上橋菜穂子のレビュー一覧

  • 獣の奏者 IV完結編

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    ネタバレ

    エリンの人生過酷すぎる…
    家族の時間を過ごしている時はどうか幸せになって…と思っていたので、最後の結末が本当に悲しかった。
    闘蛇と王獣を戦わせたらどうなるんだろうと思っていたけど、想像を超えた大惨事で、もう少しエリン達が早く真実を知っていれば…と本当にどうしようもない気持ちになった。でも王獣が人間に縛られず野に放たれるようになったのは良かったのかな。
    全体的に苦しかったけど、心に残る良い話だった。

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    2026年07月03日
  • 香君3 遥かな道

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    ネタバレ

    オゴダ藩の海上の島へ攫われたアイシャとオラムはあり得ない光景を目にする
    その間も、はるか昔に絶えたはずのオオヨマは数を増やしオアレ稲を食い尽くす勢いで、オゴダの藩王母と帝国はオラムの提案に乗り危機を乗り越えたかに見えたが、アイシャの耳にはずっとオアレ稲の呼び声が聴こえていた
    呼び声に惹かれてやってきた、新たな脅威の出現に脅かされる3巻です

    初代の香君たちがオアレ稲を手にした時も、餓死者を減らしたい 民を救いたいという気持ちだったでしょうに、オアレ稲は人には扱いきれない正に「喜びと悲嘆の稲」らしい展開になりました
    必死に足掻くアイシャを始めとした香使たちと、この世界の理を超えたオアレ稲がどう決着するのか、足下から世界が崩れ落ちるような緊迫感の中で、4巻が楽しみです

    255ページ

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    2026年07月03日
  • 香君2 西から来た少女

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    ネタバレ

    山荘でタクおじさん達との暮らしに馴染んだアイシャは、オリエとマシュウから過去に起こった事の真実を探している事、2人やその考えを共にする人達が取り組んできた事を知らされ、協力を請われる
    三年後、恐れていた事態が発生し、アイシャ達は密かに行動を起こしていたが、危険に晒されてしまう2巻です

    オリエとマシュウの長い話から明かされたオアレ稲の秘密と、神話にも似た初代の始祖と香君の行動を解き明かそうとした人の存在
    「香君」達の使命の重さと切なさ
    帝国の為政者達の面子と、庶民が被る命の被害、オゴダ藩の怪しい動き
    神隠しのような伝承と現実世界が重なって、益々面白くなってきました

    210ページ

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    2026年07月03日
  • 香君1 西から来た少女

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    ネタバレ

    祖父が元藩王だったアイシャは幼い弟と逃げていたが、現藩王に囚われ殺される事を悟る
    アイシャには不思議な力があった事で秘密裡に命を救われて、帝国で活神と言われる「香君」の元へ送られたが、その力ゆえに更に別の地へ送られオリエと知り合う
    一方で初代香君が伝えたという特別なオアレ稲には共に伝わる規定集があるが時代の移り変わりと共に改変され…という始まりを告げる1巻です

    弟を支えて逃げる冒頭からすでに緊迫感が漂っていて、すぐに引き込まれてしまいました
    民達の怨みを買った元藩王の祖父に対して初めは良いイメージが無いのに、祖父の真意が分かったらゾワリとする危うさに気がつく怖さ
    アイシャが巻き込まれるであろう、この先の苦難の予兆、帝国の為政者達が隠してきた歴史とオアレ稲の真実、完結まで一気読みしたくて待った甲斐がありそうです

    246ページ

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    2026年07月03日
  • 香君4 遥かな道

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    アイシャほど強くはないけど、雨が降りそうな匂いとか土、草、花の匂いは分かる。私にとっては落ち着く心地よい匂い。だいぶ前に読んだからうろ覚えだけれどとても良い物語でした。

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    2026年06月28日
  • 獣の奏者 I闘蛇編

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    海外文学のファンタジーになれていると、日本人作家のファンタジーの読みやすいこと読みやすいこと。
    世界観も好きだし、これを機にシリーズ読み進めたい。

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    2026年06月27日
  • 獣の奏者 IV完結編

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    終わっちゃった。
    本当に一気読みした。
    色んな人に貸したいシリーズ。
    本棚に置いておきたくて読み終わった後購入しちゃった。

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    2026年06月24日
  • 香君4 遥かな道

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    自分の道を切り開くための、難しさと勇気と覚悟。1人の少女を中心にそんなものを感じる物語だった。

    自分の状況は自分で変えることができ、作ることができる。ただ、その事実に気づくのは難しいことでもあり、実行するには勇気と覚悟が必要になる。
    でも、それを達成した先のはありたい姿がある。
    ありたい姿になってもなお、不安や恐れはうまれる。それを理解し、事実に対しての味方を変えて自分の中に落とし込むことが生きる上では必要なのかもしれない。

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    2026年06月21日
  • 香君1 西から来た少女

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    新幹線に乗っている間に何か読めるものをと探していてこの本を手に取ったら…当ったり〜!上橋さんのファンタジーは広がりと厚み深み、動きを感じる。
    特別な稲、香りの声、政治的操作…。香君としてのオリエやマシュー、これからのアイシャはどうなっていくのか。この世界観にどっぷり浸かっていこう。

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    2026年06月21日
  • 獣の奏者 II王獣編

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     2作目となりますが、1つの壮大なストーリーが終わった感じです。翻弄されるエリンの人生が本当にリアル。ファンタジーはあまり得意ではないのですが、これは本当に面白く読めます。

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    2026年06月19日
  • 獣の奏者 III探求編

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    ネタバレ

    読み始めたときにエリンが結婚して子供もいるという描写にイアルの存在を感じられなくてちょっとショックだったの。
    個人的にイアルが大好きで、エリンとイアルがくっつけばいいなぁ。と思っていたのに、エリンの相手について序盤は明かされてないですよね??
    わたしの読み落としかなぁ…。
    エリンの相手がイアルじゃないと勝手に思い込んでただけ?
    でも、何故かエリンの相手はイアルじゃない。って思いながら読み進めていたら
    イアルじゃーーーーん!!!!!
    となりました後半です(笑)
    スタンディングオベーションです。
    え、マジ?ほんと?ありがとう…と天を仰ぎたかった(不審者になるのでやめたけど。)

    闘蛇や王獣に関する謎が明らかになることと
    新たな問題、課題が浮上していくことと
    話の展開がすさまじいのに
    着いていけないとか、置いてけぼりみたいなのがなくて
    ずっとドキドキ、ワクワク!
    続きをありがとうございます。

    外伝あるけど、本編は次で最後かぁ…。
    読みたいけど、読んだら終わっちゃうのよね。
    と思うと、読み始めるのを躊躇してしまう(笑)
    でも読みたいので近々読み始めます(笑)

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    2026年06月16日
  • 獣の奏者 I闘蛇編

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     職場の同期に勧められた1冊。これまでファンタジーはあまり読むことがなかったんだけど、読んでみたらものすごく面白かった。感動するし、読みやすいし、続きが気になる良い1冊。人のお勧めを読むって、自分の知らない世界が開けるところがいい。

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    2026年06月15日
  • 獣の奏者 I闘蛇編

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    ネタバレ

    小学生の時、青い鳥文庫で読んで、今回再読。
     第一声は「懐かしい」
     でも、小学生に読んだ印象と今読んだ印象が
     全く違って、「これだから再読は辞められな
     い」と再確認。世界観が本当に大好きで、た
     だファンタジーではなく、厳しいところもあ
     るのがこの作品の魅力だと思っています。
     早く「2」を読も (⁠*⁠˘⁠︶⁠˘⁠*⁠)⁠.⁠。⁠*⁠

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    2026年06月12日
  • 狐笛のかなた

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    この平均以下の語彙力で表現したくないからあえて

    めっちゃ好き、とっても素敵な物語
    そろそろ再読してもいい頃

    くらいにしておく

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    2026年06月08日
  • 鹿の王 水底の橋

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    【あらすじ】
    名著『鹿の王』に続くシリーズ第二作。黒狼熱(ミッツァル)に端を発する動乱が終息した後、オタワル深学院の天才・ホッサルは、清心教祭事医・真那(まな)の誘いを受け、清心教医術発祥の地である安房那(あわな)に赴く。領主の娘が患う奇病の治療法を求め、花部山地へと足を踏み入れたホッサルは、清心教医術の起源に触れる。かかるなか、次期皇帝の選定に纏わる陰謀が、彼とその伴侶であるミラルの関係にも変化を齎すことになりーー。

    【短評】
    前作『鹿の王』の記憶が色褪せないうちに次作に挑戦である。私が前作を読んで気になっていたのは「ヴァンとユナのその後」と「オタワル医術と清心教医術の和合」であったため、後者を主たるテーマに据えた本作は非常に興味深く読ませて貰った。
    体だけを救えば良いのか。魂だけを救えば良いのか。本作で呈示される問いは、現代医学にも通ずるところがあり、私個人の見解として、その答えは未だ呈示されていない。詰まることろ、医療とは何のために存在しているのか、である。
    前作では、劣後した概念といった印象の強かった清心教医術の在り方が示されていて良かった。「安らかな死」を希求することは悪いことなのだろうか。私はそれもまた重要な要素だと思うのだ。ホッサルを応援しつつも、考えてしまう自分が常に居た。
    遠い異世界のお話ではあるのだが、非常に身近な問いとして受け取ることが出来た。

    恋愛物としても良く出来ていると思う。ホッサルとミラルの身分違いの恋が遠からず破綻を来すことは、前作でも予見されていたが、本作では一旦脇に置いていた「現実」が否応無く突き付けられる。何かお似合いっぽい人たちが双方の前に現れたりして、どうなってしまうのだろうとヤキモキさせられた。
    甘味を好む私としては、ここで訳知り顔で簡単に身を引くような展開は望まなかったが、なかなか良い感じで着地してくれて良かった。希望があるって良いね。

    専門用語や人名の難解さだったり、とっつきにくい所もあるのだが、気がつくとのめり込んで読み進めている。それをして、多分「面白い」というのだろう。瑕疵無く、満点評価とさせて頂いた。

    【気に入った点】
    ●前作でも感じたが、本シリーズはテーマが非常に明瞭。科学としての医術の体現者であるホッサルが、倫理としての医学である清心教医術に対峙する構造が良かった。どちらが正しいという回答の無い問いに対し、妙に変節したり、納得したりすることなく、己が道を信じるホッサルの強さが爽快だった。時に意固地になりそうなところに、そっと寄り添うミラルという構図も良いではないか。
    ●今作でも彩り豊かに様々な風土を描いている。緑に溢れ、鳥の鳴き声が響く美しい安房那の景色も、原始的牧歌的な花部の景色も活き活きとしていて、存分に旅をした気分にさせてくれる。作者の頭のなかに、一つの世界がきちんと成立している凄味を感じさせる。

    【気になった点】
    ●特に無し。全編通じてすっと頭に入ってきた。

    やっぱり続きが読みたい。ヴァンとユナはどうなったのか、気になるのである。
    上橋先生には是非とも続きを描いて頂きたい。五体投地して待っております。

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    2026年06月06日
  • 風と行く者

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    シリーズの最後が、バルサがジグロを思い出すシーンだった事が、じんわりと心に響きました。

    長い旅が終わった。

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    2026年06月05日
  • 獣の奏者 IV完結編

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    エンタメと深いテーマ性が噛み合った傑作。
    長い分キャラへの愛着、没入感が凄くて、読んでるこっちも燃え尽きた感じ…。まだまだこの世界の物語を読みたい。

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    2026年06月03日
  • 獣の奏者 II王獣編

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    時間を忘れてどんどん読んでしまった。
    最初はエリンとリランが心を通わせていく様子にわくわくしたけど、そのことで後半は嫌なのに政治に巻き込まれて苦しかった。
    お母さんが言っていたことや王獣規範の謎が分かったのはスッキリした。
    最後のシーンで人に慣れないはずの王獣がエリンを助けたのにはうるっときた。

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    2026年06月03日
  • 獣の奏者 I闘蛇編

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    めちゃめちゃ面白い!
    世界観が良い。昔アニメが家で流れていた断片的な記憶があったおかげで物語に入りやすかった。お母さんのシーンはアニメでもかなり印象的で、流れを知っていても辛い…
    今後エリンがどんなふうに育って、王都の人々とどのように関わっていくのか展開が楽しみ!

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    2026年05月31日
  • 獣の奏者 I闘蛇編

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    友人に「是非読んでみてほしい」と勧められて貸してもらう。
    どうやら全4巻+外伝の5冊らしいというのは分かりつつ読み始める。
    ファンタジーものでも全く苦なく読める私は抵抗感なく世界に入れた。
    描写も精密かつ壮大で、登場人物も魅力的。
    スルスルと世界にはまり、あっという間に読み終えた。
    すごい作家さんと作品を知らなかったんだと勧めてくれた友人に感謝。

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    2026年05月25日