私の遺言

私の遺言

605円 (税込)

3pt

北海道に山荘を建てたときからそれは始まった。屋根の上の足音、ラップ音、家具の移動をともなう様々な超常現象、激しい頭痛。私はあらゆる霊能者に相談してその原因を探った。そうせずにはいられなかった。やがてわかった佐藤家の先祖とアイヌとの因縁。霊界の実相を正しく伝えることが私に与えられた使命だったのか。浄化のための30年に及ぶ苛烈な戦いを記した渾身のメッセージ。

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私の遺言 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    購入済み

    読み応えあり

    2017年01月27日

    降りかかる心霊現象に初めは怖ろしくこわごわ読んでいたのですが、そのうち作者の不屈の意志に魅了され、読む側が後押しされるような気持ちで一気に読み終えてしまいました。

    普段感じていたようなことがわかりやすく説明されており、心持ちのありようの大切さを見直すよいきっかけになりそうです。

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    Posted by ブクログ 2012年08月12日

    読み始めたら一日で一気に読んでしまった。
    トイレに行くのも食事をするのもはばかられるほどに読み進んでいった。

    本人の生の体験が書かれているため、怖いのだが、最後にいくにつれ希望が見えてくる。私も怖がっておらず自分のカルマを正視して立ち向かうという気力が湧いてきた。(といっても自分のカルマが何である...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年04月07日

    様々な霊的現象をくぐり抜けてきた佐藤愛子さんの遺言エッセイ。読み口は軽いのに内容には学ぶことも多い。遠藤周作が出てくるくだりが好き。やっぱり遠藤周作はあの世に行ってもあのキャラクターなんだなー(笑)

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    Posted by ブクログ 2011年06月25日

    佐藤愛子さんについて知ってるのは作家であり、有名人が家族にいる、それくらいで本は読んだことありませんでした。
    ところが、なんでかこの本は知ってていつか読もうと思っていました。
    この本と同時に「アウトオンアリム」も読みました。
    先に「アウト・・」を読んだのですが、まさに西洋と東洋の人があの世について書...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    私は、心霊現象というものに普段は、何の意見ももたない者だが、この本を読んでいる間、心霊現象を信じて読んだ。
    作者が体験したことを文章にしたのを、とても意味のあることだと思う。
    人には魂があって、開放されるとよいのだが、我執から逃れられることができないとつらい。
    彼女の「血脈」という本もあると文中に出...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

     『私の遺言』(佐藤愛子、新潮文庫、2005年)を読んだ。 
    『プレアデス 銀河の夜明け』を読み終えてないがこの本のことを他のブログで紹介していたのですぐ本屋へ急行して買ってきた。半年ほど前から読みたいと思っていたから。3時間くらいでガーっと読み終えてしまった。

     佐藤愛子氏が30年に及んで悩...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年02月21日

    北海道に山荘を建てた時から始まった奇妙な現象。30年近くにも及ぶ除霊と、美輪さん、江原さん、その他の霊能者との出会いで戦う佐藤さんが救われていく様子がリアルに描かれている。現代の日本人は波動が下がり、そして国の波動が下がっていく・・その結果、極悪な犯罪が後を絶たないというのが衝撃的だった。江原さんが...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年01月12日

    知人が貸してくれました。『血脈』は未読だけれど俄然興味が湧いてきました。霊のことや死後の世界、輪廻転生のことなど、全く興味はなかった作者が避暑のために建てた家に起こる数多の不可思議な現象と体調不良などに遭い、実体験から死後の世界とそれにまつわることどもを知るようになり勉強するようになり、社会のことも...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年02月07日

    再読。佐藤愛子さんの霊体験記。一個人に留まらず、大きい世界の話になっている。
    憑代と審神者の話や、相曽誠治さんというもう亡くなられた霊能者(佐藤さんの話では神人と呼んだ方がよさそう)の話も興味深かった。
    ところで、この相曽さんおススメの浄化法「日拝」。
    朝日に向かい「アマテラスオホミカミ」と唱える。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年09月30日

    この本の著者である佐藤愛子さんが、夏の間過ごすために北海道の浦河町に建てた別荘で起こる怪異の記録を綴った本です。

    実際に別荘で起こった出来事を書いてあるのですが、よくありがちな血まみれの女の姿が...とかそういった感じのものは出てきませんが、だからこそ次々に起こる怪異がよけいにリアルに感じて、ゾッ...続きを読む

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