狐笛のかなた

狐笛のかなた

小説・文芸
935円 (税込)

4pt

小夜は12歳。人の心が聞こえる〈聞き耳〉の力を亡き母から受け継いだ。ある日の夕暮れ、犬に追われる子狐を助けたが、狐はこの世と神の世の〈あわい〉に棲む霊狐・野火だった。隣り合う二つの国の争いに巻き込まれ、呪いを避けて森陰屋敷に閉じ込められている少年・小春丸をめぐり、小夜と野火の、孤独でけなげな愛が燃え上がる……愛のために身を捨てたとき、もう恐ろしいものは何もない。※新潮文庫に掲載の〈「児童文学」という魔法 宮部みゆき〉は、電子版には収録しておりません。

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狐笛のかなた のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     小中学生のころ読んだ「獣の奏者」以来の上橋菜穂子先生の作品です!ネットでバズっていたのを見て、一冊で完結することも分かり、さっくり読めそうだと手に取りました。
     一貫して、妖しく人の理の及ばないものの気配が強く漂う中で、諍いの間に数奇な運命をたどる登場人物が描写される。この世界観はやはりならではの

    0
    2026年08月30日

    Posted by ブクログ

    上橋直子氏の『狐笛のかなた』は、人の心が聴こえてしまう「聞き耳」の力を持つ少女・小夜(さよ)と、人間に追われ傷ついていたところを彼女に救われた霊狐・野火(のび)が紡ぐ、切なくも美しい和風ファンタジーの傑作である。
    本作の最大の魅力は、隣り合う国の陰謀や「使い魔」を操る呪術合戦といった重厚な世界観の中

    0
    2026年08月25日

    Posted by ブクログ

    傷ついた霊狐の子ぎつねと少女の出会いから始まる物語。

    この文章量でこの重厚感を出せるのか…
    ほころびを感じさせない世界観で、
    しっかり構築された世界に連れて行ってくれる物語です。

    0
    2026年08月15日

    Posted by ブクログ

    この平均以下の語彙力で表現したくないからあえて

    めっちゃ好き、とっても素敵な物語
    そろそろ再読してもいい頃

    くらいにしておく

    0
    2026年06月08日

    Posted by ブクログ

    上橋菜穂子さんの小説は児童用の棚に分類されることが多いけれど、大人も読みたい!獣の奏者にもグイグイ引き込まれた。大人が読んで面白いファンタジー。ボリュームがあるけれど、上橋ワールドに入り込んでアタマのなかに世界ができてしまうと、次、次、早く読みたい!と登場人物たちがうずく。今回は日本の地名のように思

    0
    2026年05月15日

    Posted by ブクログ

    獣の奏者で好きになった上橋菜穂子さん。狐笛のかなたは世界観がどんぴしゃすぎて、完全に癖(へき)になり、今でもこのような構造の作品に出会うと狐笛のかなたみたいだ!と好きになってしまう、原点のような作品。

    0
    2026年04月15日

    Posted by ブクログ

    呪いと和風テイストの世界観が、より面白く感じさせてくれました。最後の主人公の選択が和風ファンタジーの醍醐味みたいな作品でした。

    0
    2026年02月28日

    Posted by ブクログ

    全編通してすごく切なかった。

    訳あって屋敷に閉じ込められている少年と、訳あっておばあちゃんと二人村ハズレに住んでいる少女。そこに逃げ込んでくる怪我をして死にそうな狐。切なくて暖かい話だった。

    そして宮部みゆきさんと金原瑞人さんの解説が良かった。金原さんが上げていくファンタジーの数々は大概読んだ。

    0
    2026年02月13日

    Posted by ブクログ

    和風のファンタジー作品です。

    主人公小夜は確かに不思議な力を持っていますが、それ以上に本人の健気な姿勢や優しさ、勇気が状況を変えていきます。
    領土争いや大人の思惑はありますが、純粋な気持ちで動かしていく姿が素敵だと思いました。
    和風のファンタジーなので、どこか懐かしさを感じさせます。

    0
    2025年12月13日

    Posted by ブクログ

    兄にとってのベストオブ・ファンタジーが「2分間の冒険」なら私にとってのベストはこの本「狐笛のかなた」
    繰り返し読んできたお気に入りの一冊だ。

    世界観の描写が自然の細部まで繊細に表現され、呪いと憎しみが渦巻く物語なのに、出てくる風景はどこか柔らかく、美しい。

    命を救われた時小夜の温かさを胸に、一途

    0
    2025年11月03日

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