上橋菜穂子のレビュー一覧

  • 獣の奏者 II王獣編

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    第五章 運命の曲がり角
    1 竪琴の響き
    2 運命の曲がり角
    3 教導師たちの決定
    4 最期の便り
    5 傷
    第六章 飛翔
    1 不安の胎動
    2 飛翔
    3 霧の民(アーリョ)の大罪
    4 野生の雄
    5 二頭の飛翔
    第七章 襲擊
    1 真王(ヨジエ)の行幸
    2 ダミヤの誘惑
    3 襲擊
    4 治療
    5 闘蛇の印
    6 決意
    第八章 風雲
    1 求婚
    2 獣の血
    3 ダミヤの命令
    4 魔がさした子(アクン・メ・チヤイ)
    5 露見
    6 逃亡者
    7 風の夜
    8 王祖の来し方
    9 虚しさの天地
    終章 獣の奏者

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    2026年03月13日
  • 獣の奏者 I闘蛇編

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    ネタバレ

    上橋菜穂子ファンタジーの、最高傑作だと思う。
    読みやすさ、扱うテーマ、展開と構成、どれをとっても一級品。
    人と獣というテーマを扱いながら、振り返ると一瞬でしかない人生を、こんな風に大事に生きたいと思わせてくるような物語だった。こうなるしかないという結末と、それに至るまでの歩み、その全てを、一読者である自分でさえ振り返って愛おしく、尊く思えるほど、感情を移入させられる。

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    2026年03月12日
  • 獣の奏者 II王獣編

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    リランと心を通わせていく数々の場面が本当に瑞々しく美しく描かれている。そしてエリンにとって初めての父親であり自身の身体も心も救ってくれたジョウンとの呆気ない突然の別れ。そしてイアルとの出会い。

    リランと心を通わせたことでこの国の将来を左右する濁流に巻き込まれていくエリンとリラン。

    とにかく美しい結末は著者がここでこの物語が完結したとしていたことも納得の出来栄え。



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    2026年03月11日
  • 神の蝶、舞う果て

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    面白かった!!!
    読み進めながら香君と系統が一緒?と思っていたらあとがきでも言及されていて嬉しかった。
    上橋先生が物語を描いてくれて本当に良かった。
    そして、出版してくれて本当に良かった。
    読めて幸せ。
    また上橋先生の作品を読みたいと貪欲な気持ちが湧き上がる。
    主人公たちよりも生態系の描かれ方、呪い歌がファンタジーみが溢れていてのめり込めた。
    児童のときに読めたら一体どんな瑞々しい気持ちで読めただろう。

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    2026年03月10日
  • 獣の奏者 II王獣編

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    なによりリランの飼育に奮闘するエリンの情熱に感動。
    真王襲撃からは色々絡みあった目まぐるしい展開。
    こんな歪な国家が長年崩壊しないとは信仰の力は恐ろしい。

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    2026年03月09日
  • 獣の奏者 I闘蛇編

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    一巻から面白すぎて引き込まれてる。
    過酷な生いたちのエリンだが、ジョウンやエサル、ユーヤンなど良い人達と巡り会えて良かった。
    真王と大公の関係が、公家と武家のような構図なのも面白い。

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    2026年03月09日
  • 神の蝶、舞う果て

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    大好きな上橋菜穂子さんの作品。
    植物を含めた生態系の話。

    あとがきにも書いてあった、
    「この世は多様な生命いて、それぞれが複雑に関わりあっていて、人間はその中に組み込まれている生命のひとつ」という考え方。

    香君や鹿の王など上橋菜穂子作品でよく感じられるテーマだが、この作品はよりシンプルに表していたと思う。

    短い話のはずなのに、この世界観にぐっと引き込まれて、読み終えた後に異国を旅してきたような感じになった。

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    2026年03月08日
  • 獣の奏者 I闘蛇編

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    序章 母の指笛
    1 闘蛇の弔い笛
    2 霧の民(アーリョ)
    3 母の指笛
    4 精霊獣
    第一章 蜂飼い
    1 流れついた子
    2 女王の飛翔
    3 女王の乳(タブ・チム)
    第二章 天翔ける獣
    1 蜂と竪琴
    2 夏の小屋
    3 天を翔ける獣
    第三章 幼獣の献上
    1 神速のイアル
    2 真王(ヨジエ)と大公(アルハン)
    3 幼獣の献上
    第四章 カザルム王獣保護場
    1 ジョウンの息子
    2 入舎ノ試し
    3 ユーヤン
    4 王獣の笛
    5 光(リラン)
    6 トムラ
    7 下から射す光

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    2026年03月04日
  • 獣の奏者 II王獣編

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    ネタバレ

    読み直し。
    あとがきを読んで、本当はここで物語が1幕を下ろす予定であったことを初めて知った。

    全ての生き物に共通するものは"恐怖"でありながら、最後の最後で愛を感じられるのが良い。

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    2026年03月02日
  • 鹿の王 3

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    ヴァンにあるのは、敵国でなく病に対する怒りであり、同じ病でも生き延びる人と死んでしまう人がいることへの無力感。多分、ヴァンは犬の王の力(進撃の巨人でいうところの座標)を手にしたが、どのように制御するのか。

    3巻にして交差していたものが綺麗に繋がってきた。鹿の王はすごい名作。

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    2026年03月01日
  • 狐笛のかなた

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    呪いと和風テイストの世界観が、より面白く感じさせてくれました。最後の主人公の選択が和風ファンタジーの醍醐味みたいな作品でした。

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    2026年02月28日
  • 鹿の王 2

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    国同士が争い覚醒したヴァンが飛鹿に乗って戦い名を馳せる物語かと想像してたが、よい意味で期待を裏切られた。

    侵略で土地を追われたものや移住民の生活の苦悩。そして広がりをみせる黒狼熱の応急措置と原因究明。明確に敵味方に別れてないのがリアルであり、静かだが不気味で面白い。

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    2026年02月28日
  • 香君4 遥かな道

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    ネタバレ

    ゾクゾクした。植物 というか、農業 でこんなにゾクゾクすると思わなかった。稲の話かぁ。終盤のオリエとアイシャの毅然とした態度が胸を熱くさせる。

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    2026年02月26日
  • 鹿の王 1

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    ヴァンが岩塩鉱から脱出し、凄腕の跡追いに直ぐに追い詰めらられるのかと思わせつつ、まったく違う方向に話が進んでいき一安心。

    別々のエピソードがゆるやかに繋がっていき、不穏な空気感を漂わせ進んでいく展開が面白い。

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    2026年02月26日
  • 香君4 遥かな道

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    やはり上橋菜穂子はすき。
    他の人と決定的に何か違う知覚をする主人公が政に巻き込まれていく話。世界観の描写がうまいのと、人間関係、というか政を鑑みたときの力関係の描写がうまいので自分がその世界にいるように思える。
    今作や鹿の王はそのような上橋菜穂子作品の前提の上に科学の要素がうまく組み合わされていて、フィクションというより世界史の一幕を読んでいるような気になってくる。
    今回も一気読みでした。

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    2026年02月24日
  • 香君1 西から来た少女

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    まだ序盤だけど、ワクワクする。
    何より、死の間際に凄むアイシャの強いまなざしに惹きつけられる。

    「香り」が大きなテーマになっていきそうな物語。
    もともと、スパイス料理やお茶に興味があり、香りや植物に関心があったため、
    架空の「香り」に関する描写には、どんな香りなんだろう...とうっとりしながら読んだ。

    稲に関する物語というのは、令和の米騒動を思い起こさせるようなお話だなあとびっくりした。偶然らしいけど。

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    2026年02月23日
  • 獣の奏者 IV完結編

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    エリンやイアルがジェシに語る際の「分からなくてもいい、何か少しでも分かる部分があればそれでいい」という思いは、児童文学として『獣の奏者』を読む子供への作者の思いと同じなのではないかと思った。

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    2026年02月23日
  • 香君1 西から来た少女

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    面白かった。2巻もすぐ読みたい。
    どこかに本当にこの国があるのではないかと思えるような圧倒的なリアリティと風土がすごい。逆境から己の才覚を武器に戦っていくヒロインがかっこいい。

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    2026年02月18日
  • 鹿の王 4

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    圧巻。
    ファンタジーであり、心をえぐるような現代の問題とも直面する。
    戦争、移民、差別、宗教、倫理観。作品に描き出された世界は、いまの社会を投影しているかのようだ。こうした現代社会に通じる世界観を意識せずにはいられない一方で、気がつけば、そんな第三者的な思考を放り出して、世界に没入し、主人公たちとともに「生きる」とはどういうことなのか、一心に問い続けている。
    なかでも、第10章「人の中の森」が印象的だった。そこで静かにかわされる二人の対話は、「生きる」とはどういうことなのか、ひとつの答えが示されていたように思う。
    「生まれて来るすべては、そのとき一回しか生まれない個性をもった命」
    上橋菜穂子さ

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    2026年02月17日
  • 獣の奏者 外伝 刹那

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    上橋菜穂子作品だから⭐︎5ではないです。
    特にエサルの物語は外伝とは思ない深みがありました。なぜラザルではなくカザルムなのか、なぜ教導師になったのか、なれたのか「本編では余分な一滴」になってしまいかねないもの。
    それにエリンとイアルの馴れ初めなど時間が経ったからこそかける物語も最高でした。

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    2026年02月17日