小説・文芸ランキング(日間)
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1位
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2位封鎖された浅草で、真紀と馨はミクズの待つ“狭間”の最深部へと向かう。そこでは叶がミクズを抑えるため死力を尽くしていた。相対するミクズも力を解き放ち、浅草の蹂躙を始める。その時、分かたれたもう一つの“酒呑童子”の魂を持つ来栖未来が、“童子切”を携えて現れたのだった――。 浅草には鬼が出る。千年昔の鬼夫婦“茨木童子”と“酒呑童子”が転生した少女と少年。二人はかつて滅んだ“あやかしの国”を巡る因縁を超え、今世を守ると誓う。あやかし夫婦は未来のために。二人の物語はここからはじまる! 【電子特典付き】 友麻碧作品2シリーズの繋がりがより楽しめる! 「浅草鬼嫁日記」×「水無月家の許嫁」登場人物相関図を収録。 (※初回限定特典として紙書籍に挟み込まれたものと同様のものです)
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3位身に覚えのない罪で投獄された清霞。 彼と離ればなれになった美世は、清霞を助けるために一人で軍本部へと向かう。 しかし目的地に着いたその時、彼女の袖を引く者がいた。 振り返った美世が見たのは、清霞そっくりの美少年。彼は清霞の式だという。 式に強引に連れ帰られた美世は、薄刃の家で態勢を調えて出直すことを決める。 すべては清霞と再会するため、美世は自力で道を切り開いていく。 そして迎えた甘水との決戦は――。 これは、少女があいされて幸せになるまでの物語。
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6位天才科学者の平賀と、古文書・暗号解読のエキスパート、ロベルト。2人は良き相棒にして、バチカン所属の『奇跡調査官』──世界中の奇跡の真偽を調査し判別する、秘密調査官だ。バチカンに寄せられる奇跡のごとき難事件を、天才神父コンビは華麗に解き明かしていく! ※本電子書籍は「バチカン奇跡調査官 黒の学院」「バチカン奇跡調査官 サタンの裁き」「バチカン奇跡調査官 闇の黄金」「バチカン奇跡調査官 千年王国のしらべ」「バチカン奇跡調査官 血と薔薇と十字架」「バチカン奇跡調査官 ラプラスの悪魔」「バチカン奇跡調査官 天使と悪魔のゲーム」「バチカン奇跡調査官 終末の聖母」「バチカン奇跡調査官 月を呑む氷狼」「バチカン奇跡調査官 原罪無き使徒達」を1冊にまとめた合本版です。
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7位2019年(正化31年)。公序良俗を乱す表現を取り締まる『メディア良化法』が成立して30年。高校時代に出会った、図書隊員を名乗る“王子様”の姿を追い求め、行き過ぎた検閲から本を守るための組織・図書隊に入隊した笠原郁。図書特殊部隊に配属された郁の、表現の自由を守る戦いと恋の行方は!? ※本電子書籍は「図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1)」「図書館内乱 図書館戦争シリーズ(2)」「図書館危機 図書館戦争シリーズ(3)」「図書館革命 図書館戦争シリーズ(4)」「別冊 図書館戦争1 図書館戦争シリーズ(5)」「別冊 図書館戦争2 図書館戦争シリーズ(6)」をあわせたセット本です。
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8位1巻 6,321円 (税込)日本を代表するシャーロッキアンによる名訳『シャーロック・ホームズ全集』全9巻の合本版。 ホームズ物語を3倍楽しむオックスフォード大学版の精緻な注釈と解説に加え、初版本イラスト全点(シドニー・パジットほか)を復刻掲載。 ※本電子書籍は、1巻「緋色の習作」、2巻「四つのサイン」、3巻「シャーロック・ホームズの冒険」、4巻「シャーロック・ホームズの思い出」、5巻「バスカヴィル家の犬」、6巻「シャーロック・ホームズの帰還」、7巻「恐怖の谷」、8巻「シャーロック・ホームズ最後の挨拶」、9巻「シャーロッ ク・ホームズの事件簿」の全9巻を収録した合本版です。
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10位※中公文庫『皇国の守護者1~9』(本篇および外伝、随想)と『CN25』所収の短篇を合本。既刊電子版と内容に変更はありません。※ 帝国軍怒濤の侵攻に、殿軍を率いる皇国陸軍中尉・新城直衛は奇策を以て対抗。一度ならず敵を撃退し、凱旋を果たす。だが皇都には怨嗟と陰謀が蠢き、そして厳冬を衝く帝国の苛烈な反攻が! 血塗られた英雄の伝説を描く戦記巨篇!! 本篇9巻と外伝9篇、随想1篇を集大成した完全版。 〈収録作品〉 『皇国の守護者1 反逆の戦場』 『皇国の守護者2 勝利なき名誉』 『皇国の守護者3 灰になっても』 『皇国の守護者4 壙穴の城塞』 『皇国の守護者5 英雄たるの代価』 『皇国の守護者6 逆賊死すべし』 『皇国の守護者7 愛国者どもの宴』 『皇国の守護者8 楽園の凶器』 『皇国の守護者9 皇旗はためくもとで』 「猫たちの戦野」 「観光資源」 「職業倫理」 「新城支隊」 「島嶼防衛」 「お祖母ちゃんは歴史家じゃない」 「新城直衛最初の戦闘」 「我らに天佑なし」 「猫のいない海」 筆者贅言「はじめにみえたもの」
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12位父子刑事が中学校校長殺人事件に挑む! 春の夕刻、湾岸警察署の警備艇が出艇した。 豊洲運河の船着き場付近で、汐浜運河方面から流れくる〈異物〉を見つけた釣り人たちが通報したのだった。 すぐさま捜査本部が設置され、警視庁特別捜査係の日向英生警部補と月形涼真巡査部長の父子刑事の派遣が決定。 被害者は所持品により、都立中学の校長・寺本敬紀と判明した。ふたりは寺本に関係する地域安全センターへ聞き込むが、予想外の深い闇に突き当たる。 さらに〈モグラ〉だった日向の過去も次第に明らかになり――。 日向の元妻で涼真の母でもある、エリート警視監の月形明子はどう動くのか? 超重量級の第2弾!
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13位1997年6月28日。 僕は、僕ではなくなった。 酒鬼薔薇聖斗を名乗った少年Aが18年の時を経て、自分の過去と対峙し、切り結び著した、生命の手記。 「少年A」――それが、僕の代名詞となった。 僕はもはや血の通ったひとりの人間ではなく、無機質な「記号」になった。 それは多くの人にとって「少年犯罪」を表す記号であり、自分たちとは別世界に棲む、人間的な感情のカケラもない、 不気味で、おどろおどろしい「モンスター」を表す記号だった。
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14位エンターテインメントを一新した傑作「戯言シリーズ」が、初の電子合本版になって登場! イラストレーター・竹による、文庫版カバーイラスト計10点を掲載したイラストギャラリーを特別収録! 【収録作品】 クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識 クビツリハイスクール 戯言遣いの弟子 サイコロジカル(上) 兎吊木垓輔の戯言殺し サイコロジカル(下) 曳かれ者の小唄 ヒトクイマジカル 殺戮奇術の匂宮兄妹 ネコソギラジカル(上) 十三階段 ネコソギラジカル(中) 赤き征裁vs.橙なる種 ネコソギラジカル(下) 青色サヴァンと戯言遣い
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17位チンギス・カンは、息子たちや将軍を率い、ホラズム国に大軍で進軍する。 長男ジョチはシル河下流の制圧に向かい、次男チャガタイ、三男ウゲディはオトラル攻略を任された。攻城戦をおこなうため、ボレウとジンの歩兵部隊、ナルスの工兵隊も投入されている。 チンギスは、四男トルイ、ジェベと共にブハラを目指す。 モンゴル軍を迎え撃つのは、帝アラーウッディーンと皇子ジャラールッディーン、イナルチュク、テムル・メリク、そしてマルガーシたちだった。 ホラズム国に遠征するチンギス・カンを、十分な兵力を持つ軍隊が待ち受けていた。 好評第14巻。
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19位
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20位深夜3時42分。母を殺した娘は、ツイッターに、 「モンスターを倒した。これで一安心だ。」 と投稿した。18文字の投稿は、その意味するところを誰にも悟られないまま、放置されていた。 2018年3月10日、土曜日の昼下がり。 滋賀県、琵琶湖の南側の野洲川南流河川敷で、両手、両足、頭部のない、体幹部だけの人の遺体が発見された。遺体は激しく腐敗して悪臭を放っており、多数のトンビが群がっているところを、通りかかった住民が目に止めたのである。 滋賀県警守山署が身元の特定にあたったが、遺体の損傷が激しく、捜査は難航した。 周辺の聞き込みを進めるうち、最近になってその姿が見えなくなっている女性がいることが判明し、家族とのDNA鑑定から、ようやく身元が判明した――。 髙崎妙子、58歳。 遺体が発見された河川敷から徒歩数分の一軒家に暮らす女性だった。夫とは20年以上前に別居し、長年にわたって31歳の娘・あかりと二人暮らしだった。 さらに異様なことも判明した。 娘のあかりは幼少期から学業優秀で中高一貫の進学校に通っていたが、母・妙子に超難関の国立大医学部への進学を強要され、なんと9年にわたって浪人生活を送っていたのだ。 結局あかりは医学部には合格せず、看護学科に進学し、4月から看護師となっていた。母・妙子の姿は1月ころから近隣のスーパーやクリーニング店でも目撃されなくなり、あかりは「母は別のところにいます」などと不審な供述をしていた。 6月5日、守山署はあかりを死体遺棄容疑で逮捕する。その後、死体損壊、さらに殺人容疑で逮捕・起訴に踏み切った。 一審の大津地裁ではあくまで殺人を否認していたあかりだが、二審の大阪高裁に陳述書を提出し、一転して自らの犯行を認める。 母と娘――20代中盤まで、風呂にも一緒に入るほど濃密な関係だった二人の間に、何があったのか。 公判を取材しつづけた女性記者が、拘置所のあかりと面会を重ね、刑務所移送後も膨大な量の往復書簡を交わすことによって紡ぎだす真実の物語。 獄中であかりは、長年別居していた父の手厚いサポートを受け、多くの「母」や同囚との対話を重ねた。そのことが、あかりに多くの気づきをもたらした。 一審で無表情のまま尋問を受けたあかりは、二審の被告人尋問で、こらえきれず大粒の涙をこぼした――。 気鋭の女性記者が、殺人事件の背景にある母娘の相克に迫った第一級のノンフィクション。
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21位グイン・サーガ148 ドリアン王子が攫われたとの知らせを受けたイシュトヴァーンは、急遽クリスタルを出てイシュタールに引き返す。旧モンゴールの徒が、ドリアン王子をアムネリスの血を引く正統なゴーラ王として擁立し、トーラスを占拠してイシュトヴァーンの王権を否定したのである。ついに上がった反乱の狼煙に、イシュトヴァーンは激怒し、自ら軍を率いてトーラスへと進軍する。モンゴールのかつての都、トーラスに戦火の嵐が迫っていた。
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22位十七歳のおちかは、ある事件を境に、ぴたりと他人に心を閉ざした。ふさぎ込む日々を、叔父夫婦が江戸で営む袋物屋「三島屋」に身を寄せ、黙々と働くことでやり過ごしている。ある日、叔父の伊兵衛はおちかに、これから訪ねてくるという客の応対を任せると告げ、出かけてしまう。客と会ったおちかは、次第にその話に引き込まれていき、いつしか次々に訪れる客のふしぎ話は、おちかの心を溶かし始める。三島屋百物語、ここに開幕。合本版には、宮部みゆきによるあとがきとイラストギャラリーを収録! ※本電子書籍は「おそろし 三島屋変調百物語事始」「あんじゅう 三島屋変調百物語事続」 「泣き童子 三島屋変調百物語参之続」「三鬼 三島屋変調百物語四之続」 「あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続」を1冊にまとめた合本版です。
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23位あなたとはぐくむ、この幸せ――。 義姉の身代わりとして辺境の国オストロムの「黒狼王」のもとに嫁いできた、薄幸の王女エデル。蛮族の王と恐れられていた青年王オルティウスは、エデルの優しく健気な心根に触れ、彼女を貶めようとする者たちから守り抜く。 心が通じ合うようになった二人は、お忍びの城外散策などかけがえのない時を過ごしていた。だが、絶大な権力を持つ枢機卿の訪問とともに、思いもよらぬ人物が姿を現し、二人の気持ちはすれ違い――。 これは、偽りの結婚で始まった二人が、幸せをはぐくむ物語。
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25位その愛は、あまりにも切ない。 正しさに縛られ、愛に呪われ、それでもわたしたちは生きていく。 本屋大賞受賞作『流浪の月』著者の、心の奥深くに響く最高傑作。 ーーわたしは愛する男のために人生を誤りたい。 風光明媚な瀬戸内の島に育った高校生の暁海(あきみ)と、自由奔放な母の恋愛に振り回され島に転校してきた櫂(かい)。 ともに心に孤独と欠落を抱えた二人は、惹かれ合い、すれ違い、そして成長していく。 生きることの自由さと不自由さを描き続けてきた著者が紡ぐ、ひとつではない愛の物語。 ーーまともな人間なんてものは幻想だ。俺たちは自らを生きるしかない。
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27位
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33位話題騒然!! 2020年、ウェブサイトで166万PVを記録 YouTubeではなんと700万回以上再生! あの「【不動産ミステリー】変な家」には さらなる続きがあった!! 謎の空間、二重扉、窓のない子供部屋---- 間取りの謎をたどった先に見た、 「事実」とは!? 知人が購入を検討している都内の中古一軒家。 開放的で明るい内装の、ごくありふれた物件に思えたが、 間取り図に「謎の空間」が存在していた。 知り合いの設計士にその間取り図を見せると、 この家は、そこかしこに「奇妙な違和感」が 存在すると言う。 間取りの謎をたどった先に見たものとは......。 不可解な間取りの真相は!? 突如消えた「元住人」は一体何者!? 本書で全ての謎が解き明かされる!
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36位実写映画化もされた大人気シリーズがお得な合本版で登場! 日本が誇る名門・烏丸家の第27代当主となった花穎(かえい)は、まだ18歳。突然の引退宣言をかました先代当主の父・真一郎は行方がわからず、急ぎ留学先から戻ってきてみれば、そこにいたのは大好きな老執事の鳳ではなく、新しい執事だという衣更月(きさらぎ)という名の見知らぬ若者で……。いまひとつ息の合わない《不本意コンビ》が織りなす、優雅な上流階級ミステリ! 【収録作品】 『うちの執事が言うことには』 『うちの執事が言うことには 2』 『うちの執事が言うことには 3』 『うちの執事が言うことには 4』 『うちの執事が言うことには 5』 『うちの執事が言うことには 6』 『うちの執事が言うことには 7』 『うちの執事が言うことには 8』 『うちの執事が言うことには 9』 『うちの執事が言うことには EX』 ※「うちの執事が言うことには」シリーズ、全10冊合本版です。
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37位※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 絵本や広告漫画など、新聞連載以外の『ピーナッツ』の中から代表的な作品や単行本未収録のレア作品を厳選して収録。グランドフィナーレはジーン・シュルツ「おわりに スパーキー」。 2019年から2020年まで刊行された『完全版ピーナッツ全集』を余すところなく電子書籍化。カバー・帯・表紙から月報まで、刊行時のままに資料編として巻末に収録。
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38位関東大震災や辛亥革命など、干支にいう〈亥の年〉には、国家的規模の大異変が続発している。そして、亥年にあたる一九九五年。不幸にも阪神大震災、地下鉄サリン事件という未曾有の大惨事が発生した。だが本書はすでに、魔人・加藤保憲を駆って、破滅の予兆を孕んだ現代の姿を予見していた! ここにまた、混沌とした世紀末を乗り切るために、科学、都市計画、そして風水まで、あらゆる英知が結晶したカタストロフィ・ノベルを繙く時がやってきた――。『帝都物語』『新帝都物語』シリーズ8冊電子合本版。 ※本電子書籍は「帝都物語 第壱番」~「帝都物語 第六番」と「新帝都物語 維新国生み篇 上」「新帝都物語 維新国生み篇 下」の8冊を合わせた合本版です。
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39位【第168回直木賞受賞作!】 【第13回山田風太郎賞受賞作!】 「君は満洲という白紙の地図に、夢を書きこむ」 日本からの密偵に帯同し、通訳として満洲に渡った細川。ロシアの鉄道網拡大のために派遣された神父クラスニコフ。叔父にだまされ不毛の土地へと移住した孫悟空。地図に描かれた存在しない島を探し、海を渡った須野……。奉天の東にある〈李家鎮〉へと呼び寄せられた男たち。「燃える土」をめぐり、殺戮の半世紀を生きる。 ひとつの都市が現われ、そして消えた。 日露戦争前夜から第2次大戦までの半世紀、満洲の名もない都市で繰り広げられる知略と殺戮。日本SF界の新星が放つ、歴史×空想小説。
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42位
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43位強大な帝国・東乎瑠から故郷を守るため、死兵の役目を引き受けた戦士団“独角”。妻と子を病で失い絶望の底にあったヴァンはその頭として戦うが、奴隷に落とされ岩塩鉱に囚われていた。ある夜、不気味な犬の群れが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生。生き延びたヴァンは、同じく病から逃れた幼子にユナと名前を付けて育てることにする。一方、謎の病で全滅した岩塩鉱を訪れた若き天才医術師ホッサルは、遺体の状況から、二百五十年前に自らの故国を滅ぼした伝説の疫病“黒狼熱”であることに気づく。征服民には致命的なのに、先住民であるアカファの民は罹らぬ、この謎の病は、神が侵略者に下した天罰だという噂が流れ始める。古き疫病は、何故蘇ったのか―。治療法が見つからぬ中、ホッサルは黒狼熱に罹りながらも生き残った囚人がいると知り…!? たったふたりだけ生き残った父子と、命を救うために奔走する医師。生命をめぐる壮大な冒険が、いまはじまる―! ※本電子書籍は「鹿の王 1」「鹿の王 2」「鹿の王 3」「鹿の王 4」を1冊にまとめた合本版です。巻末に電子版オリジナルイラストが収録されています。
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44位フジテレビ系木曜10時放送のドラマ『silent』。 放送後はツイッター世界トレンド1位を記録するなど、 SNSを中心に大ブームに! 川口春奈&目黒蓮(Snow Man)共演! 見逃し配信再生数、民放歴代最高の感動! 本編ではカットしたシーンも完全収録 『silent』の世界を言葉で感じる脚本集 再会した昔の恋人は、音のない世界で生きていた―― 切ないほどにまっすぐで、優しさあふれるラブストーリー ■放送されなかったシーンも含めた完全版の脚本 ■印象深いシーンを振り返る名場面の写真を掲載 ■川口春奈さんが『silent』への想いを語る ■脚本家・生方美久×プロデューサー・村瀬健の「誕生秘話」対談 を収録!
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45位高校2年生のあけびは両親をうらんでいた。自分を捨てて台湾で女優の道を進んだ母に、それをよしとしている売れないエッセイストの父に。そんなとき、父親がとんでもない災難を拾ってくる――様々な袋を大量に抱えた老人・バッグレディをマンションに連れて来た!?米国人の著者が日本語で書き上げた青春小説
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46位学校での居場所をなくし、閉じこもっていた“こころ”の目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。 輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。 そこには“こころ”を含め、似た境遇の7人が集められていた。 なぜこの7人が、なぜこの場所に―― すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。 生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。 受賞歴:2017年啓文堂書店文芸書大賞・大賞、『ダ・ヴィンチ』BOOK OF THE TEAR特集 小説ランキング部門・1位、『王様のブラインチ』ブランチBOOK大賞2017・大賞、第11回神奈川学校図書館員大賞(KO本大賞)・大賞、埼玉県の高校図書館司書が選んだイチオシ本2017・1位、熊本県学校図書館大賞2017・大賞、第15回本屋大賞・1位、第6回ブクログ大賞 小説部門・大賞
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48位サダト、ムバラク、フセイン一族――政官中枢に近づき暗躍した空手家がいた 中東で秘密警察や政府要人に空手を指導、外国製品の闇ルート販売とカジノ経営に乗り出す。 命運を賭したビジネスがイラク戦争開戦により頓挫した男は、ナイルに散った……。 200万人に及ぶ“空手の種”を撒いたその光と闇の濃い人生を描くノンフィクション! 1970年、映画「アラビアのロレンス」に憧れシリアに向かった岡本秀樹。空手の稽古を通じて、 アラブ民族に自立への誇りと現地の活気をもたらしていく。稽古を通じ築いた政官中枢との 人脈を生かしエジプト、イラクでビジネスに挑むが、イラク戦争勃発により計画は暗礁に乗り上げる。 すべてを失った彼が、たどり着いた場所とは――。 日本の外務省に徹底的に嫌われながら、灼熱の地でアラブ民族に “自立の精神”を刻んだ男――構想十八年、国際ジャーナリストが満を持して贈る! 序章 「オカモト」が生まれた日 第一章 取材ビザを求めて(イラク前編) 第二章 空手との出会い(日本編) 第三章 中東の空手家(シリア・レバノン編) 第四章 闇商売に堕ちる(エジプト編) 第五章 最後の賭け(イラク後編) 終章 岡本が遺したもの
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49位新たな妻・篠を娶り、団子坂に医者の看板を出した神谷平蔵。そこそこ繁盛しているが、患者は貧乏人がほとんどで治療代もツケばかり。平蔵は火の車の台所にぼやくばかりの日々だった。 そんなある日、根津権現に薬草摘みに出かけた平蔵は、若い娘が三人の狼藉者に襲われているところに遭遇した。間一髪、娘を救うものの、平蔵は一人の浪人と刃を交えた際に掠り傷を負ってしまう。 おりもおり、市中では若い娘の拐しが横行。根津権現の浪人はその一味らしい。鐘捲流の剣客・平蔵と互角の腕をもつ男の正体は? 一味の隠れ家を突き止めた平蔵らは敵地・国府台に乗り込むが…。 超人気時代エンターテインメントシリーズの〈決定版〉隔月刊行中!
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55位昭和9年、浅草。神隠しの因縁まつわる「触れずの銀杏」の下で発見された男の死体。だがその直後、死体が消えてしまった。神隠しか、それとも……!? 一方、取材で吉原を訪れた新聞記者の柏木は、自衛組織の頭を務める盲目の青年・朱雀十五と出会う。女と見紛う美貌のエリートだが慇懃無礼な毒舌家の朱雀に振り回される柏木。朱雀はやがて、事件に隠された奇怪な真相を鮮やかに解き明かしていく――。「バチカン奇跡調査官」シリーズの著者がおくる、朱雀十五シリーズが5冊合本になって登場! 本書は『陀吉尼の紡ぐ糸 探偵・朱雀十五の事件簿1』『ハーメルンに哭く笛 探偵・朱雀十五の事件簿2』『黄泉津比良坂、血祭りの館 探偵・朱雀十五の事件簿3』『黄泉津比良坂、暗夜行路 探偵・朱雀十五の事件簿4』『大年神が彷徨う島 探偵・朱雀十五の事件簿5』の5冊をあわせた合本版です。
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56位第六リサーチを狙った一連の事件の黒幕、「占い師」。 その正体は次郎(じろう)の宿敵の悪徳霊能力者・仁明(にんみょう)だと考え、沙良(さら)と占い師の面会の場に澪(みお)が潜入し、真相を確かめようとする。 だが占い師は想定外の人物だった――。 全ての推測が白紙となり混乱する中、面会の日以降、沙良が眠ったまま意識が戻らないと知らされる。 沙良は占い師の手によって、厄介な地縛霊に憑かれていた。 彼女を救うため、澪は危険を顧みず立ち上がるが、そこに意外なメンバーも立候補して……? 次々と明らかになる不穏な事実。だけどーー 仲間との絆を信じて、前に進め! 大人気オカルトお仕事シリーズ、決意と驚愕の13巻!
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59位『看守の流儀』のあの衝撃を、まさかこんな手で飛び越えてくるなんて! 前作に驚いた人にこそ読んでほしい。 ――大矢博子(書評家) 特殊な舞台(刑務所)、普遍的なドラマ そして再び炸裂する仕掛け(ギミック)! やってくれるじゃないか。 ――西上心太(書評家) 模範囚の失踪、集団食中毒事件、火の気のないところで起きた火災……刑務官たちの信念が問われる事件。 その時、敏腕刑務官・火石に不穏な噂が――傑作『看守の流儀』に続く待望の刑務所ミステリー。 「悩み抜いてたどりついたのは、乗り越えるのでも、逃げるのでもなく、結局、ただ抱えて生きていくしかないという思いでした」 第一話「しゃくぜん」 釈放前の更生プログラムに参加した模範囚が、外出先で姿を消した。発見されるまでの「空白の30分」で何が起きたのか? 第二話「甘シャリ」 刑務所内で行われた運動会の翌日、集団食中毒事件が発生。果たして故意の犯行なのか。炊事係の受刑者が容疑者に浮上するが……。 第三話「赤犬」 古い備品保管庫で原因不明の火災が起きた。火の気もなく、人の出入りもなかったはずの密室でいったいどうして? 第四話「がて」 窃盗の常習犯である受刑者の心の拠り所は、あるジャズシンガーとの文通。しかし、その女性は実在していなかった――。 第五話「チンコロ」 「また殺される」と書かれた匿名の投書が刑務所に届く。差出人は元受刑者か。そして、投書に隠された意味とは? (著者プロフィール) 城山真一 1972年、石川県生まれ。金沢大学法学部卒業。 2015年に『ブラック・ヴィーナス 投資の女神』で第14回『こ のミステリーがすごい!』大賞を受賞。 他の著書に『仕掛ける』『看守の流儀』(以上、宝島社)、『相 続レストラン』(KADOKAWA)、『ダブルバインド』(双葉社) など。
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60位ダ・ヴィンチ・恐山こと品田遊の1500字×1642日の思考の記録、書籍化!!!!!!!! エッセイから小説まで、作家・品田遊の脳内を覗く超贅沢な一冊! ダ・ヴィンチ・恐山こと作家・品田遊が、2018年から毎日欠かさず投稿を続ける日記「ウロマガ」(居酒屋のウーロン茶マガジン)。1642日分の投稿から厳選した記事を全文加筆修正、再構成して、エッセイからコラム、小説まで品田遊の鮮やかな表現をたっぷり味わえる超贅沢な一冊が出来上がりました! 1ページ目から読み進めるも良し、気になる見出しを読むも良し、たまたま開いたページを読むも良しの、読みどころがぎっしり詰まった328ページ。 ――― 記憶 日記を毎日書くようになってから月日が経つのが明らかに早くなった。 というより、過去が近くなった、と言うべきか。できごとを細かく記録することによって、去年の出来事でも日記をたよりに「ああ、あったな」と具体的に思い出せるようになった。 3年前の日記と3ヶ月前の日記に質的な違いをあまり感じない。過去の「遠さ」は内容の曖昧さに由来するのか。 私は記憶を距離的にとらえているのかもしれない。みんなもそうだろうか。現在の記憶が近くに、過去の記憶が遠くに並んでいるようなイメージだ。完璧な記憶能力の持ち主にとって、5年前と3日前にどれほどの違いがあるのだろう? 内容の鮮明さに違いがないとすれば、そこには単に時間的な前後関係の違いしかない、といえるはずだ。そういう人たちにとっての過去の日々は、本棚に並ぶ背表紙のようなものなのだろうか。いや、整列している必要もなく、ただ個別の本が一冊ずつ散らばっていてもいいのだ。 (本文 「記憶」より) ―――
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61位ベテランから日本SF界の未来を担う新鋭まで、現代SF界を牽引する書き手が集結。新時代を創る書き下ろしアンソロジーシリーズ第4巻。第12回創元SF短編賞正賞・優秀賞受賞作を掲載。/【目次】はじめに/小川一水「未明のシンビオシス」/川野芽生「いつか明ける夜を」/宮内悠介「1ヘクタールのフェイク・ファー」/宮澤伊織「ときときチャンネル#2【時間飼ってみた】」/小田雅久仁「ラムディアンズ・キューブ」/高山羽根子「ほんとうの旅」/鈴木力「SFの新時代へ」/溝渕久美子「神の豚」〔第12回創元SF短編賞優秀賞受賞作〕/松樹凛「射手座の香る夏」〔第12回創元SF短編賞正賞受賞作〕/第12回創元SF短編賞選考経過および選評/ちいさなあとがき/編集部より
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63位黎暉大国に初夏が訪れた。健康管理に暑さは天敵。そこで優蘭たち健美省は、皇帝の勅命のもと、妃嬪たちの避暑地行きを催すことに。朗報に沸く後宮だったが――ただ一人、普段は目立たない充媛の藍珠に、何故か避暑地行きを拒まれてしまい!? 一方、優蘭の夫で右丞相の皓月にも、不穏な知らせが届いていた。過去に軋轢がある隣国・杏津帝国の外交使節団がやって来るのだという。しかも優蘭たちが赴く、避暑地の離宮で出迎えることになり!? 因縁燻る避暑地行。外交に後宮、両方の舞台を寵臣夫婦は捌けるか!?
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64位ある日、大地主オールワージの屋敷で捨て子の赤ん坊が見つかる。赤ん坊はトム・ジョウンズと名づけられ、トムは大地主の養子として、大地主の妹ブリジェットの息子ブライフィルとともに育てられる。トムは隣家の地主の娘ソファイアと相思相愛になるが、ソファイアは両家の親によってブライフィルと婚約させられていた。陰謀家のブライフィルはトムを中傷して家を追い出してしまう。トムはロンドンへ向かい、ソファイアも家を飛び出し後から追いかける。だがトムは行く先々で女性たちに言いよられ、決闘騒ぎに巻き込まれたり、波乱に満ちた暮らしをおくる。最後にトムが本当はブリジェットの息子であったことがわかり、トムはソファイアと結ばれる。小説のおもしろさを満喫させてくれる作品といってよく、モームは『世界の十大小説』の一つに挙げている。
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65位英国の全寮制パブリックスクール、セント・ラファエロ。日本人の理生がこの学校に転校し、異界からの侵入者を阻止する役目を担うことになって半年ほどが過ぎていた。 この世ならざる者たちに、現世のルールは通用しない。今回の「お客様」であるエジプト王は、中でもとくに厄介な相手で、失われた「来世での再生に必要な石」を理生から無事取り戻せなければ、セント・ラファエロは「ファラオの呪い」にさらされるというのだから、たまったものではない。 そして……ようやく解決の糸口を見つけた理生に、最後の難題がふりかかる。 電子オリジナル・ファラオ編、完結!
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66位※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 誰でもオリジナル物語が簡単に作れる創作用ノートが誕生! 小説家を目指す人はもちろん、多くの小説投稿サイトが普及したことによって、ライトノベルや物語を誰でも自由に投稿できる時代になりました。 そんな創作意欲溢れる作家さんに向けて、現役の小説家である著者による 物語のお約束、キャラクター設定の作り方、世界観の作り方、プロットの作り方、ストーリーの作り方などの“創作における大前提”から、読者を引き込む描写のコツまで幅広く紹介!さらに、自分が考えた複雑な設定などをひと目でわかるようにできる書き込みページも掲載! 主人公、ヒロイン、敵などの登場人物の名前や設定、人物相関図から、キャラクター達がいる世界観など、 頭の中で思い描いた設定を書き込んでいくことで、物語の矛盾を減らし、セリフなどに深みを持たせたり、未来のエピソードへのフラグを立てたりすることが可能になります。 これ一冊で創作意欲UPはもちろん、他の作家さんに負けない、きちんとした作品を作れます! 秀島迅/著 小説家。「さよなら、君のいない海」でKOADOAWAよりデビュー。著作に 「その一秒先を信じて」シロの篇/アカの篇(講談社タイガ)がある。その他、映像シナリオ、漫画原作、文筆作品、書籍企画でも活躍中。
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67位経済小説の巨人・清水一行の波乱の生涯と日本経済の興亡を、現役作家・黒木亮が徹底取材で再現! 城山三郎の2倍近い作品群を残した“経済小説の巨人”清水一行。東京・玉の井の私娼街で育ち、共産主義者として戦後の焼け跡を奔走した後、兜町を這い回って企業小説の書き手としてのし上がった男の生涯を、その時々の日本経済の動向とともに描いたノンフィクション。『小説兜町』でデビューする35歳までの長い焦燥と屈辱の日々と、一躍流行作家になってから79歳で亡くなるまでの生き様を、膨大な取材で再現する。ベルリンの壁の崩壊を目の当たりにして、滂沱の涙を流した男の心にずっとあった想いとは果たして何だったのか!? 【目次】 プロローグ~小説兜町、第1章 玉の井、第2章 ああ、インターナショナル、第3章 藤原経済研究所、第4章 小説兜町、第5章 流行作家、第6章 動脈列島、第7章 軽井沢、第8章 ベルリンの壁、第9章 土に還る 【著者】 黒木亮 1957年、北海道生まれ。早稲田大学法学部卒、カイロ・アメリカン大学大学院(中東研究科)修士。都市銀行、証券会社、総合商社に23年あまり勤務し、国際協調融資をめぐる攻防を描いた『トップ・レフト』で作家デビュー。主な作品に『巨大投資銀行』『鉄のあけぼの』『法服の王国』など。早稲田大学時代は箱根駅伝に2度出場し、『冬の喝采』で自身の競技生活を描いた。1988年から英国ロンドン在住。
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68位松本潤主演の大河ドラマを完全小説化!ストーリーをいち早く楽しみたいファン必携の書 松本潤主演で大注目の大河ドラマ「どうする家康」。誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の活躍を新たな視点で描くのは、「リーガル・ハイ」や「コンフィデンスマンJP」の脚本を手掛けた希代のストーリーテラー・古沢良太。そんな古沢良太が描く徳川家康はどんな人物なのか。そして演じる松本潤はどんな家康に命を吹き込むのか。本書は、ドラマの脚本を基に、ストーリーやセリフを小説として楽しめるようにしたノベライズ第一巻。歴史・大河ドラマファンをはじめ、時代小説ファン、出演者のファンなど、各人それぞれの角度で楽しめる。2023年1月の放送開始に先んじて、ストーリーをいち早くお届けする。 ●物語 小国・三河の岡崎城主・松平広忠の子として生まれた松平元康(のちの家康)は戦乱で父を失い、母とも離れ、駿河の大国・今川家のもとで人質として暮らしていた。今川義元に見込まれた元康は不自由ない生活を保障され、十分な教育を受け、やがて今川家重臣・関口氏純の娘・瀬名と恋に落ちる。今川家に染まる元康を、三河の者たちは苦々しく思っていた。そんな折、父に仕えていた旧臣たちと再会した元康は、彼らが今川家に不満を抱き、松平家再興への思いがくすぶっていることを知る。 1560年(永禄3年)、今川義元は織田領である尾張へ進撃。元康は妻子たちに別れを告げ、織田軍の攻撃を受ける大高城に、兵糧を送り込む任務に就いた。敵方の猛攻をくぐり抜け、大高城にようやくたどりつき、喜んだのもつかの間、桶狭間から衝撃の知らせが届く。大高城に押し寄せるのは、あの織田信長であった。織田軍に包囲される中、家族が待つ駿河に戻るか、故郷の三河へ進むか、それとも籠城か。元康は決断をせまられるのだった。
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69位
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71位ベストセラー『本と鍵の季節』(図書委員シリーズ)待望の続編! 直木賞受賞第一作 猛毒の栞をめぐる、幾重もの嘘。 高校で図書委員を務める堀川次郎と松倉詩門。 ある放課後、図書室の返却本の中に押し花の栞が挟まっているのに気づく。 小さくかわいらしいその花は――猛毒のトリカブトだった。 持ち主を捜す中で、ふたりは校舎裏でトリカブトが栽培されているのを発見する。 そして、ついに男性教師が中毒で救急搬送されてしまった。 誰が教師を殺そうとしたのか。次は誰が狙われるのか……。 「その栞は自分のものだ」と嘘をついて近づいてきた同学年の女子・瀬野とともに、ふたりは真相を追う。 直木賞受賞第一作は、著者の原点とも言える青春ミステリ長編!
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72位穂村弘が選ぶ何でもありの短歌ガチャ100。 現代短歌のフロントランナー穂村弘が腕によりをかけて選んだ、明治から現在までの短歌100首。うつくしい短歌、不思議な短歌、へんな短歌、おかしな短歌、不気味な短歌、かなしい短歌……。好きなところからひとつずつ取り出して、なんでもありのマジカルな短歌ワールドをとことん楽しもう。最初は意味のわからない短歌も、穂村弘の切れ味のいい鑑賞文を読めば納得できるはず。穂村弘は言う。「ガチャポンのハンドルをガチャガチャ回すと、カプセルに入った何かがポンと出てきます。ジャンルだけは決まってて、でも、その中の何が出るかはわからない。だから、わくわくして夢中になりました。」短歌の楽しさと多様性を、ミステリアスでファンタスティックなメリンダ・パイノのカラーイラスト25点と共に詰め込んだ、ホムラ印のガチャポン・マシーンがここに。 ※この作品はカラーが含まれます。
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73位70年代後半から80年代にかけ、世界を股にかけ、未知の生物や未踏の秘境を求めた男たち。それが川口浩探検隊。ヤラセだとのそしりを受け、一笑に付されることもあったこの番組の「真実」を捜し求めるノンフィクション。当時の隊員たちは、どのような信念で制作し、視聴者である我々はこの番組をどのように解釈してきたのか。そして、ヤラセとは何か、演出とは何か。当事者の証言から、テレビの本質にまで踏み込む危険な探検録。
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74位鬼教官・風間公親、殺人現場に再臨場! ●第1話 硝薬の裁き 益野紳佑の妻才佳は、半年前、車にはねられ亡くなった。事故の唯一の目撃者は娘の麗馨だった。警察は幼い麗馨の証言を採用せず、犯人とされた男は不起訴となっていた。 ●第2話 妄信の果て 大学四年生の戸森研策は、地元新聞社から内定を得た。ゼミ論文の単位が取得できれば卒業も確定する。前途洋々の戸森のもとへ、担当教授から突然の連絡が入る。 ●第3話 橋上の残影 経理事務の仕事をしている篠木瑤子は、十年前に恋人を自死により失っている。その死の原因となった男は刑期を終え、娑婆でのうのうと暮らしていた。 ●第4話 孤独の胞衣 短大生の萱場千寿留は工芸家の浦真幹夫と関係を持ち、妊娠した。浦真は中絶費用を渡し、海外に旅立ったが、千寿留は新しい生命の誕生を待ちわびていた。 ●第5話 闇中の白霧 名越研弥は、闇サイト経由で違法な薬物や商品を仕入れ、莫大な冨を得た。そろそろ足を洗いたいのだが、相棒の小田島澄葉を説得できずにいた。 ●第6話 仏罰の報い 著名な有機化学者である清家総一郎は実験中の事故で両目に劇薬を浴び、一線を退いた。隠棲生活を送る清家の悩みの種は、娘・紗季の夫の素行だった。 ※この作品は単行本版『教場X 刑事指導官・風間公親』として配信されていた作品の文庫本版です。
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76位人は死を前に、何を見、何を思い、何を考えるのか? 死は誰にも平等に訪れるものです。それゆえ、古来、人は死を恐れ、「死を思う」ことで自らの存在を見つめてきました。現代においても、未知の感染症の拡大で、死の恐怖を身近に感じる事態が起こります。本書は、半世紀以上前に、死を迎えつつある人の心の動きを、二百人におよぶ患者の聞き取りで解明しようとしたものです。自分や周囲の人の死をどう受け容れるか。死について考えるとき、道しるべとなる一冊です。
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77位第168回芥川賞受賞! 思い出すことは、世界に出会い直すこと。 最初の小説集『ここはとても速い川』が、キノベス!2022年10位、野間文芸新人賞受賞。注目の新鋭がはなつ、待望の第二小説集。 幼い娘たちとよく一緒に過ごしたショッピングセンター。喪服売り場で働く「あなた」は、フードコートの常連の少女と知り合う。言葉にならない感情を呼び覚ましていく表題作「この世の喜びよ」をはじめとした作品集。 ほかに、ハウスメーカーの建売住宅にひとり体験宿泊する主婦を描く「マイホーム」、父子連れのキャンプに叔父と参加した少年が主人公の「キャンプ」を収録。 二人の目にはきっと、あなたの知らない景色が広がっている。あなたは頷いた。こうして分からなかった言葉があっても、聞き返さないようになっていく。(本書より)
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78位
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79位「生きて妻のもとへ帰る」 日本軍敗色濃厚ななか、生への執着を臆面もなく口にし、仲間から「卑怯者」とさげすまれたゼロ戦パイロットがいた......。 人生の目標を失いかけていた青年・佐伯健太郎とフリーライターの姉・慶子は、太平洋戦争で戦死した祖父・宮部久蔵のことを調べ始める。祖父の話は特攻で死んだこと以外何も残されていなかった。 元戦友たちの証言から浮かび上がってきた宮部久蔵の姿は健太郎たちの予想もしないものだった。凄腕を持ちながら、同時に異常なまでに死を恐れ、生に執着する戦闘機乗り――それが祖父だった。 「生きて帰る」という妻との約束にこだわり続けた男は、なぜ特攻に志願したのか? 健太郎と慶子はついに六十年の長きにわたって封印されていた驚愕の事実にたどりつく。 はるかなる時を超えて結実した過酷にして清冽なる愛の物語!
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80位彼女を非難できる人は幸せかもしれない。 自尊心を失い、喉を掻きむしる地獄を知らないからだ。 精神障害を抱えても、自殺未遂をしても、生活保護を受けても、終わりじゃない。 それでも人や社会と繋がることをあきらめず、生き直した人がここにいる。 <主婦 / 『夫のちんぽが入らない』著者 こだまさん> うつ、自殺未遂、生活保護、親との軋轢、貧困ビジネス……。 問題ばかりの人生を生き抜く、自伝的エッセイ!! 月給12万、ボーナスなし、社会保険なし、休みなし。 エロ漫画雑誌の編集者としてブラック企業で働いた結果、心を病んで自殺未遂。 仕事を失い、うつ病と診断され、生活保護を受給することに。 社会復帰を目指すも、やる気のないケースワーカーに消耗させられ、 患者を食い物にするクリニックの巧妙なビジネスに巻き込まれる日々。 自由もなく“ただ生きている”ことへのうしろめたさからよみがえる希死念慮。 未来の見えない絶望の中、ふたたび巡り合った「漫画の編集」という仕事で運命を拓こうとするが……!? 女一人、「再生」するまでの記録。 普通に働いて、普通に生きたかった。 その「普通」が、いかに手に入れるのが困難なものかを知った。 宝石も高価な服も要らない。 ただ、その日その日をつつましく生きたいと願っていた。(本文より) “生きづらさ”を感じる多くの方に読んで頂きたい一冊です。 <目次> はじめに 第1章 精神障害、生活保護、自殺未遂 第2章 ケースワーカーとの不和 第3章 「お菓子屋さん」とクリニックのビジネス 第4章 漫画の単行本をつくる仕事 第5章 普通に働き、普通に生きる 第6章 ケースワーカーに談判、そして 第7章 人生にイエスと叫べ! おわりに 特別収録 コミック「女編集者残酷物語」
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81位「いちごの名前が盗まれた! 生み出す者、守る者、奪う者。 三者三様の熱き戦いに涙。」--永沼よう子(弁理士) 第20回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作家、受賞後第一作は「いちごの名前」が題材です! 特許権を盾に企業から巨額の賠償金をふんだくっていた凄腕の女性弁理士・大鳳未来。今は「特許権などの侵害を警告された企業を守る」ことを専門に東奔西走している。 宮城県の久郷いちご園では、久郷出身の大学研究員・初田優希が、新品種“絆姫(きずなひめ)”の開発に成功。さらに世界的なパティスリー「カリス」に気に入られ、クリスマスケーキに使用されることになった。しかし出荷前日、大手商社の田中山物産より「『絆姫』という名称は当社が持つ商標権を侵害している」との警告書が届いたのだ。カリスからは、名称変更せずに速やかに解決すること。もしくは全被害額を支払うよう宣告される。いったいどの段階で名称が漏れたのか--。 分が悪すぎる状況のなか、クリスマスは刻々と迫り、大量のいちごは出荷できない--。 追い詰められた未来は驚天動地の勝負に出る!
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82位「肥大化した自意識、『女であること』をめぐる様々な葛藤との向き合い方。 自分の罪を認めて許していくこと。 その試行錯誤の過程がこれでもかというほど切実に描かれていて、 読み進めるのが苦しくなる瞬間さえある。 それでもここで描かれているりささんの戦いの記録に、私自身も戦う勇気をもらうのだ」 ――「エルピス」「大豆田とわ子と三人の元夫」プロデューサー 佐野亜裕美さん推薦! ------------------------------ 女らしさへの抵抗、外見コンプレックス、恋愛のこじらせ、BLに逃避した日々、セクハラ・パワハラに耐えた経験、フェミニズムとの出会い――。 実体験をもとに、女を取り巻くラベルを見つめ直す渾身のエッセイ! 【目次】 Chapter1 「女」がわからない 「ほとんど男子校」だった大学で/わたしが女子校を礼賛したくない理由/ブラックアウト・ウィズ鏡月/『桜蘭高校ホスト部』に入りたかった/将来のためではありません/代わりの女/わたしが腐女子だった頃 Chapter2 あなたをうまく愛せない 『神風怪盗ジャンヌ』の致命傷/永遠にマクドナルドにいたかった/『マリア様がみてる』の呪い/牢獄の中をぐるぐると歩く/手前の女/いつかわたしを見限るあなたへ Chapter3 まだフェミニストって言いきれない 切り裂かれた女たちのアーカイヴ/棒の重さを考える/未来の彼女はメイクしているだろうか?/王子様にはなれずに生きる/あなたはフェミニストですか? 【著者プロフィール】 ひらりさ 文筆家。1989年東京生まれ。 オタク女子ユニット「劇団雌猫」のメンバーとして活動を開始後、オタク文化、BL、美意識、消費などに関するエッセイやインタビュー、レビューを執筆する。 単著に、『沼で溺れてみたけれど』(講談社)。 劇団雌猫としての編著書に、『浪費図鑑 ―悪友たちのないしょ話―』(小学館)、『だから私はメイクする』(柏書房)など。 Twitter @sarirahira
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83位〈家臣も商人も(神様も?)必死の金策。奇跡の大逆転、なるか!?〉 美しい故郷とお家を守りたい――。 天下一の塩引鮭が名産の御領国・越後丹生山へ初入りした 若殿・小四郎。そのなりふり構わぬ姿に、 国家老が、商人と民が、そして金が動き始める。 人の世を眺めている七福神まで巻き込んで、 奇跡の「経営再建」は成るか? 笑いと涙がてんこ盛りの超豪華エンターテインメント。 巻末対談 浅田次郎×磯田道史「改革をなし得る人とは」 2023年、映画化決定! ※この電子書籍は2019年12月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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84位
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86位佐々涼子はかつて司法試験予備校で机を並べていた児玉晃一と偶然再会する。児玉は弁護士として難民問題のエキスパートとなっていた。彼の案内で茨城県牛久の入国管理センターを訪れ、そこに長期収容されている外国人たちと面会した筆者は、その窮状にショックを受ける。イラン、アフガニスタン、カシミール……。内戦で命からがら日本に避難してきた「難民」たちを本国に強制送還しようとする入管。帰還すれば死刑になる状況でも意に介すことはない。さらに日本で家族をもっていようが容赦なく親と子を引き離す非道な仕打ち。長期収容で身体を壊し、命さえ落とす収容者がいながら、一向に改善されない日本入管の待遇に対して、国連も国際法違反と指摘する。四半世紀にわたり、難民の受け入れ、入管の改善のために闘い続ける児玉の奮闘の日々を、日本語学校教師として在留外国人と関わってきた自身の体験と、現在入管に収監されている在留外国人の取材とともに綴る。
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87位飛鳥井千砂、嶋津 輝、高山羽根子、寺地はるな、雪舟えまの豪華執筆陣による、テーマ読み切り競作「冠婚葬祭」。米澤穂信、シリーズ最新作「倫敦スコーンの謎」掲載ほか。/【目次】【小鳩君と小佐内さんが活躍する、シリーズ最新短編!】倫敦(ロンドン)スコーンの謎 米澤穂信●年に一度のお楽しみ、シリーズ最新作。今回は小佐内さんの小市民的スクール・ライフのために小鳩君が知恵を貸します/【読切特集「冠婚葬祭」】もうすぐ十八歳 飛鳥井千砂●〈冠〉“成年年齢”ってなんだろう。二〇二二年、智佳は十八歳の岐路を想う/ありふれた特別 寺地はるな●〈冠〉成人式の朝、果乃子は二十年前を思い出す。話題の著者が描く、じんわり温かな物語/二人という旅 雪舟えま●〈婚〉家読みのシガとクローンのナガノ。二人の旅が迎える“おわり”と“はじまり”/漂泊の道 嶋津 輝●〈葬〉 葬儀で出会ったうつくしいひとは、いつも彼女らしい喪服を着ていた/祀りの生きもの 高山羽根子●〈祭〉 神社のおまつりで手に入れた不思議な生きもの。その正体はゆらゆらと曖昧でよくわからないまま/【小説】明治殺人法廷 第2回 芦辺 拓●明治二〇年冬、保安条例によって東京を追われる民権派の人々。その中には探訪記者・筑波の姿もあった/かなり具体的な提案 犯罪相談員〈4〉 石持浅海●あいつは彼女を見捨てたうえ、私のことも裏切った。恨みを晴らすべく、相談員との会話にヒントを得て行動を起こすが……/1(ONE) 中編 加納朋子●町で起こった騒動を経て、我が家に仔犬がやって来たが……。〈駒子〉シリーズ最新作!/きみのかたち 第5回 坂木 司●待ちに待った、新五年生としての初登校。でも、学校ではいろんなことが変わっていて……/特撮なんて見ない 第5回 澤村伊智●脅迫状や主演の演技など問題が続出する中、真帆が怪獣のスーツアクターとしてスカウトしたのは?/記憶の対位法 第3回 高田大介●祖父の遺した黒い箱には、謎そのものが入っていた。ジャンゴは意外な人物の助力のもと、探究に乗り出す/モンドールの理由 近藤史恵●「松島くんが、この業界に残りたくなるような料理を作ってよ」羽田野さんの難題に三舟シェフはどう応えるのか……/刑事何森 エターナル 丸山正樹●飯能のラブホテルで発生した殺人事件。被疑者が残した「ラッソン」の意味とは?/オークの心臓集まるところ サラ・ピンスカー 市田 泉 訳●古いバラッドについての推理は、恐るべき真相に近づき……二〇二二年ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞受賞作/【特別企画】矢吹駆連作の舞台裏 笠井 潔/【ESSAY】装幀の森 第4回 アルビレオ/ぼくたちが選んだ 第6回(最終回) 北村 薫・有栖川有栖・宮部みゆき/翻訳のはなし 第6回 声が大事なんです 市田 泉/【COLUMN】ひみつのおやつ*砂糖湯と食パン 榎田ユウリ/私の必需品*たった4分のエール 内山 純/【INTERVIEW 期待の新人】荻堂 顕/【INTERVIEW 注目の新刊】『水底のスピカ』 乾 ルカ/『青木きららのちょっとした冒険』 藤野可織/【訃報】追悼 津原泰水 北原尚彦・紅玉いづき/【BOOKREVIEW】[文芸全般]瀧井朝世/[国内ミステリ]宇田川拓也/[翻訳ミステリ]村上貴史/[SF]渡邊利道/[ファンタジイ]三村美衣/執筆者紹介/編集後記・次号予告
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88位覚醒剤取締法違反による衝撃の逮捕から4年。 執行猶予が6月15日に明けるのを機に、 罪をつぐなった清原氏が、薬物依存の怖さ、うつ病との戦い、 そして、家族の支えについて語る。 ――清原氏が本書で語った胸中―― 「10年も薬物をやめていた人が再犯で逮捕と聞くと怖くなる」 「(薬物を)最後の1回だけ、と考えている自分がいるんです」 「執行猶予が明けたからといって、僕が立派な人間になれるわけじゃない。 それを期待されているんだとすると、辛いです。 一生、執行猶予が明けなければいいとさえ、思ってしまいます」 「この4年間、うつ病にも罹り、本当にキツかった。 マンションのバルコニーから下を見て、 死にたいと思ったことは、一度や二度ではありません」 「息子たちと再会して顔を見るなり涙があふれて『ごめんな』とただ泣いていました。長男は『大丈夫だよ』と笑ってくれて、涙が止まりませんでした」 「元妻の亜希は、息子たちに僕の悪口を言わなかったらしい。 どう感謝したらいいのか……」
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89位【2023年本屋大賞ノミネート】 【第25回大藪春彦賞受賞】 【第6回未来屋小説大賞第1位】 深く潜れば潜るほど、主人公と自分を重ね、浅葉先生に救われ、突き刺される。 暗い深海で一筋の光にすがるように、どうか壊れてしまわないでと願いながら、一気に読み終えました。 限られた文字数では、語りきることなどできません。 この物語はこう紡がれ、奏でられるしかなかったのだと、心から感じました。 まだずっと、余韻が残響のように、自分の中で鳴り続けています。 ――斉藤壮馬さん(声優) その人は尊敬すべき師であると同時に、得がたい友人になった。 内向的な青年の冷めた視線に映し出された世界が、次第にみずみずしく光に満ちた世界に変わっていく。 たとえその前提が裏切り行為であったにしても。 ――篠田節子さん(作家) 優れた演奏を聴き終えたかのような感動が胸に満ちてくる。 嘘を重ねる主人公にこうまで味方したくなるのは、 書き手の筆に嘘がないからだろう。 〈音楽の力〉によって結びつき回復してゆく人々を、 〈言葉の力〉で描ききった希有な小説。 ――村山由佳さん(作家) 武器はチェロ。 潜入先は音楽教室。 傷を抱えた美しき潜入調査員の孤独な闘いが今、始まる。 『金木犀とメテオラ』で注目の新鋭が、想像を超えた感動へ読者を誘う、心震える“スパイ×音楽”小説! 少年時代、チェロ教室の帰りにある事件に遭遇し、以来、深海の悪夢に苛まれながら生きてきた橘。 ある日、上司の塩坪から呼び出され、音楽教室への潜入調査を命じられる。 目的は著作権法の演奏権を侵害している証拠をつかむこと。 橘は身分を偽り、チェロ講師・浅葉のもとに通い始める。 師と仲間との出会いが、奏でる歓びが、橘の凍っていた心を溶かしだすが、法廷に立つ時間が迫り……
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90位
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91位本とコミックの情報誌『ダ・ヴィンチ』3月号第一特集は「心が動く、音楽が秘めた物語」。私たちはいつの時代も「音楽」をテーマにした小説やマンガに惹かれてしまいます。聴こえるはずもない音に、声に魅了され、読んでいるうちに胸を熱くするのです。「音楽」と「物語」という鮮やかで美しい関係性を今回は様々な角度から見つめます。第二特集は「本と筋肉は裏切らない!」。コツコツと運動をする・身体を鍛える「筋トレ」と、物語の世界へ没入し、知見が深まる「読書」はどちらも自分を整えることにつながっています。本を創作する人は、意識的に筋トレを取り入れている方も多く、出版界でも筋肉を題材にした作品が話題に。筋トレも読書も重ねれば重ねるほど、身体と脳に効果が反映されます。どちらも“裏切らない”のです。そのほか話題の本のインタビューや対談など、今知りたい情報、満載でお届けします。 ※本誌の誌面と一部異なり、掲載のない頁・写真等がございます。 ※本電子書籍の配信期間は、2023年5月5日までの予定となっております。あらかじめご了承ください。
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93位泥棒にして防犯コンサルタントの榎本径と、弁護士の青砥純子のコンビが、数々の難事件に挑む人気シリーズが一気に読めるお得仕様。『硝子のハンマー』『狐火の家』『鍵のかかった部屋』『ミステリークロック』そして『コロッサスの鉤爪』を収録。 ※本電子書籍は『硝子のハンマー』『狐火の家』『鍵のかかった部屋』『ミステリークロック』『コロッサスの鉤爪』の5冊を合わせた合本版です。 ※『ミステリークロック』『コロッサスの鉤爪』は単行本『ミステリークロック』を2冊に分冊した文庫の電子書籍になります。 ※電子書籍特典として、TVドラマ版の名キャラクター、弁護士・芹沢豪が主人公の番外編『一服ひろばの謎』を収録しています。
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94位時折獣に喰われる悪夢を見る以外はごく平凡な日々を送っていた美貌の高校生・大鳳吼。だが学園を支配する上級生・久鬼麗一と出会った時、その宿命が幕を開けた──。壮大な展開を見せる、著者畢生の大業。10冊合本版が登場! ※本電子書籍は角川文庫『幻獣少年キマイラ』~『キマイラ10 独覚変』10冊の合本版です。
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95位
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96位人生にあるいくつかの大事な分岐点。そして私は今ここにいる。 ――8作からなる短篇小説集、待望の文庫化! ビートルズのLPを抱えて高校の廊下を歩いていた少女。 同じバイト先だった女性から送られてきた歌集の、今も記憶にあるいくつかの短歌。 鄙びた温泉宿で背中を流してくれた、年老いた猿の告白。 スーツを身に纏いネクタイを結んだ姿を鏡で映したときの違和感――。 そこで何が起こり、何が起こらなかったのか? 驚きと謎を秘めた8篇。 「一人称単数」の世界にようこそ。 ※この電子書籍は2020年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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98位
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100位「命の閉じ方」をレッスンする。ベストセラー『エンジェルフライト』『紙つなげ!』に続く、著者のライフワーク三部作の最終章。200名の患者を看取ってきた友人の看護師が癌に罹患。「看取りのプロフェッショナル」である友人の、死への向き合い方は意外なものだった。最期の日々を共に過ごすことで見えてきた「理想の死の迎え方」とは。著者が在宅医療の取材に取り組むきっかけとなった自身の母の病気と、それを献身的に看病する父の話を交え、7年間にわたる在宅での終末医療の現場を活写する。読むものに、自身や家族の終末期のあり方を考えさせてくれるノンフィクション。