ああ面白かったと言って死にたい 98歳 愛子の箴言集

ああ面白かったと言って死にたい 98歳 愛子の箴言集

小説・文芸
1,430円 (税込)

7pt

3.0

私の人生は失敗の連続だったが、とにもかくにもその都度、全力を出して失敗してきた。失敗も全力を出せば満足に変わるのである。
今はただひとつ、せめて最期の時は肉体的に七転八倒せずに息絶えたいということだけを願っている。

愛子センセイ、もうすぐ99歳
人生が終着駅をめざして速度を落としていく……

老いとは? 死とは? 幸福とは?
波瀾万丈の人生から紡ぎ出された感動のラストメッセージ

佐藤愛子(さとう あいこ)
1923年(大正12年)、大阪に生まれる。甲南高等女学校卒。小説家・佐藤紅緑を父に、詩人・サトウハチローを兄に持つ。
1950年(昭和25年)、「文藝首都」同人となり本格的に創作活動を始める。1960年(昭和35年)、「文學界」に掲載された「冬館」で文壇に認められ、1969年(昭和44年)、『戦いすんで日が暮れて』で第61回直木賞を、1979年(昭和54年)、『幸福の絵』で女流文学賞を受賞。
2000年(平成12年)、佐藤家の人々の凄絶な生きかたを、ありありと描いた『血脈』で第48回菊池寛賞を、2015年(平成27年)、『晩鐘』で紫式部文学賞を受賞。2017年(平成29年)、旭日小綬章を受章。
ユーモア溢れる世相風刺と、人生の哀歓を描く小説およびエッセイは多くの読者の心をつかむ。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    エッセイ・紀行 / エッセイ
  • 出版社
    :
    コスミック出版
  • タイトル
    :
    ああ面白かったと言って死にたい 98歳 愛子の箴言集
  • タイトルID
    :
    1211702
  • ページ数
    :
    208ページ
  • 電子版発売日
    :
    2022年09月12日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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ああ面白かったと言って死にたい 98歳 愛子の箴言集 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    佐藤愛子さんを追悼する意味で、本書を手にした。

    あぁ面白かった
    と言って
    死にたい

    多分、そう思って大往生されたと信じる。

    佐藤愛子に関心を持ったのは、
    遠藤周作や北杜夫と対談していた頃
    と記憶する。

    98ページに

    私の人生を一口でいうなら「楽天的」という一語に盡きると思う。

    とある。

    99ページに

    これをよくいえば、「希望を失わない」ということになるのだが、

    とある。

    これが彼女の原動力だったと思う。

    合掌。

    0
    2026年08月09日

    Posted by ブクログ

    佐藤愛子氏の名言集

    私が好きだったのは
    「毎日が敬老の日」

    私も中年から徐々に老年期に差し掛かっていくのだろう。
    夫婦関係、友達、老化、死など直面する
    問題は多々あるが、佐藤愛子氏のごとく
    本来弱虫だったとしても問題を受け入れて
    耐えていく、過ぎていったら幸せな日々だった
    となれるとうれしい。

    0
    2025年05月20日

    Posted by ブクログ

    41才を過ぎてから、体力的な衰えを感じていて、以前に比べて死というものを意識するようになりました。

    そんな時に読む、ある意味、破天荒な生き方をされてきた佐藤愛子さんのメッセージ、”自分は自分の考えで生きれば良い”ということを再認識できました。

    わたしも「ああ、おもしろかった」って思いながら、人生を終えたいな。

    【本文より】
    少なくとも私は自分の好むように生きて、そうしてここまできた。いいたいことをいい、したいようにしてきた。
    人を羨望せず、妬まず、怨まず、おもねらず(その代わり損や誤解を山のように背負ったが)正直にありのままに生きてきた。

    こう生きるしかないから、こう生きた。よくもまあここまで生きてこられたものだとつくづく思う。

    0
    2023年04月06日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     老い、死、人生、幸福、性(さが)、家庭教育、人間、男と女、夫婦の9つのテーマについて、今年100歳を迎える著者の存念が語られています。佐藤愛子「あぁ面白かったと言って死にたい」、2022.9発行。①昔は「毎日が敬老の日」だったから、そんなものは必要なかった ②下痢によって肉体が活性化するように、心の痛手によって人間性が豊かになる ③幸福とは「元気がいいこと」ただそれひとつ ④人の信頼を得るには何よりも「正直さ」である ⑤中年にとって大切なものは身ごなしの機敏さ。

    0
    2023年08月28日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『上機嫌で憤怒する
     まことに人間万事塞翁が馬だ。加福はあざなう縄の如しだ。不幸な結婚は私を作家にしてくれた。借金は金への執着から私を解き放ってくれた。
    思うに任せぬ現実に突き当たることによって、私の価値観は少しずつ変わって行った。おそらく生きようとする私の本能が私をそうさせたのだろう。私はいつで上機嫌でいたい人間である。憤怒する時でさえ、私は上機嫌で憤怒する。上機嫌で憤怒する芸当を薬籠中のものにするには、余計な情念、怨みつらみはすてなければならないのである。        「上機嫌の本」 』

     書店でこの文章に出会い、興味が湧いた。 『上機嫌で憤怒する』作家・佐藤愛子に興味が湧いた。 じっくり読んでみたいと想った。


     波瀾万丈な彼女の人生から生まれた、ときに独特で、ときに真摯な、それでいてちょっとユニークな思考は刺激的で、わたしを面白がらせた。
     また、『不如意あってこそ』のように、歳を重ねたからこそ共感できるものも多々あり、嬉しかった。

    『不如意あってこそ
     生きるということは我慢したり、不如意や不幸を耐え忍んで乗り越えていく努力をするこのに意味があるんです。自分の求めるものをすべて獲得することが幸福という考え方に対して、基本的に私は疑問を持つ。
     不如意があってこそ人生は面白いんですよ。充実するんですよ。  「日本人の一大事」 』

    0
    2023年03月28日

ああ面白かったと言って死にたい 98歳 愛子の箴言集 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    エッセイ・紀行 / エッセイ
  • 出版社
    :
    コスミック出版
  • タイトル
    :
    ああ面白かったと言って死にたい 98歳 愛子の箴言集
  • タイトルID
    :
    1211702
  • ページ数
    :
    208ページ
  • 電子版発売日
    :
    2022年09月12日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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