上橋菜穂子のレビュー一覧

  • 守り人シリーズ電子版 11.守り人短編集 流れ行く者

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    ネタバレ

    浮もみ なんだか切なくて涙が滲むような短編

    ラフラ 
    アズノの心より機微について、最後まで付き添われてないからこそ想像こそ余地があり、思いを馳せてしまう物語だった。
    読み解けているかわからないが、きっとアズノにとってターカヌとの勝負は金銭も、人の目も絡まない純粋で大切な勝負だったのだろう、というのが私の解釈だった
    合っているかはわからない。ただ、わかったつもりでこうだ、と言ってしまうのも嫌だな。また読みたい。

    流れゆくもの
    バルサの初めての人殺しの話。重い。

    あとがきも含めてとても好きだった。ため息をつくほど胸が切なくなる短編集。

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    2025年08月16日
  • 獣の奏者 II王獣編

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    圧巻の描写力、ワクワクしてめくる手が止まらない経験は何時ぶりか。
    ファンタジーに苦手意識があったが、上橋菜穂子さんの設定力、ありありとエリン達の暮らす様を読者に想像させる筆力に、その熱量に息付く間もなく読み切ってしまった。文章だけで、こんなに繊細な獣の息遣いや美しい野山や渓谷を、描ききれるものか、、、、。

    10年も前にアニメ化までされた名作と聞いていたが、なるほどこれは売れるし、願わくばもっと若い時、今ほど娯楽もなく時間もたっぷりあった10代に出会いたかった作品。それでも心強く揺さぶられた。

    続編があるとはいえ(まだ未読だが)、あとがきにもあった様に、潔いラストも文句のつけようがない。どう

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    2025年08月10日
  • 鹿の王 3

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    争いと病ともに危機が拡大し、緊迫する中で2組の主人公格が合流し、結末に向けた動きが加速してきた。楽しみしかないですね。

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    2025年08月10日
  • 香君1 西から来た少女

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    続きがすごい気になる
    マシュウとオリエはどうなるんだろう
    上橋菜穂子先生の少し出てくる恋愛要素が好きだなっていつも思う

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    2025年08月09日
  • 獣の奏者 IV完結編

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    個人的には闘蛇と王獣の交わりに関するストーリー展開が急すぎる感が否めなかったが、それも意図的な仕組まれた効果を出しているのかもしれません。

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    2025年08月06日
  • 鹿の王 1

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    シリーズもの読破第1弾。なんと言っても世界観がすごい。飛鹿、見てみたいなぁ。国の名前、関係性、人の名前などを書いて整理しながら読まないとよくわからなくなる。でも素晴らしい。

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    2025年08月05日
  • 鹿の王 2

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    段々と不穏な空気が多いはじめ、作中の人物が歩むであろう苦難の道を想像せざるをえなくなってきた2巻目。
    免役の話、移民の話、現代にあっても重要なテーマが本編にも散りばめられてあり、楽しみつつも、いろいろと考えさせられるのは著者の作品に共通した魅力ですね。

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    2025年08月02日
  • 守り人シリーズ電子版 10.天と地の守り人 第三部

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    読み終わってしまった…!!!!
    学生の頃何度も何度も読み返した作品に、30歳になってまた出会い直して完結していることを知ってまた1から読んだ
    本当に本当に素晴らしい作品

    まだまだ読みたい気持ちでいっぱい…

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    2025年08月01日
  • 守り人シリーズ電子版 8.天と地の守り人 第一部

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    三部作のスタートを切る作品
    スルッと読めた
    できたらみんなあとがきまで読んでほしい、そしてみんなもこれから始まるたびに心を躍らせてほしい

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    2025年08月01日
  • 鹿の王 2

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    1の続き、黒狼病の発症患者が出てからの話。
    読めば読むほど、深く飲み込まれるのが世界線です。特に、今回も病気などに関する専門的な知識を登場人物に代弁させることによって医療知識に疎い10代の私でものめり込むことができました。また、それ以外にも冬の厳しい寒さを表現する情景描写など本当に美しい……世界感の表現に真に優れている作品は脳内にクリアに映像が入ってくるようで、素晴らしい読後感を味わえました。

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    2025年07月30日
  • 鹿の王 1

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    上橋菜穂子さんの作品はどれも甲乙つけがたく面白い。なかでも生活感を感じさせる世界観の構築と描写がとても好き。食事シーンが多く、どんなメニューが食卓に並んでいるのか想像するだけでワクワクする。
    物語はまだまだ序盤。不穏な終わり方で次巻に引き継がれ、気になって仕方がない。

    0
    2025年07月30日
  • 獣の奏者 外伝 刹那

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    大好きな短編集ですが、文庫版だけ1話増えていることは知らなかったです!

    何度も読んだ作品ですが、なんだか最初の1話は見覚えがない気がして、手に取りました。上橋菜穂子さんの物語はいつも風景が鮮やかに思い浮かぶのですが、最初の1話だけはやはり知らない風景でした。

    10年振りくらいに読み返したから忘れてたかなぁと思いながらも、続きを読み進め、惹きつけられて一気に後書きまで読み切ったとき、はじめて文庫版だけ1話追加されていたことを知りました。

    幸せな驚きでした!私のようにハードカバーしか読んでいないファンもいるのではないでしょうか。文庫版も読み返してみることを強くオススメします。

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    2025年07月27日
  • 香君4 遥かな道

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    「自分が知り得たことを、多くの人に伝えておきたいのです。ーみんなが自分で判断できるように。自分の行動が何に繋がり、どんな結果をもたらすのか、想像できるように」
    「知識さえあれば、辺境の農夫たちだって、自分たちの未来を、自分たちで救えたかもしれない。」

    アイシャのこの言葉が現世でもとても大事だと感じた。自分たちの行く末を誰かに任せきりにせず、自分自身も得た知識を元に、時には周囲と相談しながら判断できる力を養うことが必要だな〜と。

    久しぶりの上橋先生の作品は相も変わらず壮大な世界観、聡明かつ行動的な登場人物たち、対峙する強大な自然と盛り沢山でとても楽しめた!また時間を置いて読み返したいな。

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    2025年07月27日
  • 香君3 遥かな道

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    まず感じたのは「香りって、こんなにも多くのことを伝えるのか」という驚きです。目に見えないけれど確かに存在する情報が、香りというかたちで伝わってくる世界。その繊細さと豊かさに圧倒されました。

    物語が進むにつれて、香りによって読み取れる情報が、単なる気配や感情だけではなく、植生の変化や土地そのものの異変をも示していることが明らかになっていきます。そしてその変化がじわじわと、人知れず恐怖を連れてくる展開が凄いです。

    一見すると小さな判断ミス、一つの思い込みや傲慢さが、やがて大きな破滅へとつながっていく。誰もが最初は「善意」で動いていたかもしれない。でも、知識への飢えや支配欲、目先の利益を優先する

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    2025年07月23日
  • 守り人シリーズ電子版 7.蒼路の旅人

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    ネタバレ

    お、面白い…!これまでなんとなく異国の少し古い時代を感じながら読んでいたけどここに来て私たちの世界と同じ歴史を感じた
    大きくて技術も優れていて、さらに国を大きくしようとする国が出てきて、
    チャグムと同じように鎖国を解かれた日本が感じたような衝撃があった(なんとなく国と国の技術力とか大きさは大体同じくらいかなと思ってたから)

    これから本当にどうなるんだろう
    続きを早く読みたい

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    2025年07月20日
  • 香君1 西から来た少女

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    こんなに説得力のあるファンタジーは初めて読みました!
    設定にも登場人物の行動にも、世界観にも筋が通っていて、納得できます。ファンタジーなのにとても科学的で、歴史的で、実在する世界と思ってしまうくらい。矛盾点が見当たらず、気持ち良いくらい心にストンとはまりました。
    続きが楽しみです!!

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    2025年07月10日
  • 鹿の王 4

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    トマたちは家族だ。
    だからこそ、ユナの「あ、にぃちゃ!にぃちゃだ」のところは泣ける。
    そして最後も家族としての信頼関係があるから悲壮感が無い。

    ああ、ユナたちの続きが読みたい。
    でも現時点で無いんだよなぁ。

    ミラルたちの話はあるみたいだから、そっちを読もうと思う。

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    2025年07月09日
  • 香君1 西から来た少女

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    上橋菜穂子の香君を読みました。

    ヒロインのアイシャは嗅覚により植物の声が聞けたり周りの状況を把握したりする能力を持っています。
    アイシャの住んでいるウマール帝国と周辺の同盟国はオアレ稲という穀物によって繁栄しています。

    オアレ稲は遠い昔に香君がこの国にもたらしたのですが、香君の栽培の指示書ではなぜかオアレ稲を弱めるような肥料の与え方が指示されていました。
    オアレ稲の収量を増やすために肥料の与え方を変えたことにより、このオアレ稲を食い尽くしてしまう害虫が発生してしまいます。
    アイシャたちは穀物の全滅そして飢餓を防ぐためにその対策を模索していきます。

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    2025年07月07日
  • 鹿の王 4

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    人体というミクロコスモスと宇宙というマクロコスモス。体の中にいる細菌達のことを見ることは出来ないけれど、自分の身体を一つの国や世界、はては宇宙だと感じることは日々の瞑想中にぼんやりと感じていました。
    鹿の王はそんな自分の感覚を分かりやすく言語化してくれた、きっとこの後の人生でも何度も思い返す物語だと思います。非常に面白かったです。

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    2025年07月01日
  • 鹿の王 3

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    はやくユナの「おちゃん」が聞きたかった。

    この巻はサエやミラルなど、女性たちもチョコチョコ出てきて
    ヴァンとユナが会えない間の不安やソワソワ感を和らげてくれた。

    とはいえ、落ち着かない内容が続くので
    良い展開を求めて、ページを早く進めたくなる巻だった。

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    2025年06月30日