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Posted by ブクログ
作者買いです。
白川節最高。
戦後の時代感をフィクションとはいえ味わえるのも楽しいし、しかし重すぎず軽やか。
同作者の下鴨アンティークと構成が似ていますが、こちらのほうが「いわくの品」があっさりめです。
環境、生まれ、時制、家庭、親戚、責任…自分ではどうすることもできない とか 苦しい といったものたちからしゅっと逃げたり解決したりする展開にスカッとします。
そんなにうまくいくはずないだろうし、運がよすぎ恵まれすぎと感じる人もいるでしょうがそれでいいんですよ、フィクションですから。
せめてフィクションの中ではあっさりスカッとしたいじゃないですか。
この作者の話の中でもファンタジー要素、ミステリ要素、話の重さ すべてが軽めでしたが、それがとても読みやすく サクッと読書したい自分の気持ちにちょうど合っていて楽しかったです。
Posted by ブクログ
昭和30年、小百合は赤子の頃に当主と恋のいざこざのあった『母』に連れ去られる。その母も空襲で焼け死に、小百合は母の親戚にたらい回しにされたり、養育院などで育った。しかし、母が名前を変えなかったことなどが幸いし、生家に戻れた。生家の大人達は亡くなって、自分そっくりの双子の撫子がいた。ま、孤児が十六で突然お嬢様になるお話です。引き取られた先ではいろいろありはするものの、小百合を歓迎してくれるよい人達で、なかなか面白く一冊読み上げました。読んでいると、特になにかが起こるわけでもないたんたんと進むシンデレラストーリーという印象を受けます。結構身辺状況わかり、小百合も今の生活に慣れ面白くなってきて、あれ、終わってしまった。これから始まるのでは?という読後感でした。
中学生以上向けの本ですが、内容は小学生でも問題ないです。
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