上橋菜穂子のレビュー一覧

  • 香君4 遥かな道

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    いよいよ最終巻。アイシャのこれまでの成長が香君への道だったのか?令和の米騒動を上橋菜穂子さんは見透かしていたのだろうか?
    遥かな道、それはこの壮大な物語に似合う題名だ。壮大さは登場人物の多さにも表れている。その人物の関わりがアイシャを中心に拡げられている。これも上橋菜穂子さんの凄いところだ。蝗害の描写はまるでウイルスの拡大のようで畏怖する。
    そして、いつの時代も政治や行政は慎重にならざるを得ないのだろう。対応の遅れは現代の社会への警鐘のようにさえ思える。

    ついにアイシャがオリエに次いで香君となるが・・・。アイシャの言葉は心に沁みてくる。「みんなが自分で判断できるように。自分の行動が何に繋がり

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    2025年05月28日
  • 香君1 西から来た少女

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    ファンタジーだけど、外来種や遺伝子組み換え作物、気候変動など現実にもある問題を暗示しているような、奥深い設定。
    さすが、面白すぎる……

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    2025年05月25日
  • 獣の奏者 IV完結編

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    嗚咽が止まらなかった。最後苦しくて苦しくて仕方ないけど、4冊を通してたくさんのことを学ばせてもらった気がする。人生のバイブル。
    小学生の頃にアニメが大好きで小説を読んだけど、大人になって再読。感じ方がまた変わっていて、母になって読んだらまた違うと思う。

    上橋菜穂子さんの綴る物語は質感がしっかりとしていて、本当にその人生を生きている感覚がする。ファコの香ばしい香りや闘蛇の甘い香り、人の表情や感情が体験しているかのように感じられる。本当にその国や人物が歴史として存在したんじゃないかと錯覚してしまうような物語です。
    今も私の中には確実にエリン、イアル、ジェシ、エサル、ジョウン、その他の人々が生きて

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    2025年05月19日
  • 鹿の王 4

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    複雑な糸が解け、全てがつながり、その先にはとにかくあたたかい愛があった。
    病、生命という壮大なテーマで、物語のスケールも壮大だったけれど、読み終わった後は不思議と重くならず、しかしタイトルの鹿の王の意味の深さをじっくり味わいながらも爽やさと、切なさ、悲しさ、そして愛情で胸いっぱいになった。

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    2025年05月15日
  • 獣の奏者 I闘蛇編

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    ぐんぐん引き込まれる本だった。
    気になってはいたけどずっと読めていなくてもっと早く読まなかったことを後悔した。
    きっと小さい頃に出会っていたら一生手放せない本として何十回も読んでいたと思う。
    全部が良すぎてここがよかった、と抜粋して伝えることができない。

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    2025年05月14日
  • 守り人シリーズ電子版 1.精霊の守り人

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    面白かった!!
    ファンタジーなのに歴史物語のような、自分の知っている世界の神話や伝説のような…物語だった。
    登場人物たちがとてもいきいきとしている。
    チャグムの成長、バルサの心が解けてゆく過程、とても読み応えがあった。
    第三章の「サアナンの風とナージの翼」は手に汗握る臨場感がすごかった。
    他の守り人シリーズも読んでみたい。

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    2025年05月14日
  • 獣の奏者 I闘蛇編

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    凄く綺麗で分かりやすい日本語。特にエリンがジョウンに蜜蜂に対する疑問をぶつけるくだりの文章は圧巻。子供にも分かる平易な言葉なのに話している内容は非常に高度で、そこは下手な遠慮はなく良い意味で子供にも容赦はしないです。

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    2025年05月14日
  • 鹿の王 3

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    4部作のまさに起承転結の転。
    第7章 犬の王➡️ヴァン
    第8章 辺境の民たち➡️ヴァン
    第9章 イキミの光➡️ヴァンとホッサルが交わる

    色恋沙汰はあっさり

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    2025年05月11日
  • 鹿の王 2

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    第四章〜第六章まで
    黒狼熱➡️ホッサル
    裏返し➡️ヴァン
    黒狼熱を追って➡️ホッサル

    ホッサルの世界は現実的
    ヴァンの世界は神秘的
    マコウカンはイジられ
    ユナは癒し

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    2025年05月11日
  • 守り人シリーズ電子版 4.虚空の旅人

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    チャグムが本当にたくましく賢くなっててかっこいい。政治の話、策略が本当に面白い…一作目の精霊の守り人と同じぐらい好きだな。
    チャグムにめちゃくちゃ惹かれる。
    闇の守り人に出てきたカンバルの王様がチラッと出てくるのもおもしろい。
    頼りないけど純粋だしこの王様に任せてみるかーってされてた王様がヨチヨチ歩きながら頑張って王様してるのを家臣達が見守ってるのおもしろい

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    2025年05月09日
  • 獣の奏者 外伝 刹那

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    文句無しの星5つです。
    外伝で、ほんとにストーリーのつじつまが合うところと、そうだったんだ!って、わかるところとあって、ほんとに、細かい所まで物語が作られてるなと思いました。
    5冊読んでほんとに、皆さんにお勧めしたいです

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    2025年05月09日
  • 鹿の王 1

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    物語の核心はまだまだこれからっぽいが、その世界観だけで一気に引き込まれた。

    謎の病から生還したヴァンは、深い悲しみ、ユナという小さな希望を胸に抱きながら今日一日を必死に生きている。

    一方、その病の周りで、それぞれの王国、領主が食うか食われるかと戦略的に折衝に力を注ぐ中、医術師ホッサルは病の正体を突き止め、そして治療法を見つけることは出来るのか。

    壮大なスケールの背景が見えてきた中、謎の病とそれぞれの登場人物の運命がどうなるのか、続きが楽しみ。

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    2025年05月08日
  • 鹿の王 1

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    2015年本屋大賞受賞作
    独角の戦士ヴァン、オタワルの貴族ホッサルを描くファンタジー。
    生活描写が精密で、それぞれの想いに引き込まれていく…
    文庫版は4巻まであるのかな?楽しみだ!

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    2025年05月06日
  • 守り人シリーズ電子版 2.闇の守り人

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    ネタバレ

    ユグロの口のうまさが本当にすごい。そして、自分のことしか考えてない人の方が迷ったりせずハッキリと物事を言えるし進めるので周りの人は流されるんだろうなぁと思った。断定する人に人は騙されやすい。気をつけよう…。
    そして、最後のお別れ。驚いたのは、「辛かった。それでもバルサを育てて幸せだった」みたいなことを告げずに、バルサを守るために友を殺さなければいけないことへの憎しみが伝わって怒りながら育ての親を刺した後、バルサが哀しみと共に寒い中自分を包んで守ってくれたことを思い出し、ジグロが消えてゆくという…。いい意味で予定調和ではなく、ただひたすら、「憎んでいた、それでも守り抜いた」というジグロの現実を置

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    2025年05月02日
  • 鹿の王 1

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    本って、、イイね。
    活字大嫌いでしたが、この本を読んで、面白さに魅了され、様々な他の本を読んでみようと思わせてくれました。


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    2025年05月01日
  • 狐笛のかなた

    購入済み

    感動ストーリー

    今まで小説を読んで泣くことはなかったですが、ラストにかけてボロボロ泣きました…小夜と小春丸の友情、小夜と野火の友情、恋愛感情を超えた魂の繋がり、残酷な宿命に立ち向かう人々が本当に涙をそそってきました。自分にはありえない話なのにこんなに感情移入できたのが自分の中で新しい発見で好きな小説に入りました!

    #深い #感動する #泣ける

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    2025年04月28日
  • 守り人シリーズ電子版 1.精霊の守り人

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    初めからラストまで一気読み、胸を打ちつける名作。精霊に卵を産みつけられ産み出すまで皇子を護衛する話。
    いつか自分が子どもを産む時はこの話を読みたい。
    12歳なのに世の中と折り合いをつけてどんどん大人になっていくチャグムの切なさと
    バルサの愛情深さ、タンダの優しさ、トロガイの飄々としたかっこいいおばあちゃんぶりが最高なんだよな…。主人公のバルサ、今年30になるんだ、私もそうだよ…。30歳になる今年読めて本当によかった

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    2025年04月25日
  • 獣の奏者 IV完結編

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    ネタバレ

    学問と戦争の話だとも思った。基本的に好きなんだけど、ラストシーンが悲惨すぎて辛いし、そういう悲惨さに向かって展開する物語を読み進めていくのも辛かったので、元気な時に読んだ方がいい。明らかになったラストを見て、核戦争のこととかも意識してあるのかなあと思った。知識と教訓が受け継がれていても、後世の人間は毒性の薄い闘蛇を育成できないかと考えはじめそうなので、なんかそんなに明るいラストでもないような気はした。。

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    2025年04月18日
  • 獣の奏者 I闘蛇編

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    さすがみんなが絶賛するだけある。
    ファンタジー溢れる内容で、物語に吸い込まれる感覚が心地いい。続きが気になる。

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    2025年04月16日
  • 鹿の王 4

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    とうとう長い旅が終わってしまいました。いや、これからも続いていくのでしょう。

    私としては寂しい終わりでしたが、ヴァンにとってはやっとゴール?役割?を見つけたということなのでしょうか。

    物語を通して、「人は自分の身体の内側で何が起きているのか知ることができない」「人の身体は、細菌やウィルスやらが、日々共生したり葛藤したりしている場でもある」ということを改めて意識しました。
    しかもそれを人の社会とも似ているという視点に目から鱗です!
    確かに!と思いました。
    身体の内部も、人の社会もお互いが影響し合って動いていますもんねー
    それにしても、そこからこのファンタジーを生み出すっていう発想がすごいです

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    2025年04月09日