上橋菜穂子のレビュー一覧

  • 鹿の王 2

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    かなり面白くなってきた。
    そしてこれは医療の話でもあるんだなと。

    宗教と医療、民族のこと、これはファンタジー小説であるけれど世界の今までの歴史にも関係しているように思える。

    ヴァンとユナの今後が気になるので早く続きを読みたい。

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    2025年06月26日
  • 獣の奏者 外伝 刹那

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    このシリーズを読み終わってしまった……。
    ファンタジーなのに、これだけ情景が目に浮かぶのはすごいよなあ。

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    2025年06月26日
  • 香君3 遥かな道

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    バッタの描写がリアルすぎて読みながら肌がむず痒くなるほどだった。。
    ウマール帝国に範王国に新旧カシュガ家に香君に、、帝国の繁栄や自然との共生を目指して色々な思惑が複雑に絡み合う様を読みながら、改めてこの世界観を創り上げられた上橋先生に脱帽。
    現実社会でも通ずるテーマであるが故にアイシャたちがどんな決断をしてどんな結末が待っているか最終巻が楽しみ!

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    2025年06月21日
  • 鹿の王 1

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    ヴァンとトマが出会った以降が特に面白くなると感じた。

    知恵があるものが出てくると物語ってワクワクする。
    そして他所者を邪険に扱わない人たちにも癒される。

    ユナの今後がかなり期待。
    サエもあれだけじゃないよね?

    これからが楽しみ。

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    2025年06月19日
  • 獣の奏者 外伝 刹那

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    比較的短い文章の中に葛藤や喜怒哀楽が詰まっていて、読んでいて苦しいくらいだった。
    恋愛の話が多かったけどそこも良かったし、何よりジェシの話が良かった。

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    2025年06月10日
  • 香君2 西から来た少女

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    人口問題、言語人類学、武装組織など、、ファンタジーなのに現実社会を連想する題材が織り込まれているので、臨場感がすごい。
    カタカナの固有名詞が多く出てくるが、どうやって名付けているのか気になった。ただランダムに付けているようには思えないリアルさ。

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    2025年06月01日
  • 命の意味 命のしるし

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    斎藤先生と上橋菜穂子さんの対談番組から、本にした児童書。
    お二人の大ファンなので、いいおっさんが読んでみた。やっぱいい、二人になると倍!
    素晴らしい!!

    斎藤先生の言葉から
    子供向けの本だと、生態系のピラミッドのてっぺんに人間が堂々と描かれてたりしますが、私はあの絵は間違っていると思う。ピラミッドのてっぺんどころか、もはやピラミッドから大きく外れてしまって、ピラミッドを丸ごと足蹴にして全部ぶっ壊すことができるくらい、人類は文明という強大な力を持つ「神」になってしまっている。それなのに自分たちがなにをしているのか気づきもせず、自覚もないまま、際限なく破壊を繰り返している。

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    2025年05月30日
  • 香君4 遥かな道

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    いよいよ最終巻。アイシャのこれまでの成長が香君への道だったのか?令和の米騒動を上橋菜穂子さんは見透かしていたのだろうか?
    遥かな道、それはこの壮大な物語に似合う題名だ。壮大さは登場人物の多さにも表れている。その人物の関わりがアイシャを中心に拡げられている。これも上橋菜穂子さんの凄いところだ。蝗害の描写はまるでウイルスの拡大のようで畏怖する。
    そして、いつの時代も政治や行政は慎重にならざるを得ないのだろう。対応の遅れは現代の社会への警鐘のようにさえ思える。

    ついにアイシャがオリエに次いで香君となるが・・・。アイシャの言葉は心に沁みてくる。「みんなが自分で判断できるように。自分の行動が何に繋がり

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    2025年05月28日
  • 香君1 西から来た少女

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    ファンタジーだけど、外来種や遺伝子組み換え作物、気候変動など現実にもある問題を暗示しているような、奥深い設定。
    さすが、面白すぎる……

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    2025年05月25日
  • 獣の奏者 IV完結編

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    嗚咽が止まらなかった。最後苦しくて苦しくて仕方ないけど、4冊を通してたくさんのことを学ばせてもらった気がする。人生のバイブル。
    小学生の頃にアニメが大好きで小説を読んだけど、大人になって再読。感じ方がまた変わっていて、母になって読んだらまた違うと思う。

    上橋菜穂子さんの綴る物語は質感がしっかりとしていて、本当にその人生を生きている感覚がする。ファコの香ばしい香りや闘蛇の甘い香り、人の表情や感情が体験しているかのように感じられる。本当にその国や人物が歴史として存在したんじゃないかと錯覚してしまうような物語です。
    今も私の中には確実にエリン、イアル、ジェシ、エサル、ジョウン、その他の人々が生きて

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    2025年05月19日
  • 鹿の王 4

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    複雑な糸が解け、全てがつながり、その先にはとにかくあたたかい愛があった。
    病、生命という壮大なテーマで、物語のスケールも壮大だったけれど、読み終わった後は不思議と重くならず、しかしタイトルの鹿の王の意味の深さをじっくり味わいながらも爽やさと、切なさ、悲しさ、そして愛情で胸いっぱいになった。

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    2025年05月15日
  • 獣の奏者 I闘蛇編

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    ぐんぐん引き込まれる本だった。
    気になってはいたけどずっと読めていなくてもっと早く読まなかったことを後悔した。
    きっと小さい頃に出会っていたら一生手放せない本として何十回も読んでいたと思う。
    全部が良すぎてここがよかった、と抜粋して伝えることができない。

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    2025年05月14日
  • 守り人シリーズ電子版 1.精霊の守り人

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    面白かった!!
    ファンタジーなのに歴史物語のような、自分の知っている世界の神話や伝説のような…物語だった。
    登場人物たちがとてもいきいきとしている。
    チャグムの成長、バルサの心が解けてゆく過程、とても読み応えがあった。
    第三章の「サアナンの風とナージの翼」は手に汗握る臨場感がすごかった。
    他の守り人シリーズも読んでみたい。

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    2025年05月14日
  • 獣の奏者 I闘蛇編

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    凄く綺麗で分かりやすい日本語。特にエリンがジョウンに蜜蜂に対する疑問をぶつけるくだりの文章は圧巻。子供にも分かる平易な言葉なのに話している内容は非常に高度で、そこは下手な遠慮はなく良い意味で子供にも容赦はしないです。

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    2025年05月14日
  • 鹿の王 3

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    4部作のまさに起承転結の転。
    第7章 犬の王➡️ヴァン
    第8章 辺境の民たち➡️ヴァン
    第9章 イキミの光➡️ヴァンとホッサルが交わる

    色恋沙汰はあっさり

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    2025年05月11日
  • 鹿の王 2

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    第四章〜第六章まで
    黒狼熱➡️ホッサル
    裏返し➡️ヴァン
    黒狼熱を追って➡️ホッサル

    ホッサルの世界は現実的
    ヴァンの世界は神秘的
    マコウカンはイジられ
    ユナは癒し

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    2025年05月11日
  • 守り人シリーズ電子版 4.虚空の旅人

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    チャグムが本当にたくましく賢くなっててかっこいい。政治の話、策略が本当に面白い…一作目の精霊の守り人と同じぐらい好きだな。
    チャグムにめちゃくちゃ惹かれる。
    闇の守り人に出てきたカンバルの王様がチラッと出てくるのもおもしろい。
    頼りないけど純粋だしこの王様に任せてみるかーってされてた王様がヨチヨチ歩きながら頑張って王様してるのを家臣達が見守ってるのおもしろい

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    2025年05月09日
  • 獣の奏者 外伝 刹那

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    文句無しの星5つです。
    外伝で、ほんとにストーリーのつじつまが合うところと、そうだったんだ!って、わかるところとあって、ほんとに、細かい所まで物語が作られてるなと思いました。
    5冊読んでほんとに、皆さんにお勧めしたいです

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    2025年05月09日
  • 鹿の王 1

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    物語の核心はまだまだこれからっぽいが、その世界観だけで一気に引き込まれた。

    謎の病から生還したヴァンは、深い悲しみ、ユナという小さな希望を胸に抱きながら今日一日を必死に生きている。

    一方、その病の周りで、それぞれの王国、領主が食うか食われるかと戦略的に折衝に力を注ぐ中、医術師ホッサルは病の正体を突き止め、そして治療法を見つけることは出来るのか。

    壮大なスケールの背景が見えてきた中、謎の病とそれぞれの登場人物の運命がどうなるのか、続きが楽しみ。

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    2025年05月08日
  • 鹿の王 1

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    2015年本屋大賞受賞作
    独角の戦士ヴァン、オタワルの貴族ホッサルを描くファンタジー。
    生活描写が精密で、それぞれの想いに引き込まれていく…
    文庫版は4巻まであるのかな?楽しみだ!

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    2025年05月06日