上橋菜穂子のレビュー一覧

  • 獣の奏者 III探求編

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    とっても面白い❗本書を読むまで、何故続編が描かれたのか?と思っていましたが、読んで納得しました♫

    Ⅰ、Ⅱで描かれた謎の究明の為に、キャラクターを11年歳を取らせることで、キャラクターにより深みを持たせて、読者をより異世界へと惹き込ませます❗ファンタジーが好きな方は勿論、ファンタジーが苦手な方にも是非読んでもらいたいオススメの作品です♫

    束の間のひとときでしたが、第四章の『父と息子』で、イアルとジェシが生活している様子を読んで、少し温かい気持ちになりました❗辛い結末が待ち構えているようですが、続けて『完結編』に挑みます。

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    2024年01月15日
  • バルサの食卓

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    ネタバレ

    スチャルもノギ屋の弁当もマイカの蜜煮も何回も作った。美味しい。豚肉煮が想像していたのと違ってた。もっと南国風かと思っていたので。

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    2024年01月11日
  • 鹿の王 水底の橋

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    ネタバレ

    今回『鹿の王 水底の橋』は、医師のホッサルと助手のミラルに焦点があてられた作品。
    医療とは本来どうあるべきか?
    命よりも優先されるものがあるのか?
    が、改めて浮き彫りになり読者に問いかけてくれます。
    たくさんの考え方があり、信念がある医師たち。
    そして、目の前で苦しむ患者。苦しむ患者の家族たち。
    果たして、何が優先されるべきなのか…。
    何が医療者として、果たさなくてはいけないのか…。
    上橋菜穂子さんならではの作品だなと、沁みました。
    個人的には、最後のミラルの医師としての言動に、心を揺さぶられました。

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    2024年01月07日
  • 鹿の王 3

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    おもしろい
    一気読みして、そのまま4巻へ
    この興奮と感動をうまく文章にしたいのですが、できなくて悲しい…
    とにかくおもしろいんです

    鹿の王の映画はこの壮大で深い物語をどう2時間にまとめたのか気になるなあ

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    2023年12月24日
  • 鹿の王 2

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    鹿の王2ではそれぞれに歴史背景や文化、信仰するものがあることがよりわかる。
    他の民族を侵略し開拓するということはこういうことなのかと

    物語はどんどん奥行きを深くして繋がっていく。
    わかりそうで、まだ何もわからない。

    続きが気になるので会社を休みたいです 笑

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    2023年12月20日
  • 鹿の王 水底の橋

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    ネタバレ

    あぁそうだ、この問題が残ってたよね!という一冊。
    鹿の王1〜4巻で切なさと希望を残すまとまりがある、ヴァンの話だったけど、
    その時に取り残された問題があったわ!


    「宗教」というのは、煩雑なものだなあ。
    と、この本を読み始めて & 今の世界情勢を考えて思った。

    信じるものを優先するというのは、人・民族・国のアイデンティティであり、対立するものや相反するものを受け入れるというのが、根幹を揺るがすことであるというのも理解ができる。

    しかしながら、
    信じるものを優先せるよりも、人命を第一に考えるのであれば、そこに宗教や方法を選んでいる場合ではない、と思うのだけど。

    そうはいかないのが

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    2023年12月18日
  • 狐笛のかなた

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    美しい物語だった。ファンタジーそのもの。
    読み終えて心がきれいになった気がします。、
    一冊完結だけど、もっと知りたい。

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    2023年12月04日
  • 狐笛のかなた

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    買った覚えがないけど家にあった。
    初めての作家さん。
    児童文学、ファンタジー系の作家さんらしく。
    面白かった!
    霊狐だったり、心が読めたり、中国のフュージョン時代劇な感じ。ドラマ化して欲しい!
    小夜と野火がせつないけど、ハッピーエンドで良かった。
    結末は満足だけど、続編も期待してしまう名残があるし、小春丸ももっと見たい。

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    2023年11月29日
  • 鹿の王 3

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    ネタバレ

    再読。

    ついに犬たちの正体。
    犬たちを遣わした人々。
    2巻でホッサルたちが辿り着こうとしているところが明確になりました。

    追い詰められた人の狂気。
    初めは被害者であっても、意思を持って仇をなそうとすれば加害者になってしまうこと。
    科学の時代ではない(科学の思考のない)人の、宗教観・思想の偏り。
    なんだか最近聞いたような構図で浮かび上がってくる怖さ。
    この怖さをヴァンは「妄執」と呼びました。

    そう思っていても、その妄執を正義だと妄信している者の気持ちに浸かってしまえば、同調もできてしまう。

    それぞれの立場があって、いろんな国、戦、そこに生きる人、支配者、そういうものの中で、登場人物達の位

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    2023年11月28日
  • 鹿の王 2

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    ネタバレ

    大混乱の中はじまる2巻目。
    黒狼熱についてを研究し、薬を作ろうと、ヴァンを探すホッサルたちの前に、嘲笑うかのように元凶の黒い犬たちがやってくる。
    ホッサルたちの前に犬が来て、噛まれた人がいることで、ホッサルが現在取り組んでいる黒狼熱に対する薬の研究3種類が明確になります。

    ちょうどコロナ禍を経験した私たちにとって、コロナで考えやすいことですが、、、
    山犬に噛まれた妻と息子を持つ与多瑠は、弱毒薬を妻と息子に打つことを望みます。
    これはコロナに対するワクチンを打つことのようなものですが、与多瑠をはじめとする東乎瑠帝国の人たちにとっては、身が穢れるとして恐れ避けていたことを受け入れなければならない

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    2023年11月26日
  • 鹿の王 2

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    ネタバレ

    起承転結の承かなぁ。

    登場人物が増え、物語の背景も少しずつ分かってきたところに事件発生です(^^)
    どうなるマコウカンとホッサル。
    そしてヴァンとユナはいずこへ。

    3も気になります…!!

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    2023年10月31日
  • 青い鳥文庫版 (総ルビ)獣の奏者(4)

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    知りたいと思い追い求める事は恐ろしい側面を伴う…それでもひたすら自分の道を信じその先を知ろうとするエリン…凄いなぁ…どうしたらこんなに面白い話が書けるんだろう
    リランがエリンを守った姿が頭に浮かんで感動した
    リランにもエリンを慕う気持ちがあるんじゃないかなと今作で感じた
    今までエリンがリランに対して抑えていた愛情が溢れ出していた場面良かったなぁ
    「知りたくて、知りたくて…おまえの思いを知りたくて」ってところ泣きそうになった。知りたいけれど王獣の気持ちを人が完全に理解することは難しい…
    お母さんが子どもの気持ちを理解したくてもどうすれば理解してあげられるか苦悩している様だった
    小5の頃、上橋先生

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    2023年10月30日
  • 守り人シリーズ電子版 3.夢の守り人

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    シリーズ、二と三 一気読み。
    『花』に囚われた、一の后、タンガ、そして
    チャグム。
    あれから成長をみせたチャグムの皇太子としての
    生き様も頼もしい。
    バルサの苦悩も闘いもまだまだ続く。
     

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    2023年10月28日
  • 守り人シリーズ電子版 2.闇の守り人

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    再読。過去の傷と向き合うバルサ、現実は美しくはないけれど、向き合い切ってだんだん気持ちが解れていく。大人でも楽しく読める児童文学。

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    2023年10月22日
  • 鹿の王 3

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    ネタバレ

    p.29 色彩が消え、物の輪郭が濃淡で浮かび上がる灰色の世界で、音と匂いが、異様な存在感をもって迫ってくる。
    ヴァンとホッサルがついに対面。物語がさらに絡み合っていく。
    ここから先がさらに楽しみ。

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    2023年10月18日
  • 狐笛のかなた

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    上橋菜穂子さんの世界は初めてです
    野間児童文芸賞受賞作品
    これは児童対象だけでは終わらない、大人でも充分過ぎる程楽しめる和製ファンタジー、そして純愛物語だと思います

    古き日本が舞台の郷愁を誘う世界観
    豊かな自然と美しい風景描写
    狐や天狗の和テイストが不思議な世界へ、そして何処か子供の頃へタイムスリップしたような懐かしい感覚を取り戻してくれました

    <聞き耳>の才をもった12歳の少女・小夜
    怪我をした一匹の霊狐・野火を助けたことからこの物語が始まります
    やがて、隣合うニ国の争いに巻き込まれていきます

    小夜を一途に想い、命懸けで守る野火
    野火を信じる真っ直ぐな小夜
    二人の孤独で健気な燃え上がる

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    2024年04月01日
  • 闇の守り人(3)

    購入済み

    沁みる作品です

    原作小説もこの漫画版も。
    胸の奥に染み入る作品です。

    守り人シリーズは、手放せません。

    #タメになる #感動する

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    2023年09月27日
  • 鹿の王 水底の橋

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    タイトルにもあるとおり「鹿の王」の続編かと思ったけど、前作の主人公であるヴァンやユナは一切登場せず、ほぼ前作とは繋がりのないストーリでした。とはいえ前作とつながりがるかどうかなんてどうでも良く、めちゃめちゃ面白いストーリーでした。今作でも医療に関する壮大なストーリーが描かれており、現実でも未だ収束の兆しの見えないコロナウイルスのことを考えながら読むのも一つの楽しみ方だなと思いました。東えりかさんの解説にもある通り、またいつか読み直した時に「あの時はコロナで大変だったな。」と思い馳せるんだろうなと思いました。

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    2023年09月17日
  • 守り人シリーズ電子版 1.精霊の守り人

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    もう10年以上前、小学生か中学生の時にお小遣いで買った大好きな作品を再読。
    上橋菜穂子さんの作品に出てくる食べ物ってすごく美味しそうで魅力的。独特の甘辛い香辛料で煮付けた魚、タレがしみたご飯、読んでるだけで口の中に唾がたくさんわいてくる。
    これは全10巻のシリーズの第1巻目。新ヨゴ王国第二皇子のチャグムが、目には見えないもう一つの世界の水の精霊の卵を身に生み付けられていて、ひょんなことから女主人公の用心棒・バルサがチャグムを守ることになる話。当時2巻目の『闇の守り人』から読み始めた私的に、シリーズものだけど1話完結的な楽しみ方もできると思う。
    呪術師のおばあさんトロガイ、その弟子タンダ、宮に仕

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    2023年08月31日
  • 鹿の王 3

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    面白い。ファンタジーなのに、ここまで読ませるのスゴイわ。病原菌は体の中にもいるし、外から入ってくるパターンもある。一回入ってきた者には即座に対応できるし対応方法もわかつてる。これ予防接種よな。食べ物で良いものを取ってくのも大事なんよなたぶん。良いものを食べてる動物を食べるとかも本当は大事なんよなあ、今日でも実践できそう。

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    2023年07月30日