上橋菜穂子のレビュー一覧

  • 香君3 遥かな道

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    後半から一気に不穏な状況で、虫の薄気味悪さも相まって息つく暇もない。アイシャが感じる救いの稲の正体不明の怖さは何なのか…。稲がなければ飢えるから栽培地の人たちがオアレ稲を焼き尽くすことに同意できないのは当然のことだと思うけど、より多くを救うためには犠牲も必要でもどかしい。虫害も一筋縄ではいかない展開。初代香君の絶対の下限の真意が気になる。

    0
    2024年12月18日
  • 獣の奏者 III探求編

    Posted by ブクログ

    2巻のラストから11年後。エリンはイアルと結婚し、息子ジェシが8歳から話は再開。
    イアルがエリンに、生まれてから死ぬまでにこの10年があって良かったと言うシーンに涙。
    何だか明るいラストにはなりそうもないなぁ。
    エリンやイアル、ジェシそれぞれの思いが胸に迫る。
    2011/5/30

    0
    2024年12月15日
  • 獣の奏者 II王獣編

    Posted by ブクログ

    エリンと王獣の物語なんだけど、やっぱりエリンよりも母ソヨンの方が好き。だからか、そこまでエリンに感情移入できなかったな。
    とはいえ、とても面白い。
    娘にもいつか読ませたい。
    2011/5/25

    0
    2024年12月15日
  • 獣の奏者 I闘蛇編

    Posted by ブクログ

    アニメと違って、母ソヨンの処刑の前日から物語は始まる。アニメ観ていなかったらソヨンにはあまり感情移入できなかっただろうなぁ。それぐらい、あっさり。
    ジョウンに育てられた4年間は何とも牧歌的でじーんときた。

    独特の世界で引き込まれるけど、もっと長く描いて欲しかったかな。あっさりしすぎていてもったいない。
    2011/5/20

    0
    2024年12月15日
  • 香君2 西から来た少女

    Posted by ブクログ

    ストーリーが面白くて、つい1日で読み切ってしまった。
    植物が香りを通じて人間のように話す。自分が知らない世界の一面をみているようで、とてもワクワクした。

    0
    2024年12月08日
  • 守り人シリーズ電子版 2.闇の守り人

    Posted by ブクログ

    (小6女子)『闇の守り人』は、守り人シリーズの二巻目だ。一巻目である『精霊の守り人』では分からなかった主人公の過去が明らかになる。『闇の守り人』を読む前に『精霊の守り人』も読んでみてほしい。私は以前、自分の本当の気持ちを外に出すのが苦手だった。私と同じように、主人公と育ての親も、怒りや憎しみなどを隠し続けてきた。しかし、この本の最後でついに、今まで言えなかった感情をお互いにぶつけあう。だから私は、この場面が一番好きだ。誰にでもいつか、本当の気持ちを言える日がくることを私はこの本から学んだ。私は特に、自分の気持ちを外に出せていない人にこの本を読んでもらいたい。

    0
    2024年12月03日
  • 獣の奏者 IV完結編

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    友人の勧めで読んだ

    アニメも見たことがあるが、話がだいぶ違い、少し新鮮な感覚で読めた

    あとがきに、本来は闘蛇編と王獣編で完結の予定だったことを知った
    作者曰く、その二編で完成した玉のようなものらしいが、もっと先が読みたいとの声で続編を書いたらしい

    続編を出してくれて本当に良かった
    あの世界観を長く楽しめるのは本当に嬉しい

    外伝を読むのもとても楽しみ

    0
    2024年12月01日
  • 獣の奏者 IV完結編

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    中学生か高校生の時に読んで、約10年ぶりに再読。あの時はこんなに深い物語だと理解できていなかったのではないかと思う。読み終わった後、放心状態になるくらい考えさせられた。

    全てを隠すことで民を守ろうとした初代真王をはじめとした過去の人々と、全てを明らかにすることで人々を守ろうとしたエリンたち。

    その対比が緻密に描かれており、何が正解で何が不正解か、その答えはないのだと思った。

    まさに、人々は争い続けるものであり、エリンの夫イアルも、エリンの死後も闘蛇乗りであった。
    エリンが全てを明らかにしてもなお、戦はやまないのだ。

    読んでよかったと思える長編。

    0
    2024年12月01日
  • 香君2 西から来た少女

    Posted by ブクログ

    香君1を読み終えて直ぐに香君2を
    読みはじめました。
    読み進めていく中で人物や地図での関係を
    確認する事も少なくなり、物語の色彩を
    感じながら深いところで読み進めていました。
    主人公のアイシャが
    香りで万象を知る  それがどういう事か
    と考えながらの時間でした。
    全く同じような事が物語の中だけでなく
    私達が暮らしている世界でもある事だし
    細かく物事を色々な角度で見る事をしたら
    生活の中でも沢山の犠牲や矛盾は
    悲しいけどあるんだよなぁと
    少し物語とはズレて考えてしまっりの
    不思議な読後感でした。

    この壮大な物語の香君2の最後の終わり方
    気になりすぎる!ですが
    大丈夫です、実はもう
    香君3も手元

    0
    2024年11月29日
  • 狐笛のかなた

    Posted by ブクログ

    何度目かわからないけど、また読んだ。
    小夜と野火の純愛に胸打たれる。
    何度読んでも、読み出したら止まらなくなる上橋作品。初めて読むかのように話に惹き込まれ、また一気読みです。ホント大好き!

    0
    2024年11月07日
  • バルサの食卓

    Posted by ブクログ

    守り人シリーズ、獣の奏者、狐笛のかなたに出てくる食べ物を実際に日本の食材で作るとどうなるのか…!
    どれも本を読んで想像していた以上に美味しそう!料理が写真付きで、材料もシンプルで、作りたいレシピがたくさんでした。

    0
    2024年10月26日
  • 獣の奏者 II王獣編

    Posted by ブクログ

    堪えていたものがグググっと込み上げてラストのシーンでは涙が溢れた。

    獣と少女が必死に通わせた心の軌跡の物語でもあり、愚かさを繰り返す人間の物語でもあり。
    戦争映画を見ているような気分にもなった。

    後半になるに連れて目が離せなくなって行く。
    主人公のエリンとリランを小さな頃から見守って来た読者にとっては、胸が痛いシーンの連続であったりもした。

    どのシーンでも悔しさと怒りと虚しさが入り混じっていて苦しくなった時が多かった。
    それがラストのシーンでは救われたような、だけど「人間は愚かでごめんなぁ!泣」と叫びたくなるような胸熱シーンに心奪われた。

    これで完結と言っていた作者の気持ちもわかる。

    0
    2024年10月20日
  • 狐笛のかなた

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    久しぶりに読んだが、期間を空けて読んでも本当に面白く、上橋菜穂子さんの描く「なつかしい場所」が好きだなぁと思う。
    優しくて芯が強くて正直な小夜も、主を裏切ったら死ぬと分かっていて小夜と小春丸を守ろうとした野火もとても好きだ。
    若桜野がどちらの国にも水を運ぶようになったのも、小夜が戦いの道具にされなかったのも、本当によかった。

    0
    2024年09月17日
  • 獣の奏者 外伝 刹那

    Posted by ブクログ

    この外伝が読めて本当に良かった
    本編では語られなかったエリンとイアルの馴れ初めも嬉しかったし、エサル師の若い頃もよかった
    あの経験をしているからこそのエサル師の考え方があるんだなぁとしみじみ思う
    1番嬉しかったのはソヨンとエリンの話
    本編でのソヨンはエリンにだけじゃなくすべてのものに対して淡々としており、エリンに愛はあるんだけどどこか血が通っていないというか…冷めたイメージが拭えなかったのだけど、今回の短編を読んですごく嬉しくなった
    私にとってこの話も外伝自体も〈余分な一滴〉ではなく、必要なものだった
    この外伝を読んだからこそ本編での違和感や理解できなかった心情なんかもスッと胸に入ってきたので

    0
    2024年09月14日
  • 狐笛のかなた

    Posted by ブクログ

    物語に引き込まれて読み進めました!
    どなたかのコメントにあった、宮崎駿監督で映画化して欲しい、と。本当にそう思います。
    児童文学となってましたが、大人でもすごく楽しめました。
    娘にもいつか読んで欲しいし、二度三度と再読したい作品です!
    久々に大満足の読後感でした♪

    0
    2024年09月14日
  • 獣の奏者 III探求編

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    闘蛇編、王獣編が完璧すぎる世界観だったけどこれはさらに上を行くかもしれない
    今回は前作から10年ほどすぎエリンはイアルと結婚し、息子のジェシが生まれている
    国も真王と大公が結婚しており、様々な変化があった
    王獣リランもその後さらに子を産んだようで平和な日々が続いているようだった
    だけど闘蛇村の一つで牙が大量死する事件が起き調べるよう命がエリンに下ったところから物語は加速を増していく
    ある事からエリンが闘蛇を操れる事がバレてしまう
    いよいよ、想像していた最悪の状況となる…
    イアルとエリン全て話さずとも何を考えているのか理解しているところは、強い絆で結ばれてるんだなぁと読む度に思う
    王獣軍を作らな

    0
    2024年09月04日
  • 青い鳥文庫版 (総ルビ)獣の奏者(8)

    Posted by ブクログ

    壮絶なエリンの人生が描かれた話でした。
    人間の身勝手な意志によって他の生き物が命を落としたり、本来の野生の姿を失ってしまうことは実際の世界にも通じるものがあるのではと考えさせられました。
    また、1人では多くの人々を劇的に変えることはできなくても、エリンの意思が息子や様々な人に受け継がれ、少しずつ世界が変わるきっかけになったことがとてもかっこよく、またエリンがしたことが着実に世界に影響を与えているということに感動しました。
    人と獣の繋がりから世界のありようにまでつながるとても素晴らしい話でした。

    0
    2024年09月01日
  • 青い鳥文庫版 (総ルビ)獣の奏者(4)

    Posted by ブクログ

    エリンとリランには意思を伝えることができても決して超えられない人間と獣という隔たりがあり、完全にお互いを理解することはできないはずだが、それでもリランがエリンを守ったことに感動した。

    0
    2024年08月31日
  • 青い鳥文庫版 (総ルビ)獣の奏者(3)

    Posted by ブクログ

    王獣であるリランと心を通わせることに成功したエリンだが、それによって王獣を操る方法を見つけてしまいそのことによって王国の争いに巻き込まれていくというストーリー。
    単純に主人公が生き物と触れ合っていく話ではなく、強い力を持つ王獣が王の権威を象徴するということや、王獣を操ることができることを知られることと王を守ることで葛藤している様子がとても面白く、深いストーリーに引き込まれる。

    0
    2024年08月31日
  • 風と行く者

    Posted by ブクログ

    ジグロの娘かもしれないサダン・タラムの頭エオナを守るため、護衛を引き受けるバルサ。
    ジグロとサリから感じる大人の雰囲気と、それを見つめる16歳のバルサの気持ちが、なんとなく複雑なことがよく分かる。
    ジグロが覚悟を決めてバルサを育てていることが分かる過去話は面白い。
    もう一度、最初から読み返そうかな。

    0
    2024年08月30日