花菱夫妻の退魔帖

花菱夫妻の退魔帖

715円 (税込)

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大正9年の東京。侯爵令嬢の瀧川鈴子はとある事情から浅草出身で、怪談蒐集を趣味としている。ある日、室辻子爵邸に呼ばれて芸妓の悪霊を目撃した際、花菱孝冬という青年に出会う。彼は十二単を纏う謎の霊を使い、悪霊を「食わせた」のだった……。掴みどころのない孝冬を気味悪く思う鈴子だったが、なぜか孝冬に求婚され――! 逃れられない過去とさだめを背負う二人が結ばれることで、動き出す未来とは。

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花菱夫妻の退魔帖 のシリーズ作品

1~5巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~5件目 / 5件
  • 花菱夫妻の退魔帖
    715円 (税込)
    大正9年の東京。侯爵令嬢の瀧川鈴子はとある事情から浅草出身で、怪談蒐集を趣味としている。ある日、室辻子爵邸に呼ばれて芸妓の悪霊を目撃した際、花菱孝冬という青年に出会う。彼は十二単を纏う謎の霊を使い、悪霊を「食わせた」のだった……。掴みどころのない孝冬を気味悪く思う鈴子だったが、なぜか孝冬に求婚され――! 逃れられない過去とさだめを背負う二人が結ばれることで、動き出す未来とは。
  • 花菱夫妻の退魔帖 二
    770円 (税込)
    晴れて夫婦となった鈴子と孝冬。孝冬の裏稼業である“お祓い”に用いる十二単の霊・淡路の君を退治することに決めた鈴子は、同時に育ての親たちを殺した「松印」を持つ人物を捜していた。ある日、以前お家騒動があったと噂の多幡家の跡継ぎが、孝冬不在の花菱家を訪れて……。大正時代の東京を舞台にした悪霊退治ファンタジー第2弾!
  • 花菱夫妻の退魔帖 三
    770円 (税込)
    鈴子と孝冬は花菱家の本邸のある淡路島へ神事のためやって来た。淡路島は花菱家に憑りつく淡路の君がかつて流された場所だ。二人は神事をこなす一方、地元の村人たちのお祓いの依頼を引き受けることに。村で祀る弁天像の裏ですすり泣く青年、百日紅の木の下で悲しげに歌う少女、不幸が続く旧家――。そして淡路の君について調べると、鈴子の出生にもつながる事実が隠されていた。連続重版! ファン待望の大人気シリーズ第三弾!
  • 花菱夫妻の退魔帖 四
    770円 (税込)
    お祓いを裏稼業とする男爵・花菱孝冬のもとに嫁いだ鈴子。花菱家の本邸がある淡路島で、孝冬がお祓いに呼び寄せる十二単の霊・淡路の君の秘密と、鈴子が花菱家へ嫁ぐことになった因縁を知る。再び東京へ戻り、心機一転、新たな心持ちで稼業に臨む花菱夫妻に持ち込まれたのは、楡子爵の旧邸に出る血まみれな女の幽霊のお祓いだった……。果たして、淡路の君はこの幽霊を“食らう”のか? 大人気悪霊退治ファンタジー第四弾!
  • 花菱夫妻の退魔帖 五
    770円 (税込)
    花菱孝冬は、友人を通じて、根岸の貸し家に出る女の幽霊の相談を受ける。鈴虫の刺繍が施された単衣をまとったその幽霊は、家主によれば、以前住んでいた元娘義太夫・小鈴で、十年ほど前に肺炎をこじらせて亡くなっていた。小鈴には娘がいたが、義太夫の母を嫌って疎遠だったらしい。貸し家を訪れた孝冬と鈴子は、小鈴がじっと一点を見つめていることに気づくが……。ますます好調、大人気の大正浪漫悪霊退治ファンタジー第5弾!

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花菱夫妻の退魔帖 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    『後宮の烏』の白井紺子さんが描く、大正ロマンと幽霊退治の物語。

    霊が見える鈴子と、「お祓い」を行う孝冬、夫婦の幽霊退治と二人の出生にまつわる秘密が描かれます。

    ミステリ仕立てですが、着物の描写もすてきなので、着物好きな人にもぜひ。

    鈴子さんも孝冬さんも、それぞれ秘密を抱えていて、話が進むごとに

    0
    2025年09月30日

    Posted by ブクログ

    すっかり夫妻のファンになりました。
    人の死に様を扱ってるのに読後に不快感が残らない。また追うべきシリーズが増えてしまった。

    0
    2025年07月24日

    Posted by ブクログ

    『後宮の烏』が好きで、いつか読もうとずっと思ってました。あのシリーズは明確には恋愛ものでないので寂しく感じてました。
    大正時代×退魔もの×恋愛
    大好きな要素が詰まっていてとても楽しい読書時間でした。
    服装や装飾品の描写が細やかで美しく、想像するのが楽しかったです。
    花菱夫妻の空気感、不器用ながらも互

    0
    2024年10月30日

    Posted by ブクログ

    伯爵令嬢の鈴子は、浅草の貧民窟に暮らしていた所を11歳の頃に伯爵家に引き取られた。
    霊を見る力がある鈴子は、街で出会った花菱孝冬に憑いている十二単を着る淡路の君に認められて、急遽孝冬へ嫁ぐこととなった…

    急に結婚させられた鈴子と孝冬が、不器用ながらに歩み寄る姿がニンマリでした。

    花菱家の闇や、鈴

    0
    2022年11月27日

    Posted by ブクログ

    死者を視る死んだ魚のような目をした鈴子と、笑顔なのに目の奥は笑っていない怨霊付き孝冬。
    知るうちに傅きたくなるほど妻に恋焦がれていく夫が愉快です。

    まだまだ謎が残ってて続刊が今から待ち遠しい。

    0
    2022年10月25日

    Posted by ブクログ

    『後宮の烏』で知った白川紺子さんの新作。大正時代の華族の世界に幽霊奇譚。
    鈴子さん、孝冬さん、夫婦としてどうなの?と最初は思ってたけど、読み終えてみて、良い夫婦になりそう、と気持ちが変わりました。
    鈴子さんの面倒を見ていた人たちの事件の真相、淡路の君を退治できるか?など気になる事があります。続編を楽

    0
    2022年10月10日

    Posted by ブクログ

    「後宮の烏」で有名な白川紺子さんのシリーズ、1作目。
    タイトルがちょっとピンと来なくて~軽い感じなので、後回しにしていました。
    読んでみたら、かなり好み♪

    大正9年の東京。
    瀧川鈴子は、17歳。侯爵令嬢だが、事情あって浅草育ち。
    怪談の収集を趣味としていました。
    訪ねた先のお屋敷で、芸妓の幽霊を見

    0
    2025年10月11日

    Posted by ブクログ

    ヒロインが少し淡々としすぎな感じもしたけど、よくある勝ち気で明るい大正ヒロインみたいに先走りすぎて事件をややこしくしない性格がわたしは好きだ。
    所々大正時代の華族の暮らしとか書かれてるのが面白かった。少し風景や人物の描写が長すぎる時もあったけども。
    ヒロインに執着してしまう男というのが好きなので続き

    0
    2024年10月06日

    購入済み

    白川さんらしいお話し

    白川紺子さんの作品 大好きです。
    このお話も 期待通りで 気高く 美しく 優しいお話です。
    景色や服装 雰囲気などの描写もとても綺麗で 頭の中にそれらが浮かんできて それも楽しいです。

    #胸キュン #憧れる

    0
    2024年01月14日

    Posted by ブクログ

    このタイトルで始めるのなら、出だしのふたりは『花菱夫妻』でないと。
    そこから過去に戻る感じ?
    そこがちょっと違和感。

    お話しはおもしろいですよ〜時代背景が新鮮。
    一気に読めます。
    2023年5月発売予定の二巻目が楽しみ。

    0
    2022年10月17日

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