上橋菜穂子のレビュー一覧

  • 獣の奏者 IV完結編

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    ネタバレ

    人と王獣。本来結ばれないはずだった絆をエリンが結んでしまったことでこんな哀しい展開を迎えるなんて…
    獣のことを、リランのことを、知りたくて知りたくて走り続けて、いつか野に解き放ってあげたくて試行錯誤してきたはずなのに、その結果戦の武器にせざるを得なくなるなんて、本当に人間はなんて醜く愚かで哀れなんだろうかと心底思う…
    でもエリンが言っていたように「人は殺し合いをすることで均衡を保とうとする獣」であるなら、それが人を人たらしめる所以なんだろうなとも思う。
    戦争は良くないと言いつつも、時が経てばまた争いの火種が生まれて同じことを繰り返す。
    自分たち人間が醜く愚かな生き物だってわかってるから、そうじ

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    2025年09月18日
  • 守り人シリーズ電子版 2.闇の守り人

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    めっちゃおもしろかった。
    サラサラサラ〜っと読めた。
    気づいたらもう残りわずかで。
    『精霊の守り人』もおもしろかったけど、その数倍おもしろかった。
    死んだジグロ(ヒョウル)と冒頭から槍で舞うシーンが好き。
    ヒョウルの正体はその冒頭から分かってはいたけど、『山の王』や『最後の扉』が気になり過ぎて最後まで飽きなかった!
    ヒョウルの存在意義がすごいよくできてる。
    国を守るため、また世代交代というか、きちんと弔われることもいい。
    『オコジョを駆る狩人』、や『牧童』という不思議な存在にもわくわくしたし、洞窟の中の深い川や儀式などの神秘的なところも印象的。

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    2025年09月14日
  • 香君3 遥かな道

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    おもしろすぎて本を閉じられなかった。丸一日、夢中で読んでしまった。蔓延していく災厄を絶望とともにアイシャと追いながら、どうにかして食い止められないか必死に考える巻。植物と虫は密接に関わり合っているのだと、深く感じられた展開だった。虫害ノ省の人たちが大好き。好きを極めた学者さんが、社会のために知識を使ってくれる展開、胸が熱くなる。

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    2025年09月13日
  • 風と行く者

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    上橋菜穂子の守り人シリーズは とても好きな話しです。
    随分と久しぶりに 読みました。
    若い時のバルサとジグロ
    若い時の私には わからなかったジグロの愛情
    無骨な武人だったジグロ 若い娘に 優しい言葉なんかかけられなかったんでしょうね。
    サリの娘 エオナは ジグロの娘かもしれません。
    もし そうだったら ジグロにも娘がいたんだ!
    よかったなあ!
    そして物語の最後には バルサにも 帰るところ
    タンダの家が あります。
    自分をわかってくれる人が待っていてくれる
    というのは 幸せですね。
    戦い 怪我 策略のシーンが続く中 穏やかな終わり方が あったかい気持ちになります。
    上橋さんの書く食べ物も 美味し

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    2025年09月02日
  • 獣の奏者 III探求編

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    国のために、自分たちの穏やかな暮らしのために、そして獣のためにどうするべきか。
    いよいよ話がどんどん大きくなっていく。
    これがどう終着するのか次巻も楽しみ。

    (リランの出番がほとんどなくて寂しい…)

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    2025年08月30日
  • 獣の奏者 外伝 刹那

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    命が息づいている文章。妊娠中に読んだこともあり、生きる喜びに溢れた物語に触れることができて元気付けられた。

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    2025年08月28日
  • 香君1 西から来た少女

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    読みやすい。馴染みのない名前を覚えるのがちょっと大変だけど、主要人物一覧も概略地図もある親切設計なので問題ない。次巻も楽しみ。

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    2025年08月25日
  • 鹿の王 3

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    やっと全員集合
    性根の悪い人だけが死ぬ病気があればどんなにいいか
    運命の不平等さを知って、虚無になるヴァンの気持ちに共感。

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    2025年08月22日
  • 獣の奏者 I闘蛇編

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    ネタバレ

    アニメにもなった超有名ファンタジーを今更手に取る笑
    魔法だのドラゴンだのが出るキラキラド派手なファンタジーもいいけどこういう落ち着いた自然豊かな世界観のファンタジーの方が好き。
    エリンの母ソヨンが処刑されてしまうということ以外知らないからこれから始まる冒険が楽しみで読みながら心踊る✨
    1巻ではいよいよ学校に入ったけど、ジョウンとの別れが寂しいなぁ……もう少しジョウンと蜂飼いしながら自然について学んでいき、絆を深めていくシーンが欲しかったし何ならずっと一緒にいて欲しかったけどそれじゃお話にならないもんね…仕方ない(;_;)

    続きが楽しみ!

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    2025年08月21日
  • 守り人シリーズ電子版 炎路を行く者

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    ヒョウゴの物語。胸がいっぱいに切なくなるいい話だった。

    正直、あとがきで15のバルサがヒョウゴを救った…ということは読み解けなかった。

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    2025年08月18日
  • 守り人シリーズ電子版 11.守り人短編集 流れ行く者

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    ネタバレ

    浮もみ なんだか切なくて涙が滲むような短編

    ラフラ 
    アズノの心より機微について、最後まで付き添われてないからこそ想像こそ余地があり、思いを馳せてしまう物語だった。
    読み解けているかわからないが、きっとアズノにとってターカヌとの勝負は金銭も、人の目も絡まない純粋で大切な勝負だったのだろう、というのが私の解釈だった
    合っているかはわからない。ただ、わかったつもりでこうだ、と言ってしまうのも嫌だな。また読みたい。

    流れゆくもの
    バルサの初めての人殺しの話。重い。

    あとがきも含めてとても好きだった。ため息をつくほど胸が切なくなる短編集。

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    2025年08月16日
  • 獣の奏者 II王獣編

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    圧巻の描写力、ワクワクしてめくる手が止まらない経験は何時ぶりか。
    ファンタジーに苦手意識があったが、上橋菜穂子さんの設定力、ありありとエリン達の暮らす様を読者に想像させる筆力に、その熱量に息付く間もなく読み切ってしまった。文章だけで、こんなに繊細な獣の息遣いや美しい野山や渓谷を、描ききれるものか、、、、。

    10年も前にアニメ化までされた名作と聞いていたが、なるほどこれは売れるし、願わくばもっと若い時、今ほど娯楽もなく時間もたっぷりあった10代に出会いたかった作品。それでも心強く揺さぶられた。

    続編があるとはいえ(まだ未読だが)、あとがきにもあった様に、潔いラストも文句のつけようがない。どう

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    2025年08月10日
  • 鹿の王 3

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    争いと病ともに危機が拡大し、緊迫する中で2組の主人公格が合流し、結末に向けた動きが加速してきた。楽しみしかないですね。

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    2025年08月10日
  • 香君1 西から来た少女

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    続きがすごい気になる
    マシュウとオリエはどうなるんだろう
    上橋菜穂子先生の少し出てくる恋愛要素が好きだなっていつも思う

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    2025年08月09日
  • 獣の奏者 IV完結編

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    個人的には闘蛇と王獣の交わりに関するストーリー展開が急すぎる感が否めなかったが、それも意図的な仕組まれた効果を出しているのかもしれません。

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    2025年08月06日
  • 鹿の王 1

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    シリーズもの読破第1弾。なんと言っても世界観がすごい。飛鹿、見てみたいなぁ。国の名前、関係性、人の名前などを書いて整理しながら読まないとよくわからなくなる。でも素晴らしい。

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    2025年08月05日
  • 鹿の王 2

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    段々と不穏な空気が多いはじめ、作中の人物が歩むであろう苦難の道を想像せざるをえなくなってきた2巻目。
    免役の話、移民の話、現代にあっても重要なテーマが本編にも散りばめられてあり、楽しみつつも、いろいろと考えさせられるのは著者の作品に共通した魅力ですね。

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    2025年08月02日
  • 守り人シリーズ電子版 10.天と地の守り人 第三部

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    読み終わってしまった…!!!!
    学生の頃何度も何度も読み返した作品に、30歳になってまた出会い直して完結していることを知ってまた1から読んだ
    本当に本当に素晴らしい作品

    まだまだ読みたい気持ちでいっぱい…

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    2025年08月01日
  • 守り人シリーズ電子版 8.天と地の守り人 第一部

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    三部作のスタートを切る作品
    スルッと読めた
    できたらみんなあとがきまで読んでほしい、そしてみんなもこれから始まるたびに心を躍らせてほしい

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    2025年08月01日
  • 鹿の王 2

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    1の続き、黒狼病の発症患者が出てからの話。
    読めば読むほど、深く飲み込まれるのが世界線です。特に、今回も病気などに関する専門的な知識を登場人物に代弁させることによって医療知識に疎い10代の私でものめり込むことができました。また、それ以外にも冬の厳しい寒さを表現する情景描写など本当に美しい……世界感の表現に真に優れている作品は脳内にクリアに映像が入ってくるようで、素晴らしい読後感を味わえました。

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    2025年07月30日