上橋菜穂子のレビュー一覧

  • 鹿の王 3

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    やはりね、ホッサルのような飄々とした男が、愛した女の窮地に取り乱す姿なんて最高なんですからね。ミラルさんには健やかでいてほしいので、二度とこんな目にあってほしくはないのだけど。ついに主要人物たちが一堂に会して、クライマックスに向けてぐんと加速しそうな終わりだった。

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    2026年10月05日
  • 鹿の王 2

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    ネタバレ

    うおお…おもしろいよ…。こんな大規模な事件とは思ってなかった。ホッサルたちのお話が多めで、次々に謎が明かされては増えていくのが楽しい巻だった。ホッサル班もヴァン班も、相方と分かたれてしまったところで終わってしまったので、続きが気になりすぎていそいそと次の巻を出す。

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    2026年10月03日
  • 獣の奏者 III探求編

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    最初はI・Ⅱ巻しかなくて、お話も一旦終わっていた。その後続編が出たと言うので買いに行ったら、結構暑さのある三冊だった。でも、話がとんでもない方向に向かい読む手が止まらない。エリンは結婚して子供もできたのに平穏に暮らすという選択肢はないのか。IV巻も楽しみ。

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    2026年10月01日
  • 鹿の王 1

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    面白いよー!!! ヴァンとホッサル、追われるもの追うものの視点に、はらはらが止まらない。ヴァンの安寧を祈る一方で、ホッサルを応援する気持ちもある。心が二つあるよー! 飛鹿やトナカイとの暮らし、国ごとに異なる文化、世界の奥行きに胸が高鳴る。ユナちゃ、かぁわいいねぇ…!

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    2026年10月01日
  • 香君1 西から来た少女

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    1巻のみ読んだ感想です。
    獣の奏者が大好きで今更ながら香君を読み始めました。ページをめくる手が止まらず、あっという間に1巻読み終わってしまいました。
    政治、オアレ稲、香君、、、アイシャを取り巻く環境が今後どうなって行くのか、想像しながら読み進めるのがとっても楽しかったです。

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    2026年09月27日
  • 獣の奏者 I闘蛇編

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    エリンと母の悲しい境遇は詳しくは語られないけど、話が進むに従い分かるのではないだろうか。幼いエリンがジョウンとめぐり逢い共に数年間暮らしたことは、エリンの人生に大きな影響を与えた。

    上橋さんの話には、ジョウンとエリンのように本当の親子ではないのに深い思いやりと愛で繋がる人達が良く登場するが、とても感動的。

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    2026年09月23日
  • 鹿の王 水底の橋

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    ネタバレ

    とにかくミラルが素晴らしかったです。
    途中、ホッサル目線でのミラルを思う気持ちに、とても胸が苦しくなりました…

    最後、ミラルが誰のおかげでもなく、ただミラル自身の行動、心根によって、次期皇帝候補の心を動かしたシーンではうるうるとしました…泣
    ホッサルは、もっとしっかりしてほしい笑、けれどそこがまたホッサルとミラルの良い組み合わせだなあと思いました。

    美しく読みやすい文章で、人の心が丁寧に描写されているからこんなに胸を打つのだと思いました。

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    2026年09月23日
  • 鹿の王 4

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    読み終わってしまった… ひとつの物語に幕が下りた。
    喪失感がすごい… そしてその圧倒的なスケールから齎されるインパクトは暫く消えることはなさそう。
    最後にきっとヴァンたちは再会できたと信じてる。
    この仕事をしていて、医術師のように病気に魅了されるといったことはあまり経験はないが、それでも病は奥深いなと感じることがある。
    ちょっと変わった患者と関わると、病がこのような人となりにさせるのかこのような人となりだから病に罹ってしまうのかと考えることがある。
    この感覚は現実であろうとファンタジーの中であろうと感じるものなんだと思うととても面白く感じる。
    良い作品だった…
    感染症は怖いぞ!! 耐性菌ヤバい!!

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    2026年09月22日
  • 鹿の王 3

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    ファンタジーっぽくなってきたな
    色々明らかになることも増え、物語もいよいよ佳境に入りつつありページを捲る手が止まらない
    遂に出会った2人
    今後どうな風に物語が展開されるのか楽しみ

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    2026年09月13日
  • 獣の奏者 I闘蛇編

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    エリンがお母さんとお別れするシーンが切ない。

    気が済むまで涙を流して忘れなさいという言葉に、〈泣いたらお母さんのことを忘れてしまう〉と思ったエリンが、一生懸命に涙を堪えたシーンがいじらしいくて辛かった。

    また、学舎で出会い友達となるユーヤンという女の子がとても良い子で、心が洗われる。

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    2026年09月12日
  • 獣の奏者 I闘蛇編

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    星5
    四巻まとめての感想です。

    ファンタジーでは一番好きな作品です。 
    王獣と心を通わせつつ、運命に翻弄されて行きます。
    多くの謎を抱えつつ、ラストシーンへ向かって行きます。
    圧巻のラストシーンには言葉も出ません。
    長いと敬遠せずに、ぜひぜひ。

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    2026年09月12日
  • 香君4 遥かな道

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    ネタバレ

    ある帝国の食を支えるのは穀物のオアレ稲。そのオアレ稲に虫がつき不作に。その問題の解決を試みるのは香りを通して植物の声を聞く能力を持っているアイシャ。植物との対話を重ねある策を実行に移すもどうにも時間がかかる。その時仲間と共に虫に負けない奇跡の稲を見つける。その稲でいっときは帝国を救うものの新たな災いがアイシャたちを襲う。目先の利益ばかりを追う役人に翻弄された帝国の行方はいかに。信仰、権力闘争、食糧が複雑に絡む壮大なファンタジー小説。

    自分にとって初めてのファンタジー小説。最初はどういう舞台設定でどんな展開になるのか想像できず離脱しそうになった。けれどもオアレ稲を巡る災いが発生し始めてからの展開は早くワクワクするものがあり、文字通りページを捲る手が止まらなかった。1巻に1週間以上かかったのに3,4巻は2日で読み切った。

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    2026年09月07日
  • 獣の奏者 IV完結編

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    ネタバレ

    終わっちゃったー!好きな本でした。
    ジェシの健気さ、
    我が子のように育てた王獣が狂うさま、
    それらで得られた灯火をどんどん繋いで行けていることがわかる終わり方。
    妙にぼやかした、『読者の想像にお任せします』みたいな余地を残されるよりもこういうほうが好き。
    漫画も見るべきか迷うなあ。まだ闘蛇も王獣もイラストをみてないので個人的な空想の姿をした生き物として存在していることを大切にすべきか…でもいつか気になっちゃうんだろうな

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    2026年09月02日
  • 獣の奏者 III探求編

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    最初の2巻で完結、これは続編、という説明で、『あー、まとめて、4冊買っちゃったけど失敗したかな?』と思ったのは大間違い。もとから準備されていたストーリーのようにしっくりはまるし、ワクワク感も衰えないまま読み進めました。

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    2026年09月02日
  • 獣の奏者 I闘蛇編

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    難しい表現などはなく、読みやすいからスラスラ読めてしまう。
    世界に入り込みやすい。
    続きも読みたい。

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    2026年09月02日
  • 狐笛のかなた

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     小中学生のころ読んだ「獣の奏者」以来の上橋菜穂子先生の作品です!ネットでバズっていたのを見て、一冊で完結することも分かり、さっくり読めそうだと手に取りました。
     一貫して、妖しく人の理の及ばないものの気配が強く漂う中で、諍いの間に数奇な運命をたどる登場人物が描写される。この世界観はやはりならではのワールドだなと感じました。情景描写が匂い立つようなところも読んでいて楽しく、私もまた山や里の冷え冷えとした空気に触れるようなどこか清々しい気持ちであっという間に読みました。
     物語の後、登場人物たちはいかに生きていくのだろうと思いを馳せます。

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    2026年08月30日
  • 鹿の王 2

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    いやー面白い! 医術の描写がしっかり表現されていてとてもいい。自分も医療に関わる人間だが、ホッサルたちの行う医療処置が自分たちの行う処置と寸分違わず表現されているところが特に好きなところ。
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    2026年08月30日
  • 狐笛のかなた

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    ネタバレ

    上橋菜穂子さんの世界観はやっぱり好きだ!
    小夜の純粋さ、野火の一途さ、人間の欲望と怨みが絡まった世界観。本当に良い塩梅で組み合わさっていて素敵な一冊。小夜と野火の互いを想い合う気持ちが美しすぎて涙腺にくる。傷を負って、霊的な障壁を破った痛みを堪えながら小夜を守る野火の愛が堪らない。傷を舐めてるのを想像したらちょっと可愛い。
    玉緒さんがまた良いキャラしてて好きだった。敵だけど敵じゃない、サッパリしてる姉御。
    風景描写がこれまた素敵。山間の昔ながらの風景と神秘的な森が脳裏に浮かぶ。上橋菜穂子さんの小説に出てくるご飯は文字だけで美味しそうに思える。食べてみたい。
    ラストシーンは野火の夢(小夜と同じ種族でいたい&子どもを育てる)が叶ってて良かった。天涯孤独だった小夜も、もう一人じゃなくなって幸せそうに思えた。

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    2026年08月28日
  • 狐笛のかなた

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    上橋直子氏の『狐笛のかなた』は、人の心が聴こえてしまう「聞き耳」の力を持つ少女・小夜(さよ)と、人間に追われ傷ついていたところを彼女に救われた霊狐・野火(のび)が紡ぐ、切なくも美しい和風ファンタジーの傑作である。
    本作の最大の魅力は、隣り合う国の陰謀や「使い魔」を操る呪術合戦といった重厚な世界観の中で描かれる、言葉を超えた命の繋がりだ。本来であれば相容れない「人間」と「霊狐」という異種の存在が、過酷な運命に巻き込まれながらも、互いを命がけで庇い合う姿が心を揺さぶる。
    特に、使い魔との凄惨な戦いの中で、自らの体を傷つけ、力を削ぎ落としながらも人の形をとって小夜を守ろうとする野火の覚悟と献身は胸を打つ。ハッピーエンドという言葉だけでは括れない、痛みを伴う代償があるからこそ、二人が辿り着く結末には圧倒的な重みと感動が宿っている。
    『精霊の守り人』や『獣の奏者』で知られる上橋作品ならではの緻密な自然描写と人物造形が見事に結実した一作であり、大人にこそ読んでほしい至高の物語である。

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    2026年08月25日
  • 神の蝶、舞う果て

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    タイトルに「蝶」が入ってるので絶対読むぞと思ってた本。

    物語の世界に入り込んでるうちに読み終わりました。
    とても楽しかったです。

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    2026年08月20日