佐藤愛子の作品一覧
「佐藤愛子」の「九十歳。何がめでたい」「これだけ言って死にたい」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「佐藤愛子」の「九十歳。何がめでたい」「これだけ言って死にたい」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
九十歳。何がめでたい
佐藤愛子先生は私の母より一歳年下(母は10年前に他界しました)。性格は違いますが(佐藤先生の性格はよく存じませんが)、大正生まれの気骨というか頑固さを持っていました(延命治療はするな、戒名はいらない、散骨しろと生前ことあるごとに申しており、散骨以外はその通りにしました)。
閑話休題、全編必ず1か所か数か所抱腹絶倒ではなくシニカルな笑いの場面があり飽きずに読ませていただきました。
ただ、「グチャグチャ飯」と「思い出のドロボー」は佐藤先生の別の一面を見るような文章で印象に残りました。
筆をおくなどとおっしゃらずこれからも思いのたけを書いてください。楽しみにしています。
Posted by ブクログ
なんか最近、佐藤愛子さんの本がやたら並んでますね。映画が公開されたから?100歳になられたから?どっちも?
講談社文庫フェアで、1冊買ったらよむーくのお出かけポーチがもらえたので購入。←すぐノベルティにつられる私。
短編が8つ入っています。表題作は50年も前の直木賞受賞作。いやー、すごいな。50年たってもみずみずしく、社会背景は50年前のままなのに、面白く読める。あとがきに書いてあったけど、実体験をもとにした小説らしい。そのあと更に2編、同じように「夫の会社が倒産した」っていうネタで別の短編が続く。どの主人公の女性も気が強くユーモアがあり、豪快で魅力的な女性だ。
私は最後の3編が好きだった。女