花菱夫妻の退魔帖 三

花菱夫妻の退魔帖 三

770円 (税込)

3pt

鈴子と孝冬は花菱家の本邸のある淡路島へ神事のためやって来た。淡路島は花菱家に憑りつく淡路の君がかつて流された場所だ。二人は神事をこなす一方、地元の村人たちのお祓いの依頼を引き受けることに。村で祀る弁天像の裏ですすり泣く青年、百日紅の木の下で悲しげに歌う少女、不幸が続く旧家――。そして淡路の君について調べると、鈴子の出生にもつながる事実が隠されていた。連続重版! ファン待望の大人気シリーズ第三弾!

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花菱夫妻の退魔帖 のシリーズ作品

1~5巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~5件目 / 5件
  • 花菱夫妻の退魔帖
    715円 (税込)
    大正9年の東京。侯爵令嬢の瀧川鈴子はとある事情から浅草出身で、怪談蒐集を趣味としている。ある日、室辻子爵邸に呼ばれて芸妓の悪霊を目撃した際、花菱孝冬という青年に出会う。彼は十二単を纏う謎の霊を使い、悪霊を「食わせた」のだった……。掴みどころのない孝冬を気味悪く思う鈴子だったが、なぜか孝冬に求婚され――! 逃れられない過去とさだめを背負う二人が結ばれることで、動き出す未来とは。
  • 花菱夫妻の退魔帖 二
    770円 (税込)
    晴れて夫婦となった鈴子と孝冬。孝冬の裏稼業である“お祓い”に用いる十二単の霊・淡路の君を退治することに決めた鈴子は、同時に育ての親たちを殺した「松印」を持つ人物を捜していた。ある日、以前お家騒動があったと噂の多幡家の跡継ぎが、孝冬不在の花菱家を訪れて……。大正時代の東京を舞台にした悪霊退治ファンタジー第2弾!
  • 花菱夫妻の退魔帖 三
    770円 (税込)
    鈴子と孝冬は花菱家の本邸のある淡路島へ神事のためやって来た。淡路島は花菱家に憑りつく淡路の君がかつて流された場所だ。二人は神事をこなす一方、地元の村人たちのお祓いの依頼を引き受けることに。村で祀る弁天像の裏ですすり泣く青年、百日紅の木の下で悲しげに歌う少女、不幸が続く旧家――。そして淡路の君について調べると、鈴子の出生にもつながる事実が隠されていた。連続重版! ファン待望の大人気シリーズ第三弾!
  • 花菱夫妻の退魔帖 四
    770円 (税込)
    お祓いを裏稼業とする男爵・花菱孝冬のもとに嫁いだ鈴子。花菱家の本邸がある淡路島で、孝冬がお祓いに呼び寄せる十二単の霊・淡路の君の秘密と、鈴子が花菱家へ嫁ぐことになった因縁を知る。再び東京へ戻り、心機一転、新たな心持ちで稼業に臨む花菱夫妻に持ち込まれたのは、楡子爵の旧邸に出る血まみれな女の幽霊のお祓いだった……。果たして、淡路の君はこの幽霊を“食らう”のか? 大人気悪霊退治ファンタジー第四弾!
  • 花菱夫妻の退魔帖 五
    770円 (税込)
    花菱孝冬は、友人を通じて、根岸の貸し家に出る女の幽霊の相談を受ける。鈴虫の刺繍が施された単衣をまとったその幽霊は、家主によれば、以前住んでいた元娘義太夫・小鈴で、十年ほど前に肺炎をこじらせて亡くなっていた。小鈴には娘がいたが、義太夫の母を嫌って疎遠だったらしい。貸し家を訪れた孝冬と鈴子は、小鈴がじっと一点を見つめていることに気づくが……。ますます好調、大人気の大正浪漫悪霊退治ファンタジー第5弾!

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花菱夫妻の退魔帖 三 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    花菱夫妻シリーズ第3巻。淡路島編。
    面白いです。きな臭さが濃くなりました。
    宗教や歴史も絡んできてキャラクター文庫に止まらない味のある作品で、次巻がどうなるかとても楽しみです。

    個人的に、今回が1番悲しいお話でした。
    幽霊としてこの世に残っているのはそれなりに理由があるとわかっていましたが、その思

    0
    2024年11月20日

    Posted by ブクログ

    シリーズ3作目は夫婦で考冬の花菱家の本邸がある淡路島へ。花菱家の歴史が詰まってるあるだけに大きく真実に近づいた気がする。お祓いを頼まれた事案が何とも言えぬ悲しみや残酷さ怒りや恐れが渦巻いていて、そんなものたちと相対する鈴子の強さと考冬を思う優しさに本当に救われる。両親の噂や兄の過去、鈴子と淡路の君の

    0
    2024年10月29日

    Posted by ブクログ

    面白かった!
    淡路の君の謎に迫りつつ、鈴子の出生への手がかりも掴み、孝冬の心の澱も溶け出していく三巻。
    淡路島で絡まり繋がる様々な縁に驚きながら一気読みでした。

    相変わらずな孝冬の愛情に気付きそうな鈴子と、彼女自身もゆっくりと変化していく様子にソワソワします。
    着物描写が詳細なので、和装クラスタの

    0
    2024年02月09日

    Posted by ブクログ

    花菱夫妻シリーズ第三弾。
    舞台は度々話に出ていた淡路島へ。
    淡路島は花菱家の歴史が詰まった場所である。
    そのような中で、村人たちのお祓いの依頼を受ける日々。
    と同時に、淡路の君を祓うために、まずは淡路の君が何者なのかを分家の従兄たちと調べていくことに。
    そこで少しずつ花菱家のこと、淡路の君について知

    0
    2025年01月14日

    Posted by ブクログ

    花菱家と淡路の君の因縁、鈴子がどう関わってくるか、淡路に行ったことで事実に近づいてきた。色々な因縁がありそうではあるが、孝冬と鈴子の2人なら案外何でもないことのように乗り越えてくれそうにも思う。

    0
    2024年02月24日

    Posted by ブクログ

    花菱夫妻、故郷淡路島に場所を変えて、3件の退魔。退魔をするごとに少しずつ明らかになっていく花菱一族の過去と淡路の君の存在。また、見え隠れする燈火教との関わり。まだまだ謎だらけ。

    0
    2024年06月06日

    Posted by ブクログ

    淡路島編。
    孝冬の周りが思ったよりいい人が多く良かった。
    淡路の君関連は進まないが、強力な助っ人登場。
    ラブラブな夫婦は見ていて幸せな気分になる。

    0
    2024年05月14日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今回は淡路の君の祭事の為、淡路島へ向かう
    孝冬は鈴子と一緒に行く
    今回両親の死因、大叔父さんの気持ち、
    ずっと自分を責め続けてきた孝冬にとって
    少し気持ちが軽くなったようでよかった
    やっぱり鈴子の存在が大きい
    お兄さんの恋の事情も由良から教えられた
    しかし悪鬼と化した怨霊を食べてしまう淡路の君
    最強

    0
    2024年08月31日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    待ちきれずに3巻買ってしまった。

    神事を行うため、淡路島にきた鈴子たち。
    大叔父さんも他の人も、実はそこまで孝冬を忌み嫌ってはいなかった、ということ。
    そして、両親の死が心中ではなく事故だったことが明らかになり、一安心?

    そして、家系図などを調べて淡路の君の由来を探ろうとする。

    そんなこんなし

    1
    2024年04月21日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シリーズ第三弾。淡路島編。
    「嘆き弁天」「百日紅の木の下で」「おくま御前」
    「嘆き弁天」若者に傷をつけられた弁天様の像が泣き声を出す、という話。傷をつけた若者とその若者に罪をなすりつけられそうになった若者が行方不明になっている。それはなぜか?
    巫女のキヨが出てくる。なかなか凄い人である。留吉、自分が

    0
    2024年09月19日

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