あらすじ
児童文学のノーベル賞にあたる、国際アンデルセン賞作家賞受賞! 世界的注目作家の新たなる代表作。リョザ神王国。闘蛇村に暮らす少女エリンの幸せな日々は、闘蛇を死なせた罪に問われた母との別れを境に一転する。母の不思議な指笛によって死地を逃れ、蜂飼いのジョウンに救われて九死に一生を得たエリンは、母と同じ獣ノ医術師を目指すが――。苦難に立ち向かう少女の物語が、いまここに幕を開ける!
感情タグBEST3
作品の世界観がすごい!
図書館司書の先生に勧められ、初めて読んだのが中学生の頃。
闘蛇や王獣など引き込まれる設定ばかりで、何度も繰り返し読みました。
読み返す度に新たな発見があり、それがとても楽しかったです。
アニメもいいですが、やっぱり原作を読むのが1番です!
SFが好きな方はぜひ1度読んでみてくださいね╰(*´︶`*)╯
Posted by ブクログ
エリンと母の悲しい境遇は詳しくは語られないけど、話が進むに従い分かるのではないだろうか。幼いエリンがジョウンとめぐり逢い共に数年間暮らしたことは、エリンの人生に大きな影響を与えた。
上橋さんの話には、ジョウンとエリンのように本当の親子ではないのに深い思いやりと愛で繋がる人達が良く登場するが、とても感動的。
Posted by ブクログ
エリンがお母さんとお別れするシーンが切ない。
気が済むまで涙を流して忘れなさいという言葉に、〈泣いたらお母さんのことを忘れてしまう〉と思ったエリンが、一生懸命に涙を堪えたシーンがいじらしいくて辛かった。
また、学舎で出会い友達となるユーヤンという女の子がとても良い子で、心が洗われる。
Posted by ブクログ
星5
四巻まとめての感想です。
ファンタジーでは一番好きな作品です。
王獣と心を通わせつつ、運命に翻弄されて行きます。
多くの謎を抱えつつ、ラストシーンへ向かって行きます。
圧巻のラストシーンには言葉も出ません。
長いと敬遠せずに、ぜひぜひ。
Posted by ブクログ
おもしろい。全四巻あるとしって、最初に四巻揃えた。
こういうものって、最初はいまいちだけど話が進むうちにハマる、というパターンが典型的かと思っていた。
ところが、これは一冊目からハマる。
歯を磨いている間も読みたくなるくらい、漫画的な気楽なハマり方をする。
ピュアなファンタジーと人間模様。
無駄に恋愛シーンを挟んでこない。久しぶりに早く次が読みたくなった小説。
Posted by ブクログ
読んだのはかなり以前20年くらい前なので、詳細書きませんが、大作、名作です!NHKでアニメ化されたのを偶然見たところから原作に入りました。かなり綿密な作り込み、文化背景のあるファンタジーに,脱帽。作者の肩書きを見て納得した記憶。
Posted by ブクログ
アニメをやっていた当時は子どもで、内容がよくわからなかった。大人になって改めて読んでみて、まあ刺さる刺さる。めちゃくちゃ面白い。カタカナが多いのに、読みやすい。映像が頭の中にあるから、さくさく読める。盛り上がりもめちゃくちゃある。楽しい。何年経っても読み返したい。
Posted by ブクログ
海外文学のファンタジーになれていると、日本人作家のファンタジーの読みやすいこと読みやすいこと。
世界観も好きだし、これを機にシリーズ読み進めたい。
Posted by ブクログ
職場の同期に勧められた1冊。これまでファンタジーはあまり読むことがなかったんだけど、読んでみたらものすごく面白かった。感動するし、読みやすいし、続きが気になる良い1冊。人のお勧めを読むって、自分の知らない世界が開けるところがいい。
Posted by ブクログ
小学生の時、青い鳥文庫で読んで、今回再読。
第一声は「懐かしい」
でも、小学生に読んだ印象と今読んだ印象が
全く違って、「これだから再読は辞められな
い」と再確認。世界観が本当に大好きで、た
だファンタジーではなく、厳しいところもあ
るのがこの作品の魅力だと思っています。
早く「2」を読も (*˘︶˘*).。*
Posted by ブクログ
めちゃめちゃ面白い!
世界観が良い。昔アニメが家で流れていた断片的な記憶があったおかげで物語に入りやすかった。お母さんのシーンはアニメでもかなり印象的で、流れを知っていても辛い…
今後エリンがどんなふうに育って、王都の人々とどのように関わっていくのか展開が楽しみ!
Posted by ブクログ
友人に「是非読んでみてほしい」と勧められて貸してもらう。
どうやら全4巻+外伝の5冊らしいというのは分かりつつ読み始める。
ファンタジーものでも全く苦なく読める私は抵抗感なく世界に入れた。
描写も精密かつ壮大で、登場人物も魅力的。
スルスルと世界にはまり、あっという間に読み終えた。
すごい作家さんと作品を知らなかったんだと勧めてくれた友人に感謝。
Posted by ブクログ
「地に足のついた日本のファンタジー」と言われて一番初めに思い浮かべる作品。当初は2巻完結だったが、その後3,4巻が発売された。幻獣に近いものを取り扱っているにも関わらず物語の中には生態系が息づいており、それらが政治とも密接に関係している。リアリティのある緻密な設定の一方で、描写としては雄大な構図の場面も多くあり、ファンタジー色もしっかりと感じられる。また、食事の描写が非常に上手い作家さんなので、読んでいて作中の料理を食べてみたくなること必須。その場合には、同氏のレシピ本「バルサの食卓」に近い料理が掲載されているため、オススメしておく。
Posted by ブクログ
ワクワクしてます。
上橋菜穂子さんの「守り人」シリーズを全て読み、紡がれるファンタジー世界のリアリティに衝撃を受けた。
「獣の奏者エリン」って昔アニメか何かで放送されていたような。テレビっ子じゃ無かったから当時は見る機会に恵まれなかったんだけれど、今更ながら小説で読み始めることができてよかった。
全4部作?っぽいので、まだ全貌は見えてこないけれど、毎ページどんなことが書かれてるんだろうとワクワクしている。
Posted by ブクログ
上橋菜穂子ファンタジーの、最高傑作だと思う。
読みやすさ、扱うテーマ、展開と構成、どれをとっても一級品。
人と獣というテーマを扱いながら、振り返ると一瞬でしかない人生を、こんな風に大事に生きたいと思わせてくるような物語だった。こうなるしかないという結末と、それに至るまでの歩み、その全てを、一読者である自分でさえ振り返って愛おしく、尊く思えるほど、感情を移入させられる。
Posted by ブクログ
一巻から面白すぎて引き込まれてる。
過酷な生いたちのエリンだが、ジョウンやエサル、ユーヤンなど良い人達と巡り会えて良かった。
真王と大公の関係が、公家と武家のような構図なのも面白い。
匿名
さすが
ずっと読まなきゃと思いつつ読みあぐねていた作品。普段ファンタジーは読まない私でも引き込まれた。高潔なエリンや母の姿、支えてくれる人の温かさが心に残った。国や領土の成り立ちなどの逸話、獣たちに関する設定にもわくわくした。
スゴい❗
入院中の私が何気にこの本を読むこととし、消灯時間を無視して読みふけりました。
登場する人物ひとりひとり、また1頭?の心情に感情移入でき、また情景も頭の中に広がり壮大なファンタジーでした。
クスッと笑えたり、ぐっと泣けてきたりシリーズ全部読みたくなりました。
おすすめです。
アニメ「獣の奏者 エリン」を見てから読むと、
イメージしやすく読みやすいです。
また、多くの図書館では、
こちらの版が多いと思われます。
https://www.amazon.co.jp/獣の奏者-完結セット-全5巻-上橋-菜穂子/dp/406939270X/ref=pd_aw_sbs_5?_encoding=UTF8&pd_rd_i=406939270X&pd_rd_r=ff93e70b-171d-4387-ae33-7a45fc1e0a1d&pd_rd_w=dJALm&pd_rd_wg=oY5Zq&pf_rd_p=2eb5268e-6ff8-4b13-8822-fcfaa9eea37e&pf_rd_r=4PRM5QYV2EW0P58GA21F&psc=1&refRID=SG3VZXJQR5TWTQJ0HHFC
最終章の4巻が泣けます。
和製ファンタジーの傑作
NHKのアニメに騙されて(?)いままで読まなかったことを後悔しました。海外のファンタジー作品と違ってダークな要素が少なく湿度の低い世界観が新しいと思います。風景や「獣」の描写も独特の手触りがあって素晴らしい。ちょっとスーパーすぎる(笑)ヒロインの成長がストーリーの基軸ですが、スピード感があって盛り上がります。
ところで、本作を読んでいると過去の名作にインスパイアされているのを感じます。でも悪い印象はなくて、うまく乗り越えこれだけの傑作にしているのは作者の力量だと思います。
はやく続巻も電子化してほしい....
Posted by ブクログ
少女の成長物語なファンタジー、と思ってたら大間違いでした。子供向けだなんて、とんでもない。国の権力者とか反乱とかのどろどろとした政治に、優秀な才能をもった少女がその才能ゆえに巻き込まれていく、激しく壮絶な物語でした。
寝るのも忘れてのイッキ読み。
国の軍隊ってなんだろう、とか、人と獣の関わり方とか、すごくいろんなことを投げかけられ考えさせられた気がします。
Posted by ブクログ
全4巻と外伝まで読み終えると、エリンという一人の少女の人生をずっとそばで見てきたような気持ちになりました。
闘蛇をめぐる母との別れから始まり、王獣リランと出会い、やがて国や戦争にまで巻き込まれていく姿を見ていると、「ただ生き物を知りたいだけだったのに」と何度も切なくなりました。
特に印象に残ったのは、エリンが最後まで「知りたい」という気持ちを捨てなかったことです。
ただ、その知識が人を救うだけではなく、国に利用され、命を奪う力にもなってしまう。善意で始めたことでも、使う側によって意味が変わってしまう怖さにはかなり考えさせられました。
一方で、後半は政治や戦争の比重が大きくなり、1、2巻で感じたエリンと獣たちとの静かな時間が好きだった自分には、少し寂しさもありました。
だからこそ、外伝でエリンやイアルたちの穏やかな時間を読めたのは嬉しかったです。
読み終えた後は、エリンの人生を最初から最後まで一緒に見届けたような、寂しさと満足感が残りました。
ファンタジーなのに、人と動物、知識と権力、そして人が何を守って生きるのかまで考えさせられる、長く心に残るシリーズでした。
Posted by ブクログ
冒頭から、エリンの母ソヨンが闘蛇の「牙」を死なせた責任を負わされ、処刑されるというあまりにも過酷な展開に一気に引き込まれた。母を失った幼いエリンが、その悲しみや孤独を抱えながら生きていく姿には胸を打たれる。
そんなエリンにとって大きな支えとなるのが、蜂飼いのジョウンだ。ジョウンは、傷ついたエリンをただ哀れんで助けるのではなく、一人の人間として自然に受け入れてくれる。その距離感がとても温かく感じられた。エリンが母を失った悲しみを抱えていても、無理に忘れさせようとしたり、こう生きるべきだと押しつけたりすることはない。エリン自身が考え、興味を持ち、やってみようとする気持ちを大切にしているところが印象的だった。
特に、エリンが獣について知りたいという好奇心を見せたとき、それを否定せずに見守り、必要なときにはそっと手を差し伸べるジョウンの姿が素晴らしい。エリンにとってジョウンは、母を失った後に初めて安心して自分らしくいられる場所を与えてくれた人なのだと思う。ジョウンとの暮らしの中で、エリンは少しずつ笑顔を取り戻し、自分の「知りたい」という気持ちを大切にしながら、未来へ進む力を身につけていく。
だからこそ、エリンがやがて獣ノ医術師を目指していく姿には、単なる成長以上のものを感じた。過酷な運命によって一度は大切なものを奪われたエリンが、ジョウンとの交流を通して、自分自身の人生をもう一度歩き始めていく。その過程がとても丁寧に描かれていて、心に残った。
『闘蛇編』は、エリンの壮絶な運命に引き込まれる物語であると同時に、ジョウンのように誰かの可能性を信じ、見守ってくれる存在の温かさを感じられる物語でもあると思う。ジョウンとの交流があったからこそ、エリンが自分の好奇心や才能を伸ばし、自分の道を見つけていく姿がより印象的に感じられた。
Posted by ブクログ
小学生の時に読んだ
ワクワクしながら読んだ
主人公の少女視点の一巻・二巻はただ普通に読んでたけど三巻以降(?)は大人になった主人公の、大人の女性目線で描かれる世界には新鮮さを覚えた記憶がある
男子小学生だったからね、男性を愛する女性の気持ちとかに変な気分になるのも無理ないのかな、どうなのかな
ふっくらとした暖かみを感じた記憶がある
Posted by ブクログ
子供の頃にアニメを見た記憶があり、懐かしさを感じながら読み進めました。小説として触れると、過酷な運命の中でエリンが出会う人々の細やかな心情や、獣の生態と歴史背景など、世界を構成する一つ一つが驚くほど複雑かつ細かく作り込まれていることに圧倒されます。悲運に見舞われながらも決して生き物への純粋な好奇心を失わず、ひたむきに命と向き合おうとするエリンの姿に深く感動させられる素晴らしい一冊です。
Posted by ブクログ
アニメ化した作品なのは知っていたけれど、その他の前知識はない状態で読んだ。
この作者の描く世界は真新しくて全く既視感がなくて、読みながら手探りで知識を増やしていく感じがたまらなく面白い。
早く続きを読みたい。
Posted by ブクログ
守り人シリーズの作者と知って読んだ。
世界観の作り込みが細かくて、色んな単語が出てくるけど丁寧に説明されるから理解しやすい。
女性は結婚して家に入るものという価値観に抗ってエリンがどうなるか続きが気になる。
あとジョウンの息子はやなやつ。
Posted by ブクログ
めちゃくちゃ面白い。
初めて本格的なファンタジーを手に取った。それも、ファンタジーは私たちが暮らす世界とは、無縁のような世界であり、文字を読み、想像するのが難しいのでは無いかと考えていたため、なかなか手を出せずにいた。しかし、それは大きな間違いであって、本書はスラスラと世界が頭の中で作られる。主人公であるエリンの心情や、彼女が観る世界の情景が私にも共有されて、普段ならば体感し得ない経験を積ませてくれる。
エリンの素性は複雑で、明かされることも多いがまだまだ秘められたことも多い。それは彼女も同じように感じているため、読者である私とエリンの情報の格差はなく、その点も彼女に心を預ける手助けをしている。
個人的には、ジョウンとの別れがあっさりであったことが悲しかった。ただ、その形にも二人らしさを感じる。エリンはエリンで、ジョウンに対しての気持ちは並大抵のそれより大きいが、上手く伝える術を知らずに、それらは終わった後の涙に変えられる。ジョウンは、エリンに対して娘のような(実際に娘だと思う! )気持ちを抱き、彼女の未来を思うがために、あっさりとした別れを選択したのだと思う。こういう別れだからこそ、再び顔を合わせてほしいけど、そう上手くいくかわからないところも、二人の関係の尊さを表している。
中盤の琴造りに夢中になる描写って必要になるのかなと思っていた矢先の、この終わり方であったため(後から思えば奏者なんだから必要に決まってる)、とにかくワクワクさせられ、早く続きを読みたい気持ちでいっぱい。
Posted by ブクログ
昔、アニメをたまに見ていたことを思い出して読んだ。ひさしぶりのファンタジーだったが、序章から引き込まれた。
親の愛と別れ、生き物に対する好奇心。エリンの未来を応援したくなってしまう。
壮大な物語の始まりを予感させる良い1巻。続きが気になる。
Posted by ブクログ
母との突然の別れからジョウンと出会いカザルム学者へとやってきてリランと出会うまでの物語。
唯一心からの肉親と思える母を失いながらもジョウンとエサルという育ての父、母と言えるこの素晴らしい2人との出会いによってエリンは救われ、成長することができたのはもちろんだが、ユーヤンや先輩であるトムラはもちろん、名前が登場することのない同級生たちもエリンがアーリヨであることを気にせず仲間として受け入れる心を持っていたからでもある。
人を真に癒すのは人であり、また人を成長させるのは周りを取り巻く人たちの人間性なのだと改めて思わされた。
Posted by ブクログ
ファンタジー作品なのに「こんな生活をしていた人が、こんな国がかつて存在したのでは?」と思わせるような文章力が素晴らしい。
『精霊の守り人』は物語の冒頭から面白かったのに対し、本書はまだ序章であり、これから面白くなる予感を残して終わる。
また守り人シリーズと比べて、どちらかというと大人向けかも?
政治の暗い部分に踏み込んでいきそうなストーリーと、なんとなく「性」に触れるような記述があるので。(決してアダルト•エロという意味ではなく、生き物としての性。馬の種付けとか、その辺り)
次巻以降のストーリー展開に期待。
Posted by ブクログ
物語の世界観、ネーミングのセンス、ストーリーが逸脱です。
スリリングな展開、スピード感、登場人物の心理描写、歴史観どれもが精細に描写されています。
ジブリの世界観をもっと解像度を上げ深く緻密に描いたような感じ。
比べるのはちっとおかしいのだけれど、ジブリには違う良さがある(自分はあまり好きではないが)。
どっぷりハマれると思います。
Posted by ブクログ
上橋菜穂子さんの作品は精霊の守り人をテレビで少し見たぐらいで、本で読むのは初めて。この話も聞いたことはありましたが、あらためて読むとやっぱり面白い。母とエリンとの別れ。ジョウンとの出会い。今回は序章ですが、これから王獣のリランとエリンがどうのような関係になってくるのか、次巻が楽しみです!
Posted by ブクログ
霧の民という特殊血脈の少女エリンが主人公の物語。
母を亡くし、蜂飼いのジョウンに助けられ、王獣ノ医術師を目指すが。。。
作者の世界にハマれる。