【感想・ネタバレ】獣の奏者 I闘蛇編のレビュー

あらすじ

児童文学のノーベル賞にあたる、国際アンデルセン賞作家賞受賞! 世界的注目作家の新たなる代表作。リョザ神王国。闘蛇村に暮らす少女エリンの幸せな日々は、闘蛇を死なせた罪に問われた母との別れを境に一転する。母の不思議な指笛によって死地を逃れ、蜂飼いのジョウンに救われて九死に一生を得たエリンは、母と同じ獣ノ医術師を目指すが――。苦難に立ち向かう少女の物語が、いまここに幕を開ける!

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感情タグBEST3

作品の世界観がすごい!

図書館司書の先生に勧められ、初めて読んだのが中学生の頃。
闘蛇や王獣など引き込まれる設定ばかりで、何度も繰り返し読みました。
読み返す度に新たな発見があり、それがとても楽しかったです。
アニメもいいですが、やっぱり原作を読むのが1番です!
SFが好きな方はぜひ1度読んでみてくださいね╰(*´︶`*)╯

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2013年10月06日

Posted by ブクログ

上橋菜穂子氏のアニメ化もされたファンタジー作品。
二種の獣とそれぞれを用いる二国、それに巻き込まれる一人の少女の物語。

上橋菜穂子氏のファンタジー、もう言いたいことは分かりますね?そうです、傑作です。

圧倒的情報量による緻密な地理・政治設定はそのまま、今作は生き物の生態と歴史を語る側面もあり興味深く、面白いです。

ただのファンタジックなビーストとして語られがちな創作生物ですが、それを学術的視点から紐解いていくところまで想定して創られたもののリアリティたるや…!

目を瞑れば生命力に満ちた闘蛇と王獣が動く姿がありありと浮かんでくるほどです。

本編の構成もとてつもなく素晴らしく好き…

前半で大きな事件が起きた後「探究編」に入り、登場人物や時間軸も大きく変わるという構成は、この世界で本当にあった歴史をそのまま切り取ったようなリアリティ
を生み出しているように感じます。

外伝も最高、語るに語りきれなかったであろう語るに外せない彼女の物語を描いて下さって本当にありがとうごさいます上橋先生…!

「佇む一匹の獣と竪琴を弾く一人の少女」そんなイメージから生まれたこの作品を、いや歴史を皆さんも尋ねてみてはいかがでしょうか?

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2025年12月06日

Posted by ブクログ

たぶん読むのは人生で3回目くらいだが、上橋菜穂子作品の中でやはりダントツに面白い。精霊の守り人シリーズも傑作だが、主人公と舞台が移り変わる複雑さがないぶん読みやすい。結末を知っているとどこが悲劇の分岐だったのだろうと、想いを馳せながら読めるのも良い。

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2025年11月17日

Posted by ブクログ

星5じゃたりない。
大好きな友達が勧めてくれた本、とっっっっても素敵で大好きな本になりました。記憶なくして何度でも読みたい。
上橋さんの造る文章の全てが綺麗で素敵!

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2025年10月31日

Posted by ブクログ

あ〜おもしろ〜試しに1冊目だけ買ってみたのが悔やまれる。まとめて買えばよかった。早く続き読みたい。

エリンの可愛さと聡明さが同居するあの感じが、春の暖かさと時折吹く冬の名残の風のようでここちいい。
これからエリンはどうなっていくの〜!その内に秘めたるパワーで全部いい感じになっちゃうのかな???

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2025年10月12日

Posted by ブクログ

ずっと気になっていたけどやっと読み始めた。
何冊にも渡ってるやつ同時進行で読み始めてしまったけど、、
ファンタジーだけど、世界観に入り込みやすくて、読みやすくて続きが気になる!
エリンがどう考えるのか、どう成長していくのか、早く次も読みたい

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2025年10月09日

Posted by ブクログ

王獣と闘蛇という神秘的な生き物が象徴的に登場し、彼らの力がそれぞれ政治的に利用されているリョザ新王国内で何やら暗躍する陰謀。唐突に始まる悲劇から、獣ノ医術師を目指す主人公エリンが、その陰謀の渦中に少しずつ足を踏み入れていく…
描写が瑞々しく、絵が思い浮かぶような文章と、話しのテンポの良さにあっという間に世界観に入ってしまった。

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2025年10月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

アニメにもなった超有名ファンタジーを今更手に取る笑
魔法だのドラゴンだのが出るキラキラド派手なファンタジーもいいけどこういう落ち着いた自然豊かな世界観のファンタジーの方が好き。
エリンの母ソヨンが処刑されてしまうということ以外知らないからこれから始まる冒険が楽しみで読みながら心踊る✨
1巻ではいよいよ学校に入ったけど、ジョウンとの別れが寂しいなぁ……もう少しジョウンと蜂飼いしながら自然について学んでいき、絆を深めていくシーンが欲しかったし何ならずっと一緒にいて欲しかったけどそれじゃお話にならないもんね…仕方ない(;_;)

続きが楽しみ!

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2025年08月21日

Posted by ブクログ

ぐんぐん引き込まれる本だった。
気になってはいたけどずっと読めていなくてもっと早く読まなかったことを後悔した。
きっと小さい頃に出会っていたら一生手放せない本として何十回も読んでいたと思う。
全部が良すぎてここがよかった、と抜粋して伝えることができない。

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2025年05月14日

Posted by ブクログ

凄く綺麗で分かりやすい日本語。特にエリンがジョウンに蜜蜂に対する疑問をぶつけるくだりの文章は圧巻。子供にも分かる平易な言葉なのに話している内容は非常に高度で、そこは下手な遠慮はなく良い意味で子供にも容赦はしないです。

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2025年05月14日

Posted by ブクログ

さすがみんなが絶賛するだけある。
ファンタジー溢れる内容で、物語に吸い込まれる感覚が心地いい。続きが気になる。

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2025年04月16日

Posted by ブクログ

私の読書人生はこの本から始まった
お母さんとのお別れシーン、ジョウンとの出会い、リランとの邂逅など物語の根幹をなす出来事がたくさん起こる闘蛇編、残酷だが最高に面白い

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2025年02月24日

Posted by ブクログ

母親が闘蛇を死なせてしまい処刑された事から物語が始まる。村を出たエリンは命の恩人である蜂飼いのジョウンと出会い、蜂について沢山の事を学ぶ。そして夏のある日野生の王獣との出会いがきっかけで獣の医術者になる為、学院で学ぶ事となった。幼獣のリランとエリンの関係が今後どうなるか続きがとても気になる内容で最後終わってしまった。王獣編がとても楽しみ。

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2025年02月13日

Posted by ブクログ

 大好きなシリーズ。
 エリンとリランの成長に、絆に、物語に、のめり込んだ。

 人と動物。言葉以外のなにかを介して繋がる絆だからこそ、奇跡みたいな温かさの中に危うさを感じて、大事に、大事に、読み進めたくなる。

 エリンもリランも、大好きになった。二人の表情や行動が訴えてくる、言葉で表す以上の信頼に何度も震えた。格好良くて、やさしくて、温かい。

 文章も、読みやすい上に表現が鮮やか。
 行ったことも見たこともないのに、空を飛んで切る王獣の迫力も、日本ともどこの国ともつかない広大で過酷な世界の景色も、読み終えて時間が経った今でも鮮明に思い出せる。

 ファンタジーだけど無理な窮屈さなんて無く「この世界は、この世界。ここでエリンたちが生きてるんだ」とリアリティと架空の生き物が共にある美しい世界観を、すんと受け入れさせてくれるのは、他でもなく上橋さんの丁寧な文章、表現の力。

 物語も、キャラクターも、世界観も、文章も、文句無しに魅力的。

 何度でも読みたい。会いたい、飛びたい
 
 

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2024年12月31日

Posted by ブクログ

アニメと違って、母ソヨンの処刑の前日から物語は始まる。アニメ観ていなかったらソヨンにはあまり感情移入できなかっただろうなぁ。それぐらい、あっさり。
ジョウンに育てられた4年間は何とも牧歌的でじーんときた。

独特の世界で引き込まれるけど、もっと長く描いて欲しかったかな。あっさりしすぎていてもったいない。
2011/5/20

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2024年12月15日

Posted by ブクログ

夢中で読み漁ったのが懐かしい。情景がありありと目に浮かぶ繊細な文体。映画を見てるようで、数年前に読んだのにまだ鮮明に輪郭を保って覚えてる。

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2024年09月13日

Posted by ブクログ

友人から誕生日プレゼントでもらって取っておいた本。
闘蛇を操る母を見て育ったエリンだったが、母の壮絶な死を目にし、逃げた先で出会ったのは王獣という美しいケモノだった。
久しぶりのファンタジーで、夢中になって読んだ。聡いエリンの成長が楽しみだ。
早速続きを購入した。

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2024年08月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 子供の頃からずっと読んできた作品。本棚を片付けたら、獣の奏者が出てきて、久々に読んでみた。
 やはり、上橋菜穂子先生の作品は描写が美しい。例えば、「湖畔にすくっと立つサロウの大樹が、満開の時を迎えていた。湖に張り出した枝にびっしりと咲いている白い綿毛のような花が、朝の光を浴びて、ちらちらと輝いている」。自分の目の前に大樹が聳え立つ湖があって、白い花が光り輝いているように感じられる。自分が獣の奏者の世界に入り込んだような感覚になる。
 大人になってから読むと、子供の頃とは違う目線で物語を見ていた。子供の頃はエリンに感情移入をして、母と別れる辛さを思い涙していた。しかし、今はソヨンが骨に刻むように守ってきた戒律を娘のために破ることに涙した。
 風景の描写が見事で、人が社会で懸命に生きる様子が伝わった。
 

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2024年08月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

林士平(SPY×FAMILY、チェンソーマンの編集者)が紹介。編集されている漫画に好きなものが多い。面白いと思うものが近いのか?と勝手な親近感。そんな親近感のある人が紹介する本。世界観と終わり方は著者の『鹿の王』に似ていた。

以下、ネタバレ。お気に入りの箇所。

「人は、獣は、この世に満ちるあらゆる生き物は、ほかの生き物を信じることができない。心のどこかに、常に、ほかの生き物に対する恐怖を抱えている。だから、己の生を消されぬよう、ほかの生き物を抑えるために様々な工夫を凝らし、様々な拘束の手段を生みだしてきたのだ。武力で、法で、戒律で、」

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2024年06月08日

購入済み

よかった

大人が読んでも面白いファンタジー小説

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2023年01月13日

匿名

購入済み

さすが

ずっと読まなきゃと思いつつ読みあぐねていた作品。普段ファンタジーは読まない私でも引き込まれた。高潔なエリンや母の姿、支えてくれる人の温かさが心に残った。国や領土の成り立ちなどの逸話、獣たちに関する設定にもわくわくした。

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2022年08月22日

スゴい❗

入院中の私が何気にこの本を読むこととし、消灯時間を無視して読みふけりました。
登場する人物ひとりひとり、また1頭?の心情に感情移入でき、また情景も頭の中に広がり壮大なファンタジーでした。
クスッと笑えたり、ぐっと泣けてきたりシリーズ全部読みたくなりました。

#切ない #感動する #ドキドキハラハラ

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2022年08月06日

おすすめです。

アニメ「獣の奏者 エリン」を見てから読むと、
イメージしやすく読みやすいです。

また、多くの図書館では、
こちらの版が多いと思われます。
https://www.amazon.co.jp/獣の奏者-完結セット-全5巻-上橋-菜穂子/dp/406939270X/ref=pd_aw_sbs_5?_encoding=UTF8&pd_rd_i=406939270X&pd_rd_r=ff93e70b-171d-4387-ae33-7a45fc1e0a1d&pd_rd_w=dJALm&pd_rd_wg=oY5Zq&pf_rd_p=2eb5268e-6ff8-4b13-8822-fcfaa9eea37e&pf_rd_r=4PRM5QYV2EW0P58GA21F&psc=1&refRID=SG3VZXJQR5TWTQJ0HHFC


最終章の4巻が泣けます。

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2019年08月04日

Posted by 読むコレ

エリンの成長ぶりに元気をもらいます。お話は結構壮大な流れなのですが、全体的にあかぬけていて一気に読めます。

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2012年11月26日

購入済み

和製ファンタジーの傑作

NHKのアニメに騙されて(?)いままで読まなかったことを後悔しました。海外のファンタジー作品と違ってダークな要素が少なく湿度の低い世界観が新しいと思います。風景や「獣」の描写も独特の手触りがあって素晴らしい。ちょっとスーパーすぎる(笑)ヒロインの成長がストーリーの基軸ですが、スピード感があって盛り上がります。
ところで、本作を読んでいると過去の名作にインスパイアされているのを感じます。でも悪い印象はなくて、うまく乗り越えこれだけの傑作にしているのは作者の力量だと思います。
はやく続巻も電子化してほしい....

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2012年07月24日

Posted by ブクログ

『鹿の王』をきっかけに、こちらは十数年前に読んで以来の読み返し。
ジョウンと同じ気持ちで、好奇心旺盛で聡明なエリンの姿が愛らしく、ここからの展開が楽しみ。

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2025年11月24日

Posted by ブクログ

ファンタジー小説は敬遠してきたけどおすすめされて一気に4冊購入し…とりあえず1冊目読んでみた。
進めるうちに物語の世界観、エリンの成長、今後が気になり出し、文字と共に想像しながら進めることが出来た。1冊目読んだラストの自分の言葉…あ〜続きが気になる…だった。

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2025年10月26日

Posted by ブクログ

『獣の奏者 1 闘蛇編』:上橋菜穂子の世界に引き込まれて

忙しい日々の中で、ようやく手に取った『獣の奏者 1 闘蛇編』。一度読み始めると、その世界にすっかり引き込まれてしまいました。上橋菜穂子さんの筆致は、どこまでも美しく、そして鋭く、読者を飽きさせません。物語が進むたびに心が動かされ、次第にその世界観が現実のものとして感じられるようになりました。

独特な世界観と舞台設定

『獣の奏者』の舞台は、自然と人間、そして“獣”が織りなす関係性を描いた幻想的な世界です。特に、「闘蛇」という巨大な蛇を飼いならすという文化が登場する点がユニークで、非常に強烈な印象を受けました。闘蛇の飼育方法やその運命に対する村人たちの意識が、物語を通して大きなテーマとなり、単なるファンタジー小説にとどまらず、生命の尊厳や人間の営みを問いかけてきます。

本作の主人公であるエリンは、幼いころから獣との絆を深めてきた少女で、彼女がどのようにして獣の世界と人間の世界の狭間で成長していくのかが物語の中心となっています。彼女の強さと優しさが、物語の中で何度も試され、読者を引き込んでいきます。特に、エリンと獣との間に生まれる深い絆が心に残ります。

また、世界観における「闘蛇」という存在が示すものが非常に象徴的です。闘蛇は単なる動物ではなく、権力や支配の象徴でもあります。これが物語全体における「力」の概念を深く掘り下げることになり、エリンの成長と合わせて物語が進行していきます。この視点を通じて、ファンタジーというジャンルが現実社会に対する深いメッセージを発信していることを強く感じます。

時代背景と現代の問題

『獣の奏者』の舞台設定は、一見すると異世界のように感じられますが、作中で描かれる問題は現代にも通じるものがあります。特に、自然と人間との関係性や、生命の扱い方に関するテーマが印象的です。闘蛇を飼いならすためには、力が必要であり、その力をどのように使うか、また、その力が人々に与える影響について深く考えさせられます。

現代社会でも、私たちは日々自然と共に生きていると感じながらも、その関係が希薄になってきているように思います。環境問題や動物福祉の問題など、自然との調和をどのように実現していくべきかという問いに対し、本作は強烈な示唆を投げかけています。特に、「力」というものがいかにして「支配」に変わり、そしてそれがどのように「命」に対する責任へとつながるのかというテーマは、現代における私たちの生き方を反映しているように思えてなりません。

登場人物の深み

本作では、エリンという主人公をはじめ、数多くの魅力的な登場人物が登場します。彼女を支える仲間たちや、時には敵となる者たちのそれぞれが持つ内面に深みがあり、一筋縄ではいかない人間ドラマが繰り広げられます。エリンが直面する困難は、単なる冒険譚にとどまらず、彼女の内面的な成長を描いたものでもあり、読者は彼女と一緒に成長を感じながら物語を追いかけることができます。

特に印象的なのは、エリンの母親であるイルサの存在です。彼女の生き様やエリンに対する愛情が、物語の根幹を支える重要な要素となっており、母子の絆が一層物語を深くしています。イルサのような強い女性キャラクターが登場することで、物語に一層のリアリティと感情的な厚みが加わっているのです。

最後に

『獣の奏者 1 闘蛇編』は、上橋菜穂子の才能が光る作品であり、その美しい世界観と深いテーマ性に心を奪われること間違いなしです。幻想的な要素と現実的な問題が巧みに絡み合い、読者に多くの気づきを与えてくれます。ファンタジーという枠にとどまらず、人間の本質や自然との調和についても考えさせられる作品です。第2巻への期待が高まるばかりです。

ファンタジーが好きな方にはぜひ読んでほしい一冊です。

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2025年03月16日

Posted by ブクログ

面白い!読みやすい!
上橋先生の本は小学生ぶりに読んだけど、改めて読むと読みやすいなあって感じた。

国の政治の話とかしてるし、ファンタジーで設定の話とかしてるから高学年くらいの子じゃないと難しいかもしれないけど子供が読んでもなんとなくわかるだろうし幼いエリン視点から描かれているのも良かった。

いエリンにはよく分からない感情もありのままに描かれていて、誰もが日常でそういった感情を抱く瞬間などがあるから共感できるんじゃないかなと思った。

サラサラと読めて続きが楽しみ。

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2025年03月12日

Posted by ブクログ

上橋さん読み返しの一環。

他の上橋さんの作品を読み返した時と同様に、ほとんど内容を覚えていないことが分かった。好きな作品の内容は忘れない方だと思っていたのだけど。

自分にとって上橋さんの作品は、作品を読むことで自分自身に没入していくことのできる稀有な力があると感じる。ハルキニストにとっての春樹作品のように。
人それぞれ、相性があるのだろう。

王獣編は一晩で読み終えた。多少、翌日に影響が出たけれど笑

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2025年01月31日

Posted by ブクログ

まさかのいい所で終わってしまった。
続きものだとは知らず…
ファンタジーが苦手な人はポケモンかファンタスティックビーストを想像すると読みやすいと思う。家族や仲間と同じように、王獣と人間は心を交わす事ができるのか。主人公エリンがどう成長して行くかこれから楽しみ。
さて近々続きを買いに行こう。

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2025年01月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まだ評価をするに値する段階ではない、起承転結の『起』しか起こらない本だった。ただ、そう言って甘く見るのは筋違い。綿密に練られたであろう世界観は、見るものを容易く引き込んでいく。やはり、作者さんは国の陰謀に巻き込まれる系の話が上手い人だと思う。
ジョウンが…いい人でめっちゃほっこりした!

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2025年01月02日

Posted by ブクログ

本を読んでいるのに緑の風を感じるよう。

とにかく読みやすい。
実は昔、NHKでやっていた「獣の奏者エリン」のアニメを見ていたので、小説も読んでみたいと思っていた。
日頃、ホラーやサイコな怖い小説ばかり読んでいて、夢見が悪いのでたまにはファンタジーをと読み始めた。

アニメを見ていたことが逆に仇となり、文字で紡がれるエリンや、この世界に出てくる生き物の造形を、頭の中で自分で描きたかったなぁと、アニメを見たことを少し後悔した。
それくらいこの不思議な世界にどっぷりと浸かれる。いや、浸かりたい自分がいる。

情景を表す柔らかい文章がやや多めだが、サラサラするする読めるのでガンガン読み進められる。
すでに全巻揃えてあるのでどっぷりファンタジーに浸かろうと思う。

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2024年10月20日

Posted by ブクログ

獣の奏者Ⅰ。まだ物語が始まったばかりなので全体像が見えないが着実にエリンの成長を感じました。タイトル通り獣を操って冒険すると思われる中で様々な人との出会いや別れなど、青春を感じる一冊でした。

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2025年10月09日

Posted by ブクログ

西大路→大阪、京都→新杉田の時間消費に使用。

面白いと薦められて読んだものの、面白い。

懸念していた登場人物の多さも気にならず。

気になったのは、


ユーヤンは何故関西弁なのか。
何故だか、パーマン4号のパーヤンが頭をよぎった。


王獣偏も楽しみだ。

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2025年04月06日

Posted by ブクログ

普段ファンタジーを読まないので、情景描写が多く読むのに疲れてしまったが、後半からワクワクする展開になっていき、次が読みたくなった。

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2025年02月21日

Posted by ブクログ

まずは1の闘蛇編読完しましたが早く2にいきたい気にさせられてます、いわゆる『ワクワク感』でいっぱいになりますネ!
そんな作品です。

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2024年07月25日

Posted by 読むコレ

やっとの完結編発刊。盛り上がった覚えはあるけど、ほぼ忘れた・・。改めて一読。

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2013年04月08日

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