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「私は犯人を逃がすつもりはないよ。今回も虫たちの協力体制はばっちりだから」
事件現場の昆虫相から真相を導き出す奇才法医昆虫学者、赤堀涼子。待望のシリーズ最新作!
高級会員制ゴルフ場の雑木林で発見された女性の遺棄死体。
歯を抜かれ、髪を刈られ、顔面や指紋など身元特定に繋がる箇所は全て完膚なきまでに損壊されていた。
ここまで残忍な犯行に及ぶ犯人像とは? 動機は?
三日後、同様に損壊された女性の遺体が、他県の解体スクラップヤード敷地内で発見された。
手口から同一犯であることは間違いない。しかし発見場所は20キロ以上離れており、関係者にも繋がりは見出せない。
遺体から発見された昆虫相が意味するものは……?
例外なく秩序立った行動を取る虫たちが、人間には見えないミッシングリンクを炙り出す。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
めちゃくちゃ面白かった。
こんな設定のミステリよく思いついたな。
そしてこんな変化球な証拠たちが並んでも、混乱することなく頭に入り、謎解きも鮮やかでストンと腑に落ちた。とても読みやすい。
犯人も捜査側もキャラが粒立っていて、顔が浮かぶようだった。
本書が手に取ったはじめての本だったけど、シリーズものなんですね。しかも、既に何冊も出てるとは!ごめんなさい。これは遡って読まねば。
唯一難点があるとしたら、私にとって、本を片手にお昼ご飯を食べるのが貴重な読書時間のひとつなのだが(行儀悪くてすみません)、この本はグロ過ぎて食べ合わせ悪かったなぁ…笑
Posted by ブクログ
屍体につく虫たちの情報から犯罪操作をしていくシリーズ。
今作もいろんな虫たちが登場して気になりますが、怖くて画像検索ができません。屍体の損壊の様もヒドくて、映像化されていたらまず見られなそうな冒頭です。小説でよかった。
屍体の腐敗進行にしたがって虫たちの様相が秩序だって変化していきます。素人には目を背けたくなりそうなグロ光景でも、虫科学者の視点では再現性の高い証拠の宝庫になっているところがこのシリーズの見所です。
今作ではキノコや菌に関する蘊蓄のアレコレも見逃せません。
後半からラストにかけてはドタバタっと話が展開していきますが、名前を聞いたこともない虫たちの性質やエピソードの一つ一つがなんといっても興味深いです。
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小説・文芸
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