上橋菜穂子のレビュー一覧

  • 獣の奏者 IV完結編

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    ネタバレ

    終わっちゃったー!好きな本でした。
    ジェシの健気さ、
    我が子のように育てた王獣が狂うさま、
    それらで得られた灯火をどんどん繋いで行けていることがわかる終わり方。
    妙にぼやかした、『読者の想像にお任せします』みたいな余地を残されるよりもこういうほうが好き。
    漫画も見るべきか迷うなあ。まだ闘蛇も王獣もイラストをみてないので個人的な空想の姿をした生き物として存在していることを大切にすべきか…でもいつか気になっちゃうんだろうな

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    2026年09月02日
  • 獣の奏者 III探求編

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    最初の2巻で完結、これは続編、という説明で、『あー、まとめて、4冊買っちゃったけど失敗したかな?』と思ったのは大間違い。もとから準備されていたストーリーのようにしっくりはまるし、ワクワク感も衰えないまま読み進めました。

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    2026年09月02日
  • 獣の奏者 I闘蛇編

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    難しい表現などはなく、読みやすいからスラスラ読めてしまう。
    世界に入り込みやすい。
    続きも読みたい。

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    2026年09月02日
  • 狐笛のかなた

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     小中学生のころ読んだ「獣の奏者」以来の上橋菜穂子先生の作品です!ネットでバズっていたのを見て、一冊で完結することも分かり、さっくり読めそうだと手に取りました。
     一貫して、妖しく人の理の及ばないものの気配が強く漂う中で、諍いの間に数奇な運命をたどる登場人物が描写される。この世界観はやはりならではのワールドだなと感じました。情景描写が匂い立つようなところも読んでいて楽しく、私もまた山や里の冷え冷えとした空気に触れるようなどこか清々しい気持ちであっという間に読みました。
     物語の後、登場人物たちはいかに生きていくのだろうと思いを馳せます。

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    2026年08月30日
  • 鹿の王 2

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    いやー面白い! 医術の描写がしっかり表現されていてとてもいい。自分も医療に関わる人間だが、ホッサルたちの行う医療処置が自分たちの行う処置と寸分違わず表現されているところが特に好きなところ。
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    2026年08月30日
  • 狐笛のかなた

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    ネタバレ

    上橋菜穂子さんの世界観はやっぱり好きだ!
    小夜の純粋さ、野火の一途さ、人間の欲望と怨みが絡まった世界観。本当に良い塩梅で組み合わさっていて素敵な一冊。小夜と野火の互いを想い合う気持ちが美しすぎて涙腺にくる。傷を負って、霊的な障壁を破った痛みを堪えながら小夜を守る野火の愛が堪らない。傷を舐めてるのを想像したらちょっと可愛い。
    玉緒さんがまた良いキャラしてて好きだった。敵だけど敵じゃない、サッパリしてる姉御。
    風景描写がこれまた素敵。山間の昔ながらの風景と神秘的な森が脳裏に浮かぶ。上橋菜穂子さんの小説に出てくるご飯は文字だけで美味しそうに思える。食べてみたい。
    ラストシーンは野火の夢(小夜と同じ種

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    2026年08月28日
  • 狐笛のかなた

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    上橋直子氏の『狐笛のかなた』は、人の心が聴こえてしまう「聞き耳」の力を持つ少女・小夜(さよ)と、人間に追われ傷ついていたところを彼女に救われた霊狐・野火(のび)が紡ぐ、切なくも美しい和風ファンタジーの傑作である。
    本作の最大の魅力は、隣り合う国の陰謀や「使い魔」を操る呪術合戦といった重厚な世界観の中で描かれる、言葉を超えた命の繋がりだ。本来であれば相容れない「人間」と「霊狐」という異種の存在が、過酷な運命に巻き込まれながらも、互いを命がけで庇い合う姿が心を揺さぶる。
    特に、使い魔との凄惨な戦いの中で、自らの体を傷つけ、力を削ぎ落としながらも人の形をとって小夜を守ろうとする野火の覚悟と献身は胸を

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    2026年08月25日
  • 神の蝶、舞う果て

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    タイトルに「蝶」が入ってるので絶対読むぞと思ってた本。

    物語の世界に入り込んでるうちに読み終わりました。
    とても楽しかったです。

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    2026年08月20日
  • 獣の奏者 II王獣編

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    獣の奏者 1闘蛇編 (講談社文庫)につづいて、一気読み。
    2冊まとめて3日間くらいで読み終わった。
    あー面白かった。面白かった。
    てっきり4冊続きだと思っていたが、いったんここで中締め。
    第3巻と4巻は別枠の話になるっぽい。
    まだまだ続くと思っていただけに、どう話が続くのか気になりながら読んでいたがあっけなくここで終わり。もっと続けてほしかったなあ!でもこれは贅沢なオカワリであって、とても満足のいく小説でした。

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    2026年08月19日
  • 獣の奏者 I闘蛇編

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    おもしろい。全四巻あるとしって、最初に四巻揃えた。
    こういうものって、最初はいまいちだけど話が進むうちにハマる、というパターンが典型的かと思っていた。
    ところが、これは一冊目からハマる。
    歯を磨いている間も読みたくなるくらい、漫画的な気楽なハマり方をする。
    ピュアなファンタジーと人間模様。
    無駄に恋愛シーンを挟んでこない。久しぶりに早く次が読みたくなった小説。

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    2026年08月19日
  • 獣の奏者 IV完結編

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    エリンが生き物を観察して、その生態を少しずつ理解していくところがすごく好きだった。生き物の話だけで終わらず、それが国や権力の仕組みにまでつながっていく世界観もよかった。

    10段階評価: 10点

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    2026年08月17日
  • 獣の奏者 IV完結編

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    少女から成長して女性となったエリンの物語をまた読めるとは…。
    とても面白かったけどこれで終わりと思うと悲しいですね。

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    2026年08月17日
  • 狐笛のかなた

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    傷ついた霊狐の子ぎつねと少女の出会いから始まる物語。

    この文章量でこの重厚感を出せるのか…
    ほころびを感じさせない世界観で、
    しっかり構築された世界に連れて行ってくれる物語です。

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    2026年08月15日
  • 鹿の王 1

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    ファンタジーの中でもとても現実に近く、それでいて幻想的な作品だなと感じた
    魔法や特殊能力は今のところ出てきてはいない(今後出てくる?出てこない?)がそれでもしっかりファンタジーとして確立されているのがすごい
    続きが気になる

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    2026年08月15日
  • 鹿の王 4

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    ネタバレ

    家族や民族、故郷、愛する人への気持ちが美しい文章で綴られていて、じんわりと胸があたたかくなりました。
    病と向き合うこととは…ということを考えさせられ、国家、民族間の複雑な駆け引きやミステリー描写も面白かったですが…
    私は、登場人物が親しい人を思う心、あたたかな感情が感じ取れるシーンがとても好きでした。

    サエさんとヴァン、ユナちゃんのその後が読みたい…と思いましたが、きっと3人は私が心配するまでもなく日々それぞれの日常を懸命に生きているのでしょう。それを想像させれくれる終わり方も私はよかったと思います。

    個人的に、ヴァンとホッサルが最初に出会ったとき、ヴァンの言葉にホッサルが胸を打たれたこと

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    2026年08月14日
  • 獣の奏者 II王獣編

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    王獣と心を通わせるようになったエリン。
    静かに暮らして生きたいが、真王と大公とのしがらみに巻き込まれて行きます。最後は怒涛の展開で一気読みしました。獣の奏者シリーズでは1番盛り上がりがある本かも。

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    2026年08月10日
  • 獣の奏者 IV完結編

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    ネタバレ

    いい大人ですが、最後は声を出して泣きました。
    上橋さんの作品は理不尽に辛いことは無いと思っていたのですが、やはりリランとエリンとの別れは辛かった。
    でも、納得できる。
    ファンタジーだけど、道理は通っているんだもん。
    皆幸せハッピーにはならないよね。
    でも未来に希望はある。
    一番、納得の出来る場所に落ち着いていると思います。
    ジェシの働きと、一つ一つの小さな気持ちと動きが、少しでも長く平和な時間を伸ばせます様に。
    でもきっと、いつか闘蛇も王獣も人間が操る時代が来ると思う。
    その時間が少しでもあるということでも、やはり大事なことだと思うのです

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    2026年08月09日
  • 獣の奏者 I闘蛇編

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    読んだのはかなり以前20年くらい前なので、詳細書きませんが、大作、名作です!NHKでアニメ化されたのを偶然見たところから原作に入りました。かなり綿密な作り込み、文化背景のあるファンタジーに,脱帽。作者の肩書きを見て納得した記憶。

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    2026年08月07日
  • 香君4 遥かな道

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    ネタバレ

    物語の最後まで、本当に面白かった。

    特に印象に残ったのは、オアレ稲という一つの存在に国全体が左右される構造。その依存関係が物語の土台になっていて、「もしそれが崩れたらどうなるのか」という恐ろしさに最後まで引き込まれた。こういう世界の作り方が本当にうまいと思う。

    アイシャの皇帝への進言の場面では、感情ではなく、事実を積み重ねて相手を動かそうとする姿勢も良かった。抜かりのない調査があってこその言葉だからこそ、説得力があった。

    一番心に残ったのは、「風に知る万象」という考え方。人間にとって都合のいいものだけで世界は成り立っているわけではなく、利益にならないものも含めて均衡が保たれている。その均

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    2026年08月08日
  • 香君3 遥かな道

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    前半は、ギラム島をめぐる政治的な動きが面白かった。

    国の利益のために人はどう動くのか。それぞれの立場や思惑が絡み合い、単純な善悪では割り切れないところに引き込まれた。

    特に印象に残ったのは、「当たり前」を疑うことの難しさ。常識として信じてきた前提が崩れたとき、人は何を信じ、どう判断するのか。その描き方が興味深かった。

    オアレ稲の不思議な生態も魅力的だった。人々の暮らしを支える存在でありながら、まだ理解しきれていない底知れない恐ろしさを感じる。

    後半は、虫害による絶望感に圧倒された。どうにもならない自然の脅威を前に、手に汗握る展開が続く。

    また、「人の命を守る」と一言で言っても、その方

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    2026年08月08日