上橋菜穂子のレビュー一覧

  • 獣の奏者 II王獣編

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    闘蛇編から王獣編までほぼ一気読み。面白かったー。ずっと先が気になってページめくるのを止められなかった。皆さん獣の奏者面白いってレビューされてたので、期待値も高くなっていたはずなのに、軽くほんとに軽く超えてきた。あとがきで本来なら王獣編で完結だったのを色々なきっかけがあって続編書く事になったとのこと。気になる。すぐに続編へ

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    2025年02月19日
  • 獣の奏者 外伝 刹那

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    こちらの外伝は主人公エリンに関わってきた人達の過去のお話。
    イアルとエリンの出会い。そして出産。
    かっこいいエサルの切ない恋心。
    漫画もですが、主人公以外の過去って何故かワクワクしますよね。
    そして自分はファンタジーが苦手だと思い込んでいましたが、『獣の奏者』で考えが変わりました。
    大人や子ども関係なく幅広い世代に読んで貰いたい作品です。

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    2025年02月18日
  • 香君3 遥かな道

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    ついに虫害が広がってしまう。その被害はおぞましく深刻なものだが、私利私欲によって自分の都合でしか対策を考えつけない人間の愚かさも描き出される。

    この物語の軸は自然との共生であり、工業的農業に対するアンチテーゼだろうと思うけど、現場をみないことによる楽観視の恐ろしさや森羅万象を理解したという傲慢さによる歴史や自然の軽視に対する警鐘など、様々なメッセージが読み取れる。

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    2025年02月13日
  • 香君4 遥かな道

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    最高だった。2025年は始まったばかりだけど今年一番の本かもしれん。

    この巻は、最後、虫害に立ち向かうクライマックスが描かれる。人の醜さと同時に人への希望も描かれる。香君という生神に頼らずに、自然と共生して生活するために知識が必要なんだというアイシャの言葉が胸に響く。

    自然をコントロールできる、森羅万象を司れるという人間の傲慢さから逃れて、自然と共に生きたいなと心より思う。

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    2025年02月13日
  • 獣の奏者 I闘蛇編

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    母親が闘蛇を死なせてしまい処刑された事から物語が始まる。村を出たエリンは命の恩人である蜂飼いのジョウンと出会い、蜂について沢山の事を学ぶ。そして夏のある日野生の王獣との出会いがきっかけで獣の医術者になる為、学院で学ぶ事となった。幼獣のリランとエリンの関係が今後どうなるか続きがとても気になる内容で最後終わってしまった。王獣編がとても楽しみ。

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    2025年02月13日
  • 香君4 遥かな道

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    ネタバレ

    読み終わってしまった。
    涙無しでは読めなかった。自分のことより周りのことを考え、いま何をすべきなのか。香君として神々しく立ったオリエ。引き継ぐアイシャ。2人の香君に涙が溢れました。もう一度1巻から読み直したくなりました。

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    2025年02月12日
  • 香君2 西から来た少女

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    収量が多いが、それと引き換えに土を変化させ他の作物を作れなくするオアレ稲と香りで万物を理解する女の子を巡る物語。

    オアレ稲はその圧倒的な収量で帝国の統治を揺るぎないものにしているが、一度虫害が起こると深刻な飢饉を及ぼす。

    2巻では香君の秘密やオアレ稲の秘密が解き明かされ始めると共に、周辺国に蓄積した帝国への不満の爆発が迫る。ここから後半に向けて物語が一層ダイナミックに動く予感。面白すぎる。

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    2025年02月11日
  • 香君3 遥かな道

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    物語も後半…ドキドキが止まりません。
    ラストの4巻が気になります!!
    何が起きたの?!。という終わり方でした。

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    2025年02月09日
  • 守り人シリーズ電子版 7.蒼路の旅人

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    チャグムの成長と決意に涙が止まらん…。
    最初の頃は何もわからない幼子だったのに、周りの人はもちろん敵対する相手にすら魅力的と思われるような皇子になったのね…感無量。
    全然出てこないけれど、しっかりとバルサとタンダの存在を感じられる旅だったのも素晴らしい。
    それにしても帝なぁ…境遇考えると仕方ないんだろうけども。。
    血の繋がった相手と(血が繋がってるからこそ)敵対しあわなきゃいけないって悲しいね…。

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    2025年01月31日
  • 香君3 遥かな道

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    ネタバレ

    オオヨマに食われず、海辺でも栽培できる上に収量も増える救いの稲。しかし異郷との通い路が開き、救いの稲やオオヨマを食べて増えるバッタが大量発生する。帝国から下賜されるオアレ稲に頼って生活する故に、その稲が打撃を受けると餓死の危機に瀕する藩王国のあり方と、食料自給率が低く、輸入品に頼らないと人口を賄えない現代日本が重なって恐ろしくなる。

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    2025年01月26日
  • 獣の奏者 外伝 刹那

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    30代になり、再読してみた。
    上橋さんが後書きで仰っていた人生の半ばを過ぎた、時間の経過を早く感じ始めた今読み返してみて、前回読んだ時よりもくっきりと胸に染み込んでくる感覚があった。

    雌雄が交わって実を結び、次代を育む花もあれば、自身が養分をしっかりと蓄えて根を伸ばし、その根から芽を伸ばして、また美しい花を咲かせる植物もあるのだ。

    この言葉はまだ結婚せず焦ってしまっている自分に対して、そっと語りかけてくれる優しい言葉だった。

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    2025年01月26日
  • 鹿の王 水底の橋

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    ネタバレ

    要約
    天才医術士のホッサルはすでに滅んだオタワル王国の末裔で東乎瑠帝国の清心教医術を脅かす存在として敵視されオタワル医術の存続は危ういものとなっていた。宗教と結びついた清心教医術は穢れを嫌い、分をわきまえることにより天ノ苑に昇れるという信念を大切にしている為、救える命も救えないことがあったが実はオタワル医術が現れる以前は人の命を第一に考える医術であった。ホッサルは清心教祭司の安房那候の親族を診るために所領に招かれるが遂には次期皇帝争いに巻き込まれていく。次期皇帝候補の比羅宇は清心教宮廷祭司の次期トップである津雅那が推しておりもう一人の由使候はオタワル医術を擁護していた。安房那候は比羅宇候こそが

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    2025年01月14日
  • 鹿の王 水底の橋

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    ホッサル激推しの私がこれを買わないわけがないじゃないですか!バンバンバン!!!!机を叩く音。ホッサルが衝撃の行動をします。しかも女のことで!!!たかが女、じゃないんです。彼にとってはどれほど大切な人であったか!!!!ミラルはいい女ですからね。最初、差別されてた彼女が自分の実力と優しさで皆に自分を認めさせるところが、本当に良かった。彼女は自分を蔑む者にもやさしくできる稀有な人です。そりゃホッサルも惚れるよ。おーけー!我が命に変えてもぉbyぎんた、、になるよ! ホッサル好きの人には絶対読んでほしい。できればヴァンの後日談も知りたかったけど、それはあえて書かないのかな。

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    2025年01月14日
  • 獣の奏者 II王獣編

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    途中、エリンとリランの関係性に不穏な空気が流れて、ページをめくる手が重かったですが、ラストには、読者が待ち望んでたシーンが描かていてただただ感動でした。次巻も楽しみです✨️

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    2025年01月12日
  • 香君3 遥かな道

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    ついにずっとしこりのように残っていた不安が現実になることを目の当たりにする。
    利を追求し、また楽な道を選び続けていれば、いつかはツケを払わなければならなくなることを教えてくれた。
    また盛者必衰とはこのことだと思った。欲は人を盲目にする。

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    2025年01月12日
  • 獣の奏者 IV完結編

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    一生の中で、自分にできることは限られている。
    でも、多くの人の手に松明を手渡し、ひろげていくことでひか、変えられないことがある。

    上橋さんや、この本の制作に携わった方達が手渡してくれたこの松明が、自分の中の何かを変えてくれてると思う。

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    2025年01月09日
  • 獣の奏者 III探求編

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    エリンがひたすらに陰謀渦巻く政に巻き込まれる話。
    王獣と闘蛇に生き物らしく生きて欲しい、でも、やはり、それを育ててしまった自分の責任は果たさなければならない。いや、果たすしかない。そんな立場に立たされているエリンがひたすらに不憫だなぁと思った。
    本作の根幹は闘蛇の生態を探ることなのだが、それの設定がとにかく練られていることに私は驚いた。設定資料集を読みやすいように噛み砕き、それを頭にひたすらに流し込まれる快感は想像を絶する。

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    2025年01月12日
  • 狐笛のかなた

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    上橋菜穂子ファンとしては、面白くて読み応えがある作品でした。子供たちに読んでほしい物語。日本の懐かしい風景を感じとり、物語の世界を楽しむことができた。

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    2025年01月07日
  • 獣の奏者 II王獣編

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    王獣を武器に使うのは…でも、みんなを救うには…
    こんな感じで悩み続けたエリンの人生の命題に、燦然と輝くような答え…のようなものを提示しきった本作は、単純に完成度が高すぎる。満足感の奔流に流されるような、華々しい読後感はひとしお。
    ここで完結編にしても文句を言う人はほぼいないと個人的に思うような完成度なのだが、探究編、完結編とまだ二冊本は残っている。いやはや、上橋菜穂子、恐るべし……

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    2025年01月05日
  • 香君2 西から来た少女

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    ネタバレ

    良すぎる。あっっという間に読み終わってしまった。。

    香使という荘園があった時代の行政制度に似た仕組みや、天皇のように香君を立てていることなど、国の運営におけるシンボルの重要性とストーリーの大切さなど政治の観点を他作品同様に織り混ぜながら、この世界独特のしがらみの中で、大事が起きることを予想して秘密裏に動くマシュウは、江戸幕末の薩長に思えてしまった。
    このように、一見オリジナルの別世界の話だと思えるが、日本人の頭にすっと入るように日本史の要素を骨組みに入れていることがとにかく素晴らしい。

    これらが本作品の読みやすさとSFファンタジーとしての世界観の構成を手助けしているのではないだろうか。

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    2025年01月05日