鹿の王 水底の橋

鹿の王 水底の橋

880円 (税込)

4pt

真那の姪を診るために恋人のミラルと清心教医術の発 祥の地・安房那領を訪れた天才医術師・ホッサル。しかし思いがけぬ成り行きから、東乎瑠帝国の次期皇帝を巡る争いに巻き込まれてしまい……!?

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鹿の王 水底の橋 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2024年03月03日

    「私たちの武器は知識と想像力と忍耐力、そして他者を助けたいと思う気持ちです」あとがきより

    どの登場人物も素敵だった。

    私が中学生の頃にこの物語に出会っていたら医療従事者を目指していたと思う笑
    ミラルもホッサルも安房那候も本当にかっこいい…

    最後はとても心地よく、本当にシュダの花の香りがしてくる...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年09月17日

    タイトルにもあるとおり「鹿の王」の続編かと思ったけど、前作の主人公であるヴァンやユナは一切登場せず、ほぼ前作とは繋がりのないストーリでした。とはいえ前作とつながりがるかどうかなんてどうでも良く、めちゃめちゃ面白いストーリーでした。今作でも医療に関する壮大なストーリーが描かれており、現実でも未だ収束の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年03月05日

    鹿の王1〜4を読み終わってから読んだ方が絶対に良い。東洋医学と西洋医学が上手く混ざっていて、どちらが優れている劣っているとかではなく、両者の良いところをちゃんと表現している。そこに政権争いの話が絡み、人間の欲望も表現していて濃密でした。

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    Posted by ブクログ 2022年12月21日

    後半のまとめが少し駆け足な感じもしたが、本編に引き続き読み応えがあった。

    オタワル医学と清心教医術を二項対立的、盲目的に捉えていたホッサルが、様々な経験やミラルの影響で少しずつ考えを変えていく姿が心に残った。対立するより、認め合う・助け合うことで自らも成長できる。

    ミラルの芯の強さやしなやかさに...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年11月12日

    読んでいる途中はホッサルに感情移入しながら読んでいたけれど、読み終わった時、私の中で印象に残ったのは、ミラルの生き生きとした後ろ姿だった。

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    Posted by ブクログ 2022年07月06日

    良い物語でした。様々なキャラクターの思想や葛藤が見事に描かれており、素晴らしい作品です。
    「鹿の王」の後を悩みながらも生きる人々が確かにいました。

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    Posted by ブクログ 2022年05月24日

    鹿の王の続刊だが、今度はホッサルとミラルの話。前作で気になっていた二人のその後を読めるのは嬉しい。背景を別にする二つの医学の流派、西洋医学と漢方医学のようなものと考えていたら、もっと複雑で、漢方医学に古流があり、そこに、次期皇帝をめぐっての諸侯の争いなどの思惑もからんでくる。魅力的なキャラクターもた...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年04月19日

    ミラルの、人と向き合う真摯な姿勢がとても好きだ。
    私のいる業界でも学派間の対立があり、若者はホッサルのように悩む。違うものが争うのではなく、それぞれの視点を補完し合いながら高め合っていく、そういうことが当たり前の世の中になってほしい、と切に思う。

    私にとってのこの本のクライマックスは、「文庫版あと...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年04月17日

    いまさら鹿の王を呼んだので、続編もそのまま読むことができました。
    感染症との戦いの後の世界。ホッサルたちのオタワル医術と清心医術の話。
    ヴァン達のその後も気になっているけど、オタワル医術の存続をかけてなにやらきな臭い感じだったので、こっちも嬉しい。

    このふたつの医術が寄り添うシーンが好きだったので...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月26日

    『鹿の王』本編では大活躍はするものの、どことなくいけ好かない印象だったホッサルが主人公という、続編というか外伝的な作品。
    それにしても感動した。ファンタジーやミステリーとしてはもちろん、ポリティカルな要素もあって読み応えがあった。歴史的な潮流と思われていたものが、意外にも近年勃興してきたものだったり...続きを読む

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