上橋菜穂子のレビュー一覧

  • 獣の奏者 II王獣編

    Posted by ブクログ

    王獣を人に慣れさせてはいけないという決まり。
    純粋にリランのことを愛して育てていたのに、政治的な利用をされそうになったり、王獣の本能に恐怖を抱いたり、エリンの思うままにはできない理不尽さ。
    政治が絡んだり、過去のことが絡んできたりで世界観がすごくてより面白くなってきた。
    最初の闘蛇の謎の死とか、王獣規範のこととか、解き明かされていくのが楽しみ

    0
    2025年11月06日
  • 狐笛のかなた

    Posted by ブクログ

    兄にとってのベストオブ・ファンタジーが「2分間の冒険」なら私にとってのベストはこの本「狐笛のかなた」
    繰り返し読んできたお気に入りの一冊だ。

    世界観の描写が自然の細部まで繊細に表現され、呪いと憎しみが渦巻く物語なのに、出てくる風景はどこか柔らかく、美しい。

    命を救われた時小夜の温かさを胸に、一途に小夜を見守り続けてきた野火と、その想いに触れ、野火を守りたい小夜。
    見返りも求めずに、ただ小夜を守りたいと命をかける野火の姿に本当に切なくなる。
    そして覚悟を決め、迷いが消えたの野火の端々に出てくる、小夜と居る時だけの年齢相応の表情や所作にキュンとくる。

    誰しもにとって完璧なハッピーエンドではな

    0
    2025年11月03日
  • 獣の奏者 I闘蛇編

    Posted by ブクログ

    星5じゃたりない。
    大好きな友達が勧めてくれた本、とっっっっても素敵で大好きな本になりました。記憶なくして何度でも読みたい。
    上橋さんの造る文章の全てが綺麗で素敵!

    0
    2025年10月31日
  • 鹿の王 2

    Posted by ブクログ

    リーダビリティの高いこと。
    ヴァンとホッサルを中心に展開する中で、どちらも気になるところで切り替わる。また、医学を扱うと専門知識を求められるのは当然だが、決して負担にはならない。
    素晴らしいシリーズだ。

    0
    2025年10月28日
  • 狐笛のかなた

    Posted by ブクログ

    和製ファンタジー 今作は日本っぽさが強くて、すごく好き
    上橋菜穂子作品にしては短いけれど、それでもかなり、作品の世界に引き込まれる
    児童文学なので、誰にでも読みやすいと思う
    子どもたちみんなに読んでもらいたいな

    0
    2025年10月24日
  • 獣の奏者 IV完結編

    Posted by ブクログ

    は〜面白かった。最後の最後まで、もうどうしようもないんじゃないかという状況の中、ハラハラドキドキしながら読みすすすめて、ラストは涙がじわり。
    歴史や事実をひた隠したご先祖様も、それらを明るみにしようとしたエリンやセイミヤ達も、国や子孫を想ってのことで、そこはファンタジーというか、物語たる美しさだけれど、だからこそその美しい世界観に浸れたし、清々しい気持ちで読み終えられて大満足だった。

    0
    2025年10月22日
  • 鹿の王 4

    Posted by ブクログ

    圧倒的に上質なファンタジーを読んだ、読ませていただきました。最高...。
    生きること、生かすこと、病の不条理、生命の神秘を、ときに国と国、民族と民族の対立や共生として壮大に、ときに細胞一つひとつの働きとして緻密に描いた物語。

    4巻目の解説にもあるが、本書の1番の魅力は、ファンタジーといっても根本的解決の手段を魔法や超常現象に頼らない点。人々や動物が懸命に生きようともがく姿が、または上橋さんが丁寧に描き出す湿った草木の匂いや、部屋に差し込む光の淡い色などの風景が、何か現実世界の延長のような感覚で自身を異世界に投影してくれる。

    生きることだけでなく、死ぬこともまた、生き物の身体には、その生のは

    0
    2025年10月22日
  • 獣の奏者 III探求編

    Posted by ブクログ

    母となったエリン。大切な家族との幸せ、王獣への想い、国の平和、それぞれを叶える手段が綺麗には重ならない葛藤の中、何を信念として歩めば良いのか窮地に立たされる。けれど、答えが分からない中でも、希望を捨てずに自分がやれることを手探りしながら進んでいくエリンに胸を打たれる。少女の頃のように情熱だけでは守りたいものを守れないことを知り、迷いながらも決断していくエリンの成長と共に、リョザ神王国に迫る危機へと立ち向かう。なんとか、明るい未来へ突破して欲しい!

    0
    2025年10月19日
  • 鹿の王 1

    Posted by ブクログ

    『獣の奏者』と比較しても、抜群に面白い! ファンタジーでありながら、この世界が実在するのではないかと思わせられる。そして、謎要素によりグイグイ読ませられる。

    0
    2025年10月18日
  • 獣の奏者 I闘蛇編

    Posted by ブクログ

    あ〜おもしろ〜試しに1冊目だけ買ってみたのが悔やまれる。まとめて買えばよかった。早く続き読みたい。

    エリンの可愛さと聡明さが同居するあの感じが、春の暖かさと時折吹く冬の名残の風のようでここちいい。
    これからエリンはどうなっていくの〜!その内に秘めたるパワーで全部いい感じになっちゃうのかな???

    0
    2025年10月12日
  • 獣の奏者 II王獣編

    Posted by ブクログ

    神話と歴史、政治劇が複雑に絡み合い、その渦の中で揺れ動くエリンと王獣リランの心の通いに、読みながら一緒に気持ちが揺さぶられ、とても切ない。登場人物それぞれがもつ背景には様々なしがらみがあり、その中で懸命に生きる姿も胸を打つ。何が善で何が悪か、立場によって見方が変わり、それはファンタジーだけれどとても現実的で、没入してページをめくった。

    0
    2025年10月11日
  • 獣の奏者 I闘蛇編

    Posted by ブクログ

    ずっと気になっていたけどやっと読み始めた。
    何冊にも渡ってるやつ同時進行で読み始めてしまったけど、、
    ファンタジーだけど、世界観に入り込みやすくて、読みやすくて続きが気になる!
    エリンがどう考えるのか、どう成長していくのか、早く次も読みたい

    0
    2025年10月09日
  • 獣の奏者 I闘蛇編

    Posted by ブクログ

    王獣と闘蛇という神秘的な生き物が象徴的に登場し、彼らの力がそれぞれ政治的に利用されているリョザ新王国内で何やら暗躍する陰謀。唐突に始まる悲劇から、獣ノ医術師を目指す主人公エリンが、その陰謀の渦中に少しずつ足を踏み入れていく…
    描写が瑞々しく、絵が思い浮かぶような文章と、話しのテンポの良さにあっという間に世界観に入ってしまった。

    0
    2025年10月07日
  • 獣の奏者 III探求編

    Posted by ブクログ

    そうなんだよ、なんで全滅した?独り勝ちのはずやん?と思っていた。
    尋ねに行ければよかったけれど、それは、自ら確かめなければならないことに…
    過酷だなぁ。
    ハッピーエンドを期待したいのだが。

    0
    2025年09月26日
  • 隣のアボリジニ――小さな町に暮らす先住民

    Posted by ブクログ

    全く違うルーツや文化をもつ隣人と共存するということの複雑さや奥行きを平らかに伝えてくれた本。
    ここまでまっすぐに相手と向き合って研究することは簡単なことではないと思う。
    移民政策というものが重要になってきた今の日本にも決して無関係ではないテーマだと思うし、この本に出会えて良かった。

    0
    2025年09月23日
  • 獣の奏者 II王獣編

    Posted by ブクログ

    面白かった!
    後半は一気読み。ページをめくる手がとまらんかった。
    『香君』にも通じる自然との共生の在り方…考えさせられる。
    作者のあとがきを読んで、当初はここで終わりだったと知る。作者のねらいを描き切ったからだそうだ。
    そうと知れば、「なるほど」と思うのだが、知らなかったら、絶対、「いやいやいや、その後どうなったん?!」と思うよね。

    0
    2025年09月26日
  • 獣の奏者 IV完結編

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    人と王獣。本来結ばれないはずだった絆をエリンが結んでしまったことでこんな哀しい展開を迎えるなんて…
    獣のことを、リランのことを、知りたくて知りたくて走り続けて、いつか野に解き放ってあげたくて試行錯誤してきたはずなのに、その結果戦の武器にせざるを得なくなるなんて、本当に人間はなんて醜く愚かで哀れなんだろうかと心底思う…
    でもエリンが言っていたように「人は殺し合いをすることで均衡を保とうとする獣」であるなら、それが人を人たらしめる所以なんだろうなとも思う。
    戦争は良くないと言いつつも、時が経てばまた争いの火種が生まれて同じことを繰り返す。
    自分たち人間が醜く愚かな生き物だってわかってるから、そうじ

    0
    2025年09月18日
  • 守り人シリーズ電子版 2.闇の守り人

    Posted by ブクログ

    めっちゃおもしろかった。
    サラサラサラ〜っと読めた。
    気づいたらもう残りわずかで。
    『精霊の守り人』もおもしろかったけど、その数倍おもしろかった。
    死んだジグロ(ヒョウル)と冒頭から槍で舞うシーンが好き。
    ヒョウルの正体はその冒頭から分かってはいたけど、『山の王』や『最後の扉』が気になり過ぎて最後まで飽きなかった!
    ヒョウルの存在意義がすごいよくできてる。
    国を守るため、また世代交代というか、きちんと弔われることもいい。
    『オコジョを駆る狩人』、や『牧童』という不思議な存在にもわくわくしたし、洞窟の中の深い川や儀式などの神秘的なところも印象的。

    0
    2025年09月14日
  • 香君3 遥かな道

    Posted by ブクログ

    おもしろすぎて本を閉じられなかった。丸一日、夢中で読んでしまった。蔓延していく災厄を絶望とともにアイシャと追いながら、どうにかして食い止められないか必死に考える巻。植物と虫は密接に関わり合っているのだと、深く感じられた展開だった。虫害ノ省の人たちが大好き。好きを極めた学者さんが、社会のために知識を使ってくれる展開、胸が熱くなる。

    0
    2025年09月13日
  • 風と行く者

    Posted by ブクログ

    上橋菜穂子の守り人シリーズは とても好きな話しです。
    随分と久しぶりに 読みました。
    若い時のバルサとジグロ
    若い時の私には わからなかったジグロの愛情
    無骨な武人だったジグロ 若い娘に 優しい言葉なんかかけられなかったんでしょうね。
    サリの娘 エオナは ジグロの娘かもしれません。
    もし そうだったら ジグロにも娘がいたんだ!
    よかったなあ!
    そして物語の最後には バルサにも 帰るところ
    タンダの家が あります。
    自分をわかってくれる人が待っていてくれる
    というのは 幸せですね。
    戦い 怪我 策略のシーンが続く中 穏やかな終わり方が あったかい気持ちになります。
    上橋さんの書く食べ物も 美味し

    0
    2025年09月02日