花菱夫妻の退魔帖 五
  • 最新刊

花菱夫妻の退魔帖 五

770円 (税込)

3pt

花菱孝冬は、友人を通じて、根岸の貸し家に出る女の幽霊の相談を受ける。鈴虫の刺繍が施された単衣をまとったその幽霊は、家主によれば、以前住んでいた元娘義太夫・小鈴で、十年ほど前に肺炎をこじらせて亡くなっていた。小鈴には娘がいたが、義太夫の母を嫌って疎遠だったらしい。貸し家を訪れた孝冬と鈴子は、小鈴がじっと一点を見つめていることに気づくが……。ますます好調、大人気の大正浪漫悪霊退治ファンタジー第5弾!

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花菱夫妻の退魔帖 のシリーズ作品

1~5巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~5件目 / 5件
  • 花菱夫妻の退魔帖
    715円 (税込)
    大正9年の東京。侯爵令嬢の瀧川鈴子はとある事情から浅草出身で、怪談蒐集を趣味としている。ある日、室辻子爵邸に呼ばれて芸妓の悪霊を目撃した際、花菱孝冬という青年に出会う。彼は十二単を纏う謎の霊を使い、悪霊を「食わせた」のだった……。掴みどころのない孝冬を気味悪く思う鈴子だったが、なぜか孝冬に求婚され――! 逃れられない過去とさだめを背負う二人が結ばれることで、動き出す未来とは。
  • 花菱夫妻の退魔帖 二
    770円 (税込)
    晴れて夫婦となった鈴子と孝冬。孝冬の裏稼業である“お祓い”に用いる十二単の霊・淡路の君を退治することに決めた鈴子は、同時に育ての親たちを殺した「松印」を持つ人物を捜していた。ある日、以前お家騒動があったと噂の多幡家の跡継ぎが、孝冬不在の花菱家を訪れて……。大正時代の東京を舞台にした悪霊退治ファンタジー第2弾!
  • 花菱夫妻の退魔帖 三
    770円 (税込)
    鈴子と孝冬は花菱家の本邸のある淡路島へ神事のためやって来た。淡路島は花菱家に憑りつく淡路の君がかつて流された場所だ。二人は神事をこなす一方、地元の村人たちのお祓いの依頼を引き受けることに。村で祀る弁天像の裏ですすり泣く青年、百日紅の木の下で悲しげに歌う少女、不幸が続く旧家――。そして淡路の君について調べると、鈴子の出生にもつながる事実が隠されていた。連続重版! ファン待望の大人気シリーズ第三弾!
  • 花菱夫妻の退魔帖 四
    770円 (税込)
    お祓いを裏稼業とする男爵・花菱孝冬のもとに嫁いだ鈴子。花菱家の本邸がある淡路島で、孝冬がお祓いに呼び寄せる十二単の霊・淡路の君の秘密と、鈴子が花菱家へ嫁ぐことになった因縁を知る。再び東京へ戻り、心機一転、新たな心持ちで稼業に臨む花菱夫妻に持ち込まれたのは、楡子爵の旧邸に出る血まみれな女の幽霊のお祓いだった……。果たして、淡路の君はこの幽霊を“食らう”のか? 大人気悪霊退治ファンタジー第四弾!
  • 花菱夫妻の退魔帖 五
    770円 (税込)
    花菱孝冬は、友人を通じて、根岸の貸し家に出る女の幽霊の相談を受ける。鈴虫の刺繍が施された単衣をまとったその幽霊は、家主によれば、以前住んでいた元娘義太夫・小鈴で、十年ほど前に肺炎をこじらせて亡くなっていた。小鈴には娘がいたが、義太夫の母を嫌って疎遠だったらしい。貸し家を訪れた孝冬と鈴子は、小鈴がじっと一点を見つめていることに気づくが……。ますます好調、大人気の大正浪漫悪霊退治ファンタジー第5弾!

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花菱夫妻の退魔帖 五 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    花菱夫妻の悪霊退治は過去の事件に結びつきそうでまだ真相にはまだ遠そうで…謎が謎を呼ぶ展開に惹き付けられに一気読み。鈴子さんの着物の柄の描写が"大正ロマン”に溢れていて素敵。あの時代のものって凄くオシャレに映るなあ。娘義太夫と堂摺連の話は現代の推し活事情をそのまま写したようで印象に残った⋯大

    0
    2025年06月25日

    Posted by ブクログ

    影を持たない幽霊の足元に埋まった事件の苦さを、花菱夫妻の日常のやりとりや互いに向ける気持ちのあたたかさに洗われる気分で読んだ。それだけに、辿り着いた事実を鈴子に伝えず、ひとりで抱え込んでしまった孝冬の葛藤にはらはらする。どうかふたりで分け合って、過去に立ち向かってほしいと思う。

    0
    2025年05月18日

    Posted by ブクログ

    過去の事件の真相に繋がりそうな、手がかりとなりそうなことがいくつか判明はしたけれど、それがどう繋がっていくのか気になります。
    鈴木さんの着物がとってもお洒落で、いつか着物についても勉強したいなと興味も出てくる好きなシリーズです。

    0
    2025年08月07日

    Posted by ブクログ

    3つの心霊現象から、亡き兄の真相に近付いて衝撃の事実に打ちのめされる孝冬。
    どう繋がってどんな結末が待っているのか楽しみです。
    いつも通り和装描写も楽しめて、更に食いしん坊鈴子が可愛かった。

    0
    2025年07月03日

    Posted by ブクログ

    徐々に鈴子の過去に繋がる糸が延びてきている。鴻夫人が不気味。
    徐々に延びてきたこの糸はどこに繋がっているのか、孝冬と、淡路とどう関係するのか、2人がどこに向かっていくのか、気にはなるけど知るのが怖いような気もする。
    鈴子と孝冬が結婚してから繋いだ縁がどうなっていくのか、2人の絆にも期待。

    0
    2025年06月09日

    Posted by ブクログ

    大好きなシリーズも第5段。悪霊退治をしながら鈴子の親代わりの銀六たちの事件の謎にも段々と迫ってきた。明治という時代背景、細やかな着物の描写、幽霊や事件など今回も本当に読み応えがあり楽しんだ。娘義太夫や柘榴の木の下の赤子の話は何とも悲しかったり切なかったり。堂摺連を知り、この時代にも推しや追っかけがい

    0
    2025年05月30日

    Posted by ブクログ

    孝冬の兄や銀六の事件の謎について明らかになることもある反面益々謎は深まっていく。そして不気味な鴻夫人の行動。何を知っていて目的は何なのか?2人の結婚披露も近づいておりそこで何かが起こる?とにかく続きが待ち遠しい。

    0
    2025年05月21日

    Posted by ブクログ

    本編の関係者が増えてきたので一度整理したいところ。
    捜査ボードみたいなの作ってほしい…
    事件パートと夫婦パートのバランスも良くテンポも良い。
    が、ちょっと夫婦パートがじらされてる感じ。もっとこう、欲しい!

    0
    2025年09月26日

    Posted by ブクログ

    幽霊の後始末をするたびに鈴子の事件の背景が垣間見えてくるが、それとともに孝冬の兄の影も浮かび、真相に近づいているのかどんどん広がっているのか。幽霊退治と淡路の君の行く末も気になるけれど。

    0
    2025年08月17日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    徐々に核心に近づいてきましたね…

    探していた孝冬の兄が鴻心霊学会の会員で、南條と関わりがあったとは。

    淡路の君が喰らう幽霊の基準もまだ謎のままですし、鴻八千代の鈴子への執着も気になります。

    0
    2025年06月27日

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