クローゼットファイル 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介
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クローゼットファイル 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介

902円 (税込)

4pt

4.1

「服を見ればすべてがわかる」と、噂されるほどの鋭い洞察力を持つ服飾ブローカー・桐ヶ谷京介に新たな事件解決の依頼があった。依頼主は警察と京介の橋渡し役を担う南雲警部。南雲は12年前、勤務中に捨て子を発見した。その子は施設で育ち、少年になったいま、南雲に母親探しを頼んできたのだ。南雲は発見当時にその子が身につけていた大人もののTシャツを京介に預ける。京介の神懸かった推理が始まった……。「ゆりかごの行方」/など、仕立屋探偵が6つの事件を解決する、傑作クライム・ミステリー!

「ゆりかごの行方」
12年前の捨て子が少年になり、発見者である南雲警部に母親探し依頼。手掛かりは発見時に身につけていた大人もののTシャツだけだった。

「緑色の誘惑」
15年前、65歳の独居女性が殺された。被害者の女性は、身につけるものすべてが緑色という、そうとう変わった生活行動をとっていた。

「ルーティンの痕跡」
京介のバディー役・水森小春の下着が盗まれた。代わりにベランダに残されていたのは男モノのトランクス。京介と小春の推理は……!?

「攻撃のSOS」
駅の近くで、女子中学生グループの中の1人の服から、京介は虐待の痕跡を見つける。気になって同じ電車に乗り込んで追いかけると……。

「キラーファブリック」
17年前、食べ物アレルギーの主婦が自宅で遺体となって見つかった。死因はアナフィラキシーショック。警察は事故と見立てたが……。

「美しさの定義」
10年前の刺殺事件。被害者は服飾学校に通う学生で、死後1週間して自宅のアパートで発見された。凶器のハサミは刺されたままで……。

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仕立屋探偵 桐ヶ谷京介 のシリーズ作品

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1~2件目 / 2件
  • ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介
    902円 (税込)
    服を見ればその人のすべてがわかる──被害者の痕跡に寄り添って未解決事件の真相に迫る、乱歩賞作家の新機軸クライム・ミステリー! 東京の高円寺南商店街で小さな仕立て屋を営む桐ヶ谷京介は、美術解剖学と服飾の深い知識によって、服を見ればその人の受けた暴力や病気まで推測できる技術を持っていた。そんな京介が偶然テレビの公開捜査番組を目にする。10年前に起きた少女殺害事件で、犯人はおろか少女の身元さえわかっていないという。さらに、遺留品として映し出された奇妙な柄のワンピースが京介の心を捉える。10年前とは言え、あまりにデザインが時代遅れ過ぎるのだ。京介は翌日、同じ商店街にあるヴィンテージショップを尋ねる。1人で店を切り盛りする水森小春に公開捜査の動画を見せて、ワンピースのことを確かめるために。そして事件解明に繋がりそうな事実がわかり、京介は警察への接触を試みるが……。
  • クローゼットファイル 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介
    902円 (税込)
    「服を見ればすべてがわかる」と、噂されるほどの鋭い洞察力を持つ服飾ブローカー・桐ヶ谷京介に新たな事件解決の依頼があった。依頼主は警察と京介の橋渡し役を担う南雲警部。南雲は12年前、勤務中に捨て子を発見した。その子は施設で育ち、少年になったいま、南雲に母親探しを頼んできたのだ。南雲は発見当時にその子が身につけていた大人もののTシャツを京介に預ける。京介の神懸かった推理が始まった……。「ゆりかごの行方」/など、仕立屋探偵が6つの事件を解決する、傑作クライム・ミステリー! 「ゆりかごの行方」 12年前の捨て子が少年になり、発見者である南雲警部に母親探し依頼。手掛かりは発見時に身につけていた大人もののTシャツだけだった。 「緑色の誘惑」 15年前、65歳の独居女性が殺された。被害者の女性は、身につけるものすべてが緑色という、そうとう変わった生活行動をとっていた。 「ルーティンの痕跡」 京介のバディー役・水森小春の下着が盗まれた。代わりにベランダに残されていたのは男モノのトランクス。京介と小春の推理は……!? 「攻撃のSOS」 駅の近くで、女子中学生グループの中の1人の服から、京介は虐待の痕跡を見つける。気になって同じ電車に乗り込んで追いかけると……。 「キラーファブリック」 17年前、食べ物アレルギーの主婦が自宅で遺体となって見つかった。死因はアナフィラキシーショック。警察は事故と見立てたが……。 「美しさの定義」 10年前の刺殺事件。被害者は服飾学校に通う学生で、死後1週間して自宅のアパートで発見された。凶器のハサミは刺されたままで……。

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クローゼットファイル 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    今回もヤバイです!
    今の時代の闇に鋭く切リ込んだ短編だと思います
    おすすめしますが、シリーズ1冊目から読むと小春ちゃんの魅力倍増ですね(笑)

    0
    2025年10月25日

    購入済み

    クローゼットファイル

    未解決事件を見事に警察とは違った部分から掘り下げ、見事に解決してしまう…本当に警察官になってくれたら良いのに…と誰もが思ってしまう。面白くて一気読みしましま。小春さんのキャラが最高!

    #スカッとする

    0
    2025年10月08日

    Posted by ブクログ

    川瀬七緒『クローゼットファイル 仕立屋探偵 桐ケ谷京介』講談社文庫。

    シリーズの第2弾は6編から成る連作短編形式だった。

    服や生地、加工方法、人体の骨格などを手掛かりに様々な事件を推理する涙もろいアパレル・ブローカーの桐ヶ谷京介とヴィンテージショップで働く水森小春のコンビが今回も活躍する。

    0
    2024年08月20日

    Posted by ブクログ

    仕立屋探偵 桐ヶ谷京介の2作目。短編6作でそれぞれの事件を服や生地やシワなどから解決の糸口を見つけていく。個性の強いキャラクターが揃い、プロならではの視点で指摘していく過程が斬新で面白い。続編を期待したい。

    0
    2025年09月17日

    Posted by ブクログ

    「服を見ればすべてがわかる」服飾ブローカー・桐ヶ谷さんが"正式に”?警察の捜査協力者に。「服を見ればすべてがわかる」服飾ブローカー桐ヶ谷さんが人の複雑な心情が絡む事件の謎を自分の専門知識を駆使して解く過程が面白い。未解決事件の遺族の心情は想像するだけで辛くなる。他にも代理殺人計画の話とアナ

    0
    2024年12月09日

    Posted by ブクログ

     6つの短編集だった、どれもストーリーが凝っていて面白かったが短編集だけにちょっとだけ読み応えがなかったかな。続編希望です。

    0
    2025年06月08日

    Posted by ブクログ

    「仕立屋探偵 桐ヶ谷京介」の2冊目。

    警察業務の民間委託って、一部の仕事では実際にあるようだが、捜査まで委託するのはかなりハードルが高そうね。
    お話の中では、一足先に“捜査業務の一部民間委託依頼”が成立。『日本の法の隙間で苦しんでいる子どもを見つけ次第、行動に移せるコネがほしい』という桐ヶ谷と迷宮

    0
    2025年01月10日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    一作目はとても重いテーマで読んでいてしんどかったが、今回は短編集なので息をつける話もあり、休まず読めた。
    とはいえ、児童虐待や無慈悲にも命を落とした話は胸が痛い。
    目を背けたくなるような話は続くが、服の皺や小さな事象から紡いでいく主人公の推理力や洞察力は、あまりにも神がかり過ぎているようにも見えるが

    0
    2024年11月17日

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