上橋菜穂子の作品一覧
「上橋菜穂子」の「香君・文庫版」「獣の奏者 全5冊合本版」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「上橋菜穂子」の「香君・文庫版」「獣の奏者 全5冊合本版」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
立教大学文学部卒。1989年『精霊の木』でデビュー。『月の森に、カミよ眠れ』で日本児童文学者協会新人賞、『精霊の守り人』が野間児童文芸新人賞・産経児童出版文化賞ニッポン放送賞を受賞しTVアニメ化もされた。『獣の奏者』もTVアニメ化された。作品に『守り人』シリーズ、『旅人』シリーズ、『狐笛のかなた』などがある。父は洋画家の上橋薫。
Posted by ブクログ
良すぎる。あっっという間に読み終わってしまった。。
香使という荘園があった時代の行政制度に似た仕組みや、天皇のように香君を立てていることなど、国の運営におけるシンボルの重要性とストーリーの大切さなど政治の観点を他作品同様に織り混ぜながら、この世界独特のしがらみの中で、大事が起きることを予想して秘密裏に動くマシュウは、江戸幕末の薩長に思えてしまった。
このように、一見オリジナルの別世界の話だと思えるが、日本人の頭にすっと入るように日本史の要素を骨組みに入れていることがとにかく素晴らしい。
これらが本作品の読みやすさとSFファンタジーとしての世界観の構成を手助けしているのではないだろうか。
と
Posted by ブクログ
大好きな上橋先生の最新作。単行本が大きすぎたので、ネタバレを避けて文庫本化を待ってました。いままで読んだ守り人シリーズ、獣の奏者、鹿の王に共通する先生の世界観の中に似たように見えて全く違う世界が創られている。
先生は初期段階で主人公が何らかの事件事故に巻き込まれて、仲間と分断される展開を書くことは多いが、今回アイシャが一度死ぬという展開には驚いた。そしてマシュウがすべての線を引いているのではないかと思えてしまうくらい初期からいままで頭が切れすぎるが故に、腹の底が読めない男になっている。
今後の展開が楽しみでありながら、この世界にいきる人々も私たちも、普段感じることのできない万物の香りを感情
Posted by ブクログ
番外編
登場人物見ると次期宮廷祭司医長とか次期皇帝候補とか色々とめんどくさそう!と思ったけどきれいにまとまる 読後の満足感がすごい
ヴァンとサエ、ユナは出てこない
でも鹿の王で出てきた医術の話面白かったーという方にはおすすめできます
鹿の王を読んでいないと、この独特な世界の言葉が入ってこないと思うので単独で読むにはむかない
↓ネタバレあり
↓
水底の橋
タイトルが良すぎる!オタワル医術と清心教医術 ホッサルとミラル 水の底でしっかりと繋がっている涙涙
偶然もあったけどこの結末を狙った安房那候の策がすごい まさかミラルがまとめるとは!
ホッサルとミラルを見るマコウカンの微笑がいい