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Posted by ブクログ
旅人シリーズは前の虚空の旅人のときもそうだったが、完全解決できないシチュエーションでどうやって切り抜けるかというところが描かれていて、とても人間味があるというか、大人向けな物語だと思う。
今回はこれまで以上に、というか最終的に解決していないのは初めてじゃないかと思う展開で、チャグムの苦悩にこちらも悩まされた。
しかしこういった壮大なハイファンタージというのは、最初のほうは不思議な体験や経験を通して主人公自身の成長が描かれていくのだが、物語が進んでいくにつれて、他国との争いなど、国と国との政治力学みたいな話が出てくるものが多い気がする。漫画だが、「マギ」や「ワールドトリガー」などを思い出した。それだけ壮大な世界が描ける作家さんはすごいなと思う。
Posted by ブクログ
(2015年1月25日 再読)
シリーズ通して、この話がいちばん好きかも!やっぱり!
チャグムがとても聡明で勇敢で清廉で、なのに弱くて危うくて青い。
その強かさとナイーブさがたまらないです。
実写ドラマ化という話を聞いてから、チャグムは神木隆之介くんのイメージしかないんだけど、どうにか実現しないかな。
精霊の守り人からは無理としても、この蒼路の旅人は15歳...なんとかいけんじゃない?
最初からチャグムが好きなので、むしろ旅人シリーズが好きなので、彼のこの成長と活躍はすごい痺れます。
今回出番は少ないけど、シュガも好き!
天と地の守り人も一気に読むぞー!
Posted by ブクログ
なぜか人を引きつけるチャグム。バルサがどうしてここまで惚れ込むのか今までわからないところがあったが、今作ではなんとなくそのあたりを読者に理解させる描写が多い。ヒュウゴもそうだが、一緒にいた呪術師弟ソドクも「なんだか不思議なやつだ。肩入れしたくなる」みたいなことを言うのだけど、そのあたりが好きだ。p.250
チャグムだけでなく、登場人物それぞれの立場からの正論、筋の通し方がとても面白い。リアルさとでもいうのか。
旧ヨゴ皇国ってやつは地理的にもっと遠い存在で簡単には行けないところかと思っていたが、船で簡単?にたどりつけてちょっと想定外だった。
それにしても新ヨゴは閉鎖的すぎる。外部の状況を知らなさすぎ。帝の志向が思いっきり反映されているのかもしれないけど。
タルシュは強大すぎ。それなら、前作に出てきた「タルハマヤ」をタルシュにぶつければいいのに、とか思った。
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