花菱夫妻の退魔帖 四

花菱夫妻の退魔帖 四

770円 (税込)

3pt

お祓いを裏稼業とする男爵・花菱孝冬のもとに嫁いだ鈴子。花菱家の本邸がある淡路島で、孝冬がお祓いに呼び寄せる十二単の霊・淡路の君の秘密と、鈴子が花菱家へ嫁ぐことになった因縁を知る。再び東京へ戻り、心機一転、新たな心持ちで稼業に臨む花菱夫妻に持ち込まれたのは、楡子爵の旧邸に出る血まみれな女の幽霊のお祓いだった……。果たして、淡路の君はこの幽霊を“食らう”のか? 大人気悪霊退治ファンタジー第四弾!

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花菱夫妻の退魔帖 のシリーズ作品

1~5巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~5件目 / 5件
  • 花菱夫妻の退魔帖
    715円 (税込)
    大正9年の東京。侯爵令嬢の瀧川鈴子はとある事情から浅草出身で、怪談蒐集を趣味としている。ある日、室辻子爵邸に呼ばれて芸妓の悪霊を目撃した際、花菱孝冬という青年に出会う。彼は十二単を纏う謎の霊を使い、悪霊を「食わせた」のだった……。掴みどころのない孝冬を気味悪く思う鈴子だったが、なぜか孝冬に求婚され――! 逃れられない過去とさだめを背負う二人が結ばれることで、動き出す未来とは。
  • 花菱夫妻の退魔帖 二
    770円 (税込)
    晴れて夫婦となった鈴子と孝冬。孝冬の裏稼業である“お祓い”に用いる十二単の霊・淡路の君を退治することに決めた鈴子は、同時に育ての親たちを殺した「松印」を持つ人物を捜していた。ある日、以前お家騒動があったと噂の多幡家の跡継ぎが、孝冬不在の花菱家を訪れて……。大正時代の東京を舞台にした悪霊退治ファンタジー第2弾!
  • 花菱夫妻の退魔帖 三
    770円 (税込)
    鈴子と孝冬は花菱家の本邸のある淡路島へ神事のためやって来た。淡路島は花菱家に憑りつく淡路の君がかつて流された場所だ。二人は神事をこなす一方、地元の村人たちのお祓いの依頼を引き受けることに。村で祀る弁天像の裏ですすり泣く青年、百日紅の木の下で悲しげに歌う少女、不幸が続く旧家――。そして淡路の君について調べると、鈴子の出生にもつながる事実が隠されていた。連続重版! ファン待望の大人気シリーズ第三弾!
  • 花菱夫妻の退魔帖 四
    770円 (税込)
    お祓いを裏稼業とする男爵・花菱孝冬のもとに嫁いだ鈴子。花菱家の本邸がある淡路島で、孝冬がお祓いに呼び寄せる十二単の霊・淡路の君の秘密と、鈴子が花菱家へ嫁ぐことになった因縁を知る。再び東京へ戻り、心機一転、新たな心持ちで稼業に臨む花菱夫妻に持ち込まれたのは、楡子爵の旧邸に出る血まみれな女の幽霊のお祓いだった……。果たして、淡路の君はこの幽霊を“食らう”のか? 大人気悪霊退治ファンタジー第四弾!
  • 花菱夫妻の退魔帖 五
    770円 (税込)
    花菱孝冬は、友人を通じて、根岸の貸し家に出る女の幽霊の相談を受ける。鈴虫の刺繍が施された単衣をまとったその幽霊は、家主によれば、以前住んでいた元娘義太夫・小鈴で、十年ほど前に肺炎をこじらせて亡くなっていた。小鈴には娘がいたが、義太夫の母を嫌って疎遠だったらしい。貸し家を訪れた孝冬と鈴子は、小鈴がじっと一点を見つめていることに気づくが……。ますます好調、大人気の大正浪漫悪霊退治ファンタジー第5弾!

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花菱夫妻の退魔帖 四 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    新刊を読む前に再読。濃い霧がかかったままの謎はあれど、一緒に過ごすうちにどんどん夫婦らしくなっていくふたり。何においても鈴子が第一の孝冬も、彼がそばにいるときに胸に灯るあたたかい気持ちを大事にしたいと願う鈴子も、お互いがなくてはならない存在であることが伝わってきて、素敵すぎる…。

    0
    2025年05月17日

    Posted by ブクログ

    シリーズ第四弾。今回は玄関や川辺に佇んだり影となって現れる女たち。淡路の君はどの幽霊を食らうのか…と思ったら意外な幽霊を食べた。淡路の君を巡る鈴子と考冬の苦慮は続き、松印の謎も深まる。八千代の善良で慈愛に満ちた人柄を見せながらも懐に入らせない何を考えてるかわからない人って苦手。写真のことや八千代の故

    0
    2024年10月28日

    匿名

    購入済み

    素敵なお話

    着物については詳しくはないですが たくさんの着物の着こなしが出て来て 映像でみられたら良いのになと思いました。
    お話の内容も素敵で 大好きです。

    #切ない

    0
    2024年07月14日

    Posted by ブクログ

    連作短編として3編,幽霊の原因を調べることで鈴子の恩人の殺害の謎の手掛かりのようなものが少しずつわかってくる.このミステリー部分と淡路の君の謎が大元にあって面白い.

    0
    2024年10月02日

    Posted by ブクログ

    孝冬の鈴子への溺愛に拍車がかかり、可愛く見えてしまいます。
    そして、淡路の君を知る鴻八千代が中々厄介な人物で、これからどう鈴子達と絡むのか動向が気になります。

    0
    2024年08月21日

    Posted by ブクログ

    少~しだけ趣向の変わったところがあったが、基本的な流れは変わらない。
    鴻との関係がますます胡散臭くなっているがこの後どうかかわってくるのだろう。それにしても本当におしゃれで仲睦まじい事で

    0
    2024年07月17日

    Posted by ブクログ

    鈴子の昔を知っているような、淡路の君のことにも詳しそうな、おばさんのうさん臭さが200%ですが(笑)。
    進展があったということなのか、わからないことが増えたということなのか。
    松印の兄上の写真、真実は・・・。

    0
    2024年07月11日

    Posted by ブクログ

    今回は淡々と事件に取り組んでいて、甘々な展開は少ない。
    鴻が多め。松印がちょっとわかってきそうな感じ。

    0
    2024年10月27日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今回も面白かった。最後の金魚の話は、すこし切ない。
    鈴子の養い親が殺された話に糸口が見えかかるような感じ。鴻が関わっているのか?実は氏ではなく、夫人のほうが黒幕か?のような雰囲気になってくる。

    0
    2025年01月01日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    鴻夫人こえ~~~~!!

    夫の方も謎だけど、夫人が恐いわ。

    そして、まさか幽霊話から、”松印の人”の手がかりに繋がるとは思わなかった。

    その南条という人が犯人なのかわからないけど。

    0
    2024年07月18日

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