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真那の姪を診るために恋人のミラルと清心教医術の発 祥の地・安房那領を訪れた天才医術師・ホッサル。しかし思いがけぬ成り行きから、東乎瑠帝国の次期皇帝を巡る争いに巻き込まれてしまい……!?
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Posted by ブクログ
名作『鹿の王』の後日譚。 ただし、ヴァンとユナはいっさい登場しない。『鹿の王』のもう一人の主人公のような立ち位置のホッサルの物語であり、わたしにとっては気になる存在だったミラルの物語だ。 とにかくミラルがかっこいい。今回は、少し情けないホッサルとの対比も鮮やかで、ミラルの魅力が全面に出ている。むしろ...続きを読む、本作の主役はミラルと言ってもいいかもそれない。 副題の「水底の橋」も秀逸。『鹿の王』は、そのいわれを作品中で語られ、作品の内容をストレートに表現していたけど、これと比べると「水底の橋」は少しわかりづらいかも? 水底の橋とは、今でも高知辺りでよく見かける沈下橋のこと。大水に流されない頑丈な橋……ではなく、言ってみれば大水を「やり過ごす」ことで被害を最小限にとどめようという知恵から生まれた橋だ。作品自体は災害の話ではない。それでも、この副題の意味するところを考えると、作者の考えの深さに思わずうなる。 ヴァンとユナの後日譚も知りたい! けれど、この作品を読むことができて良かった。
「鹿の王」のスピンオフで、主人公はオタワル医術師のホッサルと彼の恋人で助手でもあるミラウ。 医術の2つの流派をめぐる政争や、治療の是非、生きるとは何かということが書かれていて、いつもながらいろいろ考えさせられながら読みました。 この作品は上橋氏には珍しく恋愛部分の比重が大きくて、こんなのも書くんだ...続きを読むと驚かされました。最後は氏の粋な計らいがあって思わずニンマリ。 私は上橋氏の自然描写が好きで、特に好きな一節がこちら。 「屋敷の中は静かで、ただ屋根を打つ小雨の音だけが聞こえている。」 これを読んだとき、屋根を打つ雨音だけでなく、雨と草の匂い、部屋の暗さなどが急に私の周りを取り囲み、一瞬にして別世界に連れて行かれました。 やっぱり上橋氏の作品はいいですね。
終わり方もとても良かった 上質な物語の旅をさせてもらえてとても有意義な時間だった 時間が経った時、もう一度読み直したいと思うような本 受け取り方が変わるのではないかなと思う 良い本に出会えて良かった
鹿の王を読み終わってから数年経ってしまい、話についていけるのか不安だったけど問題なかったです。 立場や考え方によって正しさとはいくつもあり、それを貫くための策略が張り巡らされていて読みがいがありました。 本の初めにある人物一覧のおかげで途中で誰だっけ?って思ってもつまずかずに読めました。 私も...続きを読む現代の医療に支えられながら生きていますが、この治療にもとてもたくさんの人の思い、努力があったのだろうと非常に頭の下がる思いです。頑張って日々生きなきゃなと思いました。
上橋菜穂子さんの本が大好きです。ファンタジーだけど、設定が細かくほんとうに面白い。 のめり込んでしまう。
鹿の王にハマりすぎてスピンオフ?の水底の橋まで一気読み。1-4巻のサブ主人公であるオタワル医療の医術師 ホッサルが主人公の医療&政治ファンタジー。オタワル医療という現代の西洋医学に近い医療と、清心教という宗教的な死生観に基づいた医術の二つが対立するという面白すぎる世界観は前作までと同じだが、...続きを読むそのテーマにフィーチャーされた作品になっているのでより面白い。 上橋先生が家族の介護を終えて書かれた作品ということで、命や医療とどう向き合うかという葛藤がファンタジーを通して色濃く描かれていると感じた。
本編から引き続いて細部まで作り込まれた世界観と、政治や医学に絡めたダイナミックなストーリーに思わず引き込まれ、一気に読み切ってしまいました。
ホッサル激推しの私がこれを買わないわけがないじゃないですか!バンバンバン!!!!机を叩く音。ホッサルが衝撃の行動をします。しかも女のことで!!!たかが女、じゃないんです。彼にとってはどれほど大切な人であったか!!!!ミラルはいい女ですからね。最初、差別されてた彼女が自分の実力と優しさで皆に自分を認め...続きを読むさせるところが、本当に良かった。彼女は自分を蔑む者にもやさしくできる稀有な人です。そりゃホッサルも惚れるよ。おーけー!我が命に変えてもぉbyぎんた、、になるよ! ホッサル好きの人には絶対読んでほしい。できればヴァンの後日談も知りたかったけど、それはあえて書かないのかな。
番外編 登場人物見ると次期宮廷祭司医長とか次期皇帝候補とか色々とめんどくさそう!と思ったけどきれいにまとまる 読後の満足感がすごい ヴァンとサエ、ユナは出てこない でも鹿の王で出てきた医術の話面白かったーという方にはおすすめできます 鹿の王を読んでいないと、この独特な世界の言葉が入ってこないと...続きを読む思うので単独で読むにはむかない ↓ネタバレあり ↓ 水底の橋 タイトルが良すぎる!オタワル医術と清心教医術 ホッサルとミラル 水の底でしっかりと繋がっている涙涙 偶然もあったけどこの結末を狙った安房那候の策がすごい まさかミラルがまとめるとは! ホッサルとミラルを見るマコウカンの微笑がいい
ああさすがでした。およよあららの大展開、素晴らしい。 また忘れられない言葉にたくさん出会いました。 「神は、この世を、いま在る形に創られた。人は人、犬は犬、虫は虫として。異なる姿、異なる生き方を与えられたのは、そうすべき意味があったからでござりましょう。」 「私たちは、人というのは不平等なものだと...続きを読む思っている。その不平等の大方は、その人自身の心根とは何の関わりもない、ただ、そのように生まれた、というだけのものよ。」
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鹿の王 水底の橋
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上橋菜穂子
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