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Posted by ブクログ
著者が眺望の素晴らしさに魅せられ、北海道浦河町の山の中腹の土地を買い、そこに夏の家を建てた時から超常現象に悩まされるようになる。夜中に水を撒く音。屋根裏をノッシノッシと人が歩く音。電気の点滅。荷物が消えるなど様々な怪現象が起こり、それは長じて、東京の自宅でも、旅先でも起こるようになる。霊能者によると、昔ここはアイヌの人たちの祀り事を行う場所であり、住処だった。その大切な山を家を建てる為に切り崩してしまった事で、アイヌの霊の怒りを買ってしまったのだそうだ。「苦難は逃げずに立ち向かう!」が信条の著者。真っ向勝負とばかりに、次々起こる不可思議な出来事に対峙していく。様々な霊に翻弄されながら、著者はここからどの様にして「遺言」という思いに至っていくのか…
読み応えあり
降りかかる心霊現象に初めは怖ろしくこわごわ読んでいたのですが、そのうち作者の不屈の意志に魅了され、読む側が後押しされるような気持ちで一気に読み終えてしまいました。
普段感じていたようなことがわかりやすく説明されており、心持ちのありようの大切さを見直すよいきっかけになりそうです。
Posted by ブクログ
読み始めたら一日で一気に読んでしまった。
トイレに行くのも食事をするのもはばかられるほどに読み進んでいった。
本人の生の体験が書かれているため、怖いのだが、最後にいくにつれ希望が見えてくる。私も怖がっておらず自分のカルマを正視して立ち向かうという気力が湧いてきた。(といっても自分のカルマが何であるかわからないのだが)
江原さんの本もいろいろ読んではいたが、やはり、普通の人が悩み苦しんだ記録という点ではこの本のほうが身に応える。実際問題のように思われてくる。
波動を高めること。国のこと、政治のこと、色々な世の中のことに憂いてもしょうがない。まずは自分自身の波動を高めることで、結果的に国の波動を高めることになる。そうすることで、例えば政治であれば、きちんとした政治家が出現してくるのだと。
遠藤先生の言葉が私にもはっとさせられた。
「国のことよりも自分のことだ」
Posted by ブクログ
佐藤愛子さんについて知ってるのは作家であり、有名人が家族にいる、それくらいで本は読んだことありませんでした。
ところが、なんでかこの本は知ってていつか読もうと思っていました。
この本と同時に「アウトオンアリム」も読みました。
先に「アウト・・」を読んだのですが、まさに西洋と東洋の人があの世について書いてくれて、しかもほぼ同じことを言っているとわかりました。
自分でもずっと先送りにしていたこの2冊を同時に読む気になって取り寄せてまで読んだのはただの偶然か?と不思議な気持ちになりました。
自分を赦す、他人を赦す、今を大切に生きる。
それがすべての幸福の始まりなのだと
準備が出来ている人にはすんなりわかる本だと思います。
わかると出来るは違うんですけどね。
今の社会の歪みがどこからきているのか、
識者・学者たちがいろな理由を出してくれていますが
偶然それらがおきている原因は?というと、
こういうことですよ、と言われたほうが納得できる人もいると思います。
素直にそう思って行動する人が増えるといいなと思いました。
Posted by ブクログ
『私の遺言』(佐藤愛子、新潮文庫、2005年)を読んだ。
『プレアデス 銀河の夜明け』を読み終えてないがこの本のことを他のブログで紹介していたのですぐ本屋へ急行して買ってきた。半年ほど前から読みたいと思っていたから。3時間くらいでガーっと読み終えてしまった。
佐藤愛子氏が30年に及んで悩まされた霊的現象とその解決のために出会った美輪明宏氏、江原啓之氏、日本心霊科学協会の寺坂多枝子氏、大西弘泰氏、榎本幸七霊媒そして故相曽誠治氏、中川昌蔵氏たち。そして彼女が学ばれた霊的教訓の数々。
美輪、江原両氏が20年以上も前から彼らの霊的能力を人助けのために使ってきていたことがわかるし、一時私も会員になって精神統一に座ったことのある財団法人日本心霊科学協会の会館の会場で著者が招霊実験をしてもらう様子を読むととても親近感が湧いてくる。
霊障に悩んで悩んで苦しんで苦しんでも真っ向から立ち向かった佐藤氏はやはりこの本を書くことが使命だったのだろう。普通の人なら耐えられない状態でも彼女自身が言っている“強い自分”がいたからこそ乗り越えることができた。彼女が強くてその強烈な霊現象体験を受け止める力があったからこそ、そしてそれを正確に表現できる能力のある文筆家であったからこそ、そして表題どおり「遺言としてなら話せる内容」と考えるほど著者が79歳という年齢に達していたからこそ、世に出せたたいへん貴重な本だと思う。示唆するところは多い。この本も読んでほしい。特に自分の人生に価値を見出せないで苦しんでいる多くの人に。
「すべては『はからい』だったのだと私は思う。私の過去のもろもろの苦労は、私のカルマであると同時に私に与えた使命を成し遂げさせるための訓練だったのだ。今、私はをそう思う。苦しみから逃げなくてよかったと思う。人間は苦しむことが必要なのだ。苦しむことで浄化への道を進むのだ」
「与えられた苦しみ、やって来た困苦を不条理だと反発してもしょうがない。どんな不条理でも受け入れるしかない。それを受けれ容れて苦しむことが必要なのだ。それがこの世を生きる意味であるらしい・・・」
「波動をあげることが大切、そのためには毎日朝日を拝む。そしてなんにでも「ありがとう」という」
「目に見えて下って行くこの国の波動。それを高めるためには太陽を仰いで祈ることだと相曽氏はいわれた。我々の胃の後のほうに太陽神経叢があり、そこで自律神経を調整する。朝の大気が清浄な時間に太陽を仰いで息を吸い込むと五感が沈静化され、雑念妄念が遮断されて正しい霊感や直感の世界に入ることが出来るようになる。一人ひとりがそれを行うことが日本の国の浄化につながるのだと氏は言われた」
*日拝鎮魂法:太陽を仰いで太陽神の分魂(わけみたま)をいただき、毎朝、魂を更新すること。不祥事や霊障は心の乱れや身の不浄があるために魔がつけ込んで生じる。それゆえ常に心すべきことは嘆いたり悲しんだりしないことで、悲嘆する前に慎み畏んで(かしこんで)神にお詫びをし、魂を入れ替えることが必要である。すなわち太陽の分魂を体内に取り入れて新しいものに変えて頂く、これをいう。方法は朝の大気の清浄な時間にまず太陽を仰いで息を吸い込み、「アマテラスオホミカミ」と唱える。この時「アマテラス」の「ス」のところで「スーッ」と息を吸い込みそれから「オホミカミ」とつづけ、最後の「ミ」をいい切ると、息を継がずに「アマテラス」に戻る。息を吸うのは「ス」の音一か所だけである。
→なんかだんだん集約されてきたような気がする。野坂礼子氏の『人生を変える言葉 ありがとう』『人生を変える笑顔のつくり方』(PHP)の価値が深まる。朝日の大切さを再認識する。朝日を拝むことは自分の霊力を高めるという利己的なことではなくこの国の浄化にまでつながる利他的な行為とも言えるのか・・・。
気付き多い一冊。
Posted by ブクログ
北海道のある土地に別荘を建てた事により心霊現象が始まり、除霊を通してスピリチュアルな世界に入っていく過程が語られます。
序盤から中盤にかけては心霊小説と言ってもいいくらい、テンポよく徐々に怪奇の正体が明らかになっていき小説として面白いです。
終盤は人類や科学至上主義に対する憂いと、スピリチュアルな真理を受け入れていく流れで、説得力を感じる内容でした。
タイトルの意味する事がなんなのか、初めは分からなかったですが、全体を通すとなるほどと言った感じで腑に落ちました。
禅とか密教とかシルバーバーチとか中村天風に通じる死生観の話し。
善の波動 = 祈り
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小説・文芸
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