上橋菜穂子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
上橋菜穂子の守り人シリーズは とても好きな話しです。
随分と久しぶりに 読みました。
若い時のバルサとジグロ
若い時の私には わからなかったジグロの愛情
無骨な武人だったジグロ 若い娘に 優しい言葉なんかかけられなかったんでしょうね。
サリの娘 エオナは ジグロの娘かもしれません。
もし そうだったら ジグロにも娘がいたんだ!
よかったなあ!
そして物語の最後には バルサにも 帰るところ
タンダの家が あります。
自分をわかってくれる人が待っていてくれる
というのは 幸せですね。
戦い 怪我 策略のシーンが続く中 穏やかな終わり方が あったかい気持ちになります。
上橋さんの書く食べ物も 美味し -
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Posted by ブクログ
ネタバレ浮もみ なんだか切なくて涙が滲むような短編
ラフラ
アズノの心より機微について、最後まで付き添われてないからこそ想像こそ余地があり、思いを馳せてしまう物語だった。
読み解けているかわからないが、きっとアズノにとってターカヌとの勝負は金銭も、人の目も絡まない純粋で大切な勝負だったのだろう、というのが私の解釈だった
合っているかはわからない。ただ、わかったつもりでこうだ、と言ってしまうのも嫌だな。また読みたい。
流れゆくもの
バルサの初めての人殺しの話。重い。
あとがきも含めてとても好きだった。ため息をつくほど胸が切なくなる短編集。 -
Posted by ブクログ
圧巻の描写力、ワクワクしてめくる手が止まらない経験は何時ぶりか。
ファンタジーに苦手意識があったが、上橋菜穂子さんの設定力、ありありとエリン達の暮らす様を読者に想像させる筆力に、その熱量に息付く間もなく読み切ってしまった。文章だけで、こんなに繊細な獣の息遣いや美しい野山や渓谷を、描ききれるものか、、、、。
10年も前にアニメ化までされた名作と聞いていたが、なるほどこれは売れるし、願わくばもっと若い時、今ほど娯楽もなく時間もたっぷりあった10代に出会いたかった作品。それでも心強く揺さぶられた。
続編があるとはいえ(まだ未読だが)、あとがきにもあった様に、潔いラストも文句のつけようがない。どう -
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Posted by ブクログ
大好きな短編集ですが、文庫版だけ1話増えていることは知らなかったです!
何度も読んだ作品ですが、なんだか最初の1話は見覚えがない気がして、手に取りました。上橋菜穂子さんの物語はいつも風景が鮮やかに思い浮かぶのですが、最初の1話だけはやはり知らない風景でした。
10年振りくらいに読み返したから忘れてたかなぁと思いながらも、続きを読み進め、惹きつけられて一気に後書きまで読み切ったとき、はじめて文庫版だけ1話追加されていたことを知りました。
幸せな驚きでした!私のようにハードカバーしか読んでいないファンもいるのではないでしょうか。文庫版も読み返してみることを強くオススメします。 -
Posted by ブクログ
「自分が知り得たことを、多くの人に伝えておきたいのです。ーみんなが自分で判断できるように。自分の行動が何に繋がり、どんな結果をもたらすのか、想像できるように」
「知識さえあれば、辺境の農夫たちだって、自分たちの未来を、自分たちで救えたかもしれない。」
アイシャのこの言葉が現世でもとても大事だと感じた。自分たちの行く末を誰かに任せきりにせず、自分自身も得た知識を元に、時には周囲と相談しながら判断できる力を養うことが必要だな〜と。
久しぶりの上橋先生の作品は相も変わらず壮大な世界観、聡明かつ行動的な登場人物たち、対峙する強大な自然と盛り沢山でとても楽しめた!また時間を置いて読み返したいな。 -
Posted by ブクログ
まず感じたのは「香りって、こんなにも多くのことを伝えるのか」という驚きです。目に見えないけれど確かに存在する情報が、香りというかたちで伝わってくる世界。その繊細さと豊かさに圧倒されました。
物語が進むにつれて、香りによって読み取れる情報が、単なる気配や感情だけではなく、植生の変化や土地そのものの異変をも示していることが明らかになっていきます。そしてその変化がじわじわと、人知れず恐怖を連れてくる展開が凄いです。
一見すると小さな判断ミス、一つの思い込みや傲慢さが、やがて大きな破滅へとつながっていく。誰もが最初は「善意」で動いていたかもしれない。でも、知識への飢えや支配欲、目先の利益を優先する -
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Posted by ブクログ
「人にとっての利益だけを見てしまえば、万象が歪み、めぐりめぐって、人にもまた害が生じてしまう、そういう世界です」
「私に出来るのは、掛値なしの、ありのままの私で、人々と向き合うことだけです」
ファンタジーとは思えない現実味で迫ってくる物語が、本当に本当に最高。上橋菜穂子作品が改めて大好きだと自覚。
上橋菜穂子作品を夢中で読み進められる感性を持ち続けられていることがとても嬉しい。感謝感謝。
気候学者、自然地理学者など、専門家の意見も聞きながら執筆されたというのも納得。
近い将来、こういう食糧危機が起きるのではないかと不安にもなるけれど、あらゆる立場の人が協力できれば、経験や知恵を出し合って