香君3 遥かな道

香君3 遥かな道

790円 (税込)

3pt

香りの声が渦巻き荒れ狂う。手に汗握る第3弾!

虫害によって国の威信が揺らぐ事態に陥ったウマール帝国。その危機を打開する方法が見つかるが、アイシャは、なぜか、その方法に不安をおぼえる。そんな中、天炉山脈の聖地で、ひとりの男が発見される。男に会うために天炉山脈に向かったアイシャとマシュウは、驚愕の事態に遭遇するのだった――。
胸に迫る圧倒的世界観の第3幕!

※この電子書籍は2022年3月に文藝春秋より単行本上下巻で刊行された作品の、文庫版を底本としています。文庫版は4巻構成となります。
単行本『香君 上 西から来た少女』 → 文庫版『香君1 西から来た少女』/『香君2 西から来た少女(ともに2024年9月発売)
単行本『香君 下 遙かな道』 → 文庫版『香君3 遙かな道』(2024年11月発売)/『香君4 遙かな道』(2024年12月発売予定)

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香君・文庫版 のシリーズ作品

1~4巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~4件目 / 4件
  • 香君1 西から来た少女
    790円 (税込)
    『精霊の守り人』『獣の奏者』『鹿の王』…世界中で愛される著者の最新作! 人並外れた嗅覚を持ち、植物や昆虫の声を香りで聞く少女アイシャ。旧藩王の末裔ゆえ、命を狙われ、ウマール帝国へ行くことになる。遙か昔、神郷よりもたらされたというオアレ稲によって繁栄を極めるこの国には、香りで万象を知る〈香君〉という活神がいた。アイシャは、匿われた先で香君と出会い……。壮大な物語が今開幕! ※この電子書籍は2022年3月に文藝春秋より単行本上下巻で刊行された作品の、文庫版を底本としています。文庫版は4巻構成となります。 単行本『香君 上 西から来た少女』 → 文庫版『香君1 西から来た少女』『香君2 西から来た少女(ともに2024年9月発売) 単行本『香君 下 遙かな道』 → 文庫版『香君3 遙かな道』(2024年11月発売予定)『香君4 遙かな道』(2024年12月発売予定)
  • 香君2 西から来た少女
    790円 (税込)
    圧倒的な世界観! 息を呑む展開の第2弾 アイシャは〈香君〉が抱える苦悩を知り、藩王国視察官のマシュウとともにオアレ稲の謎と向き合うことに。だがそれはウマール帝国への謀叛行為だった。そんな中、オアレ稲に虫害が発生してしまう。民を飢えの危機から救うべく、アイシャたちは動き出すのだが……。 植物と昆虫が人々の運命を大きく変えていく、傑作長編第2幕! ※この電子書籍は2022年3月に文藝春秋より単行本上下巻で刊行された作品の、文庫版を底本としています。文庫版は4巻構成となります。 単行本『香君 上 西から来た少女』 → 文庫版『香君1 西から来た少女』『香君2 西から来た少女(ともに2024年9月発売) 単行本『香君 下 遙かな道』 → 文庫版『香君3 遙かな道』(2024年11月発売予定)『香君4 遙かな道』(2024年12月発売予定)
  • 香君3 遥かな道
    790円 (税込)
    香りの声が渦巻き荒れ狂う。手に汗握る第3弾! 虫害によって国の威信が揺らぐ事態に陥ったウマール帝国。その危機を打開する方法が見つかるが、アイシャは、なぜか、その方法に不安をおぼえる。そんな中、天炉山脈の聖地で、ひとりの男が発見される。男に会うために天炉山脈に向かったアイシャとマシュウは、驚愕の事態に遭遇するのだった――。 胸に迫る圧倒的世界観の第3幕! ※この電子書籍は2022年3月に文藝春秋より単行本上下巻で刊行された作品の、文庫版を底本としています。文庫版は4巻構成となります。 単行本『香君 上 西から来た少女』 → 文庫版『香君1 西から来た少女』/『香君2 西から来た少女(ともに2024年9月発売) 単行本『香君 下 遙かな道』 → 文庫版『香君3 遙かな道』(2024年11月発売)/『香君4 遙かな道』(2024年12月発売予定)
  • 香君4 遥かな道
    790円 (税込)
    比類なき圧巻の物語、いよいよ完結!! 「飢えの雲、天を覆い、地は枯れ果て、人の口に入るものなし」 恐れていた災いが凄まじい速さで広がる中、アイシャたちは必死に事態の収束を図るが、巨大な国家は、容易に方向転換が出来ない。民に危機が迫る中、孤独を抱えながら生きて来た<香君>が選んだ道とは。比類なき圧巻の物語が、いよいよ完結。 解説・長田育恵 ※この電子書籍は2022年3月に文藝春秋より単行本上下巻で刊行された作品の、文庫版を底本としています。文庫版は4巻構成となります。 単行本『香君 上 西から来た少女』 → 文庫版『香君1 西から来た少女』/『香君2 西から来た少女(ともに2024年9月発売) 単行本『香君 下 遙かな道』 → 文庫版『香君3 遙かな道』(2024年11月発売)/『香君4 遙かな道』(2024年12月発売)

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香君3 遥かな道 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    おもしろすぎて本を閉じられなかった。丸一日、夢中で読んでしまった。蔓延していく災厄を絶望とともにアイシャと追いながら、どうにかして食い止められないか必死に考える巻。植物と虫は密接に関わり合っているのだと、深く感じられた展開だった。虫害ノ省の人たちが大好き。好きを極めた学者さんが、社会のために知識を使

    0
    2025年09月13日

    Posted by ブクログ

    まず感じたのは「香りって、こんなにも多くのことを伝えるのか」という驚きです。目に見えないけれど確かに存在する情報が、香りというかたちで伝わってくる世界。その繊細さと豊かさに圧倒されました。

    物語が進むにつれて、香りによって読み取れる情報が、単なる気配や感情だけではなく、植生の変化や土地そのものの異

    0
    2025年07月23日

    Posted by ブクログ

    「勝ちっぱなしの生き物は、多分、いないのではないかしら」
    「ある時、圧倒的に強くなっても、過剰になれば、どこかで歪みが生まれて自滅することもある」

    虫の話をしているんだけど、増えすぎた人間に対する示唆のように感じた。

    主人公のアイシャは、人が感じられない「香り」を感じられる力を持っていて、理屈よ

    0
    2025年06月29日

    Posted by ブクログ

    バッタの描写がリアルすぎて読みながら肌がむず痒くなるほどだった。。
    ウマール帝国に範王国に新旧カシュガ家に香君に、、帝国の繁栄や自然との共生を目指して色々な思惑が複雑に絡み合う様を読みながら、改めてこの世界観を創り上げられた上橋先生に脱帽。
    現実社会でも通ずるテーマであるが故にアイシャたちがどんな決

    0
    2025年06月21日

    Posted by ブクログ

    虫害によって国の威信が揺らぎ、迫りくる危機に翻弄される人々の葛藤を描いた、圧倒的世界観のシリーズ第3巻。

    虫害による惨状をその目で見ていない為政者達は、アイシャ達とその危機感を共有できないので、対策の決定までに時間がかかる(自分達で即決できない)のは、仕方がないことなのかなぁっと思いました❗️

    0
    2025年03月30日

    Posted by ブクログ

    ついに虫害が広がってしまう。その被害はおぞましく深刻なものだが、私利私欲によって自分の都合でしか対策を考えつけない人間の愚かさも描き出される。

    この物語の軸は自然との共生であり、工業的農業に対するアンチテーゼだろうと思うけど、現場をみないことによる楽観視の恐ろしさや森羅万象を理解したという傲慢さに

    0
    2025年02月13日

    Posted by ブクログ

    物語も後半…ドキドキが止まりません。
    ラストの4巻が気になります!!
    何が起きたの?!。という終わり方でした。

    0
    2025年02月09日

    Posted by ブクログ

    ついにずっとしこりのように残っていた不安が現実になることを目の当たりにする。
    利を追求し、また楽な道を選び続けていれば、いつかはツケを払わなければならなくなることを教えてくれた。
    また盛者必衰とはこのことだと思った。欲は人を盲目にする。

    0
    2025年01月12日

    Posted by ブクログ

    言い伝えの表現通りのことがものすごい速さで起こって行く中で、百聞は一見に如かずのことわざ通りに、判断が後手後手に回ってしまってこの後どうなるの!?ってすぐ次の巻を読み始めました。
    普段から判断が遅い私はヂュークチのような果断な判断をしていけるように視野を広めて行きたい

    0
    2025年01月02日

    Posted by ブクログ

    装丁とタイトルに惹かれて購入したあの日のわたしの判断は正しかった。おもしろい。
    この勢いで4巻に手を伸ばす。

    0
    2024年12月14日

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