上橋菜穂子のレビュー一覧

  • 守り人シリーズ電子版 炎路を行く者

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    ヒョウゴの物語。胸がいっぱいに切なくなるいい話だった。

    正直、あとがきで15のバルサがヒョウゴを救った…ということは読み解けなかった。

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    2025年08月18日
  • 守り人シリーズ電子版 11.守り人短編集 流れ行く者

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    ネタバレ

    浮もみ なんだか切なくて涙が滲むような短編

    ラフラ 
    アズノの心より機微について、最後まで付き添われてないからこそ想像こそ余地があり、思いを馳せてしまう物語だった。
    読み解けているかわからないが、きっとアズノにとってターカヌとの勝負は金銭も、人の目も絡まない純粋で大切な勝負だったのだろう、というのが私の解釈だった
    合っているかはわからない。ただ、わかったつもりでこうだ、と言ってしまうのも嫌だな。また読みたい。

    流れゆくもの
    バルサの初めての人殺しの話。重い。

    あとがきも含めてとても好きだった。ため息をつくほど胸が切なくなる短編集。

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    2025年08月16日
  • 獣の奏者 II王獣編

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    圧巻の描写力、ワクワクしてめくる手が止まらない経験は何時ぶりか。
    ファンタジーに苦手意識があったが、上橋菜穂子さんの設定力、ありありとエリン達の暮らす様を読者に想像させる筆力に、その熱量に息付く間もなく読み切ってしまった。文章だけで、こんなに繊細な獣の息遣いや美しい野山や渓谷を、描ききれるものか、、、、。

    10年も前にアニメ化までされた名作と聞いていたが、なるほどこれは売れるし、願わくばもっと若い時、今ほど娯楽もなく時間もたっぷりあった10代に出会いたかった作品。それでも心強く揺さぶられた。

    続編があるとはいえ(まだ未読だが)、あとがきにもあった様に、潔いラストも文句のつけようがない。どうしようもなく、エリンとリランが愛しくて堪らなくなった。

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    2025年08月10日
  • 鹿の王 3

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    争いと病ともに危機が拡大し、緊迫する中で2組の主人公格が合流し、結末に向けた動きが加速してきた。楽しみしかないですね。

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    2025年08月10日
  • 香君1 西から来た少女

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    続きがすごい気になる
    マシュウとオリエはどうなるんだろう
    上橋菜穂子先生の少し出てくる恋愛要素が好きだなっていつも思う

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    2025年08月09日
  • 獣の奏者 IV完結編

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    個人的には闘蛇と王獣の交わりに関するストーリー展開が急すぎる感が否めなかったが、それも意図的な仕組まれた効果を出しているのかもしれません。

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    2025年08月06日
  • 守り人シリーズ電子版 10.天と地の守り人 第三部

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    読み終わってしまった…!!!!
    学生の頃何度も何度も読み返した作品に、30歳になってまた出会い直して完結していることを知ってまた1から読んだ
    本当に本当に素晴らしい作品

    まだまだ読みたい気持ちでいっぱい…

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    2025年08月01日
  • 守り人シリーズ電子版 8.天と地の守り人 第一部

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    三部作のスタートを切る作品
    スルッと読めた
    できたらみんなあとがきまで読んでほしい、そしてみんなもこれから始まるたびに心を躍らせてほしい

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    2025年08月01日
  • 獣の奏者 外伝 刹那

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    大好きな短編集ですが、文庫版だけ1話増えていることは知らなかったです!

    何度も読んだ作品ですが、なんだか最初の1話は見覚えがない気がして、手に取りました。上橋菜穂子さんの物語はいつも風景が鮮やかに思い浮かぶのですが、最初の1話だけはやはり知らない風景でした。

    10年振りくらいに読み返したから忘れてたかなぁと思いながらも、続きを読み進め、惹きつけられて一気に後書きまで読み切ったとき、はじめて文庫版だけ1話追加されていたことを知りました。

    幸せな驚きでした!私のようにハードカバーしか読んでいないファンもいるのではないでしょうか。文庫版も読み返してみることを強くオススメします。

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    2025年07月27日
  • 香君4 遥かな道

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    「自分が知り得たことを、多くの人に伝えておきたいのです。ーみんなが自分で判断できるように。自分の行動が何に繋がり、どんな結果をもたらすのか、想像できるように」
    「知識さえあれば、辺境の農夫たちだって、自分たちの未来を、自分たちで救えたかもしれない。」

    アイシャのこの言葉が現世でもとても大事だと感じた。自分たちの行く末を誰かに任せきりにせず、自分自身も得た知識を元に、時には周囲と相談しながら判断できる力を養うことが必要だな〜と。

    久しぶりの上橋先生の作品は相も変わらず壮大な世界観、聡明かつ行動的な登場人物たち、対峙する強大な自然と盛り沢山でとても楽しめた!また時間を置いて読み返したいな。

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    2025年07月27日
  • 香君3 遥かな道

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    まず感じたのは「香りって、こんなにも多くのことを伝えるのか」という驚きです。目に見えないけれど確かに存在する情報が、香りというかたちで伝わってくる世界。その繊細さと豊かさに圧倒されました。

    物語が進むにつれて、香りによって読み取れる情報が、単なる気配や感情だけではなく、植生の変化や土地そのものの異変をも示していることが明らかになっていきます。そしてその変化がじわじわと、人知れず恐怖を連れてくる展開が凄いです。

    一見すると小さな判断ミス、一つの思い込みや傲慢さが、やがて大きな破滅へとつながっていく。誰もが最初は「善意」で動いていたかもしれない。でも、知識への飢えや支配欲、目先の利益を優先する姿勢が、想像を超えた被害に結びついてしまう――その怖さが心に残りました。

    現実の問題とも深く結びついていて、地球温暖化による生態系の変化や、遺伝子組み換え作物の安全性とリスク。私たちが日々直面している課題に通じていて考えさせられることが多かったです。

    「気づいたときには手遅れ」なのか、最終巻が気になります。

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    2025年07月23日
  • 守り人シリーズ電子版 7.蒼路の旅人

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    ネタバレ

    お、面白い…!これまでなんとなく異国の少し古い時代を感じながら読んでいたけどここに来て私たちの世界と同じ歴史を感じた
    大きくて技術も優れていて、さらに国を大きくしようとする国が出てきて、
    チャグムと同じように鎖国を解かれた日本が感じたような衝撃があった(なんとなく国と国の技術力とか大きさは大体同じくらいかなと思ってたから)

    これから本当にどうなるんだろう
    続きを早く読みたい

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    2025年07月20日
  • 鹿の王 3

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    はやくユナの「おちゃん」が聞きたかった。

    この巻はサエやミラルなど、女性たちもチョコチョコ出てきて
    ヴァンとユナが会えない間の不安やソワソワ感を和らげてくれた。

    とはいえ、落ち着かない内容が続くので
    良い展開を求めて、ページを早く進めたくなる巻だった。

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    2025年06月30日
  • 香君4 遥かな道

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    「人にとっての利益だけを見てしまえば、万象が歪み、めぐりめぐって、人にもまた害が生じてしまう、そういう世界です」

    「私に出来るのは、掛値なしの、ありのままの私で、人々と向き合うことだけです」

    ファンタジーとは思えない現実味で迫ってくる物語が、本当に本当に最高。上橋菜穂子作品が改めて大好きだと自覚。
    上橋菜穂子作品を夢中で読み進められる感性を持ち続けられていることがとても嬉しい。感謝感謝。

    気候学者、自然地理学者など、専門家の意見も聞きながら執筆されたというのも納得。
    近い将来、こういう食糧危機が起きるのではないかと不安にもなるけれど、あらゆる立場の人が協力できれば、経験や知恵を出し合って解決していけるという希望も見せてくれる。

    読み終わった後、身の回りの世界が少し違って感じられる。

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    2025年06月29日
  • 香君3 遥かな道

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    「勝ちっぱなしの生き物は、多分、いないのではないかしら」
    「ある時、圧倒的に強くなっても、過剰になれば、どこかで歪みが生まれて自滅することもある」

    虫の話をしているんだけど、増えすぎた人間に対する示唆のように感じた。

    主人公のアイシャは、人が感じられない「香り」を感じられる力を持っていて、理屈よりも感覚や直感に突き動かされて生きている。
    対して、国を動かす人たちは理屈に囚われて本質を見失っているように見える。
    現代人は、もっと生き物としての感覚を大切にしても良いのかもしれないと考えさせられた。

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    2025年06月29日
  • 獣の奏者 外伝 刹那

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    獣の奏者本編では語られる事のなかった部分が、詳細に描かれている。特にエリン以外の人の感情や心情は本編では想像するしかなかったから、イアルはこんな風に家族を思ってたんだな、とかエサル師なかなかやるなとか、この情報踏まえてまた本編再読したら楽しいだろうなと思った。

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    2025年06月29日
  • 獣の奏者 外伝 刹那

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    このシリーズを読み終わってしまった……。
    ファンタジーなのに、これだけ情景が目に浮かぶのはすごいよなあ。

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    2025年06月26日
  • 香君3 遥かな道

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    バッタの描写がリアルすぎて読みながら肌がむず痒くなるほどだった。。
    ウマール帝国に範王国に新旧カシュガ家に香君に、、帝国の繁栄や自然との共生を目指して色々な思惑が複雑に絡み合う様を読みながら、改めてこの世界観を創り上げられた上橋先生に脱帽。
    現実社会でも通ずるテーマであるが故にアイシャたちがどんな決断をしてどんな結末が待っているか最終巻が楽しみ!

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    2025年06月21日
  • 獣の奏者 外伝 刹那

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    比較的短い文章の中に葛藤や喜怒哀楽が詰まっていて、読んでいて苦しいくらいだった。
    恋愛の話が多かったけどそこも良かったし、何よりジェシの話が良かった。

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    2025年06月10日
  • 香君2 西から来た少女

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    人口問題、言語人類学、武装組織など、、ファンタジーなのに現実社会を連想する題材が織り込まれているので、臨場感がすごい。
    カタカナの固有名詞が多く出てくるが、どうやって名付けているのか気になった。ただランダムに付けているようには思えないリアルさ。

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    2025年06月01日