上橋菜穂子のレビュー一覧

  • 鹿の王 4

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    ネタバレ

    鹿の王の意味は早々に明かされた。確かに、犬の王との対比なんだろう。
    ヴァンのこの先の人生を暗示してるんだろうな、と思いながら読んでいた。
    ヴァンを追っていった人たちとともに、幸せに暮らしてたらいいな…

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    2026年05月03日
  • 獣の奏者 II王獣編

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    歴代で読んだ本の中で1番面白いかも。少なくともここ1年の中では1番。馴れることのないはずの獣と言葉を通い合わせていくエリンの姿にフィクションだと分かっているのに心が熱くなり、引き裂く壁に心が痛む。

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    2026年04月30日
  • バルサの食卓

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    『バルサの食卓』は、『精霊の守り人』や『獣の奏者』に登場する料理を再現したレシピ本。

    『精霊の守り人』でタンダがつくる山菜鍋や『獣の奏者』でエリンが母親と食べていた猪肉のごちそう。『狐笛のかなた』で小夜が作って小春丸と一緒に食べた胡桃餅。

    作品を読んだものならば、誰でも一度は食べてみたいと思う、その料理を実際に目にすることができ、なおかつ作れてしまうという、上橋ファン待望の一冊です。

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    2026年04月29日
  • 鹿の王 4

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    「鹿の王」というタイトルの意味が、想像と大きく異なっていたのが印象的。
    相変わらず世界観の作り込みがすごい。

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    2026年04月29日
  • 獣の奏者 II王獣編

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    久しぶりにファンタジーでも読むかと思い、上巻を購入したのが15年くらい前。そのまま本棚に突っ込んでいたのを、急に読もうかという気になって引っ張り出して来ましたが、この年でいまさらファンタジーというのもあれかなと思いましたが、面白かったです。
    まず章立てがちょうどいい長さにまとめられていて、入浴中に読むとちょうどアニメ1話分くらいの読後感で、読みやすかったです。またファンタジーとはいえ、いろんな要素が現実世界のリアリティラインから外さず、その辺も読みやすさの一因なのかなと思いました。
    闘蛇と王獣、真王と大公の関係が、ちょうど日本とアメリカ、または国内の天皇制、核の問題などが読み取れて、その辺はち

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    2026年04月28日
  • 獣の奏者 I闘蛇編

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    ワクワクしてます。

    上橋菜穂子さんの「守り人」シリーズを全て読み、紡がれるファンタジー世界のリアリティに衝撃を受けた。
    「獣の奏者エリン」って昔アニメか何かで放送されていたような。テレビっ子じゃ無かったから当時は見る機会に恵まれなかったんだけれど、今更ながら小説で読み始めることができてよかった。
    全4部作?っぽいので、まだ全貌は見えてこないけれど、毎ページどんなことが書かれてるんだろうとワクワクしている。

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    2026年04月26日
  • 神の蝶、舞う果て

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    上橋菜穂子さんの世界観が大好き。命の営みの美しさと、抗えない本能の恐ろしさを感じた。あとがきに書かれている出版に至る経緯を読んで、心から感動した。出版してくださって感謝です。

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    2026年04月25日
  • 鹿の王 水底の橋

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    「鹿の王」のスピンオフで、主人公はオタワル医術師のホッサルと彼の恋人で助手でもあるミラウ。
    医術の2つの流派をめぐる政争や、治療の是非、生きるとは何かということが書かれていて、いつもながらいろいろ考えさせられながら読みました。

    この作品は上橋氏には珍しく恋愛部分の比重が大きくて、こんなのも書くんだと驚かされました。最後は氏の粋な計らいがあって思わずニンマリ。

    私は上橋氏の自然描写が好きで、特に好きな一節がこちら。
    「屋敷の中は静かで、ただ屋根を打つ小雨の音だけが聞こえている。」
    これを読んだとき、屋根を打つ雨音だけでなく、雨と草の匂い、部屋の暗さなどが急に私の周りを取り囲み、一瞬にして別世

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    2026年04月25日
  • 鹿の王 水底の橋

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    終わり方もとても良かった
    上質な物語の旅をさせてもらえてとても有意義な時間だった
    時間が経った時、もう一度読み直したいと思うような本
    受け取り方が変わるのではないかなと思う
    良い本に出会えて良かった

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    2026年04月24日
  • 神の蝶、舞う果て

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    読み始めてすぐに、上橋さんの世界にどっぷり浸かった感覚になりました。
    1回目では捉えきれなかった前半の描写が、最後まで読んでもう一度読むと、なるほどと思える解像度で浮かび上がり何度も楽しめる物語でした。
    人間がどうにもできない自然の中での生物の営み、つながりについて考えさせられました。

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    2026年04月19日
  • 鹿の王 4

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    とても上質な物語を読んだという素敵な読後感
    巻を重ねるごとに読むペースが速くなった
    ファンタジーなのに現実離れしていない、地に足が着いた世界というか
    自分を犠牲にして何かを助けるのは美学とされがちだけど本当はそうじゃないと示してくれたり、心が浮つくというかそういうことが全くない
    真っ直ぐ確実に物語が進んでいく

    よくあるバッドエンド、ハッピーエンドとは違う本当になにも矛盾のない終わり方だった

    読んで良かった
    有意義な時間だった

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    2026年04月15日
  • 狐笛のかなた

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    獣の奏者で好きになった上橋菜穂子さん。狐笛のかなたは世界観がどんぴしゃすぎて、完全に癖(へき)になり、今でもこのような構造の作品に出会うと狐笛のかなたみたいだ!と好きになってしまう、原点のような作品。

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    2026年04月15日
  • 青い鳥文庫版 (総ルビ)獣の奏者(1)

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    小学校の図書室で全巻読み、人生の礎になっている。当時小学校で流行っていたことも、イラストの良さも込みで、青い鳥文庫のバージョンで記録する。単行本も読み、今手元には講談社文庫とコミックもあるが、。獣の奏者で上橋菜穂子さんを好きになったので、他の作品も全て読んだ。本は大好きだが獣の奏者は別格で殿堂入りの作品。

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    2026年04月15日
  • 鹿の王 4

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    「鹿の王」というタイトルから、偉大な動物がテーマなのかと思っていましたが、さにあらず。

    人の身体も国も同じようなものだということが大きなテーマ。「人は身体の内でも、外でも共生と葛藤を繰り返しながら生きている」(あとがきより)
    また、命は親から伝わるが、どの命も個性を持った唯一無二の命であり、血のつながりにこだわることなく、共に生き、共に支え合う人の集まりが家族なのだということが描かれています。
    ヴァンとユナちゃん、サエ、トマたちは、血は繫がらないけど立派な家族。最後はとても心が温まりました。

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    2026年04月14日
  • 神の蝶、舞う果て

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    上橋菜穂子先生、幻の一作。
    P100
    「人を豊かに育むものは、神のみわざーー美しき光だ」
    「しかし、ときに、その光が、巡り巡って汚濁や生き物の死にもつながることもあるのだよ。ならば、逆のことーー闇が、光につながることも、あるのかもしれぬ」

    光と闇は表裏一体。

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    2026年04月12日
  • 鹿の王 3

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    いろいろな思惑が複雑に絡み始め、物語が大きく動き始めた第3巻。
    「きたきたー!これが上橋文学の醍醐味!」と盛り上がってしまいました。

    これまで少しずつしか描かれなかったヴァンの家族を思う気持ちが胸に迫ります。

    これはネタバレかもしれないけれど、フッタ、貴様だけは許さん!
    とだけ書き置いて、第4巻読んで参ります。

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    2026年04月11日
  • 獣の奏者 II王獣編

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    ネタバレ

    好きだった言葉は、「人にどう思われるか気にしていると、発想も縮こまるんだな。」と、「この世に生きる、たくさんの生き物たちの営みの不思議さを感じてほしい。学ぶということの、ふるえるような興奮を感じとってほしい。」の2つである。1つ目は、普段私は周りの目を気にして生きているからドキッとさせられた。知らないうちに発想が縮こまって損してたかもと思うと、今後はあまり周りの目を気にせず自分らしく生きていきたいと思った。2つ目は、成功する人は学ぶときにふるえるような興奮を感じ取っているよねと思った。何かで成功した人の話を聞くときよく感じるのは、この人はこれが本当に大好きで取り組んでいるんだなってことだ。私は

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    2026年04月11日
  • 鹿の王 4

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    ネタバレ

     自分の命が終わった後も巡っていく命について考えさせられる。
     ヴァンの虚しさや悲痛な思いが痛いほど伝わってくる心理描写だった。
    ユナが最後まで明るかったのが救い。その先を描かず、広がりを見せようとするところで終わらせるのは、「獣の奏者」通じる技だった。

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    2026年04月10日
  • 鹿の王 2

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    ヴァンとユナの体に起こった変化はそういうことだったの!? え、そこでサエが出てくる? あぁぁぁぁぁ、あの人の安否はどうなったの???
    というところで、第3巻へ続く。

    感染症の正体が少しずつ明らかになり、そこに政治も絡んできて、話はいよいよ佳境に入っていきます。

    もう、これ以上、余計なことは語るまい。今日も朝日が眩しいぜ。

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    2026年04月08日
  • 獣の奏者 IV完結編

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    人は同じ過ちを繰り返す。多くの命が失われてもなお、無くなることはない戦争。その愚かさを心に刻みながらも、その概念が人の記憶から消されることは無い。しかし、結果が同じ過ちであったとしても、その後が同じであるとは限らない。一度目の過ちは、過ちであるかもわからぬままに犯してしまう。しかし、二度目は過ちであると知りながら犯したのだ。己の信じる未来のために、希望と共に暮らすことができる世界のために。エリンはその選択をしてみせた。かつて災いを起こし、二度と同じことを起こさぬようにしてきたジェの意思は、既にあった小さな綻びを突いてみせたエリンの手によって崩された。しかし、そのエリンによって、かつて起きた災い

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    2026年04月06日