冥界からの電話(新潮文庫)

冥界からの電話(新潮文庫)

506円 (税込)

2pt

3.0

私の古くからの友である医師の高林先生には、時折電話をするひふみという女子高生の友人がいた。だがある日、彼女は事故で亡くなったと知る。その日を境に、死んだはずのひふみから電話がかかってくる日々が始まったのだ――。なぜそんなことが起きるのか、死後の世界のことはわからない。わからないけれど書かずにはいられなかった、97歳の著者が実体験よりたどり着いた渾身のメッセージ。(解説・室井滋)

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冥界からの電話(新潮文庫) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年10月08日

    佐藤愛子のルポルタージュ、2018年刊行、2021年文庫化。
    死は人生の終点ではない、ということを、佐藤の友人の医師の実体験をルポルタージュとしてまとめたもの。やはり、こうした体験を実際にした人は少ないので、にわかには理解しがたいところがある。ただし、人間の世界で生きる以上、死に直面することは誰しも...続きを読む

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