上橋菜穂子のレビュー一覧

  • 狐笛のかなた

    Posted by ブクログ

    物語に引き込まれて読み進めました!
    どなたかのコメントにあった、宮崎駿監督で映画化して欲しい、と。本当にそう思います。
    児童文学となってましたが、大人でもすごく楽しめました。
    娘にもいつか読んで欲しいし、二度三度と再読したい作品です!
    久々に大満足の読後感でした♪

    0
    2024年09月14日
  • 獣の奏者 III探求編

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    闘蛇編、王獣編が完璧すぎる世界観だったけどこれはさらに上を行くかもしれない
    今回は前作から10年ほどすぎエリンはイアルと結婚し、息子のジェシが生まれている
    国も真王と大公が結婚しており、様々な変化があった
    王獣リランもその後さらに子を産んだようで平和な日々が続いているようだった
    だけど闘蛇村の一つで牙が大量死する事件が起き調べるよう命がエリンに下ったところから物語は加速を増していく
    ある事からエリンが闘蛇を操れる事がバレてしまう
    いよいよ、想像していた最悪の状況となる…
    イアルとエリン全て話さずとも何を考えているのか理解しているところは、強い絆で結ばれてるんだなぁと読む度に思う
    王獣軍を作らな

    0
    2024年09月04日
  • 青い鳥文庫版 (総ルビ)獣の奏者(8)

    Posted by ブクログ

    壮絶なエリンの人生が描かれた話でした。
    人間の身勝手な意志によって他の生き物が命を落としたり、本来の野生の姿を失ってしまうことは実際の世界にも通じるものがあるのではと考えさせられました。
    また、1人では多くの人々を劇的に変えることはできなくても、エリンの意思が息子や様々な人に受け継がれ、少しずつ世界が変わるきっかけになったことがとてもかっこよく、またエリンがしたことが着実に世界に影響を与えているということに感動しました。
    人と獣の繋がりから世界のありようにまでつながるとても素晴らしい話でした。

    0
    2024年09月01日
  • 青い鳥文庫版 (総ルビ)獣の奏者(4)

    Posted by ブクログ

    エリンとリランには意思を伝えることができても決して超えられない人間と獣という隔たりがあり、完全にお互いを理解することはできないはずだが、それでもリランがエリンを守ったことに感動した。

    0
    2024年08月31日
  • 青い鳥文庫版 (総ルビ)獣の奏者(3)

    Posted by ブクログ

    王獣であるリランと心を通わせることに成功したエリンだが、それによって王獣を操る方法を見つけてしまいそのことによって王国の争いに巻き込まれていくというストーリー。
    単純に主人公が生き物と触れ合っていく話ではなく、強い力を持つ王獣が王の権威を象徴するということや、王獣を操ることができることを知られることと王を守ることで葛藤している様子がとても面白く、深いストーリーに引き込まれる。

    0
    2024年08月31日
  • 獣の奏者 II王獣編

    Posted by ブクログ

    久しぶりにすごく面白い作品に出会えてとても幸せ。

    学校で出会った王獣の子供リランと、竪琴を使って意志を交わせるようになったエリン。
    その強大な力のために、権力争いに巻き込まれてしまう。
    しかしいくら懐いてもリランは獣。トラブルでリランに左腕を食いちぎられてしまう。

    描写が生々しく、臨場感のあるト書きに惹かれて一気読み。人物も魅力的。展開はやや予測通りだが、とても面白く満足。

    0
    2024年08月31日
  • 風と行く者

    Posted by ブクログ

    ジグロの娘かもしれないサダン・タラムの頭エオナを守るため、護衛を引き受けるバルサ。
    ジグロとサリから感じる大人の雰囲気と、それを見つめる16歳のバルサの気持ちが、なんとなく複雑なことがよく分かる。
    ジグロが覚悟を決めてバルサを育てていることが分かる過去話は面白い。
    もう一度、最初から読み返そうかな。

    0
    2024年08月30日
  • 獣の奏者 II王獣編

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ここまで洗練され完璧な世界観に浸れたことが嬉しすぎて改めて作者さんの文才の凄さとこの物語を作品として世に出してくれた事に感謝

    今回はエリンが人間の汚い部分に触れ大人へと成長していく
    リアンとの絆を履き違えてはいけない
    エサルの助言の意味をある事件をきっかけに痛感するエリン
    自分の理想と現実は違うのだと理解し、絶望するもそれでも自分のしたことの重大さを受け入れ覚悟する姿はかっこいい
    段々と過去に何があったのか、王獣規範の本当の意味が明かされる
    過去の人々の願いは時代が移ろう中で少しずつ忘れ去られていき、過ちが繰り返されるのもまた人間の性なんだろうなぁと思うと虚しくなると同時にだからといってどう

    0
    2024年08月27日
  • 狐笛のかなた

    Posted by ブクログ

    小学生の自分が1番好きだった本。
    追われるようにページをめくって、胸が高鳴った幼い日々を、今もよく覚えている。

    10年以上ぶりに読み返すことには勇気を要したけれど、全くの杞憂だった。
    なんなら、上橋菜穂子さんの描くファンタジーが、児童文学の域を保ちつつ、広がる世界の広さが想像力の限界を試しに来る、この心地の良さが今も自分の中にあることを再確認しただけ。それだけで、涙が出るくらい嬉しかった。

    なんて優しくてあたたかくて、切ない気持ちに
    させてくれるお話なのだろう。
    ともすればややこしい領地争いや人間関係を、易しすぎる言葉も使わずにこれ程上手く伝えられるのは、もう本当に上橋先生ならではだと思う

    0
    2024年08月23日
  • 狐笛のかなた

    Posted by ブクログ

    1ページ目から面白い。そのまま夢中で一気読み。
    鹿の王、香君、守り人シリーズと読んできたけど、どれも大好きだけど、負けず劣らず本作も凄く良かった。なんで今まで読まなかったんだろう。もし上橋作品読んだ事無い人がいたら、まずこの作品を薦めることにする。

    0
    2024年09月01日
  • 獣の奏者 IV完結編

    Posted by ブクログ

    最後エリンがなくなってしまって悲しい、、、気になり過ぎてぶっとうしで読んでしまった。エリンは死んでしまったけどなぜかバッドエンドとは思えない結末⁉︎

    0
    2024年08月17日
  • 獣の奏者 IV完結編

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    エリンの息子ジェシは、母が王獣の訓練をする姿を見たいがために立ち入りを禁止されていた森にこっそりと入って盗み見をしていた。エリンや護衛兵たちはそのことに気がついていたが、母と過ごす時間の少なかった幼いジェシを思うと、注意もしづらく、黙認していた。
    ある日、その森の中からジェシの悲鳴が聞こえる。慌てて悲鳴の方へとエリンが走ると、大量の火蟻に身体中を噛まれ悶えるジェシの姿があった。一命を取り留めた息子を連れて、火蟻に襲われた森へとエリンは向かい、森の生き物たちの危険について、生態について、ジェシに話して聞かせる。

    狂乱する闘蛇と王獣を止め、死ぬ、エリンの最期も心に残った。それでも、この物語の中で

    0
    2024年08月08日
  • 明日は、いずこの空の下

    Posted by ブクログ

    眼差しは優しく、語り口はのどかに、さりげなくとんでもない体験を爽やかに。
    作者の穏やかな人柄が伝わる文章で、気楽に楽しく、でも少し考えさせられながら読めました。

    0
    2024年06月25日
  • 物語ること、生きること

    Posted by ブクログ

    文化人類学者でもある作者の鋭い感受性、五感を刺激する平易で具体的な言葉遣いがどのように育まれたのかが、とても優しい言葉で沁み込んできます。
    永遠と一瞬、語られるものと語りえぬものなど、絶えず大きな視点を意識されているからこそ、壮大な物語が生まれてくるのだなぁ、と感じ入りました。

    0
    2024年06月16日
  • 獣の奏者 IV完結編

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『獣の奏者』闘蛇編〜完結編

    2023/07/23頃〜2024/05/10 1回目

    最初はなつかしい気持ちだった
    エリンの子供なのに大人びた姿、動物のことになると現れる子供らしい姿
    大人になってみるとどれも可愛らしい子どもの姿だった
    母を失うという壮絶な経験をしてもなお、禁忌とも呼べるそれを解き明かそうとしたエリンの姿は勇敢だったけれど、勇敢な人がひとりいたとて世の中は災いをその目で知るまで変わろうとしない。苦しかった。バスの中で嗚咽しそうだった。

    『獣の奏者』という話の中で一番鍵になるのは「母」だと思う。エリンは母を闘蛇に喰われ、イアルは母に売られ、ジェシも母をあの戦いで失う。
    惨いと思

    0
    2024年05月12日
  • 獣の奏者 IV完結編

    Posted by ブクログ

    堂々の完結作。最後まで止まらない面白さだった。中弛みすることもなく素晴らしかった。またいつか絶対に読みたい。もっと悠々と考える時間を私も持ちたいと、人生を通して考える習慣をつけて豊かに生きたいと思った。

    0
    2024年05月07日
  • 守り人シリーズ電子版 1.精霊の守り人

    Posted by ブクログ

    ドラマが好きで、原作本をいつか読みたいと思っていた。やっと読めて満足。チャグムの成長がいいよね。そしてバルサがカッコいい。そういう人に私は成りたかった(無理)。

    0
    2024年05月04日
  • 鹿の王 水底の橋

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    鹿の王が良かったので、購入後しばらくとっておいたのだが、鹿の王のシリーズの続編は読みたいような(キャラクターが死ぬのではないかとハラハラするので)読みたくないような微妙な気分になる。

    前作のヴァンらは登場せずホッサル視点の物語だが、本作も命の物語なので、序盤から「死の迎え方」の描写があり重い。
    リウマチや血友病の病名を変えたものが出てきたり、還元論(オタワル医術)と全体論(清心教医術)の比較のように我々の世界とつながる部分も多い。
    オタワルは(ローマ時代と中世ヨーロッパの関係のように)科学技術が進んで合理的、近代的な考え方で思想面ではツオル帝国を優越しているように見えるが、ホッサルとミラルの

    0
    2024年04月13日
  • 鹿の王 水底の橋

    Posted by ブクログ

    「私たちの武器は知識と想像力と忍耐力、そして他者を助けたいと思う気持ちです」あとがきより

    どの登場人物も素敵だった。

    私が中学生の頃にこの物語に出会っていたら医療従事者を目指していたと思う笑
    ミラルもホッサルも安房那候も本当にかっこいい…

    最後はとても心地よく、本当にシュダの花の香りがしてくるようでした。

    0
    2024年03月03日
  • 鹿の王 水底の橋

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かった
    二つの異なる医学が反目しあいながらもそれぞれの真理にふれ、理解と疑念両方を持ちながら歩み寄る姿は、医療に携わる人たちも色々な矛盾を抱えながら努力しているということに、改めて気付かされたと思う。
    お医者さん、頑張れ!
    そして、この本は後書き、解説が秀逸。
    生き方について考えさせられるが、結局、前向きに楽しく人のために生きるのが一番、ってこと。

    0
    2024年03月01日