年11月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

昭和の香りがするような…
詠美先生の過ごしてきた当時の文壇と呼ばれる世界の生きづらさや人間関係などりあるすきて魔窟を恐るおそる覗き込んでいるようで落ち着かない。何に対してなのかわからず恥ずかしくなるほど。

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2025年11月04日

Posted by ブクログ

三人称視点で描かれた物語。当時『女流作家』と呼ばれ、女性文学の礎を築いた3人の死をもって、彼女らの人生を振り返る。河合理智子、高柳るり子、森羅万里…モデルが気になる設定。互いの敵愾心が凄まじい。外野で3人を見続けた編集者や山下路美らの立ち振舞いにも注目。

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2025年12月06日

Posted by ブクログ

モデルとなった3人、瀬戸内寂聴しか知らなかった。
この人は誰?と検索しながら読み進める、今の時代だからのスタイルだな。

あの人より先に死ねない、作家ならではの葛藤であり、愉悦でもある。寂聴さんが亡くなってようやく仕上がった作品とも言える。
女流作家と揶揄される時代から、現代にいたるまで女性独特の戦いは続いているのである。

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2025年12月02日

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