上橋菜穂子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
(小6女子)『闇の守り人』は、守り人シリーズの二巻目だ。一巻目である『精霊の守り人』では分からなかった主人公の過去が明らかになる。『闇の守り人』を読む前に『精霊の守り人』も読んでみてほしい。私は以前、自分の本当の気持ちを外に出すのが苦手だった。私と同じように、主人公と育ての親も、怒りや憎しみなどを隠し続けてきた。しかし、この本の最後でついに、今まで言えなかった感情をお互いにぶつけあう。だから私は、この場面が一番好きだ。誰にでもいつか、本当の気持ちを言える日がくることを私はこの本から学んだ。私は特に、自分の気持ちを外に出せていない人にこの本を読んでもらいたい。
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Posted by ブクログ
香君1を読み終えて直ぐに香君2を
読みはじめました。
読み進めていく中で人物や地図での関係を
確認する事も少なくなり、物語の色彩を
感じながら深いところで読み進めていました。
主人公のアイシャが
香りで万象を知る それがどういう事か
と考えながらの時間でした。
全く同じような事が物語の中だけでなく
私達が暮らしている世界でもある事だし
細かく物事を色々な角度で見る事をしたら
生活の中でも沢山の犠牲や矛盾は
悲しいけどあるんだよなぁと
少し物語とはズレて考えてしまっりの
不思議な読後感でした。
この壮大な物語の香君2の最後の終わり方
気になりすぎる!ですが
大丈夫です、実はもう
香君3も手元 -
Posted by ブクログ
この外伝が読めて本当に良かった
本編では語られなかったエリンとイアルの馴れ初めも嬉しかったし、エサル師の若い頃もよかった
あの経験をしているからこそのエサル師の考え方があるんだなぁとしみじみ思う
1番嬉しかったのはソヨンとエリンの話
本編でのソヨンはエリンにだけじゃなくすべてのものに対して淡々としており、エリンに愛はあるんだけどどこか血が通っていないというか…冷めたイメージが拭えなかったのだけど、今回の短編を読んですごく嬉しくなった
私にとってこの話も外伝自体も〈余分な一滴〉ではなく、必要なものだった
この外伝を読んだからこそ本編での違和感や理解できなかった心情なんかもスッと胸に入ってきたので -
Posted by ブクログ
ネタバレ闘蛇編、王獣編が完璧すぎる世界観だったけどこれはさらに上を行くかもしれない
今回は前作から10年ほどすぎエリンはイアルと結婚し、息子のジェシが生まれている
国も真王と大公が結婚しており、様々な変化があった
王獣リランもその後さらに子を産んだようで平和な日々が続いているようだった
だけど闘蛇村の一つで牙が大量死する事件が起き調べるよう命がエリンに下ったところから物語は加速を増していく
ある事からエリンが闘蛇を操れる事がバレてしまう
いよいよ、想像していた最悪の状況となる…
イアルとエリン全て話さずとも何を考えているのか理解しているところは、強い絆で結ばれてるんだなぁと読む度に思う
王獣軍を作らな -
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Posted by ブクログ
小学生の自分が1番好きだった本。
追われるようにページをめくって、胸が高鳴った幼い日々を、今もよく覚えている。
10年以上ぶりに読み返すことには勇気を要したけれど、全くの杞憂だった。
なんなら、上橋菜穂子さんの描くファンタジーが、児童文学の域を保ちつつ、広がる世界の広さが想像力の限界を試しに来る、この心地の良さが今も自分の中にあることを再確認しただけ。それだけで、涙が出るくらい嬉しかった。
なんて優しくてあたたかくて、切ない気持ちに
させてくれるお話なのだろう。
ともすればややこしい領地争いや人間関係を、易しすぎる言葉も使わずにこれ程上手く伝えられるのは、もう本当に上橋先生ならではだと思う