上橋菜穂子のレビュー一覧

  • 風と行く者

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    シリーズの最後が、バルサがジグロを思い出すシーンだった事が、じんわりと心に響きました。

    長い旅が終わった。

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    2026年06月05日
  • 獣の奏者 IV完結編

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    エンタメと深いテーマ性が噛み合った傑作。
    長い分キャラへの愛着、没入感が凄くて、読んでるこっちも燃え尽きた感じ…。まだまだこの世界の物語を読みたい。

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    2026年06月03日
  • 獣の奏者 II王獣編

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    時間を忘れてどんどん読んでしまった。
    最初はエリンとリランが心を通わせていく様子にわくわくしたけど、そのことで後半は嫌なのに政治に巻き込まれて苦しかった。
    お母さんが言っていたことや王獣規範の謎が分かったのはスッキリした。
    最後のシーンで人に慣れないはずの王獣がエリンを助けたのにはうるっときた。

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    2026年06月03日
  • 獣の奏者 I闘蛇編

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    めちゃめちゃ面白い!
    世界観が良い。昔アニメが家で流れていた断片的な記憶があったおかげで物語に入りやすかった。お母さんのシーンはアニメでもかなり印象的で、流れを知っていても辛い…
    今後エリンがどんなふうに育って、王都の人々とどのように関わっていくのか展開が楽しみ!

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    2026年05月31日
  • 神の蝶、舞う果て

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    ネタバレ

    上橋菜穂子先生の作品は全部読んできたという自負が勝手にあったが、まさかこの作品が20年以上前に作られていたなんて知らなかった。
    人間からみると善であっても、悪い影響を及ぼすもの。またその逆…この世の生物は全て、それぞれの面を抱えている。最後、ルクランが生きていて、よかった。

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    2026年05月31日
  • 神の蝶、舞う果て

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    ネタバレ

    本作を読み、獣の奏者を初めて読んだときのように、恐ろしく作り込まれている緻密な設定に胸が躍りました。植物の名前や、職業名。全く聞き覚えがない言葉たちなのに、読めば読むほど物語の世界へと惹き込まれていく。
    まるで自分がその世界で暮らしているかのように、実際に自分の身の回りで起こっている出来事かのように感じます。
    そんな世界観だけではなく、人間同士の関係、
    人間と命ある存在との関係性にも夢中になりました。ルクランにはどんな秘密が隠されているのか。ジェードはルクランを守れるのか。なぜ蝶は…。神官たちはこの現状をどう乗り越えるのか。読み進めるほど、わたしはジェードに感情移入してしまいました。ルクランが

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    2026年05月29日
  • 神の蝶、舞う果て

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    とても好み。こういうのを読みたかった。悠久の生命の営みが運命の糸となって主人公たちを絡め取っていく様子は圧巻だった。世界観も緻密で没入感があり、ハイファンタジーの良さを存分に味わえた。

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    2026年05月26日
  • 獣の奏者 I闘蛇編

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    友人に「是非読んでみてほしい」と勧められて貸してもらう。
    どうやら全4巻+外伝の5冊らしいというのは分かりつつ読み始める。
    ファンタジーものでも全く苦なく読める私は抵抗感なく世界に入れた。
    描写も精密かつ壮大で、登場人物も魅力的。
    スルスルと世界にはまり、あっという間に読み終えた。
    すごい作家さんと作品を知らなかったんだと勧めてくれた友人に感謝。

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    2026年05月25日
  • 香君4 遥かな道

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    上橋さんの本は毎度ながら一気に読んでしまう。今回は植物学をふまえた物語。広大な自然や植物、生き物の瑞々しさや、麗しさがとてもよくイメージできる。動植物、生きるもの全てが、生きるために必死であること。そういった生の根底にあるものをまた今回も考えさせられた。あ〜楽しい冒険だったなー。

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    2026年05月24日
  • 獣の奏者 外伝 刹那

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    ネタバレ

    獣の奏者の力強くもあり穏やかな世界観に久々に浸ることができとても良かった✨
    本編では語られなかったイアルとエリンの馴れ初めやエサル師の若かりし日々について綴られており、あの空白はこんな感じだったのかと感慨に耽る。
    エサル師の物語が良かった。
    私もお一人様人生だからエサル師みたいに地に足つけて凛と格好良く生きたいものだけど、師みたいに人生捧げて熱中できるほどのものがない……ほどほどに生きよう…(*´-`)

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    2026年05月22日
  • 鹿の王 水底の橋

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    ネタバレ

    オタワルの天才医師・ホッサルは、祭司医・真那に誘われた安房那にミラルと共に訪れる。東乎瑠帝国の次代皇帝の座を巡る政争に根深く絡むオタワル医術と清心教医術の確執。異国の地でホッサルが遭遇する事件とは…。「鹿の王」の続編。

    ホッサル推しへの供給本。
    これはまさにホッサルファンブックです、本当にありがとうございます。「鹿の王」の続編で、ヴァンとユナのその後ではなく、ホッサルとミラルのその後を描いてくれて本当に嬉しかった。冒頭のミラルと真那の親密そうな様子に嫉妬して拗ねるホッサルに、にやにやが止まらなかった。それをまた母のように見守るマコウカンもまた良し。ああ、本当に供給過多。感謝の意で溺れそう。

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    2026年05月19日
  • 鹿の王 水底の橋

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    医療と宗教と政治が絡み合う中で起きる暗殺未遂事件。
    その真相は…
    上橋作品は、読み終わった後、いつもリアルで重厚だなぁと思う。

    ホッサルとミラルはハッピーエンドになりそうでよかった。
    途中まで、『獣の奏者』のエサル師の若い頃の話みたいだよな…と思って読んでた。

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    2026年05月19日
  • 狐笛のかなた

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    上橋菜穂子さんの小説は児童用の棚に分類されることが多いけれど、大人も読みたい!獣の奏者にもグイグイ引き込まれた。大人が読んで面白いファンタジー。ボリュームがあるけれど、上橋ワールドに入り込んでアタマのなかに世界ができてしまうと、次、次、早く読みたい!と登場人物たちがうずく。今回は日本の地名のように思うけれどどこでもない場所で、時代は私のアタマのなかでは室町時代あたりの設定。

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    2026年05月15日
  • 香君4 遥かな道

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    ネタバレ

    おもしろすぎて3日で全巻読破した!
    神郷オアレマヅラが謎に包まれたまま終わってしまい、まあそうだよね〜と思いつつ、同じ世界線ではなく異世界の扉が開かれて、香君やオアレ稲はもたらされたのではないか…と妄想が止まらない。

    香りから自然の摂理を色々知れるのも面白いし、政治的な側面も読み応えがある。
    そして一つのことに依存する恐ろしさも改めて感じた。

    人間が自分たちの力で道を切り拓いていく大切さも。

    そして何より登場人物がみんな良い。
    それぞれの思惑があって対立することがあっても、どちらか一方が悪者には見えない。
    それぞれの信念が理解できる。

    アイシャ、オリエ、マシュウにもまた会いたい。

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    2026年05月11日
  • 鹿の王 水底の橋

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    名作『鹿の王』の後日譚。
    ただし、ヴァンとユナはいっさい登場しない。『鹿の王』のもう一人の主人公のような立ち位置のホッサルの物語であり、わたしにとっては気になる存在だったミラルの物語だ。
    とにかくミラルがかっこいい。今回は、少し情けないホッサルとの対比も鮮やかで、ミラルの魅力が全面に出ている。むしろ、本作の主役はミラルと言ってもいいかもそれない。
    副題の「水底の橋」も秀逸。『鹿の王』は、そのいわれを作品中で語られ、作品の内容をストレートに表現していたけど、これと比べると「水底の橋」は少しわかりづらいかも?
    水底の橋とは、今でも高知辺りでよく見かける沈下橋のこと。大水に流されない頑丈な橋……では

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    2026年05月10日
  • 獣の奏者 I闘蛇編

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    「地に足のついた日本のファンタジー」と言われて一番初めに思い浮かべる作品。当初は2巻完結だったが、その後3,4巻が発売された。幻獣に近いものを取り扱っているにも関わらず物語の中には生態系が息づいており、それらが政治とも密接に関係している。リアリティのある緻密な設定の一方で、描写としては雄大な構図の場面も多くあり、ファンタジー色もしっかりと感じられる。また、食事の描写が非常に上手い作家さんなので、読んでいて作中の料理を食べてみたくなること必須。その場合には、同氏のレシピ本「バルサの食卓」に近い料理が掲載されているため、オススメしておく。

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    2026年05月07日
  • 鹿の王 4

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    ネタバレ

    鹿の王の意味は早々に明かされた。確かに、犬の王との対比なんだろう。
    ヴァンのこの先の人生を暗示してるんだろうな、と思いながら読んでいた。
    ヴァンを追っていった人たちとともに、幸せに暮らしてたらいいな…

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    2026年05月03日
  • 獣の奏者 II王獣編

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    歴代で読んだ本の中で1番面白いかも。少なくともここ1年の中では1番。馴れることのないはずの獣と言葉を通い合わせていくエリンの姿にフィクションだと分かっているのに心が熱くなり、引き裂く壁に心が痛む。

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    2026年04月30日
  • バルサの食卓

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    『バルサの食卓』は、『精霊の守り人』や『獣の奏者』に登場する料理を再現したレシピ本。

    『精霊の守り人』でタンダがつくる山菜鍋や『獣の奏者』でエリンが母親と食べていた猪肉のごちそう。『狐笛のかなた』で小夜が作って小春丸と一緒に食べた胡桃餅。

    作品を読んだものならば、誰でも一度は食べてみたいと思う、その料理を実際に目にすることができ、なおかつ作れてしまうという、上橋ファン待望の一冊です。

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    2026年04月29日
  • 鹿の王 4

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    「鹿の王」というタイトルの意味が、想像と大きく異なっていたのが印象的。
    相変わらず世界観の作り込みがすごい。

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    2026年04月29日